いま大注目を浴びているauの新プラン・povo。毎月家計を圧迫するスマホ代を少しでも安くできたら…と考えるご家庭も多いのではないでしょうか?現在、auの家族割プラスを活用している方の中にもプラン変更を検討している方もいるでしょう。
今回はpovoの家族割プラスについてご説明します。povoに乗り換えた方がお得になる人・auプランのままがお得な人の特徴も解説するのでぜひ参考にしてみてください。
- auの新プラン「povo」に家族割プラスなどの割引は適用される?
- auプランとpovoはどっちが安いか?
- 家族割の適用されるauプランの方がお得な人の特徴
- povoを申し込んだ方がお得な人の特徴
目次
auの新プラン「povo」に家族割プラスなどの割引は適用される?
いま注目のauの新プラン・povo。基本料金が0円で、毎月使う分だけオプションをトッピングできる非常に便利なサービスです。
家族でau回線を契約している場合、気になるのが「povoに家族割などは適用されるのか?」という点です。
安いpovoに乗り換えて、さらに家族割が使えたら家計にも嬉しいですよね。まずはpovoの家族割についてご紹介します。
現在契約できる「povo2.0」には家族割は適用されない!
povoには「povo1.0」「povo2.0」の2つのバージョンが存在し、現在契約できるのは「povo2.0」になります。
povo2.0ですが、2022年1月現在は家族プラスなどの割引は対象外となっています。
povo2.0は基本料金が0円+トッピングとして毎月のギガを購入する方式となっています。毎月自由なプランを作れる分、毎月固定の割引は設定されておりません。システムを考えると、今後もpovoに対する家族割が導入されることも考えづらいでしょう。
家族割プラスが適用されるキャンペーンは夏までの申し込みで終了
お得なauの家族割引が適用されるのは2021年9月までに契約できた「povo1.0」のみの限定キャンペーンです。しかし、こちらも「povo1.0」の契約を家族の人数にカウントするという内容でした。
auプランに加入している人の分のみ家族割プラスが適用されるので、家族全員でpovoに加入している場合には適用されません。
このキャンペーンは2022年現在終了しており、家族割プラスへのカウントは対象外となるのでご注意ください。
auプランとpovoはどっちが安いかシミュレーション
auプランとpovoはどちらが安いのでしょうか。
家族割・auスマートバリュー・auPay払いで「使い放題MAX 5G/4G」を契約した場合、かかる金額は4,928円(税込)です。※通話し放題のオプションはつけていません。
以下はpovoのデータトッピングの料金表になります。
データ使い放題(24時間) | 330円/回 |
データ追加1G(7日間) | 390円/回 |
データ追加3G(30日間) | 990円/回 |
データ追加20G(30日間) | 2,700円/回 |
データ追加60G(90日間) | 6,490円/回 |
データ追加150G(180日間) | 12,980円/回 |
- 4,680円で26GB(30日間)データを追加する
- 12,980円で150GB(180日間)データ追加→3ヶ月に分けて使う(毎月50G/4,326円)
短期間のみの契約なのか、長期間利用するのか、月々のデータ利用料はどのくらいなのか。現在の使用状況によってどちらがお得かとは一概には言えませんが、月々50GB以下の通信量であればpovoがお得になるケースが多いでしょう。
家族割の適用されるauプランを申し込んだ方がお得な人の特徴
povoには乗り換えず、auプランを申し込んだ方がお得な人の特徴についてご説明します。状況次第によっては、既存のプランのままの方がお得で便利な場合があります。以下の特徴に当てはまる方は、ぜひ検討してみてください。
- auの店頭でサポートを受けたい
- povoを使う方が合計金額が高くなる
- 家族間の通話料金を無料にしたい
auの店頭でサポートを受けたい
povoの契約は全てオンラインで行います。店頭での契約は行っていないので、店頭で説明を受けたい方には向いていません。
電話などの案内にも対応しておらず、WEBだけでのやりとりになります。スマホのセット売りも行っておらず、お手持ちの端末にSIMを差し込む方式です。スマホの購入から開通手続きまでを、一括で行いたい方もpovoはおすすめできません。
povoを使う方が合計金額が高くなる
povoは基本料金は0円で、使いたい機能を選んでトッピングする方式のサービスです。毎月多くの通信量を使う方は、povoを使う方がかえって料金が高くなる可能性があります。毎月少しの通信量、通話しか使わないという方にはpovoはピッタリです。
しかし、毎日大量に通信・電話をするという方は、auの「使い放題MAX 5G/4G」に通話し放題のオプションをつけた方が安く済むかもしれません。
家族間の通話料金を無料にしたい
povoは家族割が適用されません。そのため、家族間の通話にも料金が発生します。
- 家族間での長電話が多い
- 家族以外と電話をしない
という方には家族間通話が無料になる、家族割プラスの適用されるauプランがおすすめです。
povoを申し込んだ方がお得になる人の特徴
続いてpovoを申し込んだ方がお得になる人の特徴を解説します。povoを申し込んだ方がお得になる人は以下です。
- 単身世帯で使用する
- 2年縛りなしで短期間だけ契約したい
- 月々のモバイルデータ通信量が20GB程度である
以下でそれぞれについて詳しく解説します。
単身世帯で使用する
まず、確実にお得になるのは単身世帯で使用をする方です。家族割が利かないpovoですが、単身世帯では関係ありません。
家族割やauスマートバリューなどの割引なしで契約すると「使い放題MAX 5G/4G」は7238円かかります。一方、povoでしたら以下の値段でデータトッピングができます。
データ使い放題(24時間) | 330円/回 |
データ追加1G(7日間) | 390円/回 |
データ追加3G(30日間) | 990円/回 |
データ追加20G(30日間) | 2,700円/回 |
データ追加60G(90日間) | 6,490円/回 |
データ追加150G(180日間) | 12,980円/回 |
仮に60G追加しても6,490円しかかからないので、大容量をお探しの方はぴったりの製品と言えるでしょう。
2年縛りなしで短期間だけ契約したい
auプランでは2年間の契約期間の縛りがあります。契約が満了する前に解約をすると、違約金が発生します。
しかし、povoには契約期間の縛りが一切ありません。ギガや通話し放題のトッピングを購入せずにいれば無料で使うことができます。
SIMを一時的に使いたいという方にはぴったりのプランです。
月々のモバイルデータ通信量が20GB程度である
家族で使っている場合でも、月々の利用料が各自20GB程度であるならpovoがお得です。
auで20GB使うとなると、もっとも安くなるプランは「使い放題MAX 5G/4G」です。家族割引(3人以上)・auスマートバリュー割引・auPay支払い割引を全て使っても、使い放題は1人あたり5,808円かかります。
一方、povoなら20GBのデータ追加をしても2,700円しかかかりません。これに通話かけ放題(1,650円)を追加したとしても、月々の料金は4,350円です。
月々の使用ギガ量を確認して、さほど使っていないのであればpovoに家族で乗り換えるのも1つの手段です。
povoの家族割プラスまとめ
今回はauの新プラン・povoの家族割について解説しました。
現状、povoに家族割などのサービスはありません。auスマートバリューなどの割引も適用外なので家族で使う場合には損をする可能性もあります。
一度、毎月の使用ギガ数を調べてみて、povoとauプランどちらがお得になるか精査してみることをおすすめします。