6 min

【最新】auの解約金はいつから1000円になる?解約金は廃止される?解約方法についても紹介

「auの解約金はいつから1000円になるの?」「いつプラン変更するのが最もお得なの?」このようにauの解約金について、知りたい方は多いのではないでしょうか。解約金について理解しておくと、プラン変更時に損をすることが少なくなるでしょう。

そこでこの記事では、auの解約金について詳しく解説します。さらに、解約時に注意すべきポイントもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • auの解約金廃止について
  • 2022年3月までauの解約金はいくらかかるのか
  • auからの乗り換えや解約方法について
  • 解約時に注意すべきポイント

auの解約金廃止について|解約金が1000円なのはいつから?

出典:au.com

auは総務省が電気通信事業法を改正したのと同時に、解約金が1000円(税抜)の新プランである「2年契約N」を発表しました。しかし、この契約が適用されるのは2019年10月1日以降に契約をした方のみです。

2019年9月30日以前に2年契約をされた方が乗り換えや解約をする場合は、9500円を支払うことになります。今契約している内容や乗り換えにかかる費用をしっかりと確認した上で、乗り換えや解約を検討しましょう。

2022年3月まではauの解約金はいくらかかる?

auは解約金が1000円に変更されたプランを利用していない限り、携帯解約時に解約金が9500円かかります。このような契約はauだけでなく、ソフトバンクやドコモなどの大手通信会社も同様です。そこで、大手通信会社は2022年度以降は解約金の撤廃を表明しました。

auも同様に、2年契約Nと2年契約は共に2022年4月1日に解約金が撤廃されます。それでは、2022年3月まではauの解約金はいくらかかるのか、プラン別に確認してみましょう。

2年契約Nの場合

新しいプランである2年契約Nは申し込みした月を0ヶ月目とし、そこから数えて23ヶ月目以内に解約した方に対しては1000円の解約金が発生します。しかし2年契約Nを契約すると、スマホ料金や通信料金から月々170円の割引を受けることができるのです。

このプランは2年経つと自動更新され、割引も引き続き利用できます。解約金を支払わずに解約する場合、24ヶ月目〜26ヶ月目(自動更新された2ヶ月目)以内に手続きが必要です。

2年契約の場合

2年契約は、2019年9月30日以前に使われていた従来の契約プランです。長い間auを利用されている方であれば、2年契約プランの方が多いのではないでしょうか。2年契約と2年契約Nが異なる点は、契約解除料が9500円かかることです。

しかし2年契約を利用していても、auの契約年数が11年以上で家族割に加入している方は解約料が3000円になる可能性があります。自分の契約内容が当てはまるかどうかは、店舗スタッフなどに確認してみましょう。

乗り換えは更新月まで待つべき?

他社への乗り換えを検討している方の一番の悩みは「解約料の有無」ではないでしょうか。特に2年契約で利用中の方は、9500円の契約解除料がかかってしまうので、躊躇してしまう方もいるでしょう。

2022年4月まで待てば解約料は完全撤廃されますが、その前に乗り換えたい方も多いかもしれません。そこで今回は状況別に、最もお得になる乗り換え方法について解説します。

旧プランユーザーは他社へ乗り換えるなら新プランへ切り替えるのがおすすめ

2年契約の方は、2年契約Nにプランを切り替えられます。プランを切り替えると、契約した翌月から2年契約Nが適用され、解約金が1000円に。解約金はかなりお得になりますが、プランを変更する場合の料金はかかりませんので安心してください。

2年契約Nの新プランユーザーはいつ解約してもOK

2年契約Nで契約されている方は契約期間内であっても解約料は1000円なので、気にならない方はいつ解約しても大丈夫です。解約料を払いたくないが、契約更新のタイミングが合わない方は2022年4月以降の乗り換えをおすすめします。

契約更新のタイミングもしっかり確認した上で、解約するかどうかを決めましょう。

機種代金の支払いが終了していない場合も2年契約Nへ変更して乗り換えた方がお得

携帯を購入するとき、多くの人は割引が受けられる分割支払いを選んでいると思います。そのため、契約を途中で変更すると、今まで割引されていた端末代金も支払うことになるのではと心配する方もいるでしょう。

しかし、auの携帯電話の契約で割引の対象となっている料金は以下の6つです。

割引の対象となっている料金
  • 基本使用料
  • 通話料
  • データ通信料
  • データ定額料
  • オプション料
  • 手続きを行ったときの手数料

auでは携帯端末代金の割引は行われていないため、プランを途中で変更しても、携帯端末代金の支払いに影響はありません。そのため、機種代金の支払いが終了していない場合も、2年契約Nへプラン変更した方がお得です。

「MNP au購入サポート」を使っている場合は注意が必要

auの携帯から他社の携帯に乗り換える場合、一番気をつけなくてはいけないのは「MNP au購入サポート」の利用有無です。これは他社からMNPを使ってauのスマートフォンに乗り換えた場合、携帯端末代金を割引するサービスになります。

もしこのサービスを利用していた場合、1年以内に機種変更や解約を行うと契約解除料が発生します。さらに、auの他のプランに変更をしても、契約解除料がかかるので注意が必要です。なお、1年以上経っているのであれば契約解除料はかかりません。

auからの乗り換えや解約方法について

auでは解約のみ行う場合と、他社への乗り換えで必要な手続きが異なるため注意が必要です。ここからは解約のみのパターンと、他社へ乗り換えるパターンのそれぞれについて詳しく解説します。

解約のみのパターン

auでは、解約の手続きをオンライン上で行うことはできません。そのため、auの各店舗に出向いて手続きをすることになります。解約手続きでは以下の4点が必要です。

auの解約手続きで必要なもの
  • スマートフォン本体
  • 運転免許証など本人確認のできる身分証明証書
  • 印鑑
  • 4桁の暗証番号

本人確認のできる身分証明書については、運転免許証やパスポートなどの書類が利用可能です。また、auに加入する際に決めた暗証番号が必要になります。もし忘れてしまった方は、総合案内である157に電話してみましょう。

基本的に携帯電話の解約手続きは、契約者本人のみとなっています。しかし、契約者からの委任状や携帯端末本体、代理人と契約者の身分証明書があれば他の人が行うことも可能です。

他社へ乗り換えるパターン

現在使用している電話番号を変えずに、他社に乗り換える場合は「MNP」を行う必要があります。この場合、auでMNP予約番号を発行してもらわなればいけません。このMNP予約番号を持って他社と携帯の契約を行うことで、auとも自動的に契約解除となります。

MNP予約番号を発行してもらう方法は以下の3つです。

MNP予約番号を発行してもらう方法
  • auショップ
  • 電話(0077-75470)
  • オンライン(My auサイト)

MNPを利用すればauとの解約手続きが必要ないため、かなり便利です。

auから解約金なしで乗り換えることができる格安スマホ2つ

KDDIはauの他にも、格安SIM会社のUQモバイルを運営しています。そのため、auからは解約金を支払うことなく、UQモバイルに乗り換えることが可能です。また、auから楽天モバイルに乗り換えるとポイント還元が受けられることも。

そこで今回は、auから解約金なしで乗り換えることができる2つの格安スマホについて紹介します。

UQモバイル

出典:uqwimax.jp

UQモバイルの料金プランは、「くりこしプランS+5G」「くりこしプランM+5G」「くりこしプランL+5G」の3つが用意されています。料金プランの概要については下記の表にまとめましたので、ご覧ください。

プランくりこしプランS +5GくりこしプランM +5GくりこしプランL+5G
基本月額料金(税込)1628円2728円3828円
基本データ容量3GB/月15GB/月25GB/月
通信方式4G/5G対応4G/5G対応4G/5G対応
速度制限時の速度最大300Kbps最大1Mbps最大1Mbps
基本国内通話料(税込)22円/30秒22円/30秒22円/30秒

UQモバイルではデータ容量ごとに3つのプランが用意されており、速度制限になった場合の通信速度が異なります。1ヶ月のデータ使用量を踏まえてプランを選びましょう。

auからは解約金を支払うことなく、UQモバイルに乗り換えられるため、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

楽天モバイル

出典:rakuten.co.jp

楽天モバイルはUQモバイルと同様、格安スマホのブランドとして有名です。楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」という料金プランを採用し、利用したデータ料によって金額が変わる仕組みとなっています。

データ利用量1回線目2~5回線目
1GBまで0円980円(税抜)
3GBまで980円(税抜)980円(税抜)
20GBまで1980円(税抜)1980円(税抜)
無制限2980円(税抜)2980円(税抜)

auから楽天モバイルに乗り換えると、20000ポイントが受け取れます。解約金よりも多くのポイントがもらえるため、乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

解約時に注意すべきポイント

auでプランを解約する際は、注意すべきポイントがあります。プラン解約時の注意点は、大きく分けて以下の6つです。

プラン解約時の注意点
  • 損しない解約のタイミングについて
  • auポイントやau WALLETカードの残金について
  • 端末の支払い残高について
  • auのメールアドレスは利用不可になる
  • 「au ひかり」併用割引や「auスマートバリュー」は自動解除される
  • 「auスマートパス」等の有料コンテンツが利用不可になる

それでは上記の6点について、詳しく見ていきましょう。

損しない解約のタイミングは?

2年契約の更新期間は、契約してから24~26ヶ月目の3ヶ月間となります。この期間内であれば、解約金はかかりません。しかし、基本料金が日割り計算ではなく、1ヶ月分の満額が請求されることに注意が必要です。

そのため、解約をするだけであれば、24~26ヶ月目の月末に手続きするのがおすすめ。基本料金の請求内容もしっかり確認した上で、解約を検討しましょう。

auポイントやau WALLETカードの残金はどうなる?

auを解約しても、auポイントを引き続き利用することは可能です。しかし、au IDを削除してしまうと残金もなくなってしまうので注意してください。

au WALLETカードは、現在au PAYカードという名称に変更されています。au WALLETカードは、au解約後であっても引き続き利用可能です。ただし、年会費が1375円必要な点に注意しましょう。

au PAYカードを解約する場合、紐づいているPontaポイントも同様に消滅してしまうので、使い切ってから解約することをおすすめします。

端末の支払い残高はどうなる?

携帯の2年契約プランの期間と、携帯端末代金の支払い期間が異なる場合はよくあることです。もしプラン解約時に携帯端末代金が残っていた場合は、そのまま分割で支払うか、一括で支払うかのどちらも選べます。

一括で残りの機種代金を支払いたい方は店舗にて手続きをしてください。

auのメールアドレスは利用できる?

auのメールアドレスは、auと契約しているからこそ利用できるサービスです。したがって、auから他社に乗り換えた場合、キャリアメールアドレスは利用できなくなります。

また、アドレス帳も同様に解約後は利用できません。解約時には前もってGmailなど、他のメールアドレスを利用することをおすすめします。

「au ひかり」併用割引や「auスマートバリュー」が自動解除される

auの携帯だけでなく光回線などを同時に契約していた方は、毎月1000円近くの割引を受けていたと思います。しかし、auの携帯を解約すると、auスマートバリューなどの割引は対象外となってしまうのです。

光回線なども同時に契約している方は、しっかり事前に確認しておきましょう。

「auスマートパス」等の有料コンテンツが利用不可になる

auスマートパスなど、auの提供している有料アプリを使っているauユーザーの方も多いでしょう。しかしauを解約すると、auの提供している有料アプリは利用できなくなります。

そのため、au以外の会社で同じようなコンテンツを提供しているアプリを探し、そちらを利用するようにしましょう。

auの解約金まとめ

今回はauの解約金がいつまで発生するのかについて解説しました。auで解約金が発生するのは2022年3月までで、それ以降は旧プランである2年契約そのものが消滅します。

2022年3月31日以前に解約や他社への乗り換えを考えている方は、解約金が発生するかどうかをしっかり確認した上で、乗り換えを検討しましょう。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です