0円で使えると話題になった楽天モバイル。
7月に0円プランは終わってしまい、他へ乗り換えようと考えている方もいるかもしれません。
また、「最悪だからやめた方がいい」と言う噂も耳にしますが、実際はどうなのでしょうか?
実際に使っている方の口コミを集めてみました。
楽天モバイルのメリットやデメリット、おすすめできる人など、ぜひこの記事を参考に検討してください。
目次
楽天モバイルの評判は最悪?口コミを元にデメリットを調査
0円プランを発表した当初は、楽天モバイルに加入する方が増えていました。
しかし、「料金は安くても通信状態があまりよくない」といった声は、当時から聞かれていたようです。
キャリアとしてスタートしたころは、基地の設置が充分な数に満たず、エリア内でも電波の状況があまりよくなかったのも理由なのでしょう。
①自社回線の電波は最悪(パートナー回線とのはざま)
2022年7月20日に更新された公式での楽天モバイルの楽天回線エリアは、人口カバー率を97%突破したとしています。
実際の回線エリア地図を見てみると、東京・名古屋・大坂などの主要都市は、ほぼカバーされています。
しかしソフトバンクの回線エリアの地図と比較すると、全国のカバー率はこれからといった印象を受けますね。
これは楽天モバイルが後発のため、仕方ないところもあるからでしょう。
②楽天回線とパートナー回線は通信読度とデータ容量に違いがある
楽天モバイルの通信速度は2022年8月31日の「みんなのネット回線速度の参考速度」によると、以下のような速度です。
上り平均速度 | 24.97Mbps |
下り平均速度 | 51.69Mbps |
パートナー回線は月に5GBまで(超えると最大1Mbps)となっています。
YouTubeを快適に見られる速度は、標準的な画質で(HD 1080p)視聴する場合、5Mbps以上必要です。
ネットサーフィンに必要な速度は、1Mbps〜10Mbps程度となります。
画像や動画が多いページの閲覧は5GBを使い切ると、パートナー回線使用時には重くなりそうですね。
③楽天回線とパートナー回線の切り替えができないときがある
楽天のエリア外では、パートナー回線へと自動的に切り替わるようになっています。
一部動作保証外のスマートフォンでは、自動で切り替わらない事象が起きているという話が公式に記載されています。
「機内モードON/OFF」したり、該当するスマートフォンの電源を落として再起動することで改善されるようです。
おかしいと思われたとき、いちどこちらを試してみるといいでしょう。
④エリア外の高速通信は月5GBまで
楽天モバイルの提供するエリア外、パートナー回線にはau回線が使われています。
エリア外の高速通信は月5GBまでとなっているため、これを超過すると通信速度が制限(国内:1Mbps、海外:128Kbps )されます。
⑤KDDIローミングを一部打ち切ると発表
2022年4月に楽天モバイルより、KDDIから提供されていたローミングの打ち切り予定地を拡大すると、発表されています。
2022年2月末時点で基地局の整備が完了し、人口カバー率96.7%に達したため、打ち切ることとなったようです。
⑥無制限で使えない可能性もある(エリア外)
無制限で使えるのは楽天エリア内の楽天モバイルの回線が使える場所に限定されます。
エリア外のパートナー回線になると通信速度は落ちてしまうでしょう。
楽天モバイルは、大手キャリアに比べると通信速度が遅めといわれます。
以下の表は「みんなのネット回線速度」で紹介された参考速度をまとめたものです。
他のキャリアと比較しても、楽天モバイルは遅めの通信速度です。
今後の基地局の整備で少しずつ改善されていくのを期待したいですね。
キャリア名 | 下り平均速度 | 上り平均速度 |
楽天モバイル | 49.29Mbps | 24.47Mbps |
ドコモ | 204.7Mbps | 18.33Mbps |
KDDI(au) | 81.28Mbps | 13.64Mbps |
ソフトバンク | 148.32Mbps | 23.96Mbps |
引用元:みんなのネット回線速度より
⑦つながりやすい周波数帯のプラチナバンドは未取得
楽天モバイルに割り当てられているのは4G向けの1.7GHz帯や5G向けの3.7GHz帯です。
電波の届きやすいプラチナバンドは未取得のため、他のキャリアよりも電波が届きにくくつながりにくい面があるかもしれません。
1GHz以下の低い周波数の電波。周波数が低いと障害物があっても電波が届きやすい。また遠くにも電波を届けられるため、広い場所や建物の中でも使える。基地局が少なくても広いエリアを補えるのが特長。
プラチナバンドの周波数は600MHz〜1GHzくらいと限られていて、無線通信などでも使われているため、開いている周波数がほとんどないのが実情。楽天モバイルがプラチナバンドを使えるようにするためには、帯域を使用している事業者に他の周波数帯へ移ってもらう手間が生じるため、開通にはとても時間がかかる。
なかには地上波のテレビの周波数帯も含まれている。携帯電話の影響でテレビの電波が乱れるのは近寄った周波数帯を使用している影響のため。
楽天モバイルその他の悪い評判の口コミ
楽天モバイルのその他での悪い評判についてまとめました。
⑧0円プランが終了し、7月から有料に変更になったため魅力を感じなくなった
楽天モバイルから乗り換えた人の理由の多くは、0円プランの終了でしょう。
メインよりはサブの携帯として持っている人もいるため、0円プランの終了と同時に解約したり、他のキャリアへ乗り換えたりする人が増えたためと思われます。
⑨Android端末の種類が少ない
楽天モバイルで扱われているAndroid端末は2022年8月時点で、メーカー4社から出ている12種類の端末になります。
ソフトバンクのAndroid端末メーカー8社20種類と比較すると少ないですね。
端末の価格差もあるため、一概に比較できるものではないとはいえ、こだわりのある方には楽天モバイルのラインナップでは物足りないかもしれません。
⑩iPhoneXより前の機種は使えない(iOS14.4以降にアップデートできている機種ならば使える)
口コミに「以前のiPhoneに対応していない」というものがありました。
MNOに移行したことにより、iPhoneXより前の機種でも、iOS14.4以降にアップデートできている機種ならば使えるようになっています。
楽天のホームページに記載された、iOS14.4以降に対応する対象製品は以下のとおりです。
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone XS
- iPhone X
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone SE(第1世代)
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
①ポップアップメッセージから更新
新しいキャリア設定バージョンがあるとキャリア設定のポップアップが表示される。
アップデートをタップする。
もしくは出先などでアップデートできない場合は、②の手動で設定画面から更新を行う。
②手動で設定画面から更新する場合
ホーム画面の「設定」をタップする
「一般」をタップ。
「情報」をタップ。
「アップデート」で完了。
初期設定案内ページはこちら
⑪問合せに時間がかかる
オペレーターにつながるまでの時間が長くかかることや、「たらいまわしにされた」との口コミが見られます。
なかなかつながらないと思ったら、以下のような方法も試してみると良いでしょう。
- 混み合う時間をさけてかけなおしてみる
- 似たような問い合わせがないか、お客様サポートや会員サポートを確認してみる
- チャットサポートを利用してみる、もしくは、休日に実店舗を予約して対応してもらう
⑫オンラインサポートの評判は最悪?(改善されつつあり、口コミほどではないかも)
チャットサポートについて、「質問内容にあわない回答が来る」というコメントが見られました。
実際に試したところ、返答が来るまでの時間は約5〜6分ほど。
また回答に対しての不満は特に感じませんでした。
少し面倒だと感じたのは、やり取りを終えた後のアンケート調査です。
「アンケートの問いに答える→次のアンケートに移る→答える」といった流れのため、時間を取られます。
途中で「終了」とチャットに打ち込めば終わらせることができますが、手間がかかるなという感想を持ちました。
楽天モバイルの評判はいい?
ここからは、楽天モバイルの良い口コミについて、実際の評判を見ていきましょう。
①使った分だけ支払うシンプルなプランで使わない人にもお得
楽天モバイルの料金プランは、「Rakuten UN-LIMIT VII」のひとつだけです。
他にプランはなく、複雑な割引の仕組みもないため、とても分かりやすい料金になっています。
②データ容量無制限(楽天回線エリア限定)最大でも月額税込み3,278円
月々の使用したデータ量に応じて支払額が変わるため、どんな人でも安心して使えるプランです。
ふだんあまりスマホを使わない人、常にゲームや動画を楽しむ人、出先でたまにデータが足りなくなる人にも安心ですね。
データ使用量 | RakutenUN-LIMIT VII |
3GBまで | 月々1,078円(税別980円) |
20GBまで | 月々2,178円(税別1,980円) |
無制限 | 月々3,278円(税別2,980円) |
料金は使った分で計算される方式のため、ふだん使うデータ使用量が3GBまでなら、いつでも税込1,078円のままですみます。
さらに10月31日までは、1GBまで実質無料キャンペーンをやっています。
楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIIの料金は最大で3,278円までと、他のキャリアと比較しても安い料金設定になっています。
以下の表はキャリア4社の料金を比較したものとなります(すべて税込み表示)。
楽天モバイル | ドコモ | ドコモ | ソフトバンク | ソフトバンク | KDDI(au) | KDDI(au) |
Rakuten UN-LIMIT VII | 5Gギガ ライト 1~7GBまで | 5Gギガホ プレミア 60GB~無制限 | ミニフィットプラン 1GBまで | メリハリ無制限 | ピタッとプラン5G/ ピタッとプラン4GLTE | 使い放題MAX5G/ 使い放題MAX4G (30GB) |
3GBまで:1,078円 20GBまで:2,178円 無制限: 3,278円 | 1GBまで:3,465円 3GBまで:4,565円 5GBまで:5,665円 7GBまで:6,765円 | 3GBまで:5,665円 3GB超~:7,315円 | 1GBまで:3,278円 2GBまで:4,378円 3GBまで:5,478円 | 7,238円 | 1GBまで:3,465円 4GBまで:5,115円 7GBまで:6,765円 | 7 ,238円 |
③楽天モバイルは申込不要・オプション料金なしでデザリングが使える
楽天モバイルは、テザリングの申し込みは不要・使用料も無料で使えます。
データは楽天エリア内であれば、無制限で使えるため、パソコンやタブレットとつないで安心して使えます。
ポケットWi-Fiを持ち歩かずにすむため、荷物が少し軽くなりそうです。
④契約金の縛りがなく、違約金なし、契約事務手数料やMNP転出手数料も0円
2022年3月に、ドコモ・ソフトバンク・auの違約金は廃止となっています(既往プランによる)。
対応していない既往プランについても、2023年12月までと定められています。
2024年1月以降であれば、どこでも違約金が発生しない、もしくは発生する違約金は1,000円までに引き下げられました。
楽天モバイルでも、契約解除料(違約金)の縛りはありません。
付け加えて、契約事務手数料やMNP転出手数料も0円です。
キャンペーンに関する口コミ
キャリアを乗り換えるポイントは、月々の使用料に加えてキャンペーンが決め手という方もいるかもしれません。
楽天モバイルに乗り換える魅力は、さまざまな買い物や支払いに使える楽天ポイントがたくさんもらえるところでしょう。
キャンペーンに関する口コミやサービスについて紹介します。
⑤ 楽天モバイルへ乗り換えし、Rakuten UN-LIMIT VII利用で最大24,000ポイント還元
楽天モバイルへ乗り換えし、料金プランRakuten UN-LIMIT VIIを利用すると最大で24,000ポイントが還元されます。
また10月31日までの1GBまで実質無料分は、楽天ポイントで還元されます。
もらった楽天ポイントは、楽天市場でのお買い物に使うほか、楽天モバイルの支払いにも使えます。
上手に使えば携帯料金を浮かせることも可能ですね。
⑥楽天市場でのお買い物が常時最大6倍になる?
楽天SPUは楽天スーパーポイントアッププログラムの略称です。
対象となるサービスを申し込むなどの条件を達成すると、楽天市場での買い物時のポイントがアップするプログラムが楽天SPUです。
Rakuten UN-LIMIT VIIの申し込み、条件をクリアすると、楽天ダイヤモンド会員の方なら楽天のセールの時期でなくても、いつもポイントが最大6倍になります。
⑦端末購入キャンペーンがお得
初めての申し込みとRakuten Link(申し込み翌日23:59までに10秒以上通話)の利用が条件の端末購入キャンペーンについて紹介します。
対象のiPhoneは、13とSE、12のシリーズです。
対象のiPhone端末 | 初めて申し込み | 購入ポイント | 楽天モバイルiPhone アップグレードプログラム | 合計 |
iPhone13ProMax iPhone13Pro iPhone13 iPhone13mini iPhoneSE | 3,000ポイント | 16,000ポイント | 5,000ポイント ※本体代48回払い 24回分払ったら 最新のiPhoneに 機種変更可能 ※※返却する iPhoneの支払いは 不要 | 24,000ポイント |
iPhone12ProMax iPhone12Pro iPhone12 iPhone12mini | 8000ポイント | なし | 5,000ポイント ※本体代48回払い 24回分払ったら 最新のiPhoneに 機種変更可能 ※※返却する iPhoneの支払いは 不要 | 13,000ポイント |
またAndroid/Wi-Fi値引きのキャンペーン対象製品は、以下のようになっています。
対象のAndroid/Wi-Fi | 初めての申込み | プランセット (値引き) |
Rakuten Hand 5G Rakuten BIG s OPPO A55s 5G OPPO Reno5 A Xperia 10 III Lite AQUOS sense6 AQUOS sense6s AQUOS wish AQUOS zero6 | 3,000円分 ポイント還元 | ▲16,000円 |
Rakuten WiFi Pocket 2C Rakuten WiFi Pocket 2B | 4,401ポイント還元 | ▲3,579円 |
このほか、手持ちの端末をそのまま使用する、初めてのRakuten UN-LIMIT VIIお申し込みでは、最大8,000ポイント還元するキャンペーンも実施中です。
お使いの端末にそのままSIMカードだけ差し替えて使うなら、データ移行などの面倒な手間はいりません。
SIMカードを差し替える場合、楽天モバイルに対応している端末なのか確認してから、申込するようにしましょう。
また楽天ショップ限定のキャンペーンも開催されています。
ショップ限定の申込で楽天ポイントが1,000ポイント、さらに対象の製品を購入すると最大で5,980ポイントもらえるキャンペーンです。
近くに楽天ショップがあれば、利用してもいいですね。
キャンペーンコード「1553」を忘れずに伝えましょう。
⑧エンタメコンテンツの特典が3か月無料で楽しめる
Rakuten UN-LIMIT VII契約者限定で、以下のエンタメコンテンツが3か月無料となっています。
欠かさず読む雑誌や聴く音楽があるなら、この機会に試してみましょう。
スポーツ好きには NBA Rakuten や パリーグSpecial も要チェックかもしれません。
- 楽天マガジン
- 楽天ミュージック
- NBA Rakuten
- パリーグSpecial
- YouTube Premium
上記の他に、ABEMAプレミアムとhuluキャンペーンも開催中です。
無料期間後は、解約することを忘れないようにしましょう。
⑨Rakuten光とセット割がお得
お得なキャンペーンには、Rakuten光とのセット割も用意されています。
楽天モバイルとセットにして使うことで、自宅のインターネットが1年無料になるというものです。
- マンションプラン(集合住宅)の月額基本料:4,180円(税込)
- ファミリープラン(戸建)の月額基本料:5,280円(税込)
マンションプランは年間「50,160円」、ファミリープランでは「63,360円」も節約できることになりますよ。
Rakuten光も楽天SPU対象のため、申し込めば楽天市場での買い物で獲得できるポイントが+1倍増えます(楽天ポイント最大16倍に含まれる)。
⑩RakutenLink 24時間無料かけ放題の口コミ
RakutenLinkは、楽天モバイル専用の無料でつかえるコミュニケーション用アプリ。
日本国内での通話料は無料、Androidのアプリなら、SMSの送信料も無料にできます。
相手がアプリ利用なしでも通話は可能で、データ利用料のカウントもありません。
RakutenLinkのアプリをお互いに使っていれば、海外の通話・メッセージも無料になります。
しかしiPhoneでの通話は、RakutenLinkでの着信が受けられないなどの制限があります。
通常の電話回線から受け取る形になり、SMSの送受信は有料になってしまうなど不便かもしれません。
Twitterの口コミ評価を見る感じでも、音声はあまりよくなさそうな印象ですね。
RakutenLinkはSMSで使われるRCSという技術を使っているため、通話の品質が落ちてしまうようです。
モバイル通信の状況によっても音質が影響を受けるため、エリア外でRakutenLinkを使うのは避けた方がいいでしょう。
⑪15分(標準)かけ放題がスタート
2022年7月1日より15分(標準)通話かけ放題がスタートしました。
以前よりあった10分かけ放題オプションがリニューアルし、15分となった形です。
1回15分以内の国内通話がかけ放題、国内SMSの送受信も使い放題のサービスとなります。
従来からある電話番号で通話をする方式のため、通話音質は安定しています。
つながりにくいといった心配も不要です。
かけ放題オプションの料金は、月額1,100円(税込)です(3か月無料キャンペーンあり)。
仕事などで通常の電話をよくする方、SMSを利用している方は、15分かけ放題をオプションで付けるほうがいいでしょう。
楽天モバイルその他のいい評判の口コミ
楽天モバイルのその他でのいい評判について紹介します。
⑫全国600店舗以上で店頭販売!実店舗でサポートが受けられる
全国に600店舗以上ある楽天ショップで受けられるサービスは以下の3つです。
- 新規およびMNP乗り換え申込み
- 契約内容の変更・追加・解約の受付
- 名義変更
オンラインで申し込みや変更ができるとは言っても、オンラインの手続きが苦手な方にとっては実店舗のほうが助かります。
疑問に対してすぐに答えてもらえるのも店舗の強みですね。
⑬海外66カ国1日2GBまで無料で使える
海外旅行に出かけた時、ふだん使っているスマホがそのまま使えると便利ですね。
楽天モバイルでは、海外66カ国で毎月2GBまでデータ通信を無料で使うことができます。
データ容量を超過した場合でも、1GBあたり500円でチャージが可能です。
チャージ方法は、my楽天モバイルアプリを起動して、「データチャージ」をタップ、チャージするデータの種類と容量を選択して「購入する」をタップすれば完了。
チャージした高速データはすぐに利用できるため、安心できますね。
⑭2022年7月1日よりキャリアメールが使えるようになった(@rakumail.jpでメールアドレスの設定が可能に)
コミュニケーションアプリ「Rakuten Link」の機能として、キャリアメールサービス「楽天メール」がはじまりました。
他キャリア各社のメールサービスやフリーメールサービスと無料でメールの送受信ができます。
楽天メールの利用料は無料です。
AndroidではRakuten Linkの機能を使えるため、楽天メールも問題なく使えるでしょう。
iPhoneは、Rakuten Linkの使える機能に制限があるため、楽天メールを使うためには、別途設定が必要になります。
【口コミ・評判から】楽天モバイルをおすすめの人はこんな人
口コミや評判から見る、楽天モバイルをおすすめできる人は以下のような人です。
- 通勤・通学や住んでいるところが楽天エリア内
- 楽天ポイントを集めている
- データ使用量を気にしないで楽しみたい
- 月々の使用量がまちまち
- モバイルルーターを使っている
「つながりにくい」という声もありますが、「エリア内は快適・満足している」という評価も見られます。
ふだん行動している地域が楽天エリア内なら、楽天モバイルの利用は充分検討に値すると言えますね。
ポイ活している方には、楽天ポイントを沢山もらえるのが魅力でしょう。
楽天ポイントはふだんの買い物から、公共料金の支払いや投資までと活用の幅がとても広いのが魅力です。
ポイントは楽天を中心に貯めているという方もいるでしょう。
どれだけ使っても最大3,278円までと、生活スタイルを変えずに節約できるのもいいですね。
また、月々のデータ使用量に応じた料金分だけというのも嬉しいところでしょう。
データ使用量無制限のRakuten UN-LIMIT VIIにしておけば、申込不要・0円で使えるテザリングでポケットWi-Fiもいらなくなります。
楽天モバイルの口コミ評判からわかるデメリット・メリットまとめ
楽天モバイルの口コミから見たメリットとデメリットには以下のようなものがありました。
デメリットから順番に紹介していきます。
楽天モバイルのデメリット
- ①自社回線の電波は最悪
- ②楽天回線とパートナー回線は通信読度とデータ容量に違いがある
- ③楽天回線とパートナー回線の切り替えができないときがある
- ④エリア外の高速通信は月5GBまで
- ⑤KDDIローミングを一部打ち切ると発表
- ⑥無制限で使えない可能性もある(エリア外)
- ⑦つながりやすい周波数帯のプラチナバンドは未取得
- ⑧0円プランが終了し、7月から有料に変更になったため魅力を感じなくなった
- ⑨Android端末の種類が少ない
- ⑩iPhoneXより前の機種は使えない?(iOS14.4以降にアップデートできている機種ならば使える)
- ⑪問合せに時間がかかる
- ⑫オンラインサポートの評判は最悪?(改善されつつあり、口コミほどではないかも)
楽天モバイルのメリット
- ①使った分だけ支払うシンプルなプランで使わない人にもお得
- ②データ容量無制限(楽天回線エリア限定)最大でも月額税込3,278円
- ③楽天モバイルは申込不要・オプション料金なしでデザリングが使える
- ④契約金の縛りがなく、違約金なし、契約事務手数料やMNP転出手数料も0円
- ⑤楽天モバイルへ乗り換えし、Rakuten UN-LIMIT VII利用で最大24,000ポイント還元
- ⑥楽天市場でのお買い物が常時最大16倍になる
- ⑦端末購入キャンペーンがお得
- ⑧エンタメコンテンツの特典が3か月無料で楽しめる
- ⑨Rakuten光とセット割がお得
- ⑩RakutenLink 24時間無料かけ放題
- ⑪15分(標準)かけ放題がスタート
- ⑫全国600店舗以上で店頭販売!実店舗でサポートが受けられる
- ⑬海外66カ国月2GBまで無料で使える
- ⑭2022年7月1日よりキャリアメールが使えるようになった(@rakumail.jpでメールアドレスの設定が可能に)
楽天モバイルとは?
楽天モバイルは2014年より、NTTドコモの通信網を間借りする形の格安携帯電話としてサービスを開始しました。
その後の2017年に楽天モバイルは、携帯電話(MNO)事業への参入を発表することとなります。
翌年2018年には、1800MH帯の割り当てを総務省より受けて、ドコモ・au・ソフトバンクといったキャリアに新たに楽天モバイルが加わりました。
仮想移動体通信事業者。
MNOと呼ばれるキャリアから、回線の一部を借りてユーザーに提供している通信業者を指します。
移動体通信事業者。
キャリアと呼ばれる大手の通信業者を指します。
以前はドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの3社がキャリアでした。
楽天モバイルがMNO事業に参入したため、現在のキャリアは4社となっています。
楽天モバイルのおすすめ契約方法
楽天モバイルは、店頭とオンラインでできる申込の2つの方法があります。
どちらでも楽天モバイルに関する手続きがおこなえます。
- 新規契約
- 機種変更
- MNP乗り換え
【店頭】楽天モバイル申込
店頭で申し込む場合のメリットは、ショップスタッフと直接会話できるところでしょう。
実際に並んでいるスマホを手に取って確認することや使い心地について質問もできます。
契約前に不安に思うことをスタッフと直に話し合って解消できるため、安心して契約することができますよ。
必要な書類などを準備しておけば、手続きはスタッフにお任せできるため、オンライン契約が不安な方は店頭で申込しましょう。
①申し込みに必要な書類を以下のうち、いずれかを用意してください。
本人確認書類 (ひとつ用意) | 運転免許証 運転経歴証明書 マイナンバーカード(個人番号カード) 精神障がい者保健福祉手帳 療育手帳 身体障がい者手帳(補助書類必要) 健康保険証(補助書類必要) 日本国パスポート(補助書類必要) 住民基本台帳カード(補助書類必要) | 本人確認書類 (外国籍の方) | 在留カード 特別永住者証明書 |
このほかに、登録には下記の情報も必要です。
事前に用意しておきましょう。
②楽天会員ログイン用のユーザIDとパスワード ※ 本人確認書類の情報と楽天会員情報が一致している必要がある |
③クレジットカード・銀行口座情報 |
④MNP予約番号(電話番号乗り換えの場合のみ) |
本人確認書類は、以下の三つあたりで準備しておくのが便利でしょう。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- マイナンバーカード
また8月31日までは、来店予約して店頭アンケートに参加すると、500円相当のポイントギフトカードがもらえるため、事前予約するのがおすすめです。
【オンライン】楽天モバイル申込
オンライン申込は自宅でいつでも申し込みでき、画面の指示に従って操作すれば10分で完了と時間がかからないところが便利な点です。
また店頭の在庫になかったスマホもオンラインで残っている可能性があります。
セット割でお得になるRakuten光もオンラインで申し込みできます。
オンラインの申込で必要な書類は、店頭と同じものが必要です。
申込を始める前に、必要なものを準備してから始めましょう。
楽天モバイルに関するよくある質問
楽天モバイルでよく聞かれる質問を集めてみました。
回答は楽天モバイル公式サイトを参考にしています。
楽天モバイル契約後、商品の発送はいつになる?
配送日時の指定がない場合最短で2日、審査状況や天候、配送状況によって数日から1週間程度必要です。
楽天モバイルの解約方法は?
アプリ・Webのどちらからでも解約できます。
my楽天モバイルを起動(ログイン)し、「契約プラン」をタップ。
各種手続き内の「その他のお手続き」をタップし、「解約」を押します。
解約のお手続きの欄で、「製品保証サービスを継続するか」を選択し「次へ進む」をタップします。
アンケートに回答し、「解約内容を確認する」を押します。
お申込み内容を確認し「解約を完了する」をタップすると解約完了です。
楽天モバイルとあわせてオススメしたいサービス
楽天モバイルを契約するときに、合わせて申し込むとよいサービスを2つ紹介します。
楽天でんわ
楽天でんわアプリをインストールして、電話番号の前に指定の番号(プレフィックス)を自動で付けることで通話料を半額にできるサービスです。
Rakuten Linkが、IP電話の技術を使っているのに対して、楽天でんわでは普通の電話回線を使用しています。
楽天でんわは楽天モバイルの電話網を利用して電話を掛けるため、通常の携帯電話と同じ音質で通話が可能です。
聞き取りにくいところや通話中に途切れるといった不安もありません。
利用することで通常30秒22円かかる通話料を半額の11円にできます。
15分かけ放題を利用するほど電話をしない人におすすめです。
楽天モバイル以外の他社のスマホでも、アプリをインストールすれば使用できますよ。
楽天カードも一緒に申し込む
楽天モバイルを契約するときに、持っていないなら一緒につくった方がいいのが楽天カードです。
楽天カードに新規入会し、楽天モバイルの同時申し込みで、楽天ポイントを最大7000ポイントもらえるキャンペーンを実施しています。
楽天モバイルの申し込みは、オンライン・店頭のどちらでも可能です。
7000ポイントの内訳は以下のようになっています。
楽天カード新規入会特典2000ポイント | 楽天カード新規特典3000ポイント | 楽天カード+楽天モバイル同時 申し込み特典 2000ポイント |
7000ポイントを受け取るためには、こちらの「4つの条件をすべて満たした楽天会員の方」が対象です。
①キャンペーン期間内にこちらの専用ページから楽天カードに新規入会(カード発行されると対象になります)。
②カード申し込みと同じ月内にRakuten UN-LIMIT VIIへ申し込み(下記のいずれかの方法で申し込む)
- 新規申し込み
- MNPで申し込み
- 旧楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)の料金プランからプラン変更し、申し込む
③ Rakuten UN-LIMIT VII プラン利用開始
④Rakuten Link アプリを利用して10秒以上通話する
もらったポイントは、スマホのアクセサリー代や、月々の通信料の支払いにできます。
楽天モバイルの月々の支払い100円につき、付与される楽天ポイントは1ポイントです。
楽天カードを利用して支払いをすれば、そちらでも100円につき1ポイントつくため、もらえるポイントは倍の2ポイントです。
さらに楽天モバイルの支払い以外で、ふだんの買い物などにも楽天カードを利用すれば、さらにポイントが貯まります。
楽天モバイルの支払いは期間限定のポイントも利用できるため、設定しておくとポイントが消えて無駄になるといったこともなくなりますね。
楽天モバイル以外でおすすめの格安SIM3社
楽天モバイルのエリア外で、楽天のサービスが利用できない地域もあります。
そんな時に利用したいのが、格安SIMの会社です。
大手キャリア系列で通信が安定しているところを中心に紹介しましょう。
ひとりで契約するならUQmobile
auのサブブランドとして、日本全国の幅広いエリアで安定して使えます。
au4G LTEの人口カバー率は99.9%です。
料金プランは以下の3つ。
楽天モバイルの無制限と比較すると、やや割高かもしれません。
25GBは、標準的な画質で、約100時間動画を視聴できます。
1日に換算すると3時間弱、仕事の休憩時間に動画を視聴する程度ならデータ量としては充分と言えそうです。
くりこしとプラン名に書かれているとおり、余ったデータは翌月にくりこせるためムダになりません。
プラン名 | くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G |
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
料金(税込) | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
家族で契約ならワイモバイル
ソフトバンクが提供するサブブランドがワイモバイルです。
ソフトバンクの回線を使用しているため、通信の状態は安定しています。
ワイモバイルもUQmobile同様、3つのプランが用意されています。
UQmobileと同じデータ容量ですが、ワイモバイルの方が高めに設定されていますね。
ワイモバイルは、家族で入ると2回線目以降月々1,188円割引されるため、複数で加入するほうがお得です。
データ増量オプション(550円)を付けると、→のようにデータ容量を余分に使えるようになります。
データ増量無料キャンペーンがあるため、月550円かかるオプション料は1年間無料です。
プラン名 | S | M | L |
データ容量 | 3GB→5GB | 15GB→20GB | 25GB→30GB |
料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
とにかく安くしたいなら、OCNモバイルONE
ドコモのエコノミーNVNOがOCNモバイルONE。
ドコモ系のNVNOはいくつか存在しますが、その中で回線速度がもっとも速いのはOCNモバイルONEです。
必要最低限の機能だけ利用できればいいと考えるならこちらも検討してみるといいでしょう。
以下のプランは、音声対応SIMカード(インターネット・SMS・通話可能)です。
また500MBプランには他のプランにはない、月最大10分の無料通話がついています。
データ容量 | 500MB | 1GB | 3GB | 6GB | 10GB |
料金(税込) | 550円 | 770円 | 990円 | 1,320円 | 1,760円 |
楽天モバイルの口コミ評判まとめ
格安プランのMVNOからMNOへ移行した楽天モバイルは、徐々に基地局を増やして人口カバー率97%を突破するまでになりました。
楽天モバイルがMNOになったのが2018年ですから、2022年で4年を迎えることになりますね。
数十年の歴史ある他のキャリアと比較するには、年数が浅く、なかなか厳しいところもあるでしょう。
0円プランの印象が強烈だったため、「安かろう悪かろう?」というイメージも先行しているかもしれません。
口コミの評価にも厳しい意見が混じっていました。
厳しい意見と同時に満足している声も聞こえています。
楽天モバイルに乗り換えを検討している場合は、お使いの地域がエリア内かどうか確認を忘れずにしてみましょう。
エリア内なら、ぜひ楽天モバイルに乗り換えを検討してみてくださいね。