30代転職エージェントおすすめ23選比較ランキング｜未経験やフリーター向けも解説

「30代で転職を考えているけど、どの転職エージェントに登録すればいいか分からない」とお困りではないでしょうか？30代での転職は20代の転職と比べてより慎重にならざるを得ないため、転職エージェント選びで失敗したくありません。

そこで本稿では、30代におすすめの転職エージェントと転職サイトをご紹介します。ぜひ転職エージェント選びの参考にしてください。

【目的別】30代におすすめの転職エージェント＆転職サイト

転職の目的別に30代のおすすめ転職エージェントをまとめました。「ハイクラスを目指したい」「未経験職種に挑戦したい」など、自分の目的に合わせて登録する転職エージェントを選びましょう。

目的1.年収600万円以上（ハイクラス）を目指したい

年収600万円以上のいわゆるハイクラス・ハイキャリアを目指したい人には、以下の転職エージェントがおすすめです。

1.ビズリーチ|求人の3分の1以上が年収1,000万円超

ビズリーチは公開求人12万7,000件のうち、3分の1以上が年収1,000万円以上のハイクラス転職サイトです。登録しているヘッドハンターは約4,600人で、利用者は会員登録することで優良企業や一流ヘッドハンターから直接スカウトが届きます。

2.JACリクルートメント|30〜50代のハイクラス転職向け

JACリクルートメントは30〜50代の管理職クラスの転職に特化した転職エージェントです。自社のグローバルネットワークを活用し、国内大手企業だけでなく外資系・日系グローバル企業への転職にも強い転職エージェントです。

3.リクルートダイレクトスカウト|リクルート系列、年収800万円以上多数

リクルートダイレクトスカウトは、大手人材派遣企業のリクルートが運営するハイクラス向け転職エージェントです。年収800万円〜2,000万円の求人が多数あり、利用者が匿名のレジュメを登録すると経歴やスキルにマッチした企業からオファーが届くスカウト方式です。

4.ランスタッド|世界39ヵ国に拠点、グローバル転職も可能

ランスタッドは世界39ヵ国に拠点を持つ、国内大手企業や外資系・日系グローバル企業への転職に強いハイクラス向けの転職エージェントです。オフィス業務やコールセンター業務などの事務職から、エンジニアやファクトリースタッフなど幅広い人材の転職支援をおこなっています。

5.クライス・アンド・カンパニー|30代マネージャークラスの転職に特化

クライス・アンド・カンパニーは30代マネージャークラスで転職を考えている方をサポートするハイクラス転職エージェントです。国家資格を取得し年間100時間以上の研修を通してコンサルティング力を磨いたキャリアコンサルタントが在籍しています。

自社独自で開発した「バリューファインダー」という自分の志向を明らかにするツールを活用して満足のいく転職をサポートしています。

目的2.未経験の業界・職種に挑戦したい

30代で未経験の業界や職種に挑戦したい人には、以下の転職エージェントがおすすめです。

いわゆる大手の転職エージェント4社ですが、大手というだけあって未経験者の転職支援実績が豊富です。そのため、30代で未経験の業界や職種に転職する場合のノウハウも蓄積されており、面接対策を講じやすい傾向にあります。

1.リクルートエージェント|求人数業界No.1・支援実績多数

未経験業種にチャレンジしたい場合はとりあえずリクルートエージェントに登録することをおすすめします。業界No.1の求人数と多数の実績から様々な条件の求人を検討できます。また、転職に関するノウハウもあるため、30代で未経験業種へ転職する際には心強いサポートを期待できます。

2.doda|業界最大手クラスの求人数

リクルートエージェントと合わせて登録しておきたいのがdodaです。dodaでは、希望条件に合わせてエージェントが求人を紹介してくれるサービスの他、登録することで企業側からオファーがくるスカウトサービスも提供しています。登録しておくと30代の人材を求めている企業から声がかかる可能性があります。

3.パソナキャリア|満足度3年連続No.1、25万人分の転職ノウハウ

パソナキャリアはこれまで支援した利用者25万人分の転職ノウハウを生かして転職をサポートし、2019年〜2021年におけるお客様満足で3年連続No.1を獲得しています。求人数は約5万件と前述の2社よりは少ないものの、実績のあるサポート力で30代の未経験業種への転職をサポートしてくれます。

4.マイナビエージェント|未経験分野への転職もしっかりサポート

マイナビエージェントは幅広い年齢層に利用されている総合求人サイトで、30代の転職についても精通しています。30代で未経験分野の転職においては、ただ転職先を探すだけではなく、3〜5年後のキャリアパスを見据えた上でしっかりしたスケジュールを立てて転職を支援してくれます。

目的3.業界に精通したコンサルタントに相談したい

各業界に精通したコンサルタントに相談したいという人は、以下の転職エージェントがおすすめです。

1.JACリクルートメント|管理職クラスの転職者向け

JACリクルートメントは30代〜50代の管理職クラスの転職に特化したエージェントです。様々な業種の管理職クラスへの転職に加え、自社のグローバルネットワークを生かした外資系の求人もあります。他社では見つけることができない非公開求人も多く掲載しています。

2.リクルートダイレクトスカウト|エグゼクティブ向けスカウト型転職サイト

リクルートダイレクトスカウトは専門知識や経験を積んだ管理者クラス向けの転職サイトです。業界に精通したコンサルタントが丁寧に求人を案内してくれます。利用者は作成した匿名のレジュメを登録し、企業側のオファーを待つスカウト型の求人サービスです。

3.ロバート・ウォルターズ|外資・日系グローバル企業に特化

ロバート・ウォルターズは外資系・日系グローバル企業に特化した転職エージェントです。外資系・日系グローバル企業への転職にあたり、英文履歴書の作成などのサポートを丁寧におこなってくれます。

4.マイナビITエージェント|業界大手のIT・WEB系特化求人サイト

マイナビITエージェントは転職業界大手のマイナビが運営するIT・WEB系の転職に特化した転職エージェントです。IT・WEBエンジニアの転職事情に詳しいキャリアアドバイザーが、経験やスキルを元に転職活動のプランを提案してくれます。

5.ワークポート|無料エンジニアスクールあり

ワークポートはさまざまな業種の求人を揃えていますが、その中でもIT・WEB系に強い転職エージェントです。履歴書・職務経歴書をオンライン上で作成できる無料ツールや、未経験からエンジニアを目指すための無料プログラミングスクールなど手厚いサポートが特徴的です。

6.レバテックキャリア|IT・WEB系特化、初回提案内定率90%

レバテックキャリアは15年間エンジニア市場に特化して転職支援をおこなっているため、IT・WEB系に強い転職エージェントです。初回提案内定率90%、年収アップ率60%以上という実績から、エージェントの提案と利用者の要求が高い確率でマッチしていることがわかります。

7.GEEKLY|IT・WEB・ゲーム業界に特化

GEEKLYはIT・WEB・ゲーム業界に特化して転職支援をおこなっている求人サイトです。IT業界への支援実績は6,000件以上、年収アップ率は75%という高い水準をキープしています。大手ゲーム会社への転職実績などもあるため、ゲーム関連企業に興味がある方は登録をおすすめします。

目的4.スカウトを受けたい

能動的に求人情報を探すのではなく、受動的に自分にマッチする求人情報を収集したい人は、以下の転職エージェントがおすすめです。

スカウト型の転職エージェントはその他のエージェントに比べてハイクラス向けの傾向が強いです。そのため利用する際は、きちんと職歴やアピールポイントを登録しておかなければ十分に活用することができないため注意が必要です。

1.ビズリーチ|年収1,000万円以上多数

ビズリーチは12万件以上の公開求人があり、そのうち3分の1以上が年収1,000万円のハイクラス転職向けサイトです。登録するとあなたの経歴・スキルに興味を持った優良企業・一流ヘッドハンターからスカウトが届く仕組みです。掲載する自分の経歴やアピールポイントを整理して登録しましょう。

2.リクルートエージェント|日本最大級求人件数のスカウトサービス

リクルートエージェントは特定の年齢・年収に限らず、日本でも最大級の求人件数がある転職エージェントです。そんなリクルートエージェントは匿名のレジュメを登録することで、興味を持った企業からスカウトが届くサービスを提供しています。

とにかくスカウトの確率を上げたい方は、まずリクルートエージェントに登録しましょう。

3.リクルートダイレクトスカウト|匿名のレジュメでスカウトが届く

リクルートダイレクトスカウトは大手企業であるリクルート系列のハイクラス転職・求人サービスです。年収800万円〜2,000万円の求人が多数あり、匿名のレジュメを登録したあとはマッチした企業からのスカウトを待つだけです。ビズリーチと併用して登録することをおすすめします。

目的5.女性の転職に強いコンサルタントに相談したい

女性の転職支援実績が豊富なコンサルタントに相談したい人には、以下の転職エージェントがおすすめです。

女性ならではの悩みや要望はセンシティブなものも多く、女性の転職支援実績がある転職エージェントでなければ理解しづらいものです。特に30代ともなればライフステージの変化に合わせた転職を希望している人も多いでしょう。女性への理解が深いエージェントに担当してもらいたい人は、積極的に上記4つの転職エージェントを活用しましょう。

1.リクルートエージェント|業界最大手級の実績でサポート

リクルートエージェントは女性専用ではないですが、業界最大手クラスの転職エージェントのため相談すれば女性エージェントをパートナーにできる可能性があります。リクルートエージェントは公開求人12万件以上、非公開求人18万件以上のため、自分に合った働き方を見つけやすい転職エージェントです。

2.マイナビエージェント（女性版）|大手の女性特化型エージェント

大手転職エージェントで女性専門のサイトがあるマイナビエージェント（女性版）もおすすめです。女性アドバイザーが多数在籍しており、結婚、出産、育児などなど、女性ならではの悩みに対して気軽に相談でき、希望する求人を見つけ出せる確率があがります。

3.type女性の転職エージェント|首都圏かつ女性特化型

type女性の転職エージェントは、東京、埼玉、神奈川、千葉の首都圏を中心とした女性特化の転職エージェントです。大企業ほどの求人数はありませんが、特化型だからこそできる一人ひとりに対して密度の濃い情報提供が期待できます。無料の個別相談会では女性ならではの悩みをキャリアアドバイザーに相談することもできます。

4.LIBZ|年収600万円以上を目指す女性向け

LIBZ（リブズ）は女性のハイクラス転職に特化した転職エージェントです。上場前後の企業、ベンチャー企業、メガベンチャーの営業職やバックオフィス職の求人に強く、年収600万円〜1,000万円の求人が多数あります。

30代の転職で転職エージェントに登録すべき理由は？

そもそも30代の転職で転職エージェントに登録する必要はあるのか疑問に感じている人もいるでしょう。そこで転職エージェントに登録すべき理由をまとめました。

理由1.転職サイトからの応募では書類選考で落ちる

転職サイトから応募した場合、職務経歴や前職次第では面接に進むことができません。

新卒採用では「学歴フィルター」がありましたが、中途採用でも「職歴フィルター」のようなものが存在しています。そのため、転職サイトから応募しただけでは機械的に不合格にされることがあります。

しかし、転職エージェントを活用すれば機械的に不合格にされる可能性を大きく下げることができます。その理由は、「転職エージェントが推薦状を提出してくれるから」です。

自分で企業HPや転職サイトから応募をする場合、氏名や職歴など必要最低限の情報しか企業に伝えることができませんが、転職エージェントを活用することで「採用するメリット」を企業にアピールしてもらえます。

一度応募して不合格になると一定期間は応募できなくなる企業が大半なので、応募時点で不合格にならないようにするためにも転職エージェントを活用することをおすすめします。

理由2.効率よく転職活動を進められる

転職エージェントは、手間のかかる転職活動をより効率的に進められるようにサポートしてくれます。

履歴書や職務経歴書の作成は自分で行わなければいけませんが、それらの提出を代行してくれたり選考の日程調整をしてくれたりと事務的な作業はすべてサポートしてくれます。

多くの人が転職活動期間中も仕事をしていることでしょう。そういった事務的な作業にまで時間を費やすとなると労力がかかりすぎて現職の業務に支障をきたしかねません。

また、選考途中で疲弊して大事な面接対策に十分な時間を割けなくなり、結果的に満足のいく転職を実現できなくなるかもしれません。

このようなリスクを抑制するためにも転職エージェントは積極的に活用することをおすすめします。

理由3.選考対策がしやすい

転職エージェントによっては過去の面接内容を事細かにナレッジとして蓄積しています。そのため面接ごとの傾向を熟知しており、求職者に対してより具体的な選考対策方法を伝授できます。

仮に転職エージェントを活用しない場合は、そういった情報をネットや知人を通じて自ら収集しなければならず対策の難易度が高くなります。志望企業に友人が勤めていれば具体的な選考内容を入手できるかもしれませんが、そのようなケースはほとんどないでしょう。

したがって、効果的な選考対策を最速で行うためにも転職エージェントの活用は必要不可欠と言えるでしょう。

30代で転職エージェントと転職サイトを活用するおすすめの手順

30代の転職では、職務経歴や実績を正しくアピールできるかどうかが転職成功の鍵を握ります。仮に十分な経歴と実績を持ち合わせていても、それらを上手にアピールできなければ希望する企業への転職は叶いません。一次面接にすら辿り着けない可能性も十二分にあります。

そこで少なくとも口頭でアピールできる機会である「一次面接」に辿り着くためのコツをご紹介します。

ステップ1.30代向けの転職サイトに登録する

まず、30代の転職支援実績が豊富な転職サイトに登録します。

30代におすすめの転職サイトは「リクルートエージェント」や「doda」などの大手転職サイトです。特にこの2社は業界TOPの求人数を抱えているため、業界・職種・地域問わずさまざまな求人を見つけやすいです。

なお、希望条件がある程度定まっている人でも一度は転職サイトに登録することをおすすめしています。なぜなら、さまざまな求人情報を見ることで新たな条件を発見できたり新たに興味のある業界や職種を見つけられる可能性があるからです。

転職は人生において重要なイベントです。後悔しないためにも入念な下調べを行うことをおすすめします。

ステップ2.希望条件にマッチする企業を見つける

ステップ①で登録した転職サイトを活用して、希望条件にマッチする企業を見つけます。

この際、「年収」や「業界」「勤務地」だけでなく「フレックス制の有無」や「時短勤務OK」などの詳細条件で検索することをおすすめします。

もちろん条件を細かく指定すればするほどマッチする企業は少なくなりますが、それがあなたの理想の条件なのであれば妥協してはいけません。ここで妥協してしまうと、ステップ③で転職エージェントに志望企業を伝えた際に希望条件を勘違いされてしまい、紹介してもらえる企業の精度が落ちてしまうからです。

ステップ3.転職エージェントに登録する

転職したい企業が見つかったり転職先企業の条件がある程度定まったら、複数の転職エージェントに登録しましょう。

この際、ステップ①で登録した「リクルートエージェント」や「doda」などの大手総合型転職エージェントだけでなく、志望企業の業界に特化した転職エージェントにも登録・併用することをおすすめします。

総合型は視野を広げるために活用し、特化型は選考対策を効率的に進めるために活用しましょう。

なお、転職の成否は担当エージェントの優秀さで大きく左右されます。担当者に不安を感じたら遠慮なく担当者変更を申し出るか、別の転職エージェントに切り替えましょう。

ステップ4.転職エージェントに斡旋してもらう

応募する企業が決まったら、転職エージェントに推薦状を書いてもらった上で志望企業に応募しましょう。

先ほどお伝えした通り、転職エージェントを活用するメリットの1つは「推薦状を書いてもらえること」です。応募前に担当エージェントにきちんと自分のアピールポイントを伝え、企業の採用担当者が興味を持ってもらえるような推薦状を書いてもらえるように努めましょう。

30代が転職エージェントに登録する際の注意点

30代が転職エージェントに登録する場合、どのエージェントに登録したとしてもいくつか注意しなければならないポイントがあります。

注意点1.転職する目的を明確にしておく

転職エージェントはあくまでも他人であり、あなたが転職する目的を決めてくれる人ではありません。納得感のある転職を実現するためにも、転職エージェントに登録する前に転職する目的を明確にしておきましょう。

注意点2.これまでの実績と経歴を棚卸しておく

転職エージェントを活用する場合、自身のアピールポイントを転職エージェントにきちんと理解してもらう必要があります。したがって、転職エージェントとの面談を実施する前に、自分自身でこれまでの実績と経歴を棚卸しておきましょう。

この際、どんな些細な経験でももれなく伝えるようにしましょう。特に「マネジメント経験」の有無は重要です。30代の転職ともなると、マネジメント経験があるかどうかで選択できる求人数が大幅に変化します。チームリーダーやプロジェクトリーダーを経験したことがある場合は必ず伝えるようにしましょう。

注意点3.最初から特定の転職エージェントに頼りすぎない

同じ会社の転職エージェントでも人によって対応は異なります。

履歴書・職務経歴書の添削や面接対策の一環として模擬面接まで丁寧にサポートしてくれる人もいれば、添削はほどほどにとにかく求人紹介と応募の数を増やそうとする人もいます。

転職が初めての場合、後者のようなサポートを行うエージェントが担当になっても「これが普通なのだろう」と勘違いしてしまうことがありますが、決してそんなことはありません。

前者のようなエージェントは間違いなく存在します。転職の成否は担当エージェントのサポート次第で変わると言っても過言ではありません。したがって、優秀で自分と馬の合う担当エージェントが見つかるまでは、特定のエージェントに頼りすぎないようにしましょう。

30代は転職エージェントの活用が成功の鍵！

20代では将来性を鑑みた「ポテンシャル採用」などありますが、30代の転職ではある程度の経験・スキルやしっかりした履歴書、面接対応がチェックされることが多くなります。

そのため、自力で転職するよりも、転職のプロであるエージェントの力を借りて対策を行う必要があります。また、転職後のキャリアパスを考えることも大切でしょう。目的に沿って転職エージェントおすすめします。

30代になると年収アップやキャリアップも現実的になってくるため、登録しておけば経歴やスキルに興味を持った優良企業や一流ヘッドハンターからのスカウトが届く『ビズリーチ』には登録しておくことをおすすめします。
スカウト型であるビズリーチに登録後はエージェント型で転職活動ができる求人サイトを併用し、効率的に転職活動を進めましょう。