後悔しない！ドコモからUQモバイルへの乗り換え手順とベストなタイミングは？メリット・デメリットもご紹介

「ずっとドコモを使っているけど、利用料を抑えられる格安SIMが気になる」「格安SIMならUQモバイルがいいと聞いたけど、どうやって乗り換えたらいいの？」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

大手キャリアであるドコモと違い、オンラインで全ての手続きが完了するので手軽に乗り換えできるのが魅力です。

そこで本記事では、ドコモからUQモバイルに乗り換える手順について詳しく解説しています。

さらに、ドコモからUQモバイルに乗り換えるメリットやデメリットについてもご紹介しているので、乗り換えに不安を感じている人はぜひ参考にしてください。

ドコモからUQモバイルに乗り換えは簡単6ステップ

ドコモからUQモバイルに乗り換える手順は、以下の6ステップです。

こうしてみると面倒に感じるかもしれませんが、一つひとつの手順はそこまで難しくありません。

ポイントをおさえれば、はじめてでも簡単にできます。

ここからは、一つひとつの手順について解説していきます。

1:使用するスマホがUQモバイルで使えるか確認する

ドコモで使用していたスマホをそのままUQモバイルで使用したい人、新しくスマホ端末を購入して使用する人は、とくに確認しておきましょう。

UQモバイルの「動作確認端末（スマートフォン対応機種）一覧」ページで確認できます。

キーワード検索、または条件絞り込みから使用したいスマホを検索してみましょう。

たとえば、iPhoneで検索してみると、このように表示されます。

どのiPhone端末も右端に「〇」と表示されています。

この画像のように「〇」の表示があるスマホ端末は、UQモバイルで問題なく動作確認が取れていることを表しているのです。

また、上記の画像では挿入タイプのSIMカード・eSIMに対応しているかがイラストで記載されており、iPhone11では4Gのみ対応、他のiPhone端末は5Gにも対応していることを表しています。

反対に、右端の表記が「△」の場合は、一部の機能や動作が使えないという意味の表記です。

端末名をタップすると、どの機能が使えないのかなど詳細が記載されています。

契約前に使用したいスマホ端末がUQモバイルで問題なく使えるかどうか、必ず確認しておきましょう。

2:My docomoからSIMロック解除の申請をする

ドコモからUQモバイルへの乗り換えで、ドコモで使用していたスマホ端末をそのまま使用する場合は、SIMロック解除が必要です。

SIMロックとは、決められた携帯会社の回線以外使用できないようにかけられた利用制限のことです。

ドコモだけでなく、auやソフトバンクなど大手キャリアで購入したスマホ端末にかけられています。

たとえば、ドコモで購入したスマホはドコモの回線でしか使用できないようにロックがかけられているので、auやソフトバンクなど他の回線を使用する場合はロックを解除する必要があるのです。

SIMロックを解除する手順は以下の通りです。

上記のようにWeb上でSIMロック解除は可能ですが、ドコモショップでも手続きできます。

自分でできるか心配な場合は、ドコモショップでの手続きもおすすめです。

3:ドコモでMNP予約番号を取得する

ドコモで使っていた電話番号をそのままUQモバイルでも使用したい場合は、MNP予約番号を発行する必要があります。

MNP予約番号を取得するのは、Web・電話・ドコモショップのどこからでも可能です。

電話やドコモショップで手続きをする場合は、やや待たされる可能性があるので、1番手軽に済ませたい場合におすすめなのは、Webでの手続きです。

Web上なら、24時間どこでもMNP予約番号の取得ができます。

MNP予約番号は「発行から15日以内」と、有効期限があります。

発行してから15日以内に回線の切り替え手続きを済ませないと、再度取得する必要があるので注意しましょう。

4:UQモバイルに乗り換えの申請をする

UQモバイルへの乗り換え申請は、Web・店舗でできます。

おすすめは24時間どこでも、待ち時間なしで申し込みできるWeb申請です。

Web上で申し込むと、最大13,000円キャッシュバックなどの限定特典を受けられます。

しかし、未成年の方はWebで申し込みはできないので注意が必要です。

未成年の方がUQモバイルに申し込む際、店舗で契約するか、契約者を保護者にして契約する必要があります。

Web申し込みで必要な書類は以下のとおりです。

必要書類を揃えたら、UQモバイル公式サイトのフォームから申し込みましょう。

5:SIMカードが届いたら使用するスマホに差し替える

UQモバイルで申し込みを済ませると、早ければ2〜3日ほどで登録した住所にSIMカードが届きます。

UQモバイルのSIMカードが届いたら、使用するスマホにSIMカードを挿し込みましょう。

ただし、eSIMで申し込んだ方は、この手順は不要です。

UQモバイルから送られてくるQRコードを読み取り、スマホで設定すると手続きが完了します。

6:回線の切り替え手続き・初期設定を行う

SIMカードを挿入できたら、回線をUQモバイルに切り替える手続きを行います。

回線の切り替えは9:00～21:15が受付時間帯です。

オンラインであっても24時間対応ではないので、注意しましょう。

また、初期設定は使用するスマホ端末によって手順が異なります。

機種ごとの設定方法は「動作確認端末一覧」のページから、機種を選択すると手順書をダウンロードできるので、確認しましょう。

初期設定が終わったら、データを新しいスマホに移行し、乗り換えは完了です。

ドコモからUQモバイルへ乗り換えるのにベストなタイミングはいつ？

ドコモは解約時に違約金が発生しないので、基本的にはいつ解約しても問題ありません。

ただし、ドコモでスマホ端末を分割で購入している場合は、乗り換え後も残金の支払いが残るため注意が必要です。

ドコモからUQモバイルに乗り換えるメリット

ここからは、ドコモからUQモバイルに乗り換えるメリットについてご紹介します。

月額利用料が最大4,587円安くなる

ドコモからUQモバイルに乗り換える最大のメリットは、月額料金が安くなることです。

UQモバイルの月額利用料は、ドコモよりもはるかに安く設定されています。

ドコモとUQモバイルのデータ容量別の利用料金を、それぞれ比べてみましょう。

ドコモとUQモバイルの月額利用料比較表

料金を比較してみると、最大で4,587円もUQモバイルのほうが安いとわかりました。

使用できるデータ容量は変わらず料金が安くなるので、月額利用料を節約したい人はおすすめです。

余ったデータ容量が翌月に繰り越せる

UQモバイルでは、余ったデータ容量を翌月に繰り越して使用できます。

例えば、15GBのプランを契約しているが、10GBしか使用しなかった場合、余った5GBは翌月に繰り越されて20GB使えることになるのです。

ドコモの使ったデータ容量分のみ支払う「ギガライト」やデータ無制限で利用できる「ギガホプレミアム」にはない、格安SIMならではのサービスといえるでしょう。

余ったデータ容量は翌月優先的に消費されるので、契約した分を無駄にせず使い切れます。

ドコモと同じように店舗で相談・契約などのサポートが受けられる

UQモバイルは日本全国に2,700以上、実店舗を展開しています。

そのため、ドコモショップと同じように、対面での手厚いサポートを受けられるのが魅力です。

格安SIMは人件費やテナント料などの経費を抑えるため、実店舗を構えていないことも少なくありません。

その点、UQモバイルは月額料金もドコモより安いうえに実店舗も展開しているので、スマホでの作業に不慣れな人でも安心して利用できます。

「自宅セット割」が適用されるのでWi-Fiと併用すると最大858円お得

Wi-Fiとスマホをセットで契約すると、月額利用料の割引が受けられるドコモの「ドコモ光セット割」。

UQモバイルでも対象のインターネットサービスかでんきサービスに加入で、セット割があるのが特徴です。

実際、どの程度の割引が受けられるのかは、以下をご確認ください。

UQモバイルの自宅セット割の割引額

自宅セット割が適用されると、最大で毎月858円割引を受けられます。

さらに、自宅セット割は家族全員分のスマホ利用料が対象なのも嬉しいポイント。

例えば、4人家族全員が「くりこしL＋5GB」をしている場合、毎月3,432円割引を受けられるのです。

自宅セット割の対象となるサービスには、auひかりやeo光、BBIQなどさまざま。

詳しい対象サービスについては、「対象となるご自宅のインターネット一覧」をご確認ください。

節約モードでデータ容量の消費を抑えられる

UQモバイルには「節約モード」が搭載されています。

節約モードとは通信速度が最大300Kbpsになるかわりに、データ消費量のカウントなしで使える機能のことです。

300kbpsというと、メールやLINEのやりとりや通話、テキストメインのWebサイトの閲覧などは問題なく行える速度。

動画視聴やビデオ通話などをしない時は、節約モードに切り替えておくと、高速通信用のデータ容量を節約できるのでおすすめです。

ドコモよりスマホ端末を安く購入できる

UQモバイルは、ドコモよりもスマホ端末の販売価格が安く設定されています。

下記では、ドコモとUQモバイルで販売されているスマホの価格を比較してみました。

ドコモとUQモバイルの端末販売価格比較表

比較してみると、iPhoneSE（第3世代）は16,295円もUQモバイルのほうが安いとわかりました。

さらに、UQモバイルでは他社からの乗り換えと増量オプションⅡに加入すると、機種代金から最大22,000円割引になるキャンペーンを実施中です。

乗り換えと同時にスマホの買い替えを検討している人は、UQモバイルがおすすめといえるでしょう。

au PAYカードの年会費が無料になる

UQモバイルを利用していると、au PAYカードの年会費が無料になります。

au PAYカードは年1回以上使用すれば、誰でも年会費が無料になるため、あまりメリットを感じない方もいるかもしれません。

しかし、UQモバイルの支払いをau PAYカードですると、自動的にPontaポイントも貯まるのが特徴です。

さらに、支払いにPontaポイントを使用できるのも嬉しいポイント。

UQモバイル自体がauのサブブランドのため、普段の買い物からお得にしたいと考えている方にもおすすめです。

ドコモからUQモバイルに乗り換えるデメリット・注意点

乗り換えた後に後悔しないよう、事前にUQモバイルに乗り換えるデメリットを確認しておきましょう。

ここからは、ドコモからUQモバイルへ乗り換えるデメリット・注意点をご紹介していきます。

ドコモと比べると通信速度が遅い

ドコモと比較すると、UQモバイルの通信速度は遅めです。

下記では、ドコモとUQモバイルのダウンロード通信速度を比較してみました。

ドコモとUQモバイルの通信速度比較表

ドコモの通信速度はスマホブランド各社のなかでも、国内トップクラスの速さを誇ります。

しかし、UQモバイルも格安SIMのなかではトップクラスの速さです。

一般的にスマホを快適に使うのに必要なダウンロード速度は30Mbpsのため、UQモバイルもなんら問題ない速度であるとわかります。

そのため、ドコモからUQモバイルに乗り換えても「速度が遅くなった」と感じる可能性はほとんどないと考えられます。

しかし、数値としては差があるため、乗り換えて速度の違いを感じる可能性があることも知っておくといいでしょう。

購入できるiPhone・Android端末がドコモより少ない

ドコモは最新機種を取り揃えていますが、UQモバイルは最新機種の取り扱いが少ない傾向にあります。

そのため、UQモバイルでスマホをセット購入する場合は、少ないラインナップから選ばなくてはいけません。

しかし、UQモバイルに取り扱いがないスマホを使いたい人は、AppleストアやAmazon、中古販売店などで購入して使うことも可能です。

ドコモ光とのセット割引が適用されなくなる

ドコモを解約すると、ドコモユーザー対象の割引は適用されなくなります。

そのなかでも代表的な割引が「ドコモ光セット割」。

しかし、ドコモ光セット割で受けられる割引は1人最大1,100円のため、UQモバイルの月額利用料のほうが節約効果は大きいです。

ドコモ光セット割が受けられなくなっても、UQモバイルのほうがお得といえます。

セット割はUQモバイルにもあるため、スマホと一緒に乗り換えると、さらに節約できますよ。

端末分割払いの残債は乗り換え後も支払いが必要になる

ドコモでスマホを分割払いで購入しており、まだ支払いが完了していない場合は解約後に残りをまとめて支払う必要があります。

解約金はかかりませんが、分割で購入したスマホ代で思わぬ出費がかさむこともあるので、注意しましょう。

ドコモの機種代金に残債があるのかは、「My docomo」の「契約内容・手続き」→「ご利用機種」で確認できます。

ドコモのキャリアメールの引継ぎは月額330円かかる

ドコモのキャリアメール（@docomo.ne.jp）は、基本的にドコモを解約すると使用できません。

ドコモのキャリアメールを解約した後も使いたい場合、月330円の「ドコモメール持ち歩き」サービスを契約する必要があります。

月330円とはいえ、もったいないと感じる人はGmailやYahoo!メールなどのフリーメールへ移行しておくのがおすすめです。

dアカウント発効前にドコモを解約するとdポイントは失効してしまう

ドコモでdポイントを貯めていた人がドコモを解約してしまうと、dポイントは失効してしまいます。

そのため、ドコモを解約する前にdアカウントを必ず発行してください。

dアカウントを発行して引き継いでおけば、ドコモ利用時に貯めたdポイントが失効することはありません。

ドコモからauの回線に変わることで繋がりにくくなる可能性がある

山間部や田舎でスマホを使用することが多い人は、ドコモからUQモバイルに乗り換えることで繋がりにくさを感じる可能性があります。

なぜなら、ドコモは山間部や田舎でも繋がるよう、登山道対策専用のアンテナを追加したり小型基地局やブースター基地局を設置しているからです。

山間部や田舎ではドコモが繋がりやすいですが、auも人口カバー率99％以上と広範囲で繋がるようになっているため、そこまで心配する必要はないでしょう。

2022年12月現在UQモバイルで実施中のお得なキャンペーン一覧

2022年12月現在、他社からの乗り換えでau PAY残高に最大13,000円相当還元するキャンペーンを実施中です。

還元額は達成した契約内容によって異なります。

上記条件をすべて満たした場合、13,000円分au PAY残高へ還元されます。

UQモバイルの公式サイトのみで実施されているキャンペーンなので、できるだけお得にUQモバイルに乗り換えたい方はぜひ活用してください。

ドコモからUQモバイルへの乗り換えについてよくある質問

ここでは、ドコモからUQモバイルに乗り換える際によくある質問について答えていきます。

新しい電話番号は取得できる？

UQモバイルに乗り換える際、新しい電話番号は取得可能です。

新しい電話番号を取得したい場合は、MNP予約番号を取得せずに乗り換えるだけ。

乗り換えた際に、自動で新しい電話番号を取得できます。

UQモバイルへの乗り換え申し込み後にキャンセルは可能？

UQモバイルに申し込んだ後、商品発送前であればキャンセルが可能です。

「ご注文履歴」で注文した商品を選択し、「注文をキャンセルする」でキャンセルが完了します。

UQモバイルはiPhone13を取り扱っている？

2022年12月現在、UQモバイルでiPhone13の取り扱いは残念ながらありません。

UQモバイルで取り扱いのあるiPhone端末は以下のとおりです。

iPhone13をどうしても使用したい場合は、Appleストアなどで購入するのがおすすめです。

支払い方法はクレジットのみ？

店舗で契約する場合は、口座振替での支払い登録が可能です。

Webで契約する場合は、クレジットカードしか使用できません。

ただし、契約後My UQ mobile「支払方法の変更」から、口座振替に変更できます。

利用できる金融機関は、以下をご覧ください。

ご利用いただける金融機関一覧はこちら

まとめ

ドコモからUQモバイルへの乗り換えは、6つの手順で進めればそこまで難しくありません。

ドコモからUQモバイルに乗り換えることで、スマホの月額利用料はかなり安くなり、節約効果を期待できます。

UQモバイルの公式サイトから乗り換えれば、お得なキャッシュバックを受けられるキャンペーンも実施中です。

この機会に、ぜひUQモバイルへ乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。