格安SIMですが、その通信速度は大手キャリアと比べると遅いと言われています。
今回は厳選した16回線の格安SIMの通信速度を比較し、おすすめを紹介します。速度が遅い時の対処方法や3大キャリアが提供している格安プランについても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
格安SIM(MVNO)のデータ通信速度の比較

ここでは、厳選した16回線のデータ通信速度を表にまとめました。通信速度が速いほど快適に使用できるのでぜひ比較してみてください。
ダウンロードとアップロードの値は大きい方が通信速度が速くなります。Ping値はデータの送受信にかかる時間を数値化したもので、低いほど応答速度が早いです。
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格安SIM会社 | ワイモバイル | UQ mobile | BIGLOBEモバイル | IIJmio | mineo | LIBMO | OCN モバイル ONE | y.u mobile | PENGUIN MOBILE | Links Mate | 日本通信SIM | J:COM MOBILE | Star mobile | DMM mobile | イオンモバイル | NURO Mobile |
平均ダウンロード速度 | 58.06Mbps | 43.85Mbps | 18.65Mbps | 46.84Mbps | 33.81Mbps | 45.96Mbps | 41.81Mbps | 67.09Mbps | 80.23Mbps | 58.66bps | 54.89Mbps | 47.79Mbps | 37.56Mbps | 30.03Mbps | 21.6Mbps | 21.24Mbps |
平均アップロード速度 | 13.45Mbps | 9.2Mbps | 8.54Mbps | 10.48ps | 8.49Mbps | 13.39Mbps | 9.38Mbps | 12.87Mbps | 15.74Mbps | 10.72Mbps | 12.76Mbps | 10.34Mbps | 13.16Mbps | 10.84Mbps | 7.35Mbps | 10.57Mbps |
平均Ping値 | 39.94ms | 51.83ms | 55.25ms | 64.32ms | 66.25ms | 51.06ms | 54.45ms | 49.48ms | 54.29ms | 51.5ms | 94.05ms | 61.78ms | 49.12ms | 55.9ms | 61.73ms | 57.93ms |
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格安SIMの速度にこだわるなら3大キャリアがおすすめ

「毎月のスマホ料金を安くしたいけど通信速度にはこだわりたい」という人には、大手キャリアの格安プランがおすすめです。SoftBank・docomo・auが提供している格安プランは以下になります。
- LINEMO
- ahamo
- povo
3大キャリアが提供する格安プランなので、通信速度は速く安定しています。では、それぞれのプランの特徴と料金について紹介します。
SoftBankの格安プラン:LINEMO

LINEMOはソフトバンクが提供する新しい格安プランです。申し込み方法やサポートはWebに限定されますが、その分月々の利用料が安くなります。
オペレーターとのチャットや、電話での問い合わせにも対応しておりサポート体制は万全です。Web申し込みもスマホを使いこなせる人なら問題なく行えるので、初めての方でも安心して利用できるでしょう。
LINEMOの基本情報は以下のとおりです。
月額基本料(税込) | ミニプラン(3G):990円 スマホプラン(20G):2,728円 |
通話料 | 22円/30秒 |
平均ダウンロード速度 | 43.01Mbps |
平均アップロード速度 | 11.97Mbps |
平均Ping値 | 40.08ms |
動作確認端末 | iPhone13シリーズまで対応 |
LINEMOでは、データ容量が3GBと20GBの2つのプランが用意されています。どちらのプランでも自社回線を利用しており通信速度が安定しているので、利用ユーザーが多い時間でもデータ通信が快適です。
月額利用料に通話料は含まれていませんが、LINEMOではLINEのデータ量がカウントされないので、LINE通話で代用できるでしょう。
docomoの格安プラン:ahamo

ahamoはdocomoの格安プランです。申し込みやサポートをオンライン限定にすることで、毎月の利用料を格安SIMと同じくらいに抑えています。店舗でのサポートが不要な人は、docomoよりもahamoを利用した方がお得です。
ただし、ahamoではdocomoのキャリアメールを利用することができません。フリーメールで代用可能ですが、キャリアメールで登録しているサイト全てでメールアドレスの変更が必要になります。
ahamoの基本情報は以下のとおりです。
月額基本料(税込) | 2,970円 |
データ容量 | 20GB |
通話料 | 22円/30秒 |
平均ダウンロード速度 | 82.98Mbps |
平均アップロード速度 | 12.93Mbps |
平均Ping値 | 51.29ms |
動作確認端末 | iPhone13シリーズまで対応 |
ahamoのプランは20GBの1つだけです。携帯電話会社特有の複雑な料金形態ではないので、プラン選びに悩むことはありません。月額3,000円以下で20GBと格安SIMに負けない安さを提供しています。
また、電話が5分まで無料の通話オプションがデフォルトで付いているため、ドコモのプランより圧倒的にお得です。サポートやキャリアメールが不要な人は、ahamoに乗り換えることで格安でスマホを利用できるでしょう。
ahamoに決定する前にahamoのデメリットもしっかりチェックしておきましょう!
自分に合っているかチェックして失敗しないようにしましょうね。
auの格安プラン:povo

povoはauの格安プランです。ahamoやLINEMOと同様に実店舗でのサポートや、一部サービスが制限される分、リーズナブルな価格設定となっています。au 4G LTEとau 5Gの2回線を利用しており、通信速度がキャリアのようにかなり速いです。
auの通常プランで利用できる2年契約割引やauスマートバリューなどのサービスはないですが、割引を適応した上でも通常のプランより基本料金を抑えられます。
povoの基本情報は以下のとおりです。
月額基本料(税込) | 0円 |
通話料 | 22円 / 30秒 |
平均ダウンロード速度 | 58.51Mbps |
平均アップロード速度 | 9.5Mbps |
平均Ping値 | 50.05ms |
動作確認端末 | iPhone13シリーズまで |
データトッピング | 料金(税込) |
---|---|
データ使い放題(24時間) | 330円 |
データ追加1GB(7日間) | 390円 |
データ追加3GB(30日間) | 990円 |
データ追加20GB(30日間) | 2,700円 |
データ追加60GB(90日間) | 6,490円 |
データ追加150GB(180日間) | 12,980円 |
povoでは、基本料金を無料にする代わりにデータ容量をトッピング形式にする、特殊な料金形態を採用しています。最も容量の大きいプランを選べば、1か月に25GBの利用が可能です。
ポケットWi-Fiなどを利用してトッピングをしない場合は、スマホ代は無料になります。ただし、180日間で一度はデータトッピングを行う必要があるため注意してください。
格安SIMの速度の速いおすすめランキング8選
ここからは、格安SIMの中から通信速度が速い大手事業者を厳選して8選紹介します。紹介する8社は以下のとおりです。
- ワイモバイル
- UQ mobile
- BIGLOBEモバイル
- II Jmio
- mineo
- LIMBO
- OCNモバイルONE
- y.u.mobile
それぞれの特徴や料金について、詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。
1.ワイモバイル(Y!mobile)

ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして提供されています。ソフトバンクの回線を利用しており、通信速度が早いと評判が良いです。
全国各地にショップを構えており、困った時にすぐに専門スタッフに相談ができます。プラン選択はもちろん、操作が分からない時などに相談することも可能です。初めて格安SIMを利用する人でも、安心して契約できるでしょう。
また、キャンペーンも定期的に行っており、PayPayボーナスがプレゼントされることもあります。下取りプログラムなど大手キャリアと同じようなサービスも提供されているため、よりお得に利用することができるでしょう。
ワイモバイルのプランは以下のとおりです。
プラン | データ容量 | 月額料金(税込) | 家族割orおうち割利用(税込) |
---|---|---|---|
シンプルS | 3GB | 2,178円 | 990円 |
シンプルM | 15GB | 3,228円 | 2,178円 |
シンプルL | 25GB | 4,158円 | 2,970円 |
ワイモバイルでは3つのプランが提供されています。毎月のデータ使用量が少ない人は、月のデータ容量が3GBのシンプルSがおすすめです。Wi-Fi環境のない場所でスマホを利用することが多い人は、シンプルM・シンプルLプランを選んでおくと良いでしょう。
また、シンプルM・Lプランであれば速度制限がかかっても、最大1Mbpsで利用することができます。1Mbpsの速度があれば、メッセージの送信や標準画質の動画再生なども可能。無制限のプランはないものの、実質使い放題となるため大容量プランを選びたい人にもぴったりです。
2.UQ mobile

UQ mobileはauのサブブランドです。UQコミュニケーションズが運営しており、CMなどによる宣伝活動を積極的に行っています。格安SIMを検討している人なら、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
UQモバイルではauの4GLTE回線を利用しています。利用できるエリアが広く通信速度も速いため、格安SIMでもキャリアのように快適に使用できるでしょう。
UQ mobileのプランは以下のとおりです。
プラン | データ容量 | 料金(税込) |
---|---|---|
くりこしプランS | 3G | 1,628円 |
くりこしプランM | 15G | 2,728円 |
くりこしプランL | 25G | 3,828円 |
UQモバイルでは3つの料金プランが用意されています。全てのプランがデータ通信量を翌月に繰り越せるため、使用量が少ない月があっても料金が無駄になりません。
また、増量オプションでデータ容量を追加できます。月額550円でSプランでは+2GB、M・Lプランでは+5GBとお得にデータ利用量を増やすことが可能です。増量オプションはキャンペーンで12か月無料になっていることがあるので、その期間だけでも付けておくとよりお得に利用できるでしょう。
3.IIJmio

IIJmioは格安SIM業界の中でも老舗会社です。取り扱っている端末の種類が多く、iPhoneからちょっとマニアックなAndroidまで揃っています。スマホ本体の割引も積極的に行っているので、SIMと一緒に端末も乗り換えたい方におすすめです。
また、通信速度が安定しているので、通勤や通学などで利用ユーザーが増える時間でも、快適にスマホを使用できます。
IIJmioのプランは以下のとおりです。
SIMの種類\プラン | 2ギガプラン | 4ギガプラン | 8ギガプラン | 15ギガプラン | 20ギガプラン |
---|---|---|---|---|---|
音声通話機能付きSIM | 858円 | 1,078円 | 1,518円 | 1,848円 | 2,068円 |
SMS機能付きSIM | 825円 | 1,045円 | 1,485円 | 1815円 | 2,035円 |
データ通信専用SIM | 748円 | 968円 | 1,408円 | 1,738円 | 1,985円 |
eSIM | 440円 | 660円 | 1,100円 | 1,430円 | 1,650円 |
IIJmioは料金プランが豊富です。4種類のSIMに対してそれぞれ5つのデータプランが用意されているので、20通りから選択できます。自分にとって必要なものだけを契約できるでしょう。
一番高い音声付き20GBのプランであっても、月額2,000円程度なのでキャリアから乗り換えればかなり費用を抑えられます。
4.OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEはNTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。格安SIMは選べる機種が少ないことがありますが、OCNモバイルONEでは23種類も用意しています。様々なスペックのスマホから選べるので好みのものを見つけられるでしょう。
また、カウントフリーのオプションも用意しています。対象となるアプリはamazon musicやLINE MUSICなどの人気のミュージックサービスとなるため、スマホで音楽を聴く人にぴったりです。
OCNモバイルONEのプランは以下のとおりです。
コース\SIMの種類 | 音声対応SIM | SMS対応SIM | データ通信専用SIM |
---|---|---|---|
500MB/月コース | 550円 | ー | ー |
1GB/月コース | 770円 | ー | ー |
3GB/月コース | 990円 | 990円 | 858円 |
6GB/月コース | 1,320円 | 1,320円 | 1,188円 |
10GB/月コース | 1,760円 | 1,760円 | 1,628円 |
OCNモバイルONEでは、以下の3つのSIMカードが用意されています。
- 音声対応SIM
- SMS対応SIM
- データ通信専用SIM
音声対応SIMには5つのコース、SMS対応SIM・データ通信専用SIMには3つのコースがあります。ギガ数が細かく分けられているので自分に合ったデータ容量を選べるでしょう。
ただし、10GBプランの利用料金は割高に設定されています。10GBのプランを選ぶなら他社の方が安く利用できる可能性があるので、よく検討してから選んでください。
5.mineo

mineoは回線をdocomo・au・ソフトバンクから選ぶことができます。自分の住んでいる地域や利用場所に合わせて選択できるので、いつでも安定した通信環境を用意できるでしょう。
また、mineoはアプリ1つで高速通信と低速通信の切り替えができます。高速通信が不要な時に低速通信に切り替えておくことで、データ容量の節約が可能です。自分で調節しながら使用できるため、追加でギガを購入することも少なくなるでしょう。
mineoのプランは以下のとおりです。
SIMのタイプ\プラン | 1GB | 5GB | 10GB | 20GB |
---|---|---|---|---|
デュアルタイプ(音声・データSIM) | 1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
シングルタイプ(データSIM) | 880円 | 1,265円 | 1,705円 | 1,925円 |
mineoにはSIMのタイプが2つあります。データ通信のみで利用する場合は料金が安いシングルタイプがおすすめです。音声通話も利用する場合はデュアルタイプを選びましょう。
音声通話はmineoでんわという専用アプリを利用することで、通常22円/30秒の通話料が10円/30秒になります。アプリを使う手間はかかりますが、通話を頻繁にする方はmineoを選ぶとお得です。
さらに、留守番電話や割込電話などの通話オプションも豊富なので、大手キャリアのように快適にスマホを利用できるでしょう。
6.LIBMO

LIBMOは、株式会社TOKAIコミュニケーションズが提供する格安SIMです。TOKAIコミュニケーションズは光回線や光プロバイダサービスも提供しており、LIBMOを契約することでTOKAI SAFEというセキュリティサービスを最大12ヵ月無料で利用できます。
一部のプランに限りますが、端末を同時購入することで毎月最大550円の割引を受けることも可能です。取り扱っている機種はiPhoneもAndroidもあるので、端末も同時に乗り換えたい方にぴったりと言えるでしょう。
LIBMOのプランは以下のとおりです。
プラン\SIMの種類 | 音声通話機能付きSIM | データ通信専用SIM |
---|---|---|
なっとくプランライト | 1,078円 | 528円 |
なっとくプラン 1GB | 1,078円 | 748円 |
なっとくプラン 5GB | 1,518円 | 1,265円 |
なっとくプラン 20GB | 1,991円 | 1,991円 |
なっとくプラン 30GB | 2,728円 | 2,728円 |
LIBMOでは音声通話機能付きとデータ通信専用の2種類の、SIMカードが用意されています。それぞれ5つのプランが用意されていますが、20GB以上のプランはどちらも同じ料金です。そのため20GBプランと30GBプランを選ぶ場合は、音声通話機能付きSIMを選んだ方がお得になります。
なっとくプランライトは最大200kbpsの通信速度になりますが、データ容量は無制限で使いたい放題です。動画の閲覧やSNSの利用が少ない方は、こちらのプランを選ぶと良いでしょう。
7.BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルでは、エンタメフリーオプションが用意されています。エンタメフリーオプションとは、対象のアプリのデータ利用量がカウントされないサービスです。
データの使用量が多くなる動画再生のカウントがなくなることで、低容量のプランでも十分にスマホを利用できます。YouTubeやAbemaTVなどの利用が多い人には特におすすめです。ただし、画質の良い動画だと通信速度が遅くなることがあります。
BIGLOBEモバイルでは音声通話SIMとデータSIMで選べるプランが異なります。それぞれのSIMのプランは以下のとおりです。
音声通話SIMのプラン | データ量 | 料金(税込) |
---|---|---|
プランS | 1GB | 1,078円 |
プランR | 3GB | 1,320円 |
プランM | 6GB | 1,870 円 |
データSIMのプラン | 料金(税込) |
---|---|
3ギガプラン | 990 円 |
6ギガプラン | 1,595 円 |
12ギガプラン | 2,970 円 |
20ギガプラン | 4,950 円 |
30ギガプラン | 7,425 円 |
音声通話の有無とデータ容量を選べるので、不要なものをとことん削ることができます。月額料金を安くしたい方にはぴったりの格安SIMといえるでしょう。
データSIMプランには月額+120円でSMS機能を付けられます。電話を利用することはなくても、様々なサイトに登録する際にSMS認証が必要です。そのため、サブのスマホとして契約する以外はSMS機能付きデータSIMか、音声通話SIMを選んでおくのがおすすめです。
ただし、20ギガ以上のプランは他社よりも高額のため、他の格安SIMと比較してから選ぶと良いでしょう。
8.y.u mobile

y.u mobileは、U-NEXTとヤマダ電機が合併してできた格安SIM会社です。データ量を翌月だけでなく永遠に繰り越すことができるため、余ったデータ容量が無駄になりません。毎月のデータ使用量にばらつきがある方でも、安心して利用できるでしょう。
また、データ容量の追加料金が1GBで330円・10GBで1,200円と非常に安いです。もちろん、追加分も繰り越し対象となるため安心してデータを追加できます。
y.u mobileのプランは以下のとおりです。
プラン\SIMの種類 | 音声通話SIM | データSIM |
---|---|---|
シングル(5GB) | 1,070円 | 800円 |
シングルU-NEXT(10GB) | 2,970円 | ー |
シェアU-NEXT(20GB) | 4,170円 | 3,950円 |
y.u mobileでは3つのプランが用意されています。シングルプランは月のデータ容量が5GBと少なめなので、毎月の利用料金を安くしたい人やデータ使用量が少ない人におすすめです。
シングルU-NEXTプランは音声通話のみとなりますが、月額使用料にU-NEXTの料金も含まれています。U-NEXTを利用する人はこちらのプランを選ぶとお得です。
家族とデータ通信量をシェアしたい人は、シェアU-NEXTプランを選びましょう。2人まで追加料金なしで利用できるので、一人当たり2,085円の破格で契約できます。
格安SIMの速度が遅い時の対処法

通信速度が速いといわれている格安SIMでも、場所や時間帯によって遅くなることはあります。そのため、速度が遅い時の対処法をチェックしておきましょう。
対処法を実践することによって、通信速度が回復することがあります。格安SIMの速度が遅い時の対処法は以下の5つです。
- Wi-Fiを利用する
- データ通信を一度切る
- スマホ本体を再起動する
- 使用場所を移動する
- 使用する時間帯をズラす
それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。
1.Wi-Fiを利用する
格安SIMの通信が遅い時は、Wi-Fiを利用するのがおすすめです。Wi-Fiを利用すれば、通信量を消費せずに速いデータ通信を行えます。自宅以外でもコンビニや駅などには、フリーWi-Fiがあるのでチェックしておくと良いでしょう。
また、美容室や飲食店では独自のWi-Fiを顧客が利用できる場合もあります。ただし、誰が提供しているか分からないWi-Fiは、ハッキングの危険性があるため接続しないようにしましょう。
Wi-Fiを利用する場合はポケットWi-Fiもおすすめです。持ち運びのできるポケットWi-Fiは、どんな環境の外出先でも活躍することでしょう。
2.データ通信を一度切る
通信速度が遅い時は、一度データ通信を切ってみてください。データ通信を一度切断することによって、基地局がスマホの電波を再認識し通信状況が改善する可能性があります。
スマホ側も電波を拾い直すことができ、繋がりやすい電波をキャッチできる可能性が高くなります。データ通信は機内モードなどで、すぐに切断することができるため実践してみてください。
3.スマホ本体を再起動する
通信状況が悪い時は、スマホ本体を再起動させるのもおすすめです。スマホを再起動することで、起動中のアプリが一度終了されてメモリが解放されるため、繋がりが改善される可能性があります。
通信速度が悪くなくても、定期的にスマホを再起動しておくのがおすすめです。スマホを長時間連続で利用しているとバックグランドで起動しているアプリの影響で、動きが悪くなっている可能性もあるので実践してみましょう。
4.使用場所を移動する
格安SIMの通信速度は人が密集する場所で遅くなることが多いです。そのため、使用場所を変えることで通信速度が改善することもあります。
特に駅構内やショッピングモールは、多くの人が利用しているため通信速度が遅くなりがちです。少し移動するだけで、通信速度が回復することもあるので試してみましょう。
5.使用する時間帯をズラす
格安SIMはランチタイム、夕方〜夜にかけて回線が混雑します。回線が混雑していると通信速度が遅くなってしまうため、普段から同じ時間帯に繋がりにくくなる場合は、使用する時間をズラしてみてください。
通勤などによって使用時間をズラせない場合は、ポケットWi-Fiを利用するなどの対処をしていく必要があります。
また、口コミなどを参考に自分がスマホを利用する時間に通信が乱れない格安SIMを選ぶというのも一つの方法です。
MNPの取得やSIMロック解除を忘れないように注意

大手キャリアのスマホを利用している人は、格安SIMに乗り換えることで利用料金を抑えることができます。しかし、乗り換える場合はMNPの取得やSIMロック解除を忘れないようにしましょう。
MNP番号は電話番号をそのまま利用するために必要となります。SIMロック解除はキャリアで使用していたスマホを、格安SIMでそのまま利用するために必要な手続きです。
どちらも重要な手続きになるので忘れずに行ってください。
格安SIMのデータ通信速度は遅い?

格安SIMは大手キャリアと比べると毎月の利用料を抑えられますが、データ通信速度が遅いともいわれています。基本的に格安SIMのデータ通信速度は、大手キャリアよりも遅い場合が多いです。その理由は、格安SIMの回線は大手キャリアから借りているから。
大手キャリアの回線を一部借り、格安SIMのユーザーが分け合いながら使用しているため、時間帯によっては通信速度が遅くなる場合があるのです。しかし、どのくらいの回線を借りているかは格安SIM会社によって異なるため、格安SIM=通信速度が遅いとは言い切れません。
格安SIMの速度まとめ:通信速度だけでなく料金やキャンペーンなどにも注目しよう
今回は厳選した16回線の通信速度を比較し、おすすめの格安SIMを紹介しました。格安SIMは通信速度が遅いといわれていますが、選ぶ会社によってはキャリアと遜色のない速度を提供しています。
通信速度が速いに越したことはありませんが、料金やキャンペーンなども考慮することでより満足のいく格安SIMを見つけられるでしょう。
似たようなサービスでも会社によって特徴は異なります。各会社の違いを把握して自分に合うサービス・格安SIMを見つけてくださいね。