「ドコモから格安simに乗り換えるべき?」「おすすめの格安スマホが知りたい」という疑問を抱えている方は多いと思います。
そこで今回は、ドコモから格安sim会社に乗り換えることにどんなメリットがあるかを紹介します。また、ドコモユーザーにおすすめできる格安スマホや、格安sim会社への乗り換えの際にどんな点に注意するべきかについても取り上げます。
ドコモから格安sim会社への乗り換えを考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
ドコモから格安simは番号そのままで乗り換え可能!
格安sim会社に乗り換える場合、電話番号が変わってしまうのではないかと心配する方もいるでしょう。しかし、ドコモから格安sim会社に乗り換える場合は、電話番号をそのままで利用することができます。
電話番号を変えずに乗り換えをするためには、MNP予約番号を取得する必要がありますが、ドコモではドコモオンライン手続きを利用することで、手軽にMNP予約番号の取得が可能です。
MNP予約番号を発行後、利用したい格安sim会社と契約しMNP予約番号を入力することで、電話番号を変えずに乗り換えられます。
そのためドコモを利用している方が、格安sim会社に乗り換える場合は、電話番号が変わってしまう心配はありません。
ドコモから格安simへ乗り換えるメリット
ドコモから格安sim会社に乗り換えると、5つのメリットがあります。メリットは以下の様な点が挙げられます。
- 電波がつながるエリアは変わらずに使用できる
- ドコモに対応している格安sim会社が多い
- ドコモ回線ならsimロック解除なしで乗り換え可能
- 割引可能なサービスが用意されている
- 違約金の発生がない
続いての見出しで詳しくみていきましょう。
①電波がつながるエリアは変わらずに使用できる
ドコモから格安sim会社に乗り換えるメリットの1つが、電波がつながるエリアが変わらないまま使用できることです。異なる回線を利用する会社に乗り換えると、つながるエリアや通信の品質が変わってしまう恐れがあります。
しかし、格安sim会社ではドコモの回線を利用している会社も多いです。そのような会社を選択することで、これまでと同じエリアで使用することができます。ドコモの回線であれば通信の品質も安定しており、通信速度が極端に落ちる心配もありません。
②ドコモに対応している格安sim会社が多い
ドコモに対応している格安sim会社が多いことも、ドコモから格安sim会社に乗り換えるメリットといえます。現在では多数の格安sim会社がありますが、その中でもドコモの回線に対応している会社は多くあります。そのため、さまざまな格安sim会社の中で、ご自分の予算や目的に合わせた選択ができる点は利点といえるでしょう。
一口に格安sim会社といっても料金プランやサービス、オプションなどは会社によって異なります。したがって、選択肢が多くある方が、自分に合った会社を選びやすいということになります。現在ドコモと契約している方は、ドコモ対応の格安sim会社の中から、自分に適した会社を検討してみるといいでしょう。
③ドコモ回線ならsimロック解除なしで乗り換え可能
ドコモから格安sim会社に乗り換える場合には、ドコモ回線の会社ならsimロック解除なしで乗り換え可能です。ドコモで販売されているスマホには、通常simロックがかかっています。スマホを変更せずに他社のsimを使用するためには、simロックを解除する必要があるのです。
しかし、ドコモ回線の格安simを利用するのであれば、simロックを解除しなくてもそのままスマホを使うことができます。乗り換え後もsimロック解除不要で、スムーズに利用できる点は嬉しいポイントでしょう。
④割引可能なサービスが用意されている
格安sim会社では割引可能なサービスが用意されている点も、ドコモを利用していた方にとってはメリットでしょう。ドコモ回線を利用する格安sim会社の中には、ドコモ光のセット割に対応している会社があります。
通常はドコモを解約するとドコモの光回線も同時に解約することになるので、ドコモ光を継続して利用していてもセット割は適用されなくなります。しかし、ドコモ光のセット割に対応している格安sim会社を選べば、継続してセット割を利用可能です。
このように、ドコモが提供する割引サービスをそのまま利用できる格安sim会社があることも、ドコモから格安simに乗り換える場合の利点といえるでしょう。
⑤違約金の発生がない
ドコモから格安sim会社に乗り換えるメリットとして、違約金が発生しない点も挙げられます。ドコモなどの大手キャリアには2年間の契約期間があり、期間満了の前に解約する場合は違約金がかかるケースがあります。そのため、大手キャリアと一度契約すると気軽に乗り換えをすることが難しくなります。
しかし、格安sim会社のほとんどは2年間の契約期間という縛りがありません。したがって、大手キャリアのような違約金が発生することもないので、解約や乗り換えがしやすくなっています。
ドコモの格安スマホおすすめ5選!
ドコモの格安スマホを使用したい方にとって疑問となるのが、どの機種を選択するべきかという点でしょう。ここでは、ドコモの格安スマホでコストパフォーマンスの良い5機種を取り上げます。
①arrows Be4 Plus F-41B
arrows Be4 Plus F-41Bは、2021年5月に発売された機種です。スマホ初心者の方や利便性を求める方に向けて、便利な機能を多数備えていることが特徴です。独自の機能としてマスク通話モードがあり、マスク越しの相手の声を聞きやすいように補正し、マスクを着用していてもスムーズな会話ができます。
また、相手の声のペースを下げるゆっくりボイス機能もあります。さらに防水・防塵機能実装。アルコールを使った除菌や洗剤での丸洗いが可能となっているため、衛生面でも安心感のあるスマホです。
ドコモオンラインショップでの販売価格は21,780円と、コストパフォーマンスにも優れています。
②iPhone SE(第2世代)
第2世代のiPhone SEは、2020年に発売された機種です。端末は小型ですが性能は十分に高く、人気のあるiPhoneのひとつです。iPhone 11 Proと同じA13 Bionicチップが採用されているため、処理能力が高いことが特徴となっています。
そのため、さまざまな機能やアプリを快適に動作させることができます。スマホに高い処理能力を求める方におすすめです。また、カメラの性能でも非常に優れており、4K画質の動画を撮影することができます。さらに、動画撮影中でも静止画を撮影できる機能を備えています。
ドコモオンラインショップでの販売価格は57,024円で、優れた性能に対してコスパが良い機種であるといえます。
③AQUOS sense5G SH-53A
AQUOS sense5G SH-53Aは2021年2月に発売された機種で、5Gの高速通信に対応しています。5Gに対応した新型のSnapdragon 690 5Gチップを採用したことで、以前のAQUOS senseシリーズと比較して性能が大きく向上しています。
通信速度だけでなく処理速度も上がっているので、動画再生などもスムーズに行えます。また標準カメラ・広角カメラ・望遠カメラと3種類のカメラが備わっているため、さまざまな場面に応じた撮影が可能です。
撮影時にはAIが自動的に補正を行う機能も搭載されているので、高品質な写真を簡単に撮影することができます。ドコモオンラインショップでの販売価格は39,600円と、性能の割に手頃な価格です。
④Galaxy A21 SC-42
Galaxy A21 SC-42は、2020年10月に発売された機種です。扱いやすさを重視したデザインで、スマホに不慣れな方にもおすすめできます。画面サイズが5.8インチと大きめに取られており、非常に見やすい画面が特徴です。ホーム画面もわかりやすさにこだわったシンプルなもので、操作性に優れています。
使用頻度の高いアプリや連絡先をホーム画面に登録しておくことで、簡単な操作ですぐにアプリや電話機能が使えます。また、サポートセンターに連絡が取れる機能も搭載されています。操作でわからないことがあったときやスマホにトラブルが起きたときも、サポートセンターに相談できるので安心です。
ドコモオンラインショップでの販売価格は、22,000円となっています。
⑤Xperia Ace II SO-41B
Xperia Ace II SO-41Bは、2021年4月に発売された機種です。人気のXperiaシリーズの中でも、比較的価格が安めで購入できます。持ちやすい形状を目指した設計がされていて、コンパクトなサイズと丸みのあるデザインが特徴的です。重さもスマホの中では軽めであるため、片手でもスムーズな操作が可能です。
小型の機種ではありますがバッテリー容量は大きく、連続待受時間が800時間以上、連続通話時間が1,600分以上あります。バッテリーの寿命も長いので、繰り返し充電しながら長期にわたって使い続けることが可能です。ドコモオンラインショップでの販売価格は22,000円と、コストパフォーマンスについても良好と言えるでしょう。
格安sim会社への乗り換え時に気をつけるべきこと
ドコモから格安sim会社に乗り換える際に、注意しなければならないこともあります。実際に乗り換えの手続きをする場合は、以下の5点に注意しながら進めるようにしましょう。
- 通信速度が少し落ちる
- 初期費用が発生する
- ドコモから十分なサポートが受けられない
- データ容量が足りなくなる場合がある
- キャリアサービスの一部が使えないことがある
続いての見出しで詳しく解説していきます。
通信速度が少し落ちる
格安sim会社へ乗り換える際に注意したいのが、通信速度が少し落ちてしまうことです。同じドコモ回線を使っている格安sim会社であっても、ドコモと契約している場合と比較すると通信速度が低下します。
SNSなどを利用する分には不便に感じるほどではありませんが、データ量の多い動画などは快適に視聴することが難しい場合があります。特に通信量が多くなる夕方以降の時間帯については、回線が込み合うことで通信速度が低下しやすい傾向があります。
ドコモ回線であっても、ドコモと契約していたときほど快適に通信できない可能性がある点は覚えておきましょう。動画の視聴や通信量の多いアプリの使用頻度が高い方は、注意する必要があります。
初期費用が発生する
格安sim会社へ乗り換えるためには、初期費用が発生するという点にも注意が必要です。ドコモの契約を解除するためには、まず契約解除料がかかります。ただし、契約解除料は契約満了月からその翌々月までは無料となります。
そのため、初期費用を抑えたいのであれば契約満了のタイミングで、乗り換え手続きをするのがおすすめです。さらに、ドコモで購入したスマホの本体費用の支払いが完了していない場合は、それも解約時に支払うことになります。
そして電話番号を変えずに乗り換えるMNP転出をするためには、2,000円の手数料がかかります。またドコモの解約とは別に、格安sim会社と契約する際の費用がかかることも意識しておきましょう。
ドコモから十分なサポートが受けられない
格安sim会社へ乗り換えるときは、ドコモから十分なサポートが受けられなくなることに注意しましょう。ドコモと契約しているのであれば、何かトラブルがあっても店舗ですぐに対応してもらえます。
しかし、格安sim会社ではサポート業務を行う店舗を展開していないことが多く、問題が起きたらすぐにサポートしてもらうということが難しいです。格安sim会社のサポートは基本的に電話やネットでのやり取りになるので、直接サポートを受けたい方にはあまり向かないといえます。
また、格安sim会社との契約や新しいsimへのデータの移行も自分で行う必要があります。不安のある方は、店舗を展開している格安sim会社を選んで利用することをおすすめします。
データ容量が足りなくなる場合がある
格安sim会社へ乗り換えるにあたっては、データ容量が足りなくなる可能性がある点も覚えておきましょう。ドコモでは幅広いデータ容量のプランが選択できますが、格安sim会社のプランでは基本的に利用可能なデータ容量は少ないです。
そのため日常的にデータ通信を多用している方の場合は、データ容量が足りなくなる可能性があります。格安sim会社でもデータ容量が多めのプランやオプションはあるので、データ容量を多くしたい方はそれらを利用することも検討してみましょう。
また、自宅にWi-fi環境がある方の場合はスマホの回線ではなくWi-fi通信を利用することで、格安simでも容量を気にせずにデータ通信を利用できます。
キャリアサービスの一部が使えないことがある
格安sim会社へ乗り換える際の注意点として、ドコモのキャリアサービスの一部が使えなくなる点が挙げられます。引き続きドコモ回線を利用する場合であっても、ドコモを解約するとドコモメールやデータの保管サービスは利用できなくなります。
特に普段からドコモメールを利用している方は、そのままだとメールができなくなります。フリーメールなどで代わりのメールアドレスを取得しておきましょう。一方、ドコモを解約してもそのまま利用できるサービスとしては、ドコモオンラインショップやdポイントカードなどがあります。
乗り換えの手続きを始める前に、自分が現在利用しているサービスが乗り換え後も使えるのか確認しておきましょう。
ドコモユーザーにおすすめの格安スマホまとめ
今回の記事では、ドコモから格安sim会社に乗り換えるメリットについて取り上げました。格安simに乗り換えることで基本料金が安くなる以外にも、さまざまなメリットが得られるので、ぜひ乗り換えを検討してみてください。
また、ドコモの格安スマホのおすすめ機種や、ドコモから格安sim会社に乗り換えるにあたって注意すべきことについても紹介していました。実際に格安simに乗り換える際には、本記事を参考にぜひ乗り換えをしてみてくださいね。