「楽天モバイルとIIJmioはどっちの方がお得なの?」「それぞれのメリットや利用料金を比較したい」という方も多いでしょう。
そこで今回は、楽天モバイルとIIJmioのメリットや料金比較について紹介します。
また、スマホをお得に利用する方法やおすすめの機種についても解説するので、どの格安SIMを利用するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
楽天モバイルとIIJmioのメリット比較
まず楽天モバイルとIIJmioのメリットについて比較していきましょう。
以下、表にまとめたのでご覧ください。
楽天モバイル | IIJmio | |
---|---|---|
メリット | ● Rakuten Link利用で通話が無料! ● 楽天回線エリア外では、5GBまで通信できる ● 1GBまで0円、最大3,278円で利用できる | ●20GB以上の大容量プランがない ●通信速度が遅い時間帯がある |
それでは楽天モバイルとIIJmioのメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。
楽天モバイルのメリット
楽天モバイルは楽天グループが提供している格安スマホのサービスです。使用した分だけ支払う料金プランがで、20GB以上使っても最大で月額2,980円になります。
それではメリットについて詳しく見ていきましょう。
Rakuten Link利用で通話が無料!
楽天モバイルはRakuten Linkのアプリを利用すると国内通話が無料でかけ放題になります。専用アプリを介して通話することで、通話料金が無料になり、通信量を1GB以内に納めると0円で利用可能です。
普段良く通話をする人や、利用料を安くしたい人にはメリットがあると言えるでしょう。
楽天回線エリア外では、パートナ回線で5GBまで通信できる
楽天モバイルは徐々に通信エリアを拡大していますが、まだエリア外になる場所もあります。回線エリア内は使い放題ですが、エリア外ではパートナー回線に切り替わり月5GBまで利用可能です。
もし5GBを使い切った場合、ダウンロードなどの高速通信は使用できなくなります。しかし、メールやインターネット機能は普段通りに使えるので安心です。
旅行でエリア外に行った際に、スマホを快適に使用できるのはメリットがあると言えるでしょう。
1GBまで0円、最大3,278円で利用できる
楽天モバイルは1GBまで0円、最大3,278円で利用できるRakuten UN-LIMITⅥという料金プランがあります。
~1GB | 0円 |
1~3GB | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB~ | 3,278円 |
1GBまでは0円で利用でき、使用したデータ量に応じて段階的に料金が上がります。どれだけ使っても最大3,278円で使用可能です。
普段、映画やYouTubeなどを良く見ており、GB消費量が多い方はお得にスマホを利用できます。
IIJmioのメリット
IIJmioは格安スマホのサービスを提供する企業の一つです。好みのサービスをカスタマイズしたり、法人向けサービスを基本とした高い品質を提供しています。
それではメリットについて詳しく見ていきましょう。
バースト機能でページ読み込みが速い
IIJmioはバースト機能があり、ページ読み込みが速いのも特徴。格安SIMは通信量を節約する機能をつけており、動作が遅くなる場合があります。
バースト機能は、ページを読み込む瞬間だけ高速通信を使います。これにより、読み込みが遅いなどのストレスが改善され快適に利用することが可能です。こちらの機能は、自分で自由に設定変更ができます。
具体的には、ページ読み込みやゲームをする際はバースト機能を使用して、普段は通信速度を抑えて通信量を節約するように切り替えられます。
格安スマホをストレスなく使用したい方には、おすすめの機能です。
大手フルMVNOで信頼性がある
IIJmioは大手フルMVNOなので、信頼性があります。IIJmioを運営する「IIJ」は1993年に、日本初のインターネット接続サービスを開始したプロバイダです。
サポート相談やユーザー目線の動作検証が充実しており、iPhoneの新機種やiOSの新バージョンが出ると、すぐ動作確認をして結果を公開してくれます。
手厚いサポートが必要な人や常に最新のものを使いたい人におすすめです。
楽天モバイルとIIJmioのデメリット比較
ここからは、楽天モバイルとはIIJmioのデメリットについて比較していきましょう。
以下、表にまとめたのでご覧ください。
楽天モバイル | IIJmio | |
---|---|---|
デメリット | ●楽天回線エリアが狭い ●SIMフリー端末の動作確認がされていない | ●20GB以上の大容量プランがない ●通信速度が遅い時間帯がある |
契約前には、デメリットもしっかりと頭に入れておきましょう。それでは詳しく解説していきます。
楽天モバイルのデメリット
楽天モバイルのデメリットは以下の2つになります。
- 楽天回線エリアが狭い
- SIMフリー端末の動作確認がされていない
それでは詳しく見ていきましょう。
楽天回線エリアが狭い
楽天回線エリアは徐々に広がってきているが、まだ範囲が狭いというデメリットがあります。
人口カバー率が94%で、住宅地や都市部は楽天モバイルの回線エリアです。しかし、電波が届きにくい地下や山などはエリア外になる可能性も。楽天回線エリア外では、auのパートナー回線が月5GBまで使用可能です。
したがって回線エリア外に住んでいる方は、楽天モバイルではなく大手キャリアの使用を推奨します。
SIMフリー端末の動作確認がされていない
楽天モバイルは、SIMフリー端末の動作確認がされていません。現状使用できているスマホも、今後OSアップデートなどで使用できなくなる可能性もあります。
動作が保証されている機種を、以下にまとめました。
- AQUOS zero SH-M10
- AQUOS R2 compact SH-M09
- AQUOS sense2 SH-M08
- AQUOS sense plus SH-M07
- AQUOS R compact SH-M06
- AQUOS sense lite SH-M05
- Reno 10x Zoom
- AX7
- R17 Pro
- Find X
- HUAWEI P30 lite
- HUAWEI nova lite 3
動作確認されていなくても使用できる端末はありますが、利用する際は自己責任です。
iPhoneシリーズは、6s以降全て正式に対応しているので、安心して利用できます。
IIJmioのデメリット
IIJmioのデメリットは以下の2つになります。
- 20GB以上の大容量プランがない
- 通信速度が遅い時間帯がある
それでは詳しく見ていきましょう。
20GB以上の大容量プランがない
IIJmioのデメリットは、20GB以上の大容量プランがないことです。ただし、オプションとして各プランにデータ量を毎月追加して利用可能です。
オプションをつける場合の料金は、月3,100円で20GB、月5,000円で30GBになります。
通信速度が遅い時間帯がある
IIJmioは、平日のお昼など通信速度が遅い時間帯があります。理由としては、平日の昼間は回線が混み合うからです。
しかし、極端に通信速度が遅くなり使用できないということはありません。平日のお昼に動画を視聴したり、アプリのダウンロードやアップデートをする際は時間がかかります。
WebサイトやSNSなら充分快適に利用可能。平日の昼間にデータ量の多いサイトや動画を観るという方は注意しましょう。
楽天モバイルとIIJmioの料金比較
ここからは楽天モバイルとIIJmioのスマホを利用した際の月額料金について比較していきましょう。
まずはIIJmioの月額料金をみてみましょう。
データ通信専用 タイプD | SMS機能付き タイプD/A共通 | 音声機能付き タイプD/A共通 | eSIM(データ通信のみ) タイプD | |
---|---|---|---|---|
2GB | 748円 | 825円 | 858円 | 440円 |
4GB | 968円 | 1,045円 | 1,078円 | 660円 |
8GB | 1,408円 | 1,485円 | 1,418円 | 1,100円 |
15GB | 1,738円 | 1,815円 | 1,848円 | 1,430円 |
20GB | 1,958円 | 2,035円 | 2,068円 | 1,650円 |
IIJmioにはdocomo回線とau回線があります。タイプDはdocomo、タイプAはauで、料金はどちらも共通になります。
表に記載のあるデータ通信SIMは、インターネット通信だけ使えるSIMのことです。通話可能な一般的なSIMよりも安く利用できます。
一方eSIMは、スマホ端末にデータをダウンロードして使用するので、SIMの差し替えの必要なく利用できます。
続いて、楽天モバイルとIILmioの月額料金を音声データSIMで比較した表です。
GB数 | 楽天モバイル | IIJmio |
---|---|---|
~1GB | 0円 | ー |
2GB | 1,078円 | 858円 |
3GB | 1,078円 | ー |
4GB | 2,178円 | 1,078円 |
8GB | 2,178円 | 1,418円 |
15GB | 2,178円 | 1,848円 |
20GB | 2,178円 | 2,068円 |
20GB~ | 3,278円 | ー |
上表より、IIJmioのeSIMは2GB以上では楽天モバイルよりも低価格となっています。一方、楽天モバイルは通話し放題とデータ通信量が1GBまでなら0円で利用可能です。
楽天モバイルかIIJmioの購入を検討している方は、上記の表を参考にしてください。
スマホ代を安く抑えたい方は、楽天モバイル物理SIM×IIJmio eSIM併用がおすすめ
スマホ代を安く抑えたい方は、楽天モバイルで物理SIM、IIJmioでeSIMを併用して利用すると、月額料金をかなり抑えられます。楽天モバイルは1GBまでは月額0円で通話かけ放題です。こちらを通話メインで使いましょう。
eSIMは楽天モバイルも対応しています。しかし、IIJmioの物理SIMは月額748円(2GB)で料金が高め。つまり、楽天モバイルの物理SIM×IIJmio eSIMの併用の場合に、最安で2GB・月額440円で利用可能になります。
スマホ代はできるだけ安く抑えたい方は、楽天モバイルとIIJmioのSIM併用をご検討してはいかがでしょうか。
楽天モバイルとIIJmioを同時に使える、eSIM対応のスマートフォン
2回線を併用するなら、デュアルSIM運用に対応しているスマートフォンがおすすめです。
ここからは楽天モバイルとIIJmioを同時に使えるeSIM対応のスマートフォンを紹介しますので、参考にしてください。
OPPO A73
OPPO A73は物理SIMとeSIMの両方に対応しています。
ストレージ容量 | 64GB |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 662 |
重さ | 約162g |
画面 | 6.44 インチ |
価格(IIJmio) | 26,800円 |
超広角レンズ搭載の4眼カメラで、AIがシーンに合わせて適切に補正してくれるため、誰でも簡単に美しい写真を撮ることが可能です。
レザーの質感を目指した高級感のある背面デザインが特徴。サンライトスクリーン機能対応で、明るい日差しの下でも画面がくっきりと見えます。
OPPO A73は、写真を綺麗に撮りたい方にはおすすめです。
Pixel 5
Pixel 5はAndroidでeSIMに対応している公式端末です。Googleが発表するPixelシリーズの最新作になります。eSIMでも動作確認済みで安全性にも優れており、5Gにも対応しています。
ストレージ容量 | 128GB |
CPU | Snapdragon 765G |
重さ | 151g |
画面 | 6インチ、2,340×1,080 |
価格(Android Store) | 74,800円 |
自動調整バッテリーを内蔵していて、AIがユーザーの普段の利用状況から判断して、効率的に電力を使います。
pixel5は、低価格でスペックの高い端末を使用したい方におすすめです。
AQUOS sense4 lite
AQUOS sense4 liteは、nanoSIM2枚の同時運用が可能なSIMフリースマホです。バッテリー持ちを重視している人におすすめです。
ストレージ容量 | 64GB |
CPU | Snapdragon 720G |
重さ | 約176g |
画面 | 5.8インチ、2,280×1,080 |
価格(IIJmio) | 28,545円 MNP限定特価9,980円 |
最大1週間使える大容量バッテリーを搭載。仕事などでスマホをたくさん利用する方でも、バッテリーが1日持つスタミナ設計です。
iPhone 12
iPhone12は5Gに対応している端末です。耐落下性能が4倍向上して、落としても壊れにくく頑丈に作られています。
ストレージ容量 | 64/128/256GB |
CPU | A14 Bionic |
重さ | 162 g |
画面 | 6.1インチ |
価格 | 64GB 85,800円 128GB 90,800円 256GB 101,800円 |
耐水性機能がついており、最大で30分水に浸かっていても壊れません。スペックが高く、スマホを快適に利用したい方におすすめです。
楽天モバイルとIIJmioの比較まとめ
本記事では、楽天モバイルとIIJmioのメリットや料金を比較しました。
格安スマホのサービスを提供している会社はたくさんありますが、利用料金の安さで判断するなら楽天モバイルの物理SIMとIIJmio eSIMを併用するスタイルが一番安く利用できます。
楽天モバイルとIIJmioを同時に使えるeSIM対応でおすすめのスマートフォンについても紹介したので、購入検討の方はぜひ参考にしてください。