13 min

iPhoneが使える格安SIMおすすめランキング11社を比較|乗り換え方法と注意点も解説

月々の携帯料金を抑えられるのが魅力の格安SIM。

なかには、格安SIMでiPhoneを使用したい方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと格安SIMでiPhoneは使用できますが、乗り換え時や購入時に注意点があります。

そこで本記事ではiPhoneで格安SIMを使用する際の注意点や、乗り換え方法について紹介します。

また、iPhoneが使えるおすすめの格安SIM会社についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

目次

iPhoneおすすめの格安SIM比較表

ここでは、iPhoneが使える格安SIMを11つ、比較表にまとめました。

iPhoneで格安SIMを使いたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

UQモバイルY!mobilemineoイオンモバイルLinksMateII JmioNUROモバイルJ:COMモバイルOCNモバイルONERakuten MobileBIGLOBEモバイル
利用回線ausoftbankdocomo
au
softbank
docomo
au
docomodocomo
au
docomo
au
softbank
au
docomo
docomoau
楽天
docomo
au
通信量3GB~25GB3GB~25GB1GB~20GB0.5GB~50GB100MB~1TB2GB~20GB3GB~20GB1GB~20GB500MG~10GB0GB~1GB~30GB
月額料金1,628円~2,178円~1,298円~803円~571円~850円~792円~1,078円~550円~1,078円~1,078円~
通話料金22円/30秒22円/30秒22円/30秒 
mineoでんわ 10円/30秒
11円/30秒22円/30秒11円/30秒22円/30秒
NUROモバイルでんわ11円/30秒
Aプラン22円/30秒
Ⅾプラン :11円/30秒
11円/30秒22円/30秒22円/30秒
実測平均速度63.79Mbps66.19Mbps40.3Mbps56.17Mbps86.77Mbps45.91Mbps52.25Mbps110.01Mbps67.94Mbps13.01Mbps19.57Mbps
支払い方法口座振替:×
クレカ :〇
デビット:×
口座振替:〇
クレカ :〇
デビット:×
口座振替:△
クレカ:〇
デビット:×
口座振替:×
クレカ:〇
デビット:×
口座振替:×
クレカ:〇
デビット:×
口座振替:×
クレカ:〇
デビット:×
口座振替:×
クレカ:〇
デビット:×
口座振替:×
クレカ:〇
デビット:×
口座振替:×
クレカ:〇
デビット:×
口座振替:〇
クレカ:〇
デビット:〇
口座振替:△
クレカ:〇
 デビット:×
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト 公式サイト 公式サイト
※価格はすべて税込

iPhoneおすすめの格安SIM11選

ここからは、実際にiPhoneが使える格安SIM会社を11つ紹介していきます。

乗り換えに関してお得なキャンペーンを実施している格安SIM会社もあるので、ぜひ参考にしてください。

UQモバイル:au認定の高品質中古iPhoneが購入できる

出典:UQモバイル
利用回線au
月額料金・プランくりこしプランS+5G 3GB 1,628円
くりこしプランM+5G 15GB 2,728円
くりこしプランL+5G 25GB 3,828円
通話料金国内通話料 22円/30秒
5G対応
実測平均速度63.79Mbps
支払い方法口座振替:×
クレジットカード:〇
デビットカード:×

※他にインターネットバンキング(Pay-easy)、コンビニエンスストア、「支払秘書」残高払いが可能
※価格はすべて税込

UQモバイルはau回線を使用した格安SIM。

4GLTEの全国カバー率が99.9%と、全国どこでもつながりやすく、安定した通信品質が魅力です。

さらに、余ったデータ量を翌月に繰り越せるので無駄なくデータ量を使えます。

また、UQモバイルでは新品のiPhoneを購入できませんが、厳しい条件をクリアした高品質のリユーススマートフォンを取り扱っています。

au電気やauひかりなどのインターネットサービスを利用していると、契約者本人とその家族のスマホ代が割引になるサービスもあるので、当てはまる方はチェックしておきましょう。

Y!mobile:家族で使用するのがお得

出典:Y!mobile
利用回線softbank
月額料金・プランシンプルS  3GB 2,178円
シンプルM 15GB 3,278円
シンプルL 25GB 4,158円 
通話料金国内通話料 22円/30秒
5G対応
実測平均速度66.19Mbps
支払い方法口座振替:〇
クレジットカード:〇
デビットカード:×

※paypay残高での支払い可
※価格はすべて税込

Y!mobileは家族で使うのにおすすめな格安SIMです。

2回線目以降は、毎月1,188円が割引になります。

割引は同居の家族だけでなく、遠くの親戚、同居している恋人やパートナーでも対象となるのが嬉しいポイントです。

他社からの乗り換えでLプランを契約した場合、最大15,000円相当をプレゼントするキャンペーンを実施しています。

また、事務手数料も無料になるので、家族でそろって格安SIMに乗り換える場合はY!mobileがおすすめです。

mineo:3回線から選べるのでSIMロック解除しなくても使える

出典:mineo
利用回線docomo
au
softbank
月額料金・プラン1GB  1,298円
5GB  1,518円
10GB 1,958円
20GB 2,178円
通話料金国内通話料 22円/30秒 mineoでんわ 10円/30秒
5G対応
実測平均速度40.3Mbps
支払い方法口座振替:eo光ネットを利用中で、口座振替の場合はmineoも同様に口座振替にできる
クレジットカード:〇
デビットカード:×
※価格はすべて税込

mineoは使用する回線をdocomo、au、SoftBank3つから選べるのが特徴です。

契約したiPhoneと同じ回線を選択すれば、乗り換え時もSIMロック解除の必要がありません。

また、mineoは8周年記念としてデータ通信・通話使用量が6か月無料・割引きになるキャンペーンを実施中です。

安定した速度で使用したい、通話を頻繁にするという方はぜひチェックしておきましょう。

イオンモバイル:ぴったりのギガ数でプランを設定できる

出典:イオンモバイル
利用回線docomo
au
月額料金・プラン0.5G 803円~50GB 5,588円
通話料金国内通話料 11円/30秒
5G対応
実測平均速度56.17Mbps
支払い方法口座振替:×
クレジットカード:〇デ
ビットカード:×

※イオンマークの付いたクレジットカード、VISA、JCB、マスターカードが利用可能
※店舗で申込みの場合に限り、ダイナースクラブ、アメリカンエキスプレスカードも利用可能
※価格はすべて税込

イオンモバイルは、データ通信量を10GBまで1GBきざみでプランを設定できるのが特徴です。

自分に必要な分だけをぴったりな量で契約できるので、データ量が余ってしまうこともありません。

イオンモバイルでは他社からの乗り換えと、月額料金をイオンカード支払いに設定することでWAONポイントを10,000ポイント受け取れるキャンペーンを実施しています。

LinksMate:オプションでスマホゲームの通信量カウントが90%オフ!

出典:LinksMate
利用回線docomo
月額料金・プラン100MB  517円~1TB 49,852円 
※全114種類※SMS付
通話料金国内通話料 22円/30秒
※専用の「Mate Phoneアプリ」使用で半額の11円/30秒
5G対応〇 ※要申込
実測平均速度86.77Mbps
支払い方法口座振替:×
クレジットカード:〇
デビットカード:×

※リンクスポイント(独自のポイントサービス)による支払いOK
※価格はすべて税込

LinksMateは、スマホゲームをよくする人におすすめの格安SIMです。

月額550円の「カウントフリーオプション」は、スマホゲームやコンテンツ、SNSで使用した通信量のカウントが90%オフで利用できます。

通信量を大きく削減できるので、月額料金を抑えられるのが魅力です。

また、カウントフリーオプションを利用しながら、対象のゲームと連携すると、スマホゲームの特典が得られるサービスもあります。

LinksMateは114種類の豊富なプランも特徴です。

自分にぴったりのプランを選択できるので、無駄がありません。

II Jmio:家族や複数端末とできるデータシェアシステムが魅力

出典:II Jmio
利用回線docomo
au
月額料金・プラン2GB    850円
4GB    990円
8GB  1,500円
15GB 1,800円 
20GB 2,000円
通話料金国内通話料 11円/30秒
5G対応
実測平均速度45.91Mbps
支払い方法口座振替:×
クレジットカード:〇
デビットカード:×
※価格はすべて税込

II Jmioは、ライフスタイルに合わせてさまざまな使い方ができるデータシェアシステムが魅力です。

家族だけでなく、自由にシェアグループを作れたり、機能が違ってもデータシェアが可能だったりと、自由度も高め。

人とシェアするだけでなく、1人で複数の端末を使用する人にもおすすめです。

2022年7月31日まで現在期間限定で他社からの乗り換えで初期費用1,100円、通話定額440円を6か月割引きするキャンペーンを実施しています。

NUROモバイル:NURO光とセットでスマホ基本料1年間無料

出典;NUROモバイル
利用回線docomo
au
softbank
月額料金・プラン【高品質SIMプラン】
NEOプランLite 20GB 2,090円
NEOプラン20GB 2,699円

【格安SIMプラン(バリュープラス・お試しプラン)】
VSプラン3GB:792円 
VMプラン5GB: 990円
VLプラン10GB:1,485円
通話料金国内通話料 22円/30秒
NUROモバイルでんわの通話料 11円/30秒
5G対応〇 ※要申込
実測平均速度52.25Mbps
支払い方法口座振替:×
クレジットカード:〇
デビットカード:×

【端末代金の支払い】クレジットカード、代金引換、デビットカード、JACSS 可
※価格はすべて税込

NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMです。

ソニーのAI技術を応用し、回線の安定した速度・品質を保っています。

「3日間で⚪︎GB使用したら通信制限」といった制限もないため安心です。

また、nuroモバイルではNEOプランを申し込んだ人全員に10,000円をキャッシュバックするキャンペーンをしています。

他にもNURO光とセットで申し込むと、スマホ代が1年間無料になる破格のキャンペーンも実施しているので、ネット回線の乗り換えも検討している方はぜひチェックしてみてください。

J:COMモバイル:圧倒的な速度と「データ盛」サービスが嬉しい

出典: J:COMモバイル
利用回線au
docomo
月額料金・プラン1G 1,078円
5G 1,628円
10G 2,178円
20G 2,728円
通話料金国内通話 Aプラン 22円/30秒
国内通話Dプラン 11円/30秒
5G対応
実測平均速度110.01Mbps
支払い方法口座振替:×
クレジットカード:〇
デビットカード:×

※J:COMサービス(TV,NET,PHONEなど)加入中の場合は、現在の支払い方法でもOK
※価格はすべて税込

J:COMモバイルは、テレビやインターネットサービスを提供しているJ:COMが提供する格安SIMです。

他の格安SIMと比べて、圧倒的な通信速度を誇っているので、ある程度の速度が必要な動画やスマホゲームなどをよく利用する方におすすめ。

さらに、J:COMのテレビ・ネット・でんき・固定電話サービスのうちどれか1つでも併用することで、「データ盛」サービスが受けられます。

データ盛が適用されると、1GBが5GB、5GBが10GB、10GB・20GBはプラス10GB、利用可能データが増量になるのが嬉しいポイントです。

OCNモバイルONE:その月ごとに利用プランを設定しなおせる

出典:OCNモバイルONE
利用回線docomo
月額料金・プラン500MB  550円~10GB 1,760円
通話料金国内通話料 11円/30秒(専用アプリ利用なし)
5G対応〇 ※要申込
実測平均速度67.94Mbps
支払い方法口座振替:×
クレジットカード:〇
デビットカード:×
※価格はすべて税込

OCN モバイル ONEは、docomo回線通信速度3期連続1位を獲得しており、安定した通信速度を提供している格安SIMです。

安定した通信環境を維持するために、定期的なネットワークの増強が行われています。

また、OCN モバイル ONEは月に1回コース変更ができるのも特徴です。

「今月は出張が多いから、データ使用量が増えるかも」「出かける予定が少ないからデータ量を減らしたい」など、その月ごとに合わせたプラン設定ができるので無駄なく利用できます。

Rakuten Mobile:使った分だけのシンプルなワンプランが魅力

出典:楽天モバイル
利用回線au
楽天
月額料金・プラン~3GB  1,078円
~20GB 2,178円
20GB~ 3,278円
通話料金音声通話 22円/30秒
Rakuten Linkアプリ利用で国内通話・メッセージが無料
5G対応
実測平均速度13.01Mbps
支払い方法口座振替:〇(要手数料 110円)
クレジットカード:〇
デビットカード:〇

※クレジットカード・デビットカード支払時のみ楽天ポイント利用可
※価格はすべて税込

楽天モバイルは、楽天市場をよく利用する方におすすめの格安SIMです。

楽天アンリミテッドを利用すると、楽天市場でのお買い物がポイントが最大6倍になるキャンペーンも実施しています。

楽天モバイルは、その月使ったデータ使用量に合わせて料金が変化するシンプルなワンプラン。

自分のデータ使用量を予測して、プランを設定する手間もありません。

また、最新のiPhone13、iPhoneSE(第3世代)の両方を購入できる格安SIMは楽天モバイルだけです。

最新のiPhoneの購入と、格安SIMの申し込みを1度で完結させたい方におすすめですよ。

BIGLOBEモバイル:エンタメフリーオプションならYouTubeなどが使い放題

出典:BIGLOBE mobile
利用回線docomo
au
月額料金・プラン1GB  1,078円
3GB 1,320円
6GB  1,870円
12GB 3,740円
20GB 5,720円
30GB 8,195円
通話料金国内通話料 22円/30秒
専用アプリ「BIGLOBEでんわ」で 9.9円/30秒
5G対応〇 ※要申込
実測平均速度19.57Mbps
支払い方法口座振替:△(データ通信のみの場合口座振替払いもあり)
クレジットカード:〇 
デビットカード:×
※価格はすべて税込

BIGLOBEモバイルは、YouTubeやAbemaTV、Spotifyなどのエンタメサービスをよく利用する方におすすめの格安SIMです。

エンタメフリー・オプションを利用すれば、21種類の対象サービスをどれだけ使っても、データ消費されません。

また、初回申し込みかつ音声通話SIMを契約の方に限り、エンタメフリー・オプションが6か月無料で利用できるキャンペーンも実施中です。

通信消費量を気にせず、月額料金を抑えながら動画・音楽を楽しめます。

iPhoneでおすすめの格安SIMに乗り換える方法

iPhoneで格安SIMに乗り換える手順は、以下の通りです。

  1. iPhoneを用意する
  2. 契約する格安SIMを申し込む
  3. 乗り換え前のMVNOでMNP予約番号を取得する
  4. 契約したMVNOのSIMカードをiPhoneに挿入する
  5. APN設定を行う

それぞれの手順について詳しく解説していきます。

1.iPhoneを用意する

まずは、格安SIMで利用したいiPhoneを用意しましょう。

iPhoneを用意するパターンとしては、3パターンが考えられます。

  1. 持っているiPhoneを使用する
  2. 新品のiPhoneを購入する
  3. 中古のiPhoneを購入する

それぞれのパターンの注意点を紹介していきます。

持っているiPhoneを使用する場合

持っているiPhoneを格安SIMで使用する場合、購入したキャリアと契約する回線の種類を合わせるか、SIMロックを解除する必要があります。

キャリアで購入したiPhoneは、そのキャリアの回線でしか通信できないように「SIMロック」がかかっているため、auで購入したiPhoneはau回線でしか通信ができません。

そのため、持っているiPhoneと同じ回線の格安SIMを契約すれば、SIMカードを入れ替えるだけで乗り換えが完了します。

下記は、SIMロックがかかっている場合に各キャリア回線に対応している格安SIMの表です。

参考にしてみてくださいね。

ドコモ回線AU回線ソフトバンク回線
楽天モバイル
UQモバイル
ワイモバイル
mineo
OCNモバイルONE
IIJmio
y.umobile
HISモバイル
LIBMO
BIGLOBEモバイル
nuroモバイル
イオンモバイル
リンクスメイト
DTI SIM
エキサイトモバイル
ロケットモバイル
b-mobile
BIC SIM
LinksMate
QTモバイル
日本通信SIM
NifMo
トーンモバイル
J:COMモバイル
ドネドネ
リペアSIM◯c

もし、持っているiPhoneと違うキャリア回線を使用したい場合は、乗り換え前に「SIMロック解除」の手続きをする必要があるので、注意しましょう。

新品のiPhoneを購入する場合

新品を購入する場合は、SIMフリーのiPhoneを選ぶことが重要です。

SIMフリーのiPhoneなら、どの回線を契約してもSIMロック解除の手続きなしで利用開始できます。

また、契約する格安SIMでiPhoneを購入することも可能です。

ただし、iPhoneを購入できる格安SIM会社はまだまだ少ないので、使いたいiPhoneがあるか必ず確認しましょう。

格安SIMとセットでiPhoneを購入する場合は、SIMカードがすでに差し込まれている場合もあります。

その場合は初期設定のみで使えるので、手間が少なく済むのがメリットです。

中古のiPhoneを購入する場合

中古スマホ販売店やフリマアプリで中古のiPhoneを購入する場合は、以下の点に注意してください。

  • SIMロックが解除されているか確認する
  • SIMロックが解除されていない場合は、契約する通信回線と同じiPhoneを選ぶ
  • 赤ロムでないか確認する

SIMロック解除は、契約者が契約期間内にできる手続きです。

そのため、中古で購入した人はSIMロック解除の手続きができません。

SIMロックが解除されていないiPhoneを購入すると、そのiPhoneが対応する通信でしか使用できないので注意しましょう。

また、赤ロムとは契約者の料金滞納などで通信に制限がかけられた端末です。

赤ロム状態のiPhoneだと、SIMカードを入れてもネットワーク通信ができない場合があるので、購入しないようにしましょう。

白ロム状態が正常に使用できるiPhoneです。

2.契約する格安SIMを申し込む

契約したい格安SIMを申し込みましょう。

iPhoneが使える格安SIMについては、本記事の「iPhoneが使える格安SIMおすすめ11選」で紹介しています。

せひ参考にしてください。

3.乗り換え前のMVNOでMNP予約番号を取得する

今使用している電話番号をそのまま使用したい場合は、MNP予約番号の取得が必要です。

契約しているキャリアに電話するか、Webサイトで申し込んで取得します。

MNP番号が無料で取得できますが、取得日を含め15日間の有効期限があるので注意が必要です。

有効期限を過ぎてしまうと再度取得しなくてはいけないため、MNP番号の期限内に乗り換えの手続きを済ませましょう。

MNP予約番号の問い合わせ先

  • ドコモ:151(局番なしでドコモの携帯から)
  • AU:0077-75470
  • ソフトバンク:*5533(ソフトバンク携帯から)

4.契約したMVNOのSIMカードをiPhoneに挿入する

契約の申し込みをしたMVNOからSIMカードが届いたら、iPhoneに挿入します。

iphoneの場合、本体の横に下記の写真のような部分があるのでここをピンで刺すとSIMカードを入れられます。

元々付属しているピンで刺してあげると簡単に開けますが、もしなくなってしまった場合はクリップの端などをうまく利用して刺してあげると良いと思います。

この中のSIMを差し替えて挿入し直せば完了です。

SIMカードは、MVNOによってサイズが異なる場合があるので、契約前に使用したいiPhoneに対応しているか確認しておきましょう。

5.APN設定を行う

最後にiPhoneのAPN設定を行いましょう。

設定の際の注意点として、wifi環境がないと設定ができません。必ずwifiが繋がる場所か確認してから設定を行いましょう。

iPhoneをWi-Fiに接続し、契約した格安SIMのサイトにアクセスしてAPNプロファイルをインストールします。

APNプロファイルのインストール方法は、各格安SIM毎の説明書が付属されていると思いますのでそちらに従ってインストールしてみましょう。

インストールが終わったら通信が繋がっているか、動作に問題はないか確認してください。

問題なければ、乗り換えの手続きは完了です。

おすすめ格安SIMをiPhoneで使う際の注意点4つ

格安SIMでiPhoneを使用する場合、事前に知っておきたい注意点があります。

人によってはデメリットになってしまう可能性もあるので、必ず確認しておきましょう。

iPhoneの最新モデルに対応していないことがある

最新型のiPhoneは対応していない格安SIMもあるので、注意が必要です。

格安SIM会社で、最新型のiPhoneの動作確認が済まないと利用できないため、最新型のiPhoneが使用できるようになるまで、やや時間を要する可能性があります。

最新型のiPhoneを使用している方は、契約前に対応しているか確認しておきましょう。

APN設定を自分でする必要がある

iPhoneに限らず、格安SIMで端末を使用する場合、APN設定は自分で行う必要があります。

APN設定とは端末と通信をつなぐ作業のことです。

大手キャリアではすでにAPN設定がされていますが、格安SIMを使用する場合はAPN設定をしないとエラーがでてしまい、インターネットに接続できなくなってしまいます。

そのため、自分でAPN設定をする必要がありますが、設定の際はインターネットに接続する必要があるので、Wi-Fi環境が必須です。

Wi-Fi環境がない方は、近隣のカフェや公共施設などのフリーWi-Fiがある場所を探す手間がでてきます。

ただし、APN設定は簡単です。

記事後半で手順を解説してるので、ぜひ参考にしてください。

LINEアプリの年齢認証・ID検索はできない

こちらもiPhoneに限った話ではありませんが、格安SIMを利用するとLINEアプリの年齢認証・ID検索機能は使用できなくなります。

しかし、LINEアプリ自体の使用は可能です。

友達追加をする際は、QRコードを読み取ったり、フリフリを使用したりとID検索以外の方法をとる必要があります。

最新型のiPhoneを購入できるMVNOは少ない

格安SIMでは、最新型のiPhoneの取り扱いが少ないのも特徴です。

大手キャリアでは発売直後から最新型のiPhoneを購入・使用できますが、格安SIMでは1~2世代型落ちのiPhoneしか取り扱っていないことも少なくありません。

また、新品のiPhoneではなく、中古や未使用品のiPhoneしか取り扱っていない格安SIMも多いので、新品にこだわりがある方は注意しましょう。

現在最新型であるiPhone13、iPhoneSE(第3世代)両方を新品購入できるのは楽天モバイルだけです。

iPhone13iPhoneSE(第3世代)
楽天モバイル
UQモバイル×
ワイモバイル×
mineo×
ONEモバイルONE×
ahamo×

iphoneを格安SIMで使う際のデメリットは?

主にあげられるデメリットは下記です。

  • 自分で設定しないといけないので慣れないと難しい
  • 使えるiphoneの種類が限られるケースがある
  • 大手キャリアのサービスが使えなくなる
  • 契約解除や違約金など費用が発生するケースもある
  • 支払い方法がクレジットしか使えないケースもある

主にこのようなデメリットが考えられますが、それぞれ詳しくチェックしていきます。

自分で格安SIMの設定をする必要がある

格安SIMの場合は、大手キャリアとは違い店舗などで設定してもらうということはありません。

上記での乗り換えの流れの通り、ご自身で説明書を読みながら設定を行わなければいけません。

特に慣れていないと、SIMロックやAPNの設定などに苦戦するという方もいらっしゃるかもしれません。

慣れない方は、できる人に設定をしてもらうなど工夫が必要です。

iphoneのモデルが限られている

格安SIMによっては端末セットでiphoneを購入できるものもあります。

希望のバージョンのセットがないケースもあるので注意が必要です。

特に最新の機種がなかったりすることは多いです。

もしセットで使いたいiphoneがなければアップルストアや中古販売店で端末を購入することをオススメします。

注意点としては、SIMフリーの端末だったとしても、機種が対応してないケースもありますので格安SIMに対応しているかどうか念の為チェックしておきましょう。

大手キャリアのサービスが使えなくなる

格安SIMは、ドコモ、AU、ソフトバンクなど大手キャリアのサービスから外れることになります。

元々キャリアの方使えていた下記のサービスは使えなくなります。

  • キャリアメール
  • LINEのID検索
  • テザリンク

特にキャリアメールを主に使っていた方は、格安SIMに変更する前に他のメールに変更できるかなどはチェックしておくことをお勧めします。

LINEは格安SIMにすることで年齢認証ができなくなります。乗り換え前に対応しておきましょう。

契約解除や違約金などの費用に注意

乗り換え時には、端末の残債や解約手数料などかかってしまうケースもあります。

そのため、解約タイミングや残債の状況などを考慮して乗り換えを検討するのがお勧めです。

無駄な費用をかけずに賢く乗り換えましょう。

支払いがクレジットカードしか使えなケースもある

格安SIMの契約はクレジットカードのみというケースがほとんどです。

今までドコモ、AU、ソフトバンクなど大手キャリアの契約で、口座振替や請求書払いを行なっていた方は特に注意が必要です。

各格安SIMの支払い方法などを確認してから契約をするようにしましょう。

クレジットカードが使えないという方は要注意です。

iphoneを格安SIMに乗り換えてすぐiOSのアップデートはしないで!

格安SIMでiOSのアップデートをしたところ、通信ができない不具合が発生するケースが何度か報告されています。

格安SIMを使用していてもiOSのアップデートは可能ですが、不具合報告がないか確認してから行うのが無難です。

もし、不具合報告があった場合、格安SIM会社では検証と対処をしてくれます。

iOSのアップデートは通知がきてすぐにしなくてもいいので、2〜3週間様子を見るのがおすすめです。

まとめ

iPhoneが使える格安SIMは多くあります。

ただし、購入となると大手キャリアほど種類も少なく、最新のiPhoneを選べないのが難点です。

格安SIMへの乗り換えの際も、本記事で紹介した注意点や手順を参考にしてみてください。

関連記事