「auのsimロック解除の方法は?」「auのsimロック解除は自分でもできるの?」この記事をご覧の皆さまは、auのsimロック解除の方法や必要な料金について知りたい方が多いと思います。もし安くできる方法があるなら、その方法も知りたいですよね。
また、そもそもsimロック解除にはどんなメリットがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。そこで、この記事ではsimロック解除の方法やメリット、デメリットについて詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
- simロック解除について
- simロック解除のメリットやデメリット
- auのsimロック解除の条件と手順
- どうしてもsimロックを解除したい時の方法
目次
auスマホのsimロック解除の条件
ここからは、auのキャリアを通してsimロック解除を行う場合の条件について解説します。auでsimロック解除を行う条件は以下のとおりです。
- ネットワーク利用制限中の端末でないこと
- simロック解除の対象機種であること(2015年4月25日以降に発売された機種)
- 端末の購入日から100日経過していること
- 一括での購入、一括での残債精算済みなどで割賦残債がない場合
- simロック解除を希望するau回線が、前回のsimロック解除受付日から100日経過している場合
- 端末の割賦代金および、紐づくau回線の利用料金をクレジットカード払いに設定している場合
simロック解除の対象機種であっても、多くの条件をクリアする必要があります。simロック解除を行う際は、上記の条件に当てはまっているか注意して解除しましょう。
auスマホsimロック解除の方法2つ
ここからはauキャリアを通してのsimロック解除の方法について紹介します。解除のやり方については複数の方法がありますので、ぜひ参考にしてください。
auショップでsimロック解除
auショップでsimロック解除を行う場合は、必要な持ち物を用意してauショップで申し込むだけで可能です。auショップへ行く際には、以下の物が必要になります。
- simロック解除を行う端末
- 免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類
- 手数料3,300円(税込)※必要な場合のみ
予約なしで店舗に行くと長時間の待ちが発生したり、当日にsimロック解除が行えない場合もあります。そのため、事前に来店予約をしておくのがおすすめです。
My auでsimロック解除
スマホでsimロック解除を行う場合は、My auから手続きする必要があります。My auでsimロック解除を行う手順は以下のとおりです。iPhoneとAndroidでは方法が違いますのでご注意ください。
- STEP
IMEI(製造番号)を確認してコピーorメモ
iPhoneの場合:『設定』→『一般』→『情報』で確認可能
Androidの場合:電話画面にて「*#06#」とダイヤル入力で確認可能
- STEP
My auにログイン後、画面左上部の三を押しサポートを選択
- STEP
操作・設定(機種・データ移行・メール設定など)を選択
- STEP
simロック解除を選択
- STEP
simロック解除のお手続きを選択
- STEP
開いた画面(simロック解除のお手続き)を下へスクロール
- STEP
simロック解除の手続き(My au)を選択
- STEP
『auで購入した端末』or『その他の端末』を選択
- STEP
IMEI番号を入力し「次へ」を選択
- STEP
『解除理由』と『メールアドレス』をリストから選択
simロック解除のデメリット
ここからは、simロック解除のデメリットについてご紹介します。デメリットは大きく分けて以下の2つです。
- simロック解除手数料が必要な場合もある
- simカードが使えない端末もある
それでは、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。
simロック解除手数料が必要な場合もある
simロック解除をパソコンやスマホを利用して、自分で行う場合は無料で解除可能です。しかし、店頭で行う場合には解除手数料がかかる場合があります。手数料がかかる場合の費用は3,300円(税込)が必要です。
simカードが使えない端末もある
ロックを解除したsimカードが使えない端末もあります。電波の混雑を避けるため、auやdocomoなどの各キャリアには電波の通り道ともいえる周波数帯が国から割り振られているのです。
また端末にも周波数帯が設定されており、キャリアが持つ周波数帯と端末が持つ周波数帯が違うと快適に利用できません。例えばauで購入した端末をdocomoで使った場合、通信が遅くなったり、最悪の場合通信ができなくなってしまう可能性があります。
大手キャリアのメイン周波数帯については、以下の表にまとめましたのでご覧ください。
キャリア | 4G:メイン対応周波数帯 | 5G:メイン対応周波数帯 |
---|---|---|
au | Band1・Band18(Band26) | n77・n78・n257 |
docomo | Band1・Band3・Band19 | n78・n79・n257 |
SoftBank | Band1・Band3・Band8 | n77・n257 |
simロック解除のメリット
ここからは、simロック解除のメリットについてご紹介します。メリットは大きく分けて以下の2つです。
- 端末の買取価格が上がるケースがある
- 海外のsimも利用可能になる
それでは上記の内容について、それぞれ詳しく解説します。
端末の買取価格が上がるケースがある
simロック解除を行うことで、買取価格が上がるケースがあります。中古で販売されている端末は、全てsimロック解除されているわけではありません。場合によっては購入者が端末を買ったあとに、自分でsimロック解除を行う方もいます。
その点、すでにsimロック解除を行っていれば購入者の手間を減らすことが可能です。そのため、査定の評価が上がり買取価格が上がる場合もあります。
海外のsimも利用可能になる
旅行や仕事などで海外へ行く際に日本のスマホをそのまま使うより、海外のsimを使った方が費用やデータ通信の面でお得に利用できるケースが多いです。
しかし、simロック解除を行っていない端末は海外のsimは利用できません。海外へ行く機会が多い人にとっては、simロック解除は大きなメリットといえるでしょう。
simロック解除とは?
auやdocomoなどの国内大手のキャリアで購入した端末は、購入先のsimカードしか利用できないよう制限されています。これが「simロック」と呼ばれているものです。
そして、この制限をなくすことを「simロック解除」といいます。simロック解除を行うことで、auで購入した端末をdocomoやSoftBankのsimカードで利用可能になるのです。
auスマホのsimロックをどうしても解除したい場合は?
auのsimロック解除の条件に当てはまらず、simロック解除ができない方も多いのではないでしょうか。ここからはどうしても解除したいという方に向けて、auのキャリアを通さずにsimロック解除を行う方法を解説します。
今回ご紹介する方法は大きく分けて以下の2つです。
- simロック解除アダプタを使う
- 解除できない場合は新しいsimフリースマホを買う
それぞれ詳しく解説します。
simロック解除アダプタを使う
1つ目はsimロック解除アダプタを使う方法です。simロック解除アダプタとは、各キャリアによってかけられているsimロックの解除を目的としたフレキシブル基盤とチップのことを指しています。
simカードのトレイにsimロック解除アダプタをセットし、その上にsimカードを置いて端末に差し込むことで利用可能です。このように重ねて使用することにより、各キャリアが認めているsimカードだと誤認識させる作りとなっています。
値段も数千円程度と安く、使用条件などもありません。また作業としても難しいものではないため、手軽にsimロック解除を行うことができます。しかし、もし何か故障が発生してもキャリアからのサポートは受けられません。そのため、この方法を使う場合は自己責任で作業を行う必要があります。
解除できない場合は新しいsimフリースマホを買う
simロック解除できない場合は新しいsimフリースマホの購入も一つの方法です。現在ではsimフリーのスマホも数多く販売されています。楽天モバイルなどの格安simや、Amazonや楽天市場といったネットショッピングでも購入可能です。
料金については10万円を超える端末も多いですが、機種にこだわりがなければ1万円以下でも購入できます。お持ちのスマホに強いこだわりがなければ、新しいスマホの購入も検討してみてはいかがでしょうか。
auのsimロック解除まとめ
この記事では、auのsimロック解除について解説しました。simロック解除には他社の端末が使用できるほか、買取価格が上がったり、海外simが利用可能になるなど様々なメリットがあります。
auの端末もsimロック解除はできますが、ショップで頼む場合3,000円以上もの料金が必要です。そのため、自分でsimロック解除を行う方がおすすめになります。
simロック解除は決して難しい作業ではありませんので、ぜひチャレンジしてみてください。