「なるべくクレジットカードは使いたくない」「クレジットカードなしで契約できる格安SIMってあるの?」
この記事を読んでいる方の中には、このような悩みがあるのではないでしょうか。格安SIMをはじめ、多くのキャリアでは月額料金の支払いはクレジットカードが主流です。しかし、中にはクレジットカード以外の方法で支払える格安SIMもあります。
この記事では、クレジットカードなしで契約できる格安SIMについて紹介します。この記事を読むことで、ご自身のライフスタイルに適した格安SIMを見つけられるでしょう。
- クレジットカードなしで契約できる格安SIM
- 格安SIMを選ぶ際のポイント
- クレジットカード以外の申し込み方法
- クレジットカードなしで契約する際の注意点
目次
クレカなしで契約できる格安SIM
クレジットカードなしで契約できる格安SIMは以下の通りです。
月額料金 | データ容量 | クレカ以外の支払方法 | |
楽天モバイル | 1,078円~ | 3GB~ | デビットカード 口座振替 楽天ポイント利用 |
LINEMO [PR] | 990円~ | 3GB~ | デビットカード 口座振替 |
ワイモバイル | 2,178円~ (家族割サービス適用時:990円~) | 3GB~ | デビットカード 口座振替 |
ahamo | 2,970円~ | 20GB~ | デビットカード 口座振替 |
UQモバイル | 1,628円~ | 3GB~ | デビットカード コンビニ支払い インターネットバンキング 支払秘書 |
J:COMモバイル | 1,078円~ | 1GB~ (データ盛適用時:5GB~) | デビットカード 口座振替 |
BIGLOBEモバイル | 1,078円~ (2回線目以降:858円~) | 1GB~ | 口座振替 |
mineo | 880円~ | 1GB~ | デビットカード 口座振替 プリペイドカード |
ロケットモバイル | 649円~ | 1GB~ | 口座振込 口座振替 |
ここからは、それぞれの月額料金プランや、クレジットカード以外の契約方法について紹介していきます。
楽天モバイル
楽天モバイルは、「楽天市場」などで知られている楽天グループから展開されているキャリアです。
月額料金プラン
楽天モバイルの月額料金プランは以下の通りです。
データ容量 | 月額料金 |
3GBまで | 1,078円 |
20GBまで | 2,178円 |
無制限 | 3,278円 |
楽天モバイルには、無制限プランが存在します。月額料金も大手通信キャリアの無制限プランプランに比べて安いので、気軽に利用できるでしょう。
支払方法
楽天モバイルで利用できる支払方法は以下の通りです。
月額利用料の支払い
- クレジットカード
- デビットカード
- 口座振替
- 楽天ポイント利用
製品代金の支払い
- クレジットカード
- デビットカード
- 代金引換
- 楽天ポイント利用
※楽天ポイント利用はクレジットカード・デビットカード支払い時のみ利用可
月額利用料の支払いの場合、デビットカードや口座振替が使用できます。一方、製品代金の支払いについてはデビットカードや代金引換の使用も可能です。
もし月額利用料と製品代金の支払いを同じ方法で済ませたい場合は、デビットカードのみとなるでしょう。
また楽天モバイルでは楽天ポイントの利用が可能ですが、クレジットカード・デビットカード支払い時のみ利用可となっています。
こうした特徴から、楽天モバイルでクレジットカード以外の方法を利用したいなら、デビットカードを利用することをおすすめします。
LINEMO
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LINEMOは、ソフトバンクから展開されている格安SIMブランドです。LINEMOの月額料金は以下の通りです。
月額料金プラン
LINEMOの月額料金プランは、「ミニプラン」と「スマホプラン」の2種類があります。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
ミニプラン | 3GB | 990円 |
スマホプラン | 20GB | 2,728円 |
月々のデータ消費量が少ない方には、ミニプランがおすすめです。990円(税込)であり、1,000円以下で利用できます。
一方、データ容量をたっぷり使いたい方にはスマホプランがおすすめです。20GBとたっぷりなので、快適に利用できるでしょう。
支払方法
LINEMOで利用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード(VISA/Mastercard/JCB)
- 口座振替
クレジットカード以外なら、デビットカードと口座振替を利用できます。口座振替なら自動で引き落としになるため、支払い日までに利用料金を用意しておけば安心です。
なお、LINEMOで利用可能な金融機関については、LINEMO公式サイトの「支払方法」をご確認ください。
ワイモバイル
ワイモバイルは格安SIMの中でもショップが多く、全国に展開されていることが特徴的です。ワイモバイルの月額料金は以下の通りです。
月額料金プラン
ワイモバイルの料金プランは「シンプルS」「シンプルM」「シンプルL」の3種類があります。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
シンプルS | 3GB | 2,178円 (家族割サービス適用時:990円) |
シンプルM | 15GB | 3,278円 (家族割サービス適用時:2,090円) |
シンプルL | 25GB | 4,158円 (家族割サービス適用時:2,970円) |
家族割サービスが適用されると、通常価格よりもお得に利用できます。
支払方法
ワイモバイルで利用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード(VISA/Mastercard/JCB)
- 口座振替
クレジットカード以外の場合、デビットカードと口座振替での支払いが可能です。ワイモバイルで利用できる金融機関については、ワイモバイル公式サイトの「口座振替でお支払い」をご確認ください。
ahamo
ahamoはNTTドコモから展開されている格安SIMブランドです。ahamoには、以下のような月額料金プランがあります。
月額料金プラン
ahamoには、大きく分けて2種類のプランがあります。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
通常プラン | 20GB | 2,970円 |
大盛プラン | 100GB | 4,950円 |
通常プランでも、データ容量は20GBもあり、大盛プランになると100GBも利用できます。どちらも大容量プランとなっているので、ライフスタイルに合わせて選択するといいでしょう。
支払方法
ahamoで利用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード(一部)
- 口座振替
クレジットカード以外なら、デビットカードと口座振替を利用できます。利用できる金融機関については、「利用可能なクレジットカード・金融機関口座」をご確認ください。
UQモバイル
UQモバイルは、auで知られるKDDIから展開されたauのサブブランドです。UQモバイルには以下のような月額料金プランがあります。
月額料金プラン
UQモバイルには3種類のプランがあります。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
くりこしプランS+5G | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM+5G | 15GB | 2,728円 |
くりこしプランL+5G | 25GB | 3,828円 |
それぞれ、一部のデータ容量が翌月へ繰り越せるようになっています。大容量プランもあるため、データ消費量が多い方にも安心です。
支払方法
UQモバイルで利用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード(一部)
- コンビニエンスストア(バーコード/決済番号・確認番号)
- インターネットバンキング(Pay-easy)
- 支払秘書
クレジットカード以外では、デビットカード、コンビニ支払い、インターネットバンキング、支払秘書の3つの方法があります。
コンビニ払いの場合、「バーコードでのお支払い方法」と「決済番号・確認番号でのお支払い方法」の2種類があります。ただし、バーコードでのお支払い方法についてはセブンイレブンは対応していないので注意が必要です。コンビニ払いに関する詳細については、au公式サイトの「【au/UQ mobile】コンビニエンスストアでの料金の支払い方法を知りたい」をご確認ください。
インターネットバンキングでは、Pay-easyというサービスを使って支払いを行います。スマートフォンからMy UQ mobileWebにau IDでログインし、支払い手続きを行います。
支払秘書とは、コンビニ決済ができるようになる支払いアプリのことです。アプリをダウンロードし、新規登録することで手続きが開始できます。
J:COMモバイル
J:COMモバイルは、ケーブルテレビで知られているJ:COMから展開されている格安SIMです。J:COMモバイルには、以下のような月額料金プランがあります。
月額料金プラン
J:COMモバイルには4種類のプランがあります。
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
J:COM MOBILE Aプラン ST/SU | 1GB (データ盛適用時:5GB) | 1,078円 |
J:COM MOBILE Aプラン ST/SU | 5GB (データ盛適用時:10GB) | 1,628円 (最強ヤング割適用時:550円) |
J:COM MOBILE Aプラン ST/SU | 10GB (データ盛適用時:20GB) | 2,178円 (最強ヤング割適用時:1,100円) |
J:COM MOBILE Aプラン ST/SU | 20GB (データ盛適用時:30GB) | 2,728円 (最強ヤング割適用時:1,650円) |
J:COMサービスとセットで申し込むとデータ盛りサービスが適用されるので、お得に利用できます。また就学児以上、26歳以下に適用される「最強ヤング割」なら、さらにお得になります。
支払方法
J:COMモバイルで利用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード
- 口座振替
クレジットカード以外の場合、デビットカードと口座振替も利用可能です。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、大手プロバイダーであるBIGLOBEから展開されている格安SIMブランドです。BIGLOBEモバイルの月額料金プランは以下の通りです。
月額料金プラン
BIGLOBEモバイルの月額料金プランには、「音声通話SIM」と「データプラン」があります。
音声通話SIM
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
プランS | 1GB | 1,078円 (2回線目以降:858円) |
プランR | 3GB | 1,320円 (2回線目以降:1,100円) |
プランM | 6GB | 1,870円 (2回線目以降:1,650円) |
「音声通話SIM」は音声通話とデータ通信ができるプランです。3種類のプランがあり、全て1,000円台で利用できます。
データプラン
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
3ギガプラン | 3GB | 990円 |
6ギガプラン | 6GB | 1,595円 |
12ギガプラン | 12GB | 2,970円 |
20ギガプラン | 20GB | 4,950円 |
30ギガプラン | 30GB | 7,425円 |
「データプラン」は、データ通信のみのプランです。「音声通話SIM」に比べてデータ容量のバリエーションが豊富で、30GBとたっぷり利用できるプランもあります。
支払方法
BIGLOBEモバイルで利用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- 口座振替
BIGLOBEモバイルでは、クレジットカード以外に口座振替も利用できます。ただし、口座振替を利用できるのは、「データ通信専用SIMのみ」を利用し「KDDI請求」を洗濯した場合のみです。
mineo
mineoは関西電力グループのオプテージが展開している格安SIMブランドです。mineoの月額料金プランは以下の通りです
月額料金プラン
mineoには「マイピタ」と「マイそく」の2種類のプランがあります。
マイピタ
プラン名 | データ容量 | 月額料金 |
マイピタ | 1GB | 880円(シングルタイプ) 1,298円(デュアルタイプ) |
マイピタ | 5GB | 1,265円(シングルタイプ) 1,518円(デュアルタイプ) |
マイピタ | 10GB | 1,705円(シングルタイプ) 1,958円(デュアルタイプ) |
マイピタ | 20GB | 1,925円(シングルタイプ) 2,178円(デュアルタイプ) |
マイピタは、毎月利用するデータ容量に合わせて選べる料金プランです。データ通信のみの「シングルタイプ」と音声通話もできる「デュアルタイプ」があります。
マイそく
プラン名 | 通信速度 | 月額料金 |
スーパーライト | 最大300kbps | 250円(デュアルタイプのみ) |
ライト | 最大300kbps | 660円 |
スタンダード | 最大1.5Mbps | 990円 |
プレミアム | 最大3Mbps | 2,200円 |
マイそくは通信速度で選べる料金プランです。最大300kbpsの「スーパーライト」で250円(税込)となっており、他の格安SIMに比べてもかなり安くなっています。
支払方法
mineoで利用できる支払方法は以下の通りです。
- クレジットカード
- デビットカード
- プリペイドカード
- 口座振替
クレジットカード以外なら、デビットカード、プリペイドカード、口座振替を利用できます。ただし、口座振替を利用する場合は、光回線の「eo光ネット」とmineoをセットで契約し、eo光の支払い方法を「口座振替」で選択している場合のみとなります。
ロケットモバイル
ロケットモバイルは、株式会社IoTコンサルティングが提供している格安SIMです。貯めたポイントを通信費として消費できるなど、ユニークなサービスもあります。ロケットモバイルの月額料金プランは以下の通りです。
月額料金プラン
ロケットモバイルには「Dプラン(ドコモ)」「プランA(au)」「プランS(ソフトバンク)」の3種類があり、それぞれ金額が異なっています。
Dプラン(ドコモ)
プラン名 | データ容量 | 月額料金(データプラン) | 月額料金(通話プラン) |
休眠プラン | 通信不可 | 165円 | ー |
神プラン | 無制限 | 328円 | 490円 |
1GBプラン | 1GB | 649円 | 765円 |
2GBプラン | 2GB | 759円 | 850円 |
3GBプラン | 3GB | 924円 | 985円 |
5GBプラン | 5GB | 1,320円 | 1,430円 |
7GBプラン | 7GB | 2,035円 | 1,980円 |
20GBプラン | 20GB | 4,345円 | 4,400円 |
Dプランはドコモ回線を使用するプランです。「休眠プラン」というプランがあり、1カ月以上利用しない場合に月額料金を安く抑えられるのでおすすめです。
プランA(au)
プラン名 | データ容量 | 月額料金(データプラン) | 月額料金(通話プラン) |
神プラン(A) | 無制限 | 328円 | 1,043円 |
1GBプラン(A) | 1GB | 649円 | 1,375円 |
3GBプラン(A) | 3GB | 924円 | 1,540円 |
5GBプラン(A) | 5GB | 1,320円 | 1,980円 |
7GBプラン(A) | 7GB | 2,035円 | 2,640円 |
20GBプラン(A) | 20GB | 4,345円 | 5,038円 |
プランAはau回線を使用するプランです。無制限プランもあるので、データ容量を気にしないで利用したい人にも安心です。ただし、通話プランの月額料金はDプランに比べて割高となっています。
プランS(ソフトバンク)
プラン名 | データ容量 | 月額料金(データプラン) | 月額料金(通話プラン) |
神プラン(S) | 無制限 | 438円 | 1,309円 |
1GBプラン | 1GB | 869円 | 1,738円 |
20GBプラン | 20GB | 4,510円 | 5,467円 |
プランSはソフトバンク回線を使用するプランです。DプランやプランAよりも種類は少ないですが、無制限プランは存在します。
支払方法
ロケットモバイルで利用できる支払方法は以下の通りです。
- 口座振込
- クレジットカード(都度払い)
- 口座振替(paid)
クレジットカード以外を利用する場合、口座振込または口座振替を利用できます。Paid(ペイド)とは決済代行サービスのことで、口座振替の場合はPaidを利用することになります。
格安SIMを選ぶ際のポイント
ここまでクレジットカード以外で利用できる格安SIMについて紹介しました。では、格安SIMを選ぶ際、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか?
格安SIMを選ぶ際のポイントは以下の3つです。
- 通信速度は安定しているか
- 月額料金はどれくらいか
- どのような手続き方法なのか
これらのポイントを把握することで、ご自身に適した格安SIMを選べるようになるでしょう。ここからは、それぞれの方法について紹介します。
通信速度は安定しているか
利用したい格安SIMの通信速度が安定しているかどうか、確認しておきましょう。いくら月額料金が安かったり、サービスが充実していたりしても、通信速度が安定していないと快適に利用できません。
契約後に後悔しないためにも、以下3つの方法で確認しておきましょう。
- 公式サイトを確認する
- みんなのネット回線速度で調べる
- Twitterで調べる
1つ目は、公式サイトを確認する方法です。公式サイトには、通信可能なエリアが記載されています。お住まいのエリアが対象内であることを確認しましょう。
2つ目は、「みんなのネット回線速度」で調べる方法です。これは通信速度レポートを掲載しているサイトで、それぞれのキャリアの通信速度を確認できます。「格安SIMの通信速度ランキング」も随時更新されているので、チェックしてみてください。
3つ目は、Twitterで調べる方法です。「格安SIMのキャリア名 通信速度」などで調べると、ユーザーの生の声を確認することができます。
月額料金はどれくらいか
格安SIMを契約した場合、月額料金がどれくらいになるのかも確認しておきましょう。格安SIMによっては、「初月無料」や「キャッシュバックキャンペーン」などが実施されています。
ただ、キャンペーン期間を過ぎると通常の価格で支払うことになり、「思っていたより安くなかった」と後悔するケースもあります。結果的に損をしないよう、月額料金はあらかじめシミュレーションしておきましょう。
どのような手続き方法なのか
クレジットカード以外を利用したい方は、どのような手続き方法なのかあらかじめ確認しておきましょう。特にクレジットカード以外を利用する場合、引き落としに使う口座が必要になるケースがあります。あらかじめ確認しておくことで、スムーズに手続きできるでしょう。
クレジットカード不要の支払い方法
クレジットカード不要の申し込み方法には、主に4種類の方法があります。
- 口座振替
- デビットカード
- コンビニ払い
- ポイントサービス
この章では、それぞれの方法について紹介します。
口座振替
口座振替で申し込むと、月額の支払い料金が指定した銀行口座から自動的に引き落とされます。クレジットカードに加えて、口座振替も採用しているキャリアは多いです。口座振替が可能な格安SIMは、以下の通りです。
- 楽天モバイル
- LINEMO
- ワイモバイル
- ahamo
- J:COMモバイル
- BIGLOBEモバイル
- mineo
- ロケットモバイル
デビットカード
デビットカードで申し込むと、預金口座から即座に月額料金が引き落とされます。支払いが翌月にまたぐことがないので、「クレジットカードよりも安心できる」と感じている方もいるようです。
また、デビットカードは基本的に審査がないので、クレジットカードに比べて利用しやすいといった特徴があります。クレジットカードの審査が落ちてしまった方は、デビットカードの作成も検討してみるといいでしょう。
デビットカードが利用できる格安SIMは以下の通りです。
- 楽天モバイル
- LINEMO
- ワイモバイル
- ahamo
- UQモバイル
- J:COMモバイル
- mineo
コンビニ払い
コンビニ払いでは、請求書に表示されたバーコードを読み取ってもらいレジにて代金を支払います。また、最近ではアプリでバーコードを表示できる場合もあります。
今回ご紹介した中では、UQモバイルがコンビニ払いに対応しています。
ポイントサービス
ポイントサービスが利用できる格安SIMでは、溜まったポイントを月額料金の支払いとして利用できます。今回ご紹介した格安SIMの中で、ポイントを利用できるキャリアは以下の通りです。
- 楽天モバイル
- OCN モバイル ONE
- ロケットモバイル
ただし、貯められるポイントには限りがあるため、毎月全額を利用できることはないでしょう。あくまで1つのポイント活用方法として捉えてください。
クレカなしで契約する際の注意点
クレジットカードなしで格安SIMを契約する際は、以下5つの注意点があります。
- 書類のみの契約となっている場合がある
- 口座振替の場合手数料が発生することも
- 条件が発生することがある
- 契約には審査があるケースも
- 分割払いに対応していないこともある
これらの注意点を把握することで、スムーズに契約できるようになるでしょう。ここからは、それぞれの注意点について解説します。
書類のみの契約となっている場合がある
口座振替など、クレジットカード以外での支払方法を選択すると、書類提出などが必要になることがあります。すると、インターネットでは申し込めず、書類を印刷して郵送するなどの手間が掛かってしまいます。最近ではインターネットでの申し込みが主流となっているので、煩わしいと感じる方も多いでしょう。
口座振替の場合手数料が発生することも
口座振替で支払う際、手数料が発生する場合があります。口座振替に必要な手数料は110~220円と少額ではありますが、「できるだけ支払いたくない」と思う方もいるでしょう。
格安SIMによっては、手数料が無料で口座振替ができるところもあります。手数料が気になる方は、手数料が発生しない格安SIMにするといいでしょう。
あるいは、デビットカードでの支払いを選択するという方法もあります。デビットカードの場合、その都度口座から月額料金が引かれますが、手数料は発生しません。クレジットカードよりも作りやすいのでおすすめです。
条件が発生することがある
クレジットカード以外の支払方法を選択するには、条件を満さなければならない場合もあります。たとえば、以下のような条件が発生することがあります。
- 系列店の光回線を契約する
- 関連サービスに会員登録する
- 指定の料金プランを選択する
条件については、あらかじめ公式サイトの料金プランページなどで確認しておくと安心です。
契約には審査があるケースも
口座振替で申し込むと、審査が発生するケースもあります。それは、口座振替がクレジットカード支払いに比べて基準がシビアだからです。
審査条件については公開されていないので、ユーザーからは審査があるかどうかは分かりません。そのため、口座振替を選択した場合、審査があるかもしれないと思っておくといいでしょう。
分割払いに対応していないこともある
スマートフォンを購入する際、分割払いに対応していない場合もあります。クレジットカードで申し込んだ場合、24回払いなど分割して支払えるので、1回あたりの料金が安くなります。
ところがクレジットカード以外の支払方法で分割払いに対応していないと、1度に数万円払わなければならないこともあります。口座に預金がないと引き落としができないということもあるでしょう。
スマートフォンを購入する際は、支払方法とその条件についてあらかじめチェックしておきましょう。
審査落ちしたらどうすればいい?
万が一審査に落ちてしまった場合、以下3つの方法を試してみてください。
- 本人確認書類に不備がないか確かめる
- 家族名義で申し込む
- プリペイド格安SIMを利用する
これらの方法を活用することで、解決できる場合があります。ここからは、それぞれの方法について紹介します。
本人確認書類に不備がないか確かめる
はじめに、本人確認書類に不備がないことを確認しましょう。本人確認書類や申し込みに必要な書類に不備があると、審査に落ちてしまうことがあります。
たとえば、インターネットで申し込む場合、本人確認書類をアップロードしなければなりません。両面提出しなければならないのに片面しかアップロードしていないなど、条件を満たさないと審査が通りません。
本人確認書類の提出においては、説明や注意事項をよく読んでおきましょう。
家族名義で申し込む
自分の名義で審査が通らない場合は、家族に契約者になってもらう方法もあります。格安SIMによっては、契約者のプランを家族それぞれのスマホで共有できるものもあるのです。場合によっては、遠く離れている家族と共有できる場合もあります。
どうしても審査が通らないという場合には、役立つ方法です。
プリペイド格安SIMを利用する
家族名義での申し込みが難しい場合は、プリペイド格安SIMの活用をおすすめします。プリペイド格安SIMとは、使い切りタイプのSIMカードのことです。通信できるデータ容量、もしくは通信できる期間があらかじめ決められています。
プリペイド格安SIMは家電量販店やECサイト、コンビニでも購入できるので、ハードルが低いです。ただし、データ通信専用SIMであるため、通話はできません。審査が通るまでの期間など、一時的な救済措置として利用してみてください。
まとめ
この記事では、格安SIMにおけるクレジットカード以外の申し込み方法について紹介しました。格安SIMではクレジットカード以外にも、口座振替やデビットカード、コンビニ払いなどの支払方法があります。また、格安SIMによっては貯まったポイントで料金の一部を支払えることもあるでしょう。
クレジットカード以外で契約する際の注意点は、条件をよく確認しておくことです。場合によっては書類申し込みのみだったり、分割払いに対応していなかったりすることもあります。あらかじめ確認しておくことで、スムーズに申し込みができるでしょう。