さまざまな光回線サービスがあるなか、ドコモ光が気になっているという人も多いのではないでしょうか。
本記事では、ドコモ光について料金や速度、特典などを紹介します。
あわせて申し込み方法や解約方法も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
docomo光とは
ドコモ光とは、大手通信会社NTTドコモが提供している光回線サービスです。
フレッツ光の光回線を間借りし、自社の光回線として提供する「光コラボレーション」という形態で運用しています。
料金
ドコモ光を契約する場合は、ドコモ光をインターネットにつなげるプロバイダも同時に契約する必要があります。
契約するプロバイダによって、料金形態は異なるのが特徴です。
プラン名 | マンションの場合の月額料金 | 戸建ての場合の月額料金 |
Aタイプ(2年契約) | 4,400円 | 5,720円 |
Aタイプ(契約期間なし) | 5,500円 | 7,370円 |
Bタイプ(2年契約) | 4,620円 | 5,940円 |
Bタイプ(契約期間なし) | 5,720円 | 7,590円 |
単独タイプ | 4,180円 | 5,500円 |
タイプA・Bはプロバイダ料金も一体型になった利用料です。
単独タイプを契約する場合は、プロバイダ料金は別途必要となるので注意しましょう。
光回線を安く利用したいという人は、Aタイプがおすすめです。
また、契約期間の縛りがないタイプより、2年契約のほうがはるかに利用料は安くなります。
短期間での利用目的でない場合は、契約期間の縛りがあるプランの方がお得に利用可能です。
通信速度
光回線を契約するうえで重視したいのが、通信速度の速さです。
ドコモ光の平均速度
平均Ping値 | 19.33ms |
平均ダウンロード速度 | 271.61Mbps |
平均アップロード速度 | 225.17Mbps |
※みんなのネット回線速度より
平均の速度だけみると、十分な数値がでていますが、実際はどうなのでしょうか。
まずは、ドコモ光の通信速度に関する口コミを見ていきましょう。
口コミを見ると、ドコモ光の通信速度に対する意見は人によって異なるようでした。
理由として考えられるのが、契約しているプロバイダによるものと、マンションの設備の問題です。
まず、同じドコモ光であっても契約するプロバイダによって、通信速度が異なる場合があります。
契約者数とデータ通信量に見合った設備を持っていないプロバイダを契約してしまうと、通信速度が遅くなってしまうのです。
混雑する装置を通らずに通信できる「v6プラス」や「IPv6接続サービス」機能があるWi-Fiルーターを貸出しているプロバイダもあるので、チェックしてみましょう。
また、マンションの設備が古く、速い速度に対応しきれないという場合もあります。
自分の住んでいるマンションの設備がどうなのか、確認してみましょう。
docomo光のメリット
多くの会社が提供している光回線サービスのなかで、ドコモ光を利用するメリットはなんなのでしょうか。
ここからは、ドコモ光を利用するメリットを5つ紹介します。
docomoとセット割がある
ドコモでスマホを契約している人は「ドコモ光セット割」が適用になります。
月々のスマホ利用料から1回線あたり最大1,100円割引を受けられるので、ドコモのスマホを利用している人はドコモ光と併用するのがおすすめです。
同居家族はもちろん、離れて暮らす家族も割引の対象になります。
また、ドコモでスマホを利用している人は、光電話に加入せずにセット割を受けられるのも特徴です。
au光やソフトバンク光でセット割を受けるなら、光電話への加入は必須なので他社よりお得に利用できるのも嬉しいポイント。
固定電話を利用しない人にも、ドコモ光はおすすめできます。
dポイントが貯まる
ドコモ光の利用料をdカードGOLDで支払うと、利用料金1,000円ごとにdポイントが10%還元されます。
スマホと光回線の利用料が年間10,000円以上であれば、年会費11,000円も十分元が取れる計算です。
また、dカードGOLDには国内やハワイの主要空港ラウンジの利用が無料だったり、3年間で最大10万円のケータイ補償だったりと、お得な特典が盛りだくさんです。
ドコモのスマホや光回線を利用するなら、dカードGOLDを作っておくのがおすすめですよ。
新規工事費が無料
ドコモ光は、通常マンション16,500円、戸建て19,800円の工事費用がかかります。
しかし、一部のプロバイダには新規工事無料の特典があるので、工事費用を無料にすることも可能です。
初期費用を抑えたいという人は、工事費無料の特典があるプロバイダを契約しましょう。
フレッツ光より利用料が安い
ドコモ光は、フレッツ光よりも利用料が安いのも魅力です。
戸建て | マンション | |
ドコモ光 | 5,720円 | 4,400円 |
フレッツ光(NTT東日本) | 6,039円~ | 4,004円~ |
フレッツ光(NTT西日本) | 6,490円~ | 4,620円~ |
※最安料金で比較
比較してみると、戸建てはドコモ光の方が利用料が安いとわかります。
マンションの場合、NTT東日本ならフレッツ光の方が安いと感じますが、ドコモのスマホをりよしている場合はさらに安い料金で利用可能です。
docomo光のデメリット
メリットも多いドコモ光ですが、デメリットもあるため注意が必要です。
契約してから後悔しないためにも、事前にドコモ光のデメリットを確認しておきましょう。
回線の開通まで時間がかかる
ドコモ光は有線を使用したインターネット接続のため、ポケットWi-Fiのように申し込んですぐ利用はできません。
回線の開通工事をする必要もあるため、利用できるまで1週間程度は見ておく必要があります。
ドコモユーザー以外は割引がない
ドコモ光にはドコモユーザー以外が利用できる割引はありません。
スマホをauやソフトバンクなどで利用している場合は、他の光回線サービスのほうがお得な場合もあるので注意しましょう。
申し込み方法
ドコモ光を利用するうえでおすすめなのが、GMOとくとくBBからの申し込みです。
料金がフレッツ光より安くなるうえ、IPv6接続に対応している高性能のWi-Fiルーターを無料で利用できます。
ドコモ光×GMOとくとくBBでの申し込み方法は、以下のとおりです。
- 「GMOとくとくBB×ドコモ光」の専用フォームから申し込む
- 担当者より電話がかかってくるので、料金プランなどの説明を聞く
- 申し込み内容をGMOとくとくBBのほうで登録する(約1日程度)
- 完了メール・電話がきたら回線工事の日程を、ドコモ光サービスセンターへ電話して伝える
- 開通工事を終える
- 利用開始
申し込み内容や回線の開通工事が終了するまでにやや時間がかかるため、余裕をもってスケジュールを組む必要があります。
解約方法
解約の手続きはプロバイダではなく、ドコモ光で行います。
手順は以下のとおりです。
- ネットワーク暗証番号・契約ID、本人確認書類などの情報を用意する
- 電話か店舗で解約の申し込みを行う
- 数日後に回線が停止する
- 回線停止後、必要に応じて設置機器の撤去工事を行う
ドコモ光を解約後、他社の光サービスに乗り換える場合は「事業者変更」と呼ばれる手続きが必要です。
電話か店舗で問い合わせると「事業者変更承諾番号」を取得できます。
次に契約するプロバイダに、事業者変更承諾番号を提出しましょう。
また、事業者変更承諾番号の有効期限は15日間となっているので、速やかに乗り換え手続きを行う必要があります。
まとめ
ドコモ光はフレッツ光よりも、お得に光回線サービスを利用可能です。
また、スマホでドコモを利用している人はさらにお得な割引も受けられます。
ドコモユーザーで、スマホと光回線をお得に利用したい人にドコモ光はおすすめです。