【データSIMでSMSは利用できる？】SMSが利用できるおすすめの格安SIM8選！

昨今は格安スマホや、格安SIMでデータSIMを利用する人も多い時代になってきましたね。格安スマホや格安SIMを選ぶ場合、「音声通話SIM」と「データSIM」のどちらかを選ぶ必要があります。「音声通話SIM」は携帯電話回線を使って通話ができるものであり、「データSIM」はモバイルデータ通信のみができるものになります。

本稿では、データSIMでSMSを利用できるおすすめの格安SIMを8社ご紹介します。SMS機能をつけるメリット・デメリットについても解説するのでぜひ参考にしてください。

データSIMを使用する場合SMSは利用できる？

結論から述べるとデータSIMは、オプションの追加でSMS機能を利用できます。本人確認にSMSを利用するサービスやアプリが増えていて、何かに登録するときにSMSがないと困ってしまうこともあるでしょう。

そのため、たとえ文字制限があったり送信料がかかったとしても、追加オプションを使ってSMS機能を利用することを強くおすすめします。

データSIMにSMS機能は付けたほうがいい？

データSIMを選んだ場合、SMSをつけるかつけないかオプションで選択できるようになっていることが多いです。ではなぜ、データSIMにSMS機能をつける方が良いのでしょうか。

SMS機能のついたデータSIMを選ぶべき最も大きな理由は、本人確認に利用できる点です。登録済のサービスやアプリなどを利用する時、本人確認としてパスコードをSMSに連絡が来る場合がほとんどであるため、SMS機能は現代社会において必須機能と言えます。

また、仕事関係で電話番号しか分からない人にも、SMSのメッセージを通じて連絡することができるため、非常用の通信媒体として活用することも可能です。普段使いはもちろん、緊急時の連絡手段として持っておいて損なしの機能と言えるでしょう。

SMS機能を付ける5つのメリット

SMS機能をつけるメリットとはどういったものなのでしょうか。データSIMにSMSをつけるメリットは主に5つ挙げられます。メリットは大別して以下の通りです。

• 2段階認証(本人確認)ができる
• 連絡手段が増える
• バッテリーの長持ちに繋がる
• LTEが繋がりやすくなる
• GPSの精度が上がる

続いての見出しでは、6つのメリットについて詳しく言及していきます。SMS機能を検討されている方は、ぜひご覧ください。

2段階認証(本人確認)ができる

前述した通り、SMS機能があれば2段階認証(本人確認)に対応することができます。最近はアカウントの乗っ取りなどを懸念し、2段階認証を導入するアプリが増えました。また、2段階認証をクリアしなければ登録できないアプリも増えており、SMS機能がなければそもそもアプリを使えないことになります。

例えば、最近はTwitterやGmailアカウントの作成などにも、2段階認証を求められます。また、場所によっては外出先のフリーWi-Fiを使うときに、SMSでの認証を求められることも。

本人確認にSMS認証を使っているアプリが多いからこそ、スマートフォンを使いこなしたい方は、SMS機能が付いたデータSIMを選びましょう。

連絡手段が増える

SMS機能が付いたデータSIMを使っていれば、電話番号を知っている相手にメッセージを送ることができる点もメリットと言えるでしょう。

特にSMSは、仕事上での活用で重宝します。電車内で取引先から電話が来てしまった場合や、会議中などの緊急対応にはSMSで「今電話に出れない有無」を伝えることができます。

また、主力であるLINEアプリやメールアドレスが万が一使えなくなった際にも、緊急時で利用することもできるので、緊急時の連絡手段として持っておくと良いでしょう。

バッテリーの長持ちに繋がる

SMS機能をつけておくと、バッテリーの長持ちにつながるメリットもあります。

電波には「音声通話電波」と「データ通話電波」の2種類があり、SMS機能が付いているデータSIMであれば両方の電波を拾うことができます。しかし、SMS機能が付いていないデータSIMの場合、「音声通話電波」を拾うことができません。世の中には音声通話電波しかない場所も多く、そのような場所に行った場合、SMS機能が付いていないデータSIMは圏外になってしまいます。

圏外になる機会が多いだけでも不便ですが、圏外になったスマホは接続先を常に探すため、スマホがさらに稼働し、より多くのバッテリーを消費してしまうのです。

SMS機能が付いたデータSIMであれば、音声通話電波をキャッチすることができ、受信先を探す機会が減るため、バッテリーの持ちが良くなるのです。

LTEが繋がりやすくなる

iOSのバージョンによっては、SMS機能が付いていないデータSIMの場合、LTE電波がうまくキャッチできなくなることも。LTEとはLong Term Evolutionの略で、第3世代携帯電話3Gを進化させた通信規格です。今までの通信規格よりも速度が圧倒的に速く、多くのデータを送受信することができます。

SMS機能がついたデータSIMであれば、LTE電波をうまくキャッチできるため、3Gにつながる心配もなく通信速度の速いインターネット利用が可能でしょう。

GPSの精度が上がる

SMS機能が付いていないと、GPSの精度が下がってしまいます。つまり、位置情報のサービスを利用しにくくなってしまいGoogle マップなどの、アプリが使いづらくなってしまうデメリットがあるのです。逆にいえば、SMS機能があればGPSの精度が格段に上がるという意味でもあります。

SMS機能がない格安SIMは基本的に、スマホとしての最低限の通信利用のみです。

しかし、SMS機能がついたデータSIMであれば、基地局と自分の場所、人工衛星をうまく連携させることが可能に。よって、自分がどこにいるのか簡単に把握することができ、Googleマップやウーバーイーツなどの利用が快適に利用することができます。

SMS機能を付けることでのデメリットは利用料金が高くなる点だけ

これまでは、SMS機能のついたデータSIMを利用することによるメリットについて紹介しましたが、SMS機能をつけるとどの様なデメリットがあるのでしょうか。

結論、SMS機能をつけることでのデメリットは機能面では全くなく、多少の利用料金が高くなってしまう程度です。

SMSは有料になりますので、SMSでメッセージを送ればお金がかかります。LINEなどのSNSで写真を添付すれば無料ですが、SMSで写真を添付すればそれなりにお金がかかってしまいます。そのため、SMSでのやりとりをすればどうしても、月額料金が高くなってしまうデメリットがあるのです。

SMSが利用できるおすすめの格安データSIM8選

ここからは、SMSが利用できるおすすめの格安SIMを10社ピックアップしてご紹介します。プランの料金やキャンペーン内容、契約解除料などについても解説するのでぜひ参考にしてください。

SMSが利用できる格安SIMを見つけて、自分が納得いくスマホを手に入れましょう！

UQモバイル

UQモバイルは、携帯キャリア大手・auのサブブランドです。大手ブランドの高品質な回線を格安で利用できる点が大きなメリットと言えるでしょう。各プランの解約料金はかかりません。

データ通信のみ格安で利用したい場合は「SMS機能付きSIM」のデータ高速プランがおすすめ。通信速度もこだわりたいのであれば「音声通話SIM」の「スマホプランR」を推奨します。こちらは月間データ量（10GB）を使い切った後も、ストレスフリー。最大1Mbpsで利用できるため、youtube等の動画視聴も可能です。

現在「UQスマホおトク割」のキャンペーン中で、対象機種購入・くりこしプラン +5G加入で機種代金最大22,000円（税込）割引されます。

Y!mobile（ワイモバイル）

Y!mobile（ワイモバイル）は携帯大手Softbankのサブブランド。「格安スマホ」「格安SIM」を提供する会社です。携帯トップブランドSoftbankの自社回線のため、Softbankと同じく安定した通信速度が自慢です。

格安SIMは全て音声通話SIMで、月額料金自体はそれほど安くないものの全てのプランにSMSと1回10分の電話かけ放題サービスが無料でついています。10分以内の通話が事足りるというビジネスユーザーにはありがたいサービス。解約料金はかかりません。

SofrBank光・Airも加入する場合、割引が適用されます。シンプルS（3GB）の基本使用料が2,178円→990円と大幅割引されます。「ワイモバ親子割」では5歳以上18歳以下のお客さんを対象に、スマホの基本料金が最大13ヶ月割引になるキャンペーンが行われています。家族で使う場合におすすめです。

mineo（マイネオ）

mineo（マイネオ）は、携帯キャリア大手のドコモ・au・SoftBankの3社から好きな回線を選んで使用できます。端末を使う場所によっては、「この場所はau回線のほうが繋がりやすい」ということがあるため、3社から繋がりやすい回線を選べるのは助かります。

また、月額データ容量は500MB～30GBまで細かく選択できる点も特徴。自分が普段使う分だけ賢く選んで利用できます。

「パケット放題Plus最大2ヶ月無料キャンペーン」では、パケット放題Plusが初月無料が最大2ヶ月無料です。解約料金はかかりません。

IIJmio

IIJmioには、タイプD（ドコモ）とタイプA（au）の2回線があります。電話は使わないのでデータ通信だけで安く料金を抑えたいという人には、データ通信のみのプランがおすすめです。

「かけ放題も新登場！通話定額オプション3ヶ月無料キャンペーン」ではギガプランを新規申し込み、あるいは利用中の人がキャンペーン期間中に通話定額オプションを申し込むと、オプション料金を利用開始月から3ヶ月無料で利用できます。

解約には1,100円かかります。

LINEモバイル

SMSの利用無料の上、有料の「データフリーオプション」を使えば最大480円でSNSと音楽アプリが使える格安SIM。残念ながら2021年3月31日をもって新規受け付けは終了しています。

サービスは継続して提供しており、「ダブル＆ゼロキャンペーン」では、ソフトバンク回線限定で料金そのままでデータ容量2倍。全回線対象で、利用データ量500MB以下なら月額基本料0円というお得さ。解約手数料は契約日がいつであっても1,100円（税込）です。

新規契約を希望の人に向けて、3GB月額990円（税込）で使えるLINEMOを推奨しています。LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドです。

トーンモバイル

トーンモバイルでは、子どもの細かな利用制限やGPSでの見守り等、子どもの見守り機能に特化しています。月額1,100円でデータ通信が無制限に使えます。（動画も1GBまで）

通信速度が速くはありませんが、シンプルで安いことに魅力があり、トーンモバイル同士での通話料はかかりません。

最低利用期間内（24カ月）の解約には1,000円（不課税）の違約金が発生します。

BIGLOBE mobile

BIGLOBEモバイルは、プロバイダー大手BIGLOBEが運営する格安SIMサービス。豊富な通話オプションが特徴で、3分かけ放題・10分かけ放題の他、最大60分・90分の国内通話が無料になる通話パックもあります。

ドコモとauの2回線から選ぶことができ、月額料金はどちらも同額。自分の使い方に合わせて通話オプションを組み合わせることで、無駄のない使い方ができる点がメリットです。解約した場合、音声通話サービス契約解除料1,100円が発生します。

2022年1月31日まで、音声通話SIMが1年間値引きされるお得なキャンペーンの他、エンタメフリーオプションが初回最大6ヶ月無料になるキャンペーンも実施中です。

DMM mobile

DMMモバイルは必要なものだけ、36通りのプランからカスタマイズして使える自由さが特徴。月額484円～という業界最安級のプランが人気です。

10分かけ放題のオプション（935円/月）では、専用アプリを使って10分以内の国内通話を何度でもかけることができます。SMSはオプション（165円/月）で利用可能。

データ通信SIMプランでは、解約手数料は発生しませんが、通話対応SIMプランは最低利用期間を利用開始日の翌月～12カ月とし、解約手数料9,900円が発生します。

イオンモバイル

イオンモバイルは大型総合スーパーを運営するイオングループの格安SIM。料金プランが豊富かつ低価格、そして全国のイオン店舗で申し込み手続きができます。「オンラインでの申し込みは不安」という人には、店頭で手続きできるイオンモバイルは安心です。

最低利用期間もなく解約金も発生しない点も、気軽に契約できる理由の1つ。ただし、シェア音声プランは契約者の名義が同一でなくてはならないため、未成年の契約はできません。

家族みんなで使える家族用シェアプランは、電話もデータ容量も最大5人でシェアして使えます。

2022年1月までの乗り換えキャンペーンでは電子マネーWAON3,000ポイント分をプレゼントあり。イオンでショッピングをする人にはお得なキャンペーンです。

excite モバイル（エキサイトモバイル）

エキサイトモバイルは定額制と従量制の料金プランが用意されており、その人の使い方によって細かく選べる点が人気。料金プランの変更も無料なので、データ使用量が増えてきた時にプラン変更も気軽にできます。

エキサイトモバイルでは最低利用期間及び解約手数料はありません。音声通話機能付きSIMの場合は解約事務手数料が10,450円必要になります。

新規でFitプランまたはFlatプランの音声通話機能付きSIMを申し込んだ場合、3GBが実質3ヶ月0円になるキャンペーンを実施中です。ただし、Fitプランなら高速データ通信1byte以上利用、Flatプランならデータを3GB以上契約という条件があります。

まとめ

データSIMを利用する際は、SIM機能があると便利です。SIM機能は様々なサービスの本人確認手続きに使われており、これまで利用していたアプリやサービスも利用できなくなる可能性もあります。

また、SMS機能があれば、相手のLINE IDを知らなくても電話番号だけでメッセージを送ることができます。

LTE接続のしやすさ、GPS機能活用など、通常のネット利用の快適さもSMS機能にかかっています。毎月費用は発生するものの、快適なスマートフォンライフには欠かせない機能です。ぜひSMS機能をつけておきましょう。