スマートフォンをWi-Fiルータのように使用し、使わなくなったスマホや、SIMカードが入っていないタブレット、パソコンやゲーム機などをインターネットに接続することができる「テザリング」。
テザリングは場所を選ばず、どこでも使用できるので、いざというときにも便利な機能です。
しかし、「格安SIMでもテザリングは使える?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
結論をいってしまうと、格安SIMでテザリングは利用可能です。
そこで本記事では、テザリングが使える格安SIMを徹底比較し、おすすめの6社を紹介しています。
あわせてテザリングの注意点や接続方法、うまく活用するコツについても紹介しているので、格安SIMで使用するテザリングについて知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
- テザリングの種類や特徴
- 端末の種類別テザリングの接続方法
- テザリングが使える格安SIMの概要
- 格安SIMでテザリングを使うときの注意点
- 格安SIMでテザリングをうまく使うためのコツ
目次
テザリングとはどういうもの?
テザリングとは、スマートフォンなどをモバイルルーターのように使う方法です。スマートフォンのデータ通信を利用して、パソコン・タブレット・ゲーム端末などをインターネットに接続します。
特に外出先でパソコンを使った仕事をする人や、通信ゲームを楽しむ人には、テザリングが便利です。
公共の場所では、フリーWi-Fiが使える可能性があるものの、セキュリティ的には推奨できません。
そこでテザリングを活用する人が多くなっています。
テザリングには3つの種類がある
一口にテザリングといっても、利用方法は3種類にわかれます。
Wi-Fiテザリング | USBテザリング | Bluetoothテザリング | |
通信速度 | 〇 | 〇 | × |
バッテリ消費 | 大きい | 小さい | 小さい |
セキュリティ面 | × | 〇 | 〇 |
上記の表のように、3者それぞれにメリット・デメリットがあるのが特徴です。
それぞれ、詳しく解説していきます。
Wi-Fiテザリング
Wi-Fiテザリングは、SIMカードが挿入されたスマホやタブレットをWi-Fiルータのようにして、利用する方法です。
テザリングのなかで最も一般的な方法といえるでしょう。
Wi-Fiテザリングのメリットは、通信速度が安定していることや、複数の端末の同時接続が可能な点です。
しかし、その分バッテリーやデータ容量の消費は激しいので、Wi-Fiスポットでは使用しないなど、場所や時間によってうまく使い分ける必要があります。
手軽に接続できるのがWi-Fiテザリングの魅力ですが、その分不正アクセスなどの被害にも合いやすいのが特徴です。
使用時は必ずパスワードを設定するなど、対策を取る必要があります。
USBテザリング
USBテザリングとはUSBケーブルを利用し、有線でテザリングする方法です。
有線を介してテザリングを行うため、安定した通信速度で利用できます。
また、無線でテザリングするWi-FiやBluetoothよりも、データ容量・バッテリーの消費も最小限に抑えられるのがメリットです。
しかし、いちいちケーブルをつないだり、ケーブルを持ち歩いたりする必要があるため、利便性はいまいちと感じる可能性があります。
Bluetoothテザリング
Bluetoothを利用してテザリングすることも可能です。
Wi-Fiでのテザリングよりもバッテリーの消費が少なく、簡単に接続できます。
しかし、通信速度は安定しづらく、遅くなってしまいがちです。
同時に接続できるのも1台のみとなっています。
格安SIMでもテザリングはできる?
格安SIMでもテザリングができます。
データ通信料もリーズナブルであるため、格安SIMはテザリングに適しているでしょう。
ただしテザリングに対応できない可能性もあります。
そこで格安SIMを購入するのなら、事前に確認を行いましょう。
端末によってはテザリングができない場合も
端末によっては、テザリングに対応していない格安SIMがありますので注意が必要です。
また格安SIMで使用する回線の種類と、端末の組み合わせにもよります。
そこで端末と回線の種類両方を確認しておきましょう。
テザリングできる端末を紹介している事業者もあります。ホームページや問い合わせなどで、事前にチェックしておくのがおすすめです。
テザリングの通信量は
格安SIMでテザリングを利用するのなら、通信量に注意しましょう。
あらかじめ決められた量を超えると通信制限を行う格安SIMもあります。
そこでデータ通信容量の確認が必要です。
頻繁に使用するのなら、データ容量無制限の格安SIMを選びましょう。
格安SIMでテザリングを繋ぐ方法
ここからは一般的なテザリング方法であるWi-Fiテザリングの設定方法について、手順ごとに解説します。
iPhoneの場合
iPhoneでテザリングを設定する方法は、以下のとおりです。
- 「設定」をタップする
- 「インターネット共有」をタップする
- インターネット共有を「オン」にする
- 接続機器の設定で「Bluetoothネットワーク接続」をオンにする
- 接続先の端末でパスワードを入れる
接続後、iPhone端末を一定以上操作しない時間が続くと、節電機能の「自動ロック」によってテザリング接続が切れる場合があります。
接続状態を維持したい場合、「設定」から「一般」まで進み、自動ロックを「しない」に設定しましょう。
Androidの場合
Androidの場合も、iPhoneと設定方法は大きく変わりません。
- 「設定」をタップする
- 「無線とネットワーク」をタップする
- 「テザリングとポータブルアクセス」をタップする
- 「Bluetoothテザリング」をオンにする
- 接続機器の設定で「Bluetoothネットワーク接続」をオンにする
- 接続先の端末でパスワードを入れる
Androidの場合、端末を操作していない状態(非アクティブ)が続くと、テザリングの接続が切れてしまう場合があります。
接続が切れてしまうのを防ぐには「設定」からテザリング設定を行い、省電力を無効にしておきましょう。
ただし、この設定をするとバッテリーの消費スピードは早まるので注意が必要です。
格安SIMでテザリングを使う際の注意点
SIMカードが挿入されていないスマホやタブレット、ゲーム機などを繋いでインターネット利用ができるテザリング機能は、手軽で便利である一方、注意点も存在します。
ここからは、テザリング利用時の注意点について紹介します。
データ容量の消費が早い
テザリングを使用すると、接続元のスマホとテザリングしている端末両方でデータ容量を使用してしまうので、どうしても消費が早くなってしまうのが難点です。
テザリングで使用されるデータ容量は、スマホで契約したデータ容量から消費されるので、上限を超えてデータ容量を使用してしまうと通信制限がかかる可能性があります。
バッテリーの消費が早い
テザリング使用時は、普通にスマホを使っている時よりもバッテリーの消費が早くなります。
なかでもWi-Fiテザリングは無線で手軽に接続できる分、バッテリーの消費スピードも早いです。
接続元のスマホの電池が切れてしまうと、テザリングも行えなくなるので注意しましょう。
テザリングできない端末やOSがある
使用する端末やOSによっては、格安SIMで契約するとテザリングを利用できない場合があります。
たとえば、ドコモのAndroidはAPNが特殊な設定になっているため、格安SIMのテザリングが使えない端末があるのです。
しかし、同じドコモで購入した端末でも、iPhoneならテザリングできます。
必ず契約前に、自分の使用したい端末がテザリングに対応しているか確認しておきましょう。
自分が使用したい端末と格安SIMでテザリングが使用できるかは、各格安SIM公式サイトの「動作確認済み端末検索」で「テザリング」の項目をチェックすれば調べられます。
テザリングの申し込みが必要な格安SIMがある
格安SIMによっては、テザリングを使用するのに申し込みが必要な場合もあります。
今回紹介した格安SIMはすべて申し込み不要でテザリングの利用が可能です。
テザリングを使用する前に、必ず格安SIMの公式サイトで確認しておきましょう。
テザリングに適していないプランには注意
格安SIMでは、テザリングに適していないプランには注意が必要です。
格安SIMはデータ通信をあまり使わない人のために、低容量や低速のプランがあります。しかしデータ容量・通信速度がないと、快適にテザリングができません。
テザリングをすると通信料が増えます。あっというまに容量を使い切ってしまう可能性もあるので、プラン選びは大切です。
もし格安SIMでテザリングをするのなら、大容量あるいは無制限のプランを選びましょう。
格安SIMでテザリングが繋がらない時のチェックポイント
うまくテザリングが繋がらない時のチェックポイントを2つ紹介します。
もし「繋がらない」と気づいたら、以下2つのポイントをチェックしてみてください。
- 各種設定がオンになっているか確認する
- 「自動ロック」の時間や非アクティブ時の接続時間を延長する
それぞれについて内容を見ていきましょう。
各種設定がオンになっているか確認する
繋がらない時は、まず各種設定がオンになっているか確認する必要があります。
テザリングするには設定が必要です。繋がらないのではなく、設定がオンになっていないだけの可能性もあるでしょう。
設定方法はテザリングの種類によっても違います。
そこで利用したいテザリングの種類に合った設定になっているか確認してみてください。
「自動ロック」の時間や非アクティブ時の接続時間を延長する
テザリングが繋がらない時は、「自動ロック」の時間や非アクティブ時の接続期間を延長しましょう。
iiPhone・Androidのどちらも、バッテリー消耗を防ぐために一定時間が過ぎると接続が切れるような設定があります。設定した時間が過ぎるとテザリングが切れるため「繋がらない」という状況に陥ってしまうのです。
iPhoneなら自動ロック、Androidなら省電力の設定を確認してみてください。
格安SIMのテザリングとモバイルルーターの違い
テザリングとモバイルルーターの違いを表でまとめました。
代表的な違いについて確認してみましょう。
テザリング | モバイルルーター | |
料金面 | 月額無料 | 月額3,000円~ |
通信速度面 | やや遅い | 速い |
通信容量面 | 契約プランによる | 契約プランによる |
メリット | ・料金が安い ・持ち物を減らせる | ・長時間使える ・容量を気にせず使える |
デメリット | ・電池消耗が早くなる ・充電に注意が必要 | ・月額料金が発生する ・持ち物が増える |
おすすめな人 | ・料金を抑えたい人 ・持ち物を減らしたい人 | ・外出先でのデータ通信が多い人 ・マホのバッテリー消費を抑えたい人 |
格安SIMではテザリングが無料あるいは安価なオプションとして使えるため、費用が抑えられます。モバイルルーターを使うなら、別途月額料金が必要です。
通信速度はモバイルルーターなら早いものの、テザリングはやや遅めですので注意してください。
通信容量は、格安SIM・モバイルルーターとも契約プランによります。データ通信の量が多いなら、無制限のプランを利用しましょう。
料金を抑えて持ち物を減らしたいなら、テザリングが便利です。ただしスマホの電池消耗は早くなりますので、充電に注意する必要があります。
モバイルルーターなら、契約プランが無制限なら容量を気にせず長時間の利用が可能です。ただし月々の料金が必要で、持ち物も増えます。
どちらが自分に合っているか、内容を確認して選びましょう。
テザリングのできる格安SIMの選び方
テザリングのできる格安SIMの選び方でのポイントを紹介します。紹介するポイントは次の3つです。
- データ容量が無制限で使える格安SIM
- カウントフリーの格安SIM
- 低速モードがある格安SIM
使用頻度が多いのなら、データ容量が無制限で使える格安SIMを選ぶと便利です。データ容量が無制限なら、テザリングでの通信量にも制限がありません。
カウントフリーの格安SIMを選ぶ方法もあります。カウントフリーとは、格安SIMのオプションサービスです。SNSや動画配信サービスなど、特定のサービスはカウントから除外されます。普段使うサービスが決まっているのなら、カウントフリーが適している可能性も高いでしょう。
低速モードがある格安SIMを選ぶのも方法の1つです。低速モードがあると、オン・オフによって切り替えられます。ただし通信制限がかかると低速モードに切り替えられない格安SIMもあるので注意してください。
テザリングが使える格安SIM比較表
テザリングが使える格安SIMの比較表です。
どの格安SIMもテザリングは無料で利用できます。
格安SIM会社 | 楽天モバイル | UQモバイル | BIGLOBE mobile | mineo | II Jmio | NUROモバイル | ahamo | povo | LINEMO [PR] | Y!mobile | OCNモバイルONE | JCOMモバイル | LinksMate |
月額料金 | 1,078円~3,278円 | 1,628円~3,828円 | 1,078円~8,195円 | 1,298円~2,178円 | 850円~2,000円 | 792円~2,699円 | 2,970円・4,950円 | 0円 | 990円~2,728円 | 2,178円~4,158円 | 550円~1,760円 | 1,078円~2,728円 | 165円~49,500円 |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | 22円/30秒 | 5分無料 22円/30秒 | 22円/30秒 | 5分無料 22円/30秒 | 22円/30秒 | 11円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
データ容量 | 無制限 | 3GB~25GB | 1GB~30GB | 1GB~20GB | 2GB~20GB | 3GB~20GB | 20GB~100GB | 1GB~無制限 | 5GB | 3GB~25GB | 500MB~10GB | 5GB~30GB | 100MB~1TB |
使用回線 | 楽天 au | au | docomo au | docomo au Softbank | docomo au | docomo au softbank | docomo | au | Softbank | Softbank | docomo | au | docomo |
テザリング料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 48.05Mbps 平均アップロード速度: 23.97Mbps | 平均ダウンロード速度: 54.8Mbps 平均アップロード速度: 10.65Mbps | 平均ダウンロード速度: 17.82Mbps 平均アップロード速度: 7.73Mbps | 平均ダウンロード速度: 40.32Mbps 平均アップロード速度: 8.98Mbps | 平均ダウンロード速度: 47.62Mbps 平均アップロード速度: 10.63Mbps | 平均ダウンロード速度: 51.3Mbps 平均アップロード速度: 12.39Mbps | 平均ダウンロード速度:137.95Mbps 平均アップロード速度:15.36Mbps | 平均ダウンロード速度:68.81Mbps 平均アップロード速度:13.12Mbps | 平均ダウンロード速度:63.35Mbps 平均アップロード速度:16.53Mbps | 平均ダウンロード速度:69.67Mbps 平均アップロード速度:16.96Mbps | 平均ダウンロード速度:62.91Mbps 平均アップロード速度:13.64Mbps | 平均ダウンロード速度:74.41Mbps 平均アップロード速度:10.94Mbps | 平均ダウンロード速度:74.51Mbps 平均アップロード速度:10.93Mbps |
制限時最大速度 | 1Mbps | 300kbps~1Mbps | 200kbps | 200kbps | 300kbps | 200kbps~1Mbps | 1Mbps | 128kbps | 300kbps~1Mbps | 300kbps~128kbps | 200kbps | 200kbps~1Mbps | 200kbps~1Mbps |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
テザリングが使えるおすすめの格安SIM5社
ここからはテザリングが使えるおすすめの格安SIMを紹介していきます。
テザリングが使える格安SIMは多くありますが、快適にテザリングを利用するためには以下のポイントがそろった格安SIMを選ぶことが大切です。
- 通信が安定していること
- データ容量は十分にあるか、または無制限で利用できるか
上記2つの特徴を満たした格安SIMを5社を紹介します。
楽天モバイル:楽天回線エリアなら無制限で利用できる
月額料金プラン(音声通話SIM) | ~3GB 1,078円 ~20GB 2,178円 20GB~ 3,278円 |
通話料 | 22円/30秒 Rakuten Linkアプリ利用で国内通話・メッセージが無料 |
使用回線 | 楽天・au |
テザリング料金 | 無料 |
低速モードへの切り替え | 〇 ※楽天回線では利用不可 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 48.05Mbps 平均アップロード速度: 23.97Mbps |
制限時速度 | 1Mbps ※パートナー回線のみ |
楽天モバイルは使用したデータ容量に応じて、料金が変動するワンプランのみを提供しています。
20GB以上はどれだけ使用しても3,278円。
楽天回線であれば、速度制限なく高速通信のまま利用可能です。
独自の楽天回線を利用しているため、通信の繋がりやすさを懸念を感じる人も多いのではないでしょうか。
しかし、楽天回線の人口カバー率は97%を突破しており、繋がりやすさも問題ないでしょう。
テザリングも申し込みは不要です。
楽天回線での使用なら、高速通信を無制限で利用できるので、テザリングもストレスなく利用できるでしょう。
UQモバイル:auのサブブランドなので安定した通信が魅力
月額料金プラン(音声通話SIM) | くりこしプランS+5G 3GB 1,628円 くりこしプランM+5G 15GB 2,728円 くりこしプランL+5G 25GB 3,828円 |
通話料 | 22円/30秒 |
使用回線 | au |
テザリング料金 | 無料 |
低速モードへの切り替え | 〇 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 54.8Mbps 平均アップロード速度: 10.65Mbps |
制限時速度 | くりこしプランS 300kbps くりこしプランM・L 1Mbps |
auのサブブランドであるUQモバイルは、格安SIM屈指の繋がりやすさと安定した通信が魅力です。
au電気やauひかりなどのサービスを利用していると、月額料金の割引を受けられます。
テザリングを使用する際は申し込みの必要もありません。
また、UQモバイルは通信を節約モードに切り替える機能もあるのが特徴です。
節約モードを利用すればデータ容量を消費しないため、実質無制限でテザリングを利用できます。
くりこしプランMかLであれば最大1Mbpsの速度で利用できるので、メッセージのやり取りやテレビ電話、SNSなど基本的な操作はストレスなく行えるでしょう。
BIGLOBE mobile:対象コンテンツが使い放題のカウントフリーが魅力
月額料金プラン(音声通話SIM) | 1G 1,078円 3G 1,320円 6G 1,870円 12G 3,740円 20G 5,720円 30G 8,195円 |
通話料 | 22円/30秒 専用アプリ「BIGLOBEでんわ」 9.9円/30秒 |
使用回線 | docomo・au |
テザリング料金 | 無料 |
低速モードへの切り替え | 〇 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 17.82Mbps 平均アップロード速度: 7.73Mbps |
制限時速度 | 最大200kbps |
BIGLOBE mobileでおすすめなのが「エンタメフリー・オプション」。
エンタメフリー・オプションは、対象のコンテンツのデータ消費がカウントされないオプションサービスです。
音声通話SIMなら月額308円、データ専用SIMなら1,078円と、安価で利用できます。
現在、初回申し込みの方に限りエンタメフリー・オプションを最大6か月無料で利用できるキャンペーンを実施中です。
- YouTube
- ABEMA
- U-NEXT
- YouTube Kids
- YouTube Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- Amazon Music
- LINE MUSIC
- radiko
- らじる★らじる
- dヒッツ
- 楽天ミュージック
- TOWER RECORDS MUSICNEW
- dマガジン
- dブック
- 楽天マガジン
- 楽天Kobo
- Facebook Messenger
- au PAY マーケット
また、エンタメフリー・オプションはテザリングでの使用も適用されるのが嬉しいポイントです。
ただし、複数台・複数アプリでの同時視聴を行うと、エンタメフリーの対象外となる場合もあるので、注意しましょう。
対象のコンテンツをよく利用する方は、基本プランを最低限にしてエンタメフリー・オプションに加入することで月額料金の節約もできますよ。
mineo:パケットplusを使えば1.5Mbpsで使い放題
月額料金プラン(音声通話SIM) | 1GB 1,298円 5GB 1,518円 10GB 1,958円 20GB 2,178円 |
通話料 | 22円/30秒 mineoでんわ 10円/30秒 |
使用回線 | docomo・au・Softbank |
テザリング料金 | 無料 |
低速モードへの切り替え | 〇 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 40.32Mbps 平均アップロード速度: 8.98Mbps |
制限時速度 | 最大200kbps |
mineoでテザリングを使用するなら、「パケット放題plus」への加入がおすすめです。
パケット放題plusは、1.5Mbpsのデータ通信が使い放題になるオプションサービスです。
通常パケット放題plusの利用には月額385円がかかりますが、10GB以上のプランを契約している方は、無料で利用できます。
速度の切り替えはmineoアプリやマイページにあるmineoスイッチで、すぐに切り替えが可能です。
1.5Mbpsの速度があればメッセージや電話、SNSの利用はもちろん、高画質でなければ動画の視聴問題なく利用できるでしょう。
ただし、完全に無制限なわけではなく、3日間で10GB以上パケット放題plusを利用すると速度制限がかかるので注意が必要です。
IIJmio:プラン料金が低価格なのが魅力
月額料金プラン(音声通話SIM) | 2GB 850円 4GB 990円 8GB 1,500円 15GB 1,800円 20GB 2,000円 |
通話料 | 11円/30秒 ファミリー通話割引 8.8円/30秒 |
使用回線 | docomo・au |
テザリング料金 | 無料 |
低速モードへの切り替え | 〇 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 47.62Mbps 平均アップロード速度: 10.63Mbps |
制限時速度 | 最大300kbps |
II JmioはMVNOの老舗ブランドである「IIJ」が提供している格安SIMです。
基本料金のプランが20GBで2,000円と、他の格安SIMと比べてもリーズナブルな価格で利用できます。
また、機能の違うSIMカード間や家族間でのデータシェア機能が充実しているのも、II Jmioの特徴です。
テザリングを利用するうえで欠かせない通信速度の切り替え機能もしっかりと搭載されていますが、低速モードにも速度制限が設けられているので注意が必要です。
NUROモバイル:カウントフリーオプションでSNSが無制限
月額料金プラン(音声通話SIM) | NEOプランLite (20GB)2,090円 NEOプラン(20GB)2,699円 VSプラン(3GB)792円 VMプラン(5GB)990円 VLプラン(10GB)1,485円 |
通話料 | 22円/30秒 NUROモバイルでんわの通話料 11円/30秒 |
使用回線 | docomo・au・softbank |
テザリング料金 | 無料 |
低速モードへの切り替え | × |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 51.3Mbps 平均アップロード速度: 12.39Mbps |
制限時速度 | バリュープラス 200kbps NEOプラン/NEOプランLite 1Mbps |
NUROモバイルは、ソニーグループが提供している格安SIMです。
ソニーのAI技術によって、安定した品質の通信速度を提供しています。
NUROモバイルは速度の切り替え機能はありませんが、対象コンテンツの消費データが0になるカウントフリーオプションを提供しているのが特徴です。
サービス名称 | 対象コンテンツ | 対象プラン |
NEOデータフリー | LINETwitterInstagramTikTok | NEOプラン |
バリューデータフリー | LINE | VM・VLプラン |
NEOデータフリー。バリューデータフリーともに無料で利用できます。
また、NEOプランであれば、アップロード時のデータ消費が0になる「あげ放題」のオプションもついているのが特徴です。
対象のコンテンツはテザリングでの使用でもカウントフリーになるので、対象のコンテンツをよく利用する方にはおすすめの格安SIMといえます。
格安SIMでテザリングを使うならLINEMOがおすすめ
LINEMO[PR] | ahamo | povo | |
月額料金プラン | 3GB 990円 20GB 2,728円 | 20GB 2,970円 100GB 4,950円 | 基本料金0円 3GB 990円 20GB 2,700円 |
通話料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
使用回線 | softbank | docomo | au |
テザリング料金 | 無料 | 無料 | 無料 |
平均速度 | 平均ダウンロード速度: 77.77Mbps 平均アップロード速度: 16.38Mbps | 平均ダウンロード速度: 126.05Mbps 平均アップロード速度: 14.11Mbps | 平均ダウンロード速度: 91.72Mbps 平均アップロード速度: 15.49Mbps |
制限時速度 | 3GBプラン:最大300kbps 20GBプラン:最大1Mbps | 最大1Mbps | 128kbps |
速度の切り替え | × | × | × |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
大手キャリア3社が提供している格安プランでも、テザリングの使用は可能です。
格安プランといっても大手キャリアが直接提供しているプランなので、通信速度は安定しています。
3社ともテザリングは無料で利用できますが、なかでもおすすめなのはLINEMOです。
20GBのプランで月額料金を比較するとLINEMOが最も安く、制限時の速度も1Mbpsと十分にあります。
平均速度に関してはLINEMOが最も遅い結果が出ていますが、平均ダウンロード速度77.77MbpsであればSNSの使用や動画視聴、リモート会議で使用しても全く支障はないので、そこまで気にする必要はないでしょう。
テザリング使用時の通信速度にこだわるのであれば、LINEMOがおすすめです。
格安SIMでテザリングを上手に使うコツ
格安SIMでテザリングをうまく活用するには、いくつかコツがあります。
テザリングを使用する前にチェックしておけば、効率よくテザリングを活用できますよ。
モバイルバッテリーを持ち歩く
テザリングを使用すると、どうしてもバッテリーの消費が早いので、モバイルバッテリーや充電用プラグを使用するのがおすすめです。
接続元のスマホが充電切れを起こしてしまうと、テザリングも利用できなくなってしまいます。
長時間テザリングを使用する場合は、接続元のスマホの充電がなくならないよう、対策をしてくことが大切です。
データ通信量を調整する
テザリングは接続元のスマホで契約しているデータ容量を消費して行われます。
そのため、接続元のスマホのデータ容量が契約の上限を超えてしまうと、速度制限にかかってしまうため、データ容量をうまく調節して使いましょう。
データ容量の節約方法は以下のとおりです。
- 高速データ通信が必要ない場面では低速モードにする
- クラウドストレージなどの同期をオフに設定しておく
- 動画視聴時に画質を落とす
低速モードにしておくと、高速通信のデータ容量は消費されません。
メールやLINEなどでのメッセージのやり取りや文字がメインのWebサイト、Twitterなどの閲覧は、低速モードで十分に可能なので、上手く利用しましょう。
使用する場所や時間を考慮する
格安SIMによっては使用する場所や時間によって、通信が不安定になる可能性があります。
これは、格安SIMが大手キャリアの回線を間借りして通信を提供しているため、多くの人が利用している時間や場所では回線が込みやすくなってしまうためです。
回線が込んでいる時にテザリングを利用すると、読み込みに時間がかかってしまい、無駄にデータ容量を消費してしまいます。
時間でいうと朝と夕方の通勤時や、昼休憩時は回線が込みやすいため、テザリングの利用は控えるのがおすすめです。
大容量プランで速度が安定しているプランを選ぶ
テザリングを使用するには、ある程度のデータ容量と通信速度は必須です。
テザリングを使用する可能性があるなら、無制限プランや大容量のプランを契約するようにしましょう。
低用量で低速のプランでは、満足にテザリングを使用できない可能性があります。
まとめ
格安SIMでもテザリングを使用することは可能です。
契約するプラン内容や通信速度、端末が対応しているかについて正しく選べば、有効的にテザリング機能を利用できます。
ただし、うまくテザリングを活用するにはデータ消費量を調整したり、バッテリー対策を行ったりすることも大切です。
本記事で紹介したテザリングの注意点や活用方法を参考にして、上手にテザリング機能を使ってくださいね。