【スマホの機種変更は自分でできる？】SIMフリースマホの機種変更・データ移行のやり方を解説

「スマホ本体代金の残債があるけど使いにくいから安く機種変更したい」「スマホの機種変更はお店に行かずに自分でできるの？」という悩みを持っていませんか？結論からいうと、スマホの機種変更は自分でできます。それどころか、スマホの機種変更は自分でする方が料金を安く抑えられるのです。

おすすめはSIMフリースマホを利用すること。この記事では安くスマホの機種変更をしたいあなたのために、SIMフリースマホで機種変更を自分で行う方法や注意点について解説します。さらに、費用を抑える方法についても説明するので、スマホを利用する上での参考にしてみてください。

スマホの機種変更を自分でする手段は2つ

スマホの機種変更を自分でするには、大きく分けて2つの方法があります。1つ目は、現在契約しているキャリアでの機種変更をオンラインで申し込み、自分で手続きをする方法です。もう1つは、キャリアのスマホではなくSIMフリースマホをネットなどで購入して、自分で機種変更をする方法。それぞれにメリットがあるので詳しくみていきましょう。

キャリアのスマホを購入する場合、下取りサービスで端末料金の割引が受けられます。また、端末料金を分割で支払えるため、一時的に金銭的な負担がかかる心配がありません。そして、キャリアならではのサポートも充実しています。

そして、SIMフリースマホの一番の魅力は、端末そのものの代金が安いこと。端末の種類も豊富なため、好みに合わせて色々な機種を選べます。機種変更したいけどキャリアにはピンと来る機種がない場合には、SIMフリースマホで探してみるのもおすすめです。

コスパの良さで利用者がどんどん増えているSIMフリースマホ。そこで今回は、SIMフリースマホを購入して自分で機種変更をする方法を解説していきます。

SIMフリースマホを買って自分で機種変更する方法

SIMフリースマホを初めて利用するという方は、どうやって機種変更をすればいいかわからないですよね。そこで、そんなあなたのためにSIMフリースマホで機種変更をする流れや押さえておきたいポイントを紹介していきます。せっかく新しい機種を購入したのに使えないということのないよう、しっかり読んでおきましょう。

1.SIMフリースマホを買う

まずは、SIMフリースマホを購入しましょう。SIMフリースマホはネットや中古サイトでも簡単に手に入ります。しかし、SIMフリースマホであれば何でもいいという訳ではありません。以下の2点に注意して購入しましょう。

1つ目は、現在利用している回線に対応したスマホを選ぶこと。各キャリアによって使用している回線が異なるため、対応していないSIMフリースマホを購入してしまうと利用できません。必ず購入する前にサイトで確認しておきましょう。掲載されていない場合はメーカーに問い合わせてでも確認しておくべきです。

2つ目は、現在利用しているSIMカードのサイズに対応したスマホを選ぶこと。SIMカードには標準SIM・microSIM・nanoSIMの3種類があり、全てサイズが異なります。必ずSIMカードの種類を確認してからSIMフリースマホを購入するようにしましょう。万が一対応していないSIMフリースマホを購入してしまった場合は、キャリアにSIMカードの再発行をしてもらうこともできます。ただし、ドコモ・auなら2,200円、ソフトバンクなら3,300円の手数料がかかってしまうので、注意しておきましょう。

2.現在利用しているスマホのデータのバックアップをとる

機種変更の際には、あらかじめスマホのデータのバックアップを取る必要があります。SIMカードを変更するだけでは、スマホ内のデータまでは移行できません。データのバックアップを取る方法は、SDカードを利用する方法やパソコンを利用する方法、キャリアのサービスを利用する方法などさまざまな方法があります。

中でも一番のおすすめは、バックアップのアプリを利用する方法。今では無料のアプリも多数存在し、操作もとても簡単です。バックアップする項目は選べるので、電話帳だけ移行したいという場合でも問題ありません。機種変更の際にスマホの中身を整理するのもおすすめです。

3.購入したスマホにSIMカードを挿入する

バックアップした後は、新しいスマホで通信を利用できるように設定していきます。現在のスマホからSIMカードを取り出し、新しいスマホに挿入してください。SIMカードの挿入口は、本体の周囲か電池パックを外したところにあるのがほとんど。中には特殊なSIM取り出しツールが必要な機種もあるので、きちんと保管しておきましょう。

また、SIMカードは挿入方向にも注意が必要です。正しく挿入されていない場合は「SIMカードを挿入してください」のメッセージが消えません。正しく認識されているかどうか、必ず確認してください。

SIMカードはとても小さく、破損しやすいものです。SIMカードの出し入れは、スマホ本体のマニュアルを見ながらできるだけ慎重に行ってくださいね。

4.APN設定をする

SIMカードを挿入しただけでは、新しいスマホは通信できません。新しいスマホとSIMカードを結びつけるために、APN設定が必要になります。APNとは「Access Point Name」の略で、データ通信時の接続先のことです。

APN設定はスマホ本体から行えるので、マニュアルが同梱されている場合は手順に沿って操作を行ってください。基本的には「設定」画面から「接続」を選び、設定することになります。特に問題がなければ、5分もあれば設定は完了するでしょう。

5.購入したスマホにバックアップデータを移行する

購入したスマホが通信できるようになったら、あらかじめ保存しておいたバックアップデータを新しいSIMフリースマホに移します。機種によって移行の方法は異なりますが、最近ではアプリやOSそのものの機能で簡単に移行できるものも。バックアップを取る際に、データ移行の方法も合わせて確認してみてください。

また、慣れない操作を避けたい場合は、iPhoneからiPhoneなど同じメーカー間で機種変更するとよいでしょう。

SIMフリースマホを利用するメリット

SIMフリースマホは本体価格が安くて種類が豊富なのが魅力です。しかし、それだけではありません。実際に利用する際にもSIMフリースマホならではのメリットがあります。ここではメリットを2つ紹介するので、今後スマホを利用していく上での参考にしてくださいね。

1.契約期間を気にせず機種変更できる

SIMフリースマホを購入する場合、契約期間関係なく好きなタイミングで端末を入れ替えることができます。例えば、現在のキャリアで気に入るスマホ端末がなかったとします。他社のスマホに乗り換えるとなると、契約期間内であれば契約解除料が発生してしまうのです。

その点、SIMフリースマホを利用した機種変更であればキャリアを変更する必要がないため、契約解除料が発生しません。故障してしまい修理代金が高額な場合や使いづらい・性能をアップしたい場合も、SIMフリースマホで機種変更するのがおすすめですよ。

2.通信料金を抑えることもできる

SIMフリースマホはSIMロックがされていないため、好きなキャリアで使用できます。機種本体はそのままで、3大キャリアはもちろん、格安SIMへの乗り換えも可能です。

SIMロックされたキャリアのスマホを使っている場合、キャリアの料金プランの中から最適なものを選ぶしかありません。ところが、SIMフリースマホであれば、全てのキャリアの全ての料金プランの中から選択可能に。料金プランの選択肢が大幅に広がるため、あなたの利用状況や家族構成などに合わせて一番安いプランを選ぶことができます。

通信料金が抑えられる格安SIM主要3社の比較一覧表

せっかくSIMフリースマホを利用するなら、今よりも通信料金が抑えられる格安SIMを利用したいですよね。乗り換えなら電話番号が変わることもなく、お得にスマホを利用できます。また、格安SIMでも大手キャリアの回線を利用しているケースが多く、通信品質や安定性は遜色ありません。ここでは、格安SIMの中でも、特にお勧めできる3社を厳選しました。今よりもあなたは、ぜひチェックして参考にしてみてくださいね。

	BIGLOBEモバイル	楽天モバイル	IIJmio
月額料金	音声通話プラン　550円（税込）〜 1GB / 1年目 770円（税込）以降1,320円（税込） データ容量3GB	0円〜3,278円（税込）	音声+2Gプラン 858円（税込）〜
利用回線	NTTドコモ/au （選択可能）	au　新規受付は楽天自社回線のみ	NTTドコモ・au
5G対応	なし	あり	あり
平均速度	タイプA（au）受信時最大 958Mbps　送信時最大 112.5Mbps タイプD（NTTドコモ）受信時最大 1,288Mbps　送信時最大 131.3Mbps	楽天エリア：公称なし　パートナー回線：最大1Mbps	【タイプD】下り最大1288Mbps、　上り最大131.3Mbps
データ繰越対応	あり　前月分を翌月末まで利用可能	なし	あり　前月分を翌月末まで利用可能
キャンペーン	エンタメフリーオプション（税込308円）初回最大6ヶ月無料、 BIGLOBE光利用時または家族割税込220円相当割引	3ヶ月プラン料金無料、 機種乗り換え最大30,000ポイント還元など	他社から乗り換えでスマホ本体代大幅割引、 スマホアクセサリプレゼント
詳細	公式サイト	公式サイト	公式サイト

通信料金が抑えられるおすすめ格安SIM3選

ここでは、格安SIM3社の利用料金や速度について詳しく解説します。利用する頻度やエリアによって快適さも料金も変わるので、機種変更・キャリア変更をするなら必ずチェックしておきましょう。また、様々なキャンペーンも行われているので、お得に利用するための参考にしてみてくださいね。

1.BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルの最大の魅力は、「エンタメフリーオプション」があることです。これはYoutubeやABEMAなど、対象の21サービスのデータ通信量がカウントされずに使い放題になるサービスです。普段よく使っているエンタメサービスが対象に含まれている場合、契約データ容量を下げて月額料金を節約できます。

また、音声通話プランも550円～と驚きの安さ。そして余ったデータを翌月まで繰り越せるのも嬉しいポイントです。現在6ヶ月間エンタメフリーオプション無料のキャンペーンも行われています。エンタメフリーオプションが気になるあなたは、今すぐ下のボタンをタップしてお得に利用しましょう。

2.楽天モバイル

楽天モバイルの最大の魅力は、楽天回線エリア内であれば高速通信が使い放題という点です。今では楽天回線エリアも首都圏のみならず全国に拡大。あなたの利用地域が対象エリアに当てはまるかチェックしてみましょう。また、楽天エリア外でも最大1Mbpsの回線速度なので、通常の使用には問題ありません。

さらに、楽天モバイルは使ったデータ量で料金が決まるシステム。普段はWi-Fi接続などでデータの使用量が少ない場合、月額料金が0円になる可能性もあります。上限も3,278円と決まっているので、月によってデータの使用量がバラバラな人にもおすすめです。2台持ち・お子さん用のWi-Fi専用スマホとしても人気なので、気になるあなたはぜひ下のボタンをタップしてチェックしてみてくださいね。

3.IIJmio

IIJmioは2GBのプランが858円からと格安なことが魅力です。20GBでもたったの2,068円。さらにオプションでかけ放題メニューをつけられます。また、5Gにも対応していて、4Gとの切り替えも可能。回線もNTTドコモ・auの2つから選べるので、格安SIMに不安がある方でも安心して利用できます。

余ったデータは翌月に繰り越せるだけでなく、家族間でシェアも可能。家族全体で料金プランを見直したい方に最適です。他にも光回線とのセット割引もあり、インターネット回線の見直しを考えているならさらにお得に利用できます。スマホ・インターネットにかかる固定費を抑えたいと考えているあなたは、今すぐ下のボタンをタップしてIIJmioに申し込みをしてくださいね。

スマホの機種変更を自分でする方法のまとめ

最近ではスマホの機種変更にかかる費用を抑えるために自分で機種変更をする人が増えています。そして、さらに安く機種変更したいなら、SIMフリーの端末を購入するのがおすすめです。この記事で紹介した方法を参考にすれば、初めての方でも簡単にSIMフリースマホで機種変更できます。後悔しないためのポイントも解説しているので、しっかり覚えておいてくださいね。

また、せっかくSIMフリー端末を利用するのだから、格安SIMへの乗り換えも合わせて検討するとよいでしょう。今回紹介した3社はどれも料金プラン見直しに最適なものばかり。それぞれの特徴に合わせてあなたに合う会社を選んでくださいね。そして、今までより安く快適なスマホライフを手に入れましょう。