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ドコモの名義変更はどうやる?オンラインでできる?手順や注意点、何がいるのかなどを詳しく解説

「ドコモの名義変更はいつすればいいの?」
「手続きの流れや注意点を詳しく知りたい!」

このようにお困りの方が多いのではないでしょうか?

ドコモでスマホの名義人を変更して支払い先も変更したい場合、「どこで」「どのように」手続きするのか手順を調べるのは一苦労ですよね。

注意点や必要な書類も確認するのは簡単ではありません。

そこでこの記事では、ドコモでスマホの名義変更を行う手順を詳しく解説します。

ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読んでわかること
  • スマホの名義変更について
  • ドコモで名義変更を行う際に必要なもの
  • ドコモで名義変更を行う際の注意点
  • ドコモで名義変更をする時の委任状の書き方

ドコモで名義変更を行う際に必要なもの

通帳と印鑑

ドコモで名義変更を行う場合、ドコモショップで手続きをしなければならないので、必要な書類を事前に確認しておきましょう。

書類を忘れると手続きできず、二度手間になることがあります。

必要な書類は来店する人によって異なり、パターンは以下の4つです。

名義変更を行う際の来店パターン
  1. 変更前と変更後の名義人がどちらも来店する場合
  2. 変更前の名義人のみ来店する場合
  3. 変更後の名義人のみ来店する場合
  4. 第三者が来店する場合

それでは、それぞれのパターンについて詳しく解説していきます。

変更前と変更後の名義人がどちらも来店する場合

変更前と変更後の名義人がどちらとも来店する場合、準備するものは以下の通りです。

変更前の名義人 変更後の名義人
準備するもの・本人確認書類・本人確認書類
・クレジットカードもしくはキャッシュカード

2人とも来店する場合、準備するものはほとんどありません。

お互いの本人確認書類と、変更後の名義人に支払いを変更するためのクレジットカードもしくはキャッシュカードのみ。

キャッシュカードがない場合は、通帳と印鑑で手続きすることも可能です。

変更前の名義人のみ来店する場合

変更前の名義人のみが来店する場合、準備するものは以下の通りです。

変更前の名義人 変更後の名義人
準備するもの・本人確認書類
・クレジットカードもしくはキャッシュカード
・変更後の名義人が家族であることを証明する書類
・本人確認書類
・委任状

変更前の名義人のみが来店する場合の手続きはやや複雑です。

ドコモショップで名義人の変更はできますが、支払い方法の変更はできません。

そのため名義変更を行い、支払い先は変更前の名義人に設定します。

名義変更を行えばオンライン上で支払い方法を変更できるので、変更後の名義人が「My docomo」で支払い方法を変更してください。

ドコモショップだけでは、すべての手続きが完了しないことを理解しておきましょう。

変更後の名義人のみ来店する場合

変更後の名義人がドコモショップに来店する場合、準備するものは以下の通りです。

変更前の名義人 変更後の名義人
準備するもの・本人確認書類
・委任状
・本人確認書類
・クレジットカードもしくはキャッシュカード

2人の本人確認書類に加えて、変更前の名義人からの委任状が必ず必要です。

さらに、変更後の名義人は支払いに使用するクレジットカードもしくはキャッシュカードを準備しておきましょう。

第三者が来店する場合

変更前でも後でもない第三者がドコモショップに来店する場合、準備するものは以下の通りです。

変更前の名義人変更後の名義人第三者
準備するもの・本人確認書類
・委任状
・本人確認書類
・委任状
・本人確認書類
・クレジットカードもしくはキャッシュカード
・変更後の名義人が家族であることを証明する書類

第三者が名義変更の手続きを行う場合、必要な書類はやや多くなります。

しかし、手続きができないわけではありません。

変更後の名義人の家族であれば、第三者として名義変更の手続きを行うことが可能です。

準備するものは、変更前と後の名義人からの委任状に加えて2人の本人確認書類、第三者の本人確認書類と変更後の名義人と家族であることを証明する書類が必要になります。

ドコモで名義変更を行う際に注意すべき点

注意点

ドコモのスマホで名義変更を行う際には注意すべき点があります。

注意点をまとめると、以下の6つです。

ドコモで名義変更を行う際に注意すべき点
  1. オンラインでは名義変更手続きはできない
  2. 手数料がかかる場合がある
  3. 翌月から変更後の名義人に利用料金や残債支払いが請求される
  4. 支払いはそのままで名義だけ変更する場合は条件がある
  5. dポイントなど引き継げないものもある
  6. ドコモ光のペア回線は同一名義にする必要がある

それでは、それぞれの注意点について詳しく解説していきます。

①オンラインでは名義変更手続きはできない

ドコモのスマホで名義変更を行う場合、オンラインでは手続きできません。

必ずドコモショップに行って手続きする必要があります。

時間帯によってはドコモショップが混雑する場合があるため、事前に予約しておきましょう。

公式ホームページから来店予約をすることが可能です。

ホームページで住所を入力すると、近所のドコモショップが表示されます。

来店目的で「契約変更」という項目から「名義の変更」を選択して、来店予約を済ませてください。

訪問する前に予約しておけば、少ない待ち時間で手続きできます。

②手数料がかかる場合がある

ドコモで名義変更を行うと、基本的に2,200円の手数料がかかります。

しかし、家族や三親等以内で行われる名義変更には手数料がかかりません。

家族や三親等以内でも名字や住所が異なる場合は、家族であることを証明するために戸籍謄本などが必要です。

ドコモショップを訪問する前に準備しておくと、スムーズに手続きできるでしょう。

また、「名字」や「会社名」のみを変更する場合、手数料はかかりません。

このような変更は名義変更ではなく「改称」と呼ばれ、無料で対応してもらえます。

③翌月から変更後の名義人に利用料金や残債支払いが請求される

名義変更を行うと、翌月から変更後の名義人に利用料金や残債支払いの請求が行われます。

当月分の請求は変更前の名義人が支払うのでご注意ください。

名義変更に発生する手数料は翌月支払いになるため、変更後の名義人が支払うことになります。

料金支払いのタイミングはトラブルになりやすいので、変更前の名義人と変更後の名義人の間でしっかり確認し、誤解がないよう正しく理解しておきましょう。

④支払いはそのままで名義だけ変更する場合は条件がある

ドコモの名義変更では、支払い先はそのままで名義だけ変更することも可能です。

ただし、誰でもできるわけではなく、条件を満たす必要があります。

条件は支払い方法が「一括請求グループ」になっていることです。

「一括請求グループ」になっていれば、名義変更の手続きで「一括請求グループ」に追加することで支払い方法を変更する必要がありません。

支払い方法を変更せずに名義のみ変更するなら、「一括請求グループ」に支払い方法を設定しておく必要があります。

また、名義のみ変更するには以下の書類が必要です。

名義のみ変更する場合に必要な書類
  • 一括請求グループ代表契約者の本人確認書類
  • 変更後の名義人の本人確認書類
  • ファミリーグループ代表者の同意書

一括請求グループ代表契約者の本人確認書類はコピーでも問題ありませんが、変更後の名義人の本人確認書類は現物でなければいけません。

ファミリーグループ代表者の同意書は、店舗スタッフからの電話確認で済ませることも可能です。

⑤dポイントなど引き継げないものもある

ドコモで名義変更を行うと、引き継ぎできないものもあります。

引き継ぎの可否をまとめると、以下の通りです。

引き継ぎ可能 引き継ぎ不可能
・携帯電話などの機種本体
・ネットワーク暗証番号
・ネットワークサービス
・一定額到達通知サービス
・工事費や端末代などの残債
・dポイントクラブ会員権
・dポイント
・dアカウント
・iモード/spモード
・ドコモクラウド
・割引サービス
・料金明細サービス
・mopera U
・メール設定

dポイントは引き継ぎできないので、名義変更の前に利用しておきましょう。

さらに名義変更を行うと、メールアドレスがランダムに設定されます。

利用者を変更するのであれば、メールアドレスが変わっても問題ありません。

しかし、名義だけ変更して同じ人が利用する場合、メールアドレスを元に戻す必要があります。

元に戻すなら事前にドコモのメールアドレスをメモしておき、名義変更後に改めて設定しなければいけません。

メールアドレスが変更されても困らない場合、ランダムに設定されたアドレスを使い続けてもいいでしょう。

⑥ドコモ光のペア回線は同一名義にする必要がある

名義変更を行う電話番号がドコモ光のペア回線の場合、同一名義にする必要があるので注意しましょう。

ドコモ光の名義変更もセットで行うと、追加で2,200円の手数料がかかるため合計4,400円となります。

さらに、ドコモ光の工事費などの残債は変更後の名義人に引き継がれ、名義変更を行ったスマホの月額料金と合わせて支払わなければなりません。

ペア回線になっていることに気づかず名義変更を行う人が多く、変更後の料金で気づくことも。

名義変更を行う前に、ドコモ光のペア回線になっているか確認しておくことが重要です。

スマホの名義変更はどんな時に行う?

「スマホの名義変更を行うタイミングはいつ?」と気になる方が多いのではないでしょうか。

名義変更が必要なのは、以下3つのタイミングです。

スマホの名義変更を行うタイミング
  1. 契約者が変わる時
  2. 法人から個人名義に変更する時
  3. 結婚や離婚などで名字が変わる時

それでは上記の内容について、それぞれ詳しく解説します。

契約者が変わる時

名義変更が必要な多くの理由は、契約者の変更です。

親名義で契約したスマホを子どもの名義に変更するときや、子ども名義で契約したスマホを親に引き継ぐ場合には名義変更を行います。

ドコモショップで手続きでき、家族間の名義変更であれば手数料はかかりません。

法人から個人名義に変更する時

会社で契約し、貸し出されていたスマホを定年退職後に個人で使用する場合、名義変更が必要です。

法人から個人への名義変更もドコモショップで手続き可能ですが、2,200円の手数料が発生するのでご注意ください。

結婚や離婚などで名字が変わる時

結婚や離婚などで名字が変わることを「改称」と呼び、スマホの名義変更が必要です。

改称の場合もドコモショップで手続きができ、費用はかかりません。

しかし、改称したことが分かる書類が必要になるので事前に準備しておきましょう。

手続きに必要な書類は、以下のいずれかです。

改称した際の手続きに必要な書類
  • 戸籍謄本(改称が分かるもの)
  • 戸籍抄本(改称が分かるもの)
  • 運転免許証(新しい名前のもの)
  • 健康保険証(新しい名前のもの)
  • 住民票(マイナンバーの印字がないもの)など

名義変更は必ずドコモショップで手続きが必要

オンライン手続きしているイラスト

ドコモスマホの名義変更はオンラインではできません。

必ずドコモショップで手続きする必要があります。基本的な手続きの流れは以下の通りです。

名義変更の手続きの流れ
  1. 必要書類を準備する
  2. 名義人と新たな名義人でドコモショップを訪問する
  3. 支払い先変更などの手続きを行う

必要な書類は名義変更のケースにより異なりますが、基本的な流れは上記の3ステップです。

手続き完了後、翌月から名義変更が反映されるため、翌月から新たな名義人に支払い義務が発生します。

ドコモで名義変更をする時の委任状の書き方

委任状の画像

現在の名義人がドコモショップで手続きを行う場合、新たな名義人からの委任状が必要です。

委任状はドコモ公式サイトからダウンロードしましょう。

委任状の項目で「委任状」の開くをクリックすると、言語別に委任状のリンクが表示されます。

委任状のリンクを開くと記入例も表示されるので、まとめて印刷しましょう。

引用元:docomo公式サイト

記入例を確認しながら書くと、必要事項を漏れなく記入できます。

もし契約者本人が亡くなった場合はどうなる?

ペンとメモ帳

契約者本人が亡くなった場合、名義変更はできません。

その代わり、「承継手続き」もしくは「解約手続き」が必要です。

亡くなった契約者の契約内容を家族が引き継ぐ場合には「承継手続き」を行います。

契約内容を引き継がない場合は「解約手続き」を行いましょう。

「解約手続き」には書類は必要ありませんが、「承継手続き」を行う場合は以下の書類を準備してください。

承継手続きに必要な書類
  • 戸籍謄本など(相続関係がわかる書類)
  • 承継後の名義人の本人確認書類

「承継手続き」には戸籍謄本などの相続関係がわかる書類が必要です。

承継後の名義人の本人確認書類も欠かせません。

さらに、契約者と利用者が異なる場合は追加で本人確認書類が必要です。

この場合の本人確認書類はコピーでも問題ありません。

ドコモの方は「ahamo」がおすすめ!

ahamo公式サイト
出典:ahamo

ahamoはドコモの格安プランです。

格安で利用できる上にデータ通信が安定しているため、キャリアのプランから乗り換えた方でも満足できるでしょう。

ahamoの基本情報を以下の表にまとめたので参考にしてください。

基本料金2,970円
データ容量20GB
データ容量超過後速度最大1Mbps
追加データ1GB550円
国内通話5分無料
5分超過後通話料22円/30秒
かけ放題オプション1,100円
※表の料金はすべて税込み表記

ahamoの基本料金は、月20GBで2,970円と普通のプランと比べるとかなり安いです。

さらにデータ容量が超過した後でも速度が最大1Mbpsもあるため、通信制限後でも快適に使用できるでしょう。

通話料金は国内であれば5分間までは無料。

頻繁に電話を利用する方に向けて、無制限のかけ放題オプションも用意されています。

また、docomoが月額4,950円で100GBのデータ通信を利用できる「ahamo大盛り」を開始することを発表しました。

ahamo大盛りはそれ自体がプランというわけではありません。

通常の月額2,970円で20GB使える基本プランに、月額1,980円で80GBの「大盛りオプション」を追加する形で利用します。

この新プラン登場を記念して2022年6月(提供開始の前日)まで先行エントリーできるお得なキャンペーンを実施中です。

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ahamo大盛りの月額が1,980円なので、その分をdポイントで還元してくれるというわけですね。

エントリーできる期間が2022年6月(提供開始の前日)までと決まっているので、ahamo大盛りを検討中の方はお早めに!

エントリーはahamo公式サイト内にある専用ページから行えますよ!

ドコモで名義変更する方法まとめ

この記事では、ドコモのスマホを名義変更する方法を解説しました。

名義変更が必要なタイミングから、必要な書類や注意点までお伝えしたので、ぜひ参考にしてください。

ドコモの名義変更はオンライン上ではできず、必ずドコモショップを訪問しなければなりません。

また、dポイントやメールアドレスが引き継がれないなどの注意点も、名義変更前に確認しておくことをおすすめします。

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