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【一覧表あり】LINEMOとワイモバイルの通信速度や料金プランを比較してみた

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大手キャリアから安いスマホ会社への乗り換えを検討しているものの、以下のような理由で立ち止まってしまう人は少なくありません。

「LINEMOとワイモバイルの違いがわからない」

「通信速度や料金プランの差が知りたい」

そこで本記事では、LINEMOとワイモバイルの違いを12項目に分けて比較し、それぞれどのような人におすすめかをご紹介します。

最後まで読めば、LINEMOとワイモバイルのどちらに乗り換えるべきかわかるでしょう。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

LINEMOとワイモバイルの比較一覧表

項目にチェックする画像
項目LINEMOワイモバイル
データ容量(料金プラン)3GB(ミニプラン)
20GB(スマホプラン)
3GB(シンプルS)
15GB(シンプルM)
25GB(シンプルL)
月額料金(税込)3GB:990円
20GB:2,970円
3GB:2,178円(2回線目以降990円)
15GB:3,278円(2回線目以降2,090円)
25GB:4,158円(2回線目以降2,970円)
通話料金とかけ放題オプション22円/30秒(税込)
5分以内かけ放題:550円/月(税込)
無制限かけ放題:1,650円/月(税込)
22円/30秒(税込)
10分以内かけ放題:770円/月(税込)
無制限かけ放題:1,870円/月(税込)
使用回線ソフトバンクソフトバンク
通信速度高速(5G通信あり)高速(5G通信あり)
店舗とサポート店舗なし約4000店舗
端末販売なしあり
主なキャンペーン・ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン
・PayPayポイントあげちゃうキャンペーン
・オンラインストア厳選!大特価スマホ
・PayPayポイントプレゼントキャンペーン
各種割引なし・家族割・おうち割 光セット(A)
各種手数料なし契約事務手数料:3,300円
契約中の特典・LINEギガフリー(無料)・Yahoo!プレミアム(無料)
・Enjoyパック(550円/月)
支払方法クレジットカード、口座振替、PayPay残高払いクレジットカード、口座振替、PayPay残高払い

LINEMOとワイモバイルの料金プランを比較

お金のイラスト

LINEMOとワイモバイルの料金プランを比較するために、まずは以下の表をご覧ください。

月間データ容量LINEMOワイモバイル
3GB990円/月(税込)2,178円/月(税込)
[家族割適用で2回線目から990円/月(税込)]
[おうち割 光セット適用で1回線目から990円/月(税込)]
15GB3,278円/月(税込)
[家族割適用で2回線目から2,090円/月(税込)]
[おうち割 光セット適用で1回線目から2,090円/月(税込)]
20GB2,970円/月(税込)
25GB4,158円/月(税込)
[家族割適用で2回線目から2,970円/月(税込)]
[おうち割 光セット適用で1回線目から2,970円/月(税込)]

LINEMOとワイモバイルの料金プランは、コストパフォーマンスの面では一見大きな差はないようにみえます。むしろワイモバイルのシンプルLに関しては、LINEMOのスマホプラン(20GB)と同額ながら月間25GBも使える良コスパです。

しかし、注意しなければならないのは「ワイモバイルの料金プランは割引ありき」であること。割引前の通常料金は表に記載のとおり、コストパフォーマンスが数段落ちているのがわかるでしょう。

ワイモバイルのプランを割引料金で利用するためには、以下のうちいずれかの割引制度を適用する必要があります。

・家族割:家族(血縁・婚姻)もしくは同住所の複数人で契約すると、2回線目から割引料金が適用。
・おうち割 光セット(A):「SoftBank Air」もしくは「SoftBank 光」を契約している場合、1回線目から割引料金が適用。

上記の割引制度は併用不可。どちらの条件も満たしているのなら、1回線目から割引が適用される「おうち割 光セット(A)」がお得です。

また家族割においては2回線目からの割引適用なので、家族数が少ない場合はトータルのコスパが悪くなる恐れがあります。

対象家族数に応じたLINEMOとワイモバイルのコスパを以下の表にまとめたので、参考にしてみてください。

LINEMO「ミニプラン」とワイモバイル「シンプルS」のトータル月額料金

家族の人数LINEMOワイモバイル(家族割)
単身(割引なし)990円(990円/人)2,178円(2,178円/人)
2人1,980(990円/人)3,168円(1,584円/人)
3人2,970(990円/人)4,158円(1,386円/人)
4人3,960(990円/人)5,148円(1,287円/人)
5人4,950(990円/人)6,138円(1,228円/人)
6人5,940(990円/人)7,128円(1,188円/人)
7人6,930(990円/人)8,118円(1,160円/人)
8人7,920(990円/人)9,108円(1,138円/人)
9人8,910(990円/人)10,098円(1,122円/人)

ワイモバイルの家族割は1回線目が通常料金である以上、家族の人数をどれだけ増やしても1人あたりの月額料金でLINEMOに勝ることはありません。またワイモバイルの家族割は上限が9人と決まっているのも注意点です。

「何人からがお得なのか」という明確な線引きはないので、月額料金以外の項目も比較しそれぞれの家庭で判断するべきでしょう。

LINEMOとワイモバイルの料金プランをまとめると、以下のとおりです。

・ワイモバイルは「おうち割 光セット」でLINEMOと同等かそれ以上のコスパ
・「家族割」のコスパは家族の人数で変化する
・ワイモバイルの割引が使えない人はLINEMOがおすすめ

LINEMOとワイモバイルの使用回線と通信速度を比較

光ファイバーの画像

LINEMOとワイモバイルは同じソフトバンク回線を使っているため、最高通信速度に差はありません。なお両者とも5G通信に対応しています。

両者とも高速データ容量超過後の通信速度には制限が掛かりますが、こちらはプランによって違うので表にまとめました。

高速データ容量超過後の通信速度

LINEMOワイモバイル
ミニプラン:300kbpsシンプルS:300kbps
スマホプラン:1MbpsシンプルM:1Mbps
シンプルL:1Mbps

LINEMO「ミニプラン」とワイモバイル「シンプルS」の場合は、通信速度が最大300kbpsに制限されます。これはLINEで画像の送受信が辛うじてできるかどうかというレベルです。

一方LINEMO「スマホプラン」とワイモバイル「シンプルM・L」の場合は、通信速度が最大1Mbpsに制限。これは高画質とはいかないまでも動画アプリのストリーミング再生など、大抵のことはできるレベルでしょう。

もしも1Mbpsで事足りるのなら、ワイモバイルのシンプルMはコスパが良くおすすめです。

LINEMOとワイモバイルの通話料金を比較

スマートフォンの画像

LINEMOとワイモバイルの通話料金は、どちらも22円/30秒(税込)なので差はありません。

ちなみに多くの格安SIMでは11円/30秒に設定されていることから、LINEMOとワイモバイルの通話料金は安くはないでしょう。

そこで通話料の節約に効果的なのが「通話定額オプション」ですが、これはLINEMOとワイモバイルで差があります。

それぞれが選べる「通話定額オプション」と料金について以下の表にまとめました。

LINEMOとワイモバイルのかけ放題オプション

かけ放題LINEMOワイモバイル
5分以内かけ放題550円/月(通話準定額)
10分以内かけ放題770円/月(だれとでも定額)
無制限かけ放題1,650円/月(通話準定額))1,870円/月(スーパーだれとでも定額)

「5分以内かけ放題」はLINEMOにしかなく「10分以内かけ放題」はワイモバイルにしかありません。

LINEMOかワイモバイルか、必要なかけ放題オプションで選ぶのもひとつの手でしょう。

また無制限かけ放題においてはLINEMOのほうが、ワイモバイルより220円も安いのでおすすめです。

LINEMOとワイモバイルの店舗とサポートを比較

受付スタッフの画像

結論としては「サポートは不要だから安いほうがいい」という人におすすめなのがLINEMO。「店舗での手厚いサポートがほしい」という人におすすめなのがワイモバイルです。

LINEMOとワイモバイルのサポートを比較

サポートLINEMOワイモバイル
店舗なし全国約4,000店舗
オペレーター対応チャットのみ・店舗
・電話
・チャット
初心者サポートオプションなし550円/月(ワイドサポート)

サポートの有無で月額料金が変わるのはスマホ事業として当然のこと。

そのためLINEMOとワイモバイルを「サポートが必要かどうか」で決めるのが、もっとも重要なポイントといって過言ではないでしょう。

LINEMOの店舗とサポートについて

LINEMOには店舗がないため、申し込みや料金プランの選定、初期設定に至るまですべて自分自身で行わなければなりません。

ソフトバンクやワイモバイルの店舗を訪れても、LINEMOに関する相談は受け付けてもらえないので注意しましょう。

不明な点はLINEMO公式サイトのチャットサポートが唯一の問い合わせ先で、オペレーターに直接相談することができます。

大抵のことはネットで調べたりチャットで尋ねたりすることで解決しますが、スマホに関して全くの初心者にとっては難しいかもしれません。

LINEMOはドリンクバーのようなものです。ユーザー自身が手続きするのを前提として、格安料金を実現していることを再認識しておきましょう。

例外として、以下の場合はソフトバンクやワイモバイルの店舗で対応してくれます。

・LINEMOからソフトバンクへの乗り換え
・LINEMOからワイモバイルへの乗り換え

ワイモバイルの店舗とサポートについて

ワイモバイルは電話やチャットなどはもちろん、全国に約4000ある店舗で対面によるサポートを受けられます。

申し込みから設定まで、店舗を訪れるだけで即日の手続きが完了するため以下のような人におすすめです。

・スマホの知識や操作に自信がない
・調べても自分で設定できる気がしない

割引さえ適用できれば、この手厚いサポートをLINEMOと同等の月額料金で受けられるので、初心者には嬉しいポイントです。

LINEMOとワイモバイルの端末販売を比較

スマートフォンの画像

LINEMOには端末販売がない一方で、ワイモバイルは端末の取り扱いが豊富です。

Android端末を中心に幅広い端末がラインナップされており、端末セットキャンペーンを利用することも可能。「オンラインストア厳選!大特価スマホ」というキャンペーンでは、以下の条件を満たすと一括1円で端末が購入できます。

・他社回線からのりかえ
・シンプルM以上のプランへ加入
・オンラインサイトからの申し込み

キャンペーンの利用で1円になる端末は以下の6種類。豊富なラインナップが嬉しいポイントです。

ワイモバイルで買える1円端末

AQUOS wish:一括1円(定価21,960円)
AQUOS wish2:一括1円(定価21,960円)
Xperia Ace III:一括1円(定価31,680円)
Xperia 8:一括1円(定価36,000円)
Libero 5G II:一括1円(定価21,960円)
Android One S9:一括1円(定価31,680円)

「端末も一緒に購入したい」「そろそろ機種変更したい」という人には、端末セットがお得なワイモバイルをおすすめします。端末のスペック等はワイモバイル公式サイトからご確認ください。

LINEMOとワイモバイルのキャンペーンを比較

ショッピング帰りの女性

LINEMOとワイモバイルではともにお得なキャンペーンを実施中。以下が両者の主なプランをまとめた表です。

LINEMOワイモバイル
ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーンオンラインストア厳選!大特価スマホ
PayPayポイントあげちゃうキャンペーンPayPayポイントプレゼントキャンペーン

ここでは、LINEMOとワイモバイルで行われている主なキャンペーンについて詳しくみていきます。

LINEMOで実施中の主なキャンペーン

LINEMOは「とにかく携帯料金を安くしたい」という人と相性の良いキャンペーンが多い印象。PayPayポイントのキャッシュバックは実質的に基本料金の割引と考えられます。

PayPayポイントのキャッシュバックが受けられる主なキャンペーンは以下のとおりです。

ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン最大8ヵ月間基本料金が実質0円
PayPayポイントあげちゃうキャンペーン乗り換えでPayPayポイント1万円分キャッシュバック

どちらも高額なキャッシュバックを受け取れるお得なキャンペーンで、端末の割引ではなくキャッシュバックがほしい人におすすめです。

最新のキャンペーン情報についてはLINEMOの公式サイトからご確認ください。

ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン|最大8ヵ月基本料金0円

LINEMOのミニプランを「新しい電話番号で新規契約」もしくは「他社からの乗り換え」で契約することで、PayPayポイント990円分を6カ月間毎月受け取れるキャンペーン。

さらに2023年1月31日まではキャンペーンの強化期間となっており、PayPayポイント受取期間が最大8カ月間に延長されています。総額で7,920円分のポイントバックを受けられるお得になキャンペーンです。

残念ながらソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外となっています。

キャンペーン期間2022年5月20日 ~ 終了日未定
キャンペーン強化期間2022年9月30日〜2023年1月31日

PayPayポイントあげちゃうキャンペーン|乗り換えで1万ポイントプレゼント

LINEMOのスマホプランを契約した場合にPayPayポイントのキャッシュバックが受け取れるキャンペーン。「新しい電話番号での新規契約」は3千円分、「他社からの乗り換え」の場合は1万円分です。

ただし「ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン」と同じく、ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルからの乗り換えは対象外となっています。

キャンペーン期間2021/6/5(土) ~ 終了日未定

ワイモバイルで実施中の主なキャンペーン

ワイモバイルには、端末セットのキャンペーンとSIMのみ契約のキャンペーンが実施中。具体的には以下のとおりです。

オンラインストア厳選!大特価スマホ一括1円のAndroid端末がお得
PayPayポイントプレゼントキャンペーンSIMのみ契約で最大1万PayPayポイントプレゼント

機種変更したい人と今の端末をそのまま使いたい人のそれぞれに合うキャンペーンが魅力的です。

最新のキャンペーン情報についてはLINEMOの公式サイトからご確認ください。

オンラインストア厳選!大特価スマホ|Android端末が一括1円

ワイモバイルのお得なキャンペーンといえば、「LINEMOとワイモバイルの端末販売を比較」でもご紹介した「端末セットキャンペーン」。

一括1円で購入できるAndroid端末が豊富なため、機種変更を考えている人におすすめです。

「他社からの乗り換え」と「オンラインでシンプルM以上の契約」という条件を満たすだけで、以下の6種類の端末が1円で購入できるのは魅力的でしょう。

ワイモバイルで買える1円端末

AQUOS wish:一括1円(定価21,960円)
AQUOS wish2:一括1円(定価21,960円)
Xperia Ace III:一括1円(定価31,680円)
Xperia 8:一括1円(定価36,000円)
Libero 5G II:一括1円(定価21,960円)
Android One S9:一括1円(定価31,680円)

PayPayポイントプレゼントキャンペーン|SIMのみ契約で最大1万円分ポイントバック

端末セットキャンペーン印象が強いワイモバイルですが、SIMのみ契約の人を対象にポイントバックキャンペーンも行われています。

受け取れるPayPayポイントは、契約方法と契約プランで変わるので以下の表にまとめました。

契約プラン新規契約他社から乗り換え
シンプルS3,000PayPayポイント
シンプルM6,000PayPayポイント10,000PayPayポイント
シンプルL6,000PayPayポイント10,000PayPayポイント

「いま使っている端末をそのまま使いたい」というユーザーも利用できる嬉しいキャンペーンです。

LINEMOとワイモバイルの割引制度を比較

割引の画像

LINEMOとワイモバイルの割引制度を比較するために、まずは以下の表をご覧ください。

割引の種類LINEMOワイモバイル
家族割引1,188円割引/月
おうち割 光セット(A)1,188円割引/月
おうち割でんきセット110円割引/月(25カ月目以降は55円割引/月)

LINEMOに比べて割引制度の多いワイモバイルは一見お得にみえます。

しかし料金プランの比較でも触れたとおり、ワイモバイルは割引料金が適用されてはじめてLINEMOと同等のコストパフォーマンス。つまり割引制度の比較においてワイモバイルに優位性はないでしょう。

割引制度におけるワイモバイルのメリットを挙げるとするなら「おうち割でんきセット」の存在。

ワイモバイルと対象のでんきサービスをセット利用することで、スマホの利用料金が毎月110円割引になるサービスです。

おうち割でんきセットの対象地域とサービス

対象地域対象サービス
北海道電力エリア
東北電流エリア
東京電力エリア
中部電力エリア
関西電力エリア
中国電力エリア
四国電力エリア
沖縄電力エリア
おうちでんき
北陸電力エリア北陸電力対象プラン
九州電力エリア九州電力対象プラン

おうちでんきとはソフトバンクグループが提供する電力サービスのこと。

110円と金額としては小さいうえに、25ヵ月目以降は毎月55円割引に割引額が減少してしまいますが、「少しでも携帯料金を抑えたい」という人にとっては嬉しいポイントです。

LINEMOとワイモバイルの各種手数料を比較

小銭と領収書の画像

スマホ会社と契約する際に、見落としがちですが重要なのが各種手数料の金額。事前に把握しておけば契約直前で「こんなに手数料かかるの?」と面食らうこともないでしょう。

LINEMOは契約・解約における手数料は一切かかりません。一方でワイモバイルの場合は、契約の際に事務手数料として3,300円が発生するので注意が必要です。

各種手数料LINEMOワイモバイル
契約事務手数料なし3,300円
MNP転出手数料なしなし
解約違約金なしなし

ちなみにLINEMOからワイモバイルへの乗り換え、もしくはソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えの場合は、店舗・オンラインのどちらからの申し込みでも契約事務手数料が無料になります。

LINEMOとワイモバイルの特典を比較

プレゼントボックスの画像

通信速度や料金プラン以外に重要なポイントは、ブランド独自の特典やサービス。これを把握することで契約するべきプランが変わってくることもあるので、必ずチェックしておきましょう。

サービス名LINEMOワイモバイル
LINEギガフリー
Yahoo!プレミアム特典
Enjoyパック550円/月(初回初月無料)

LINEMOの「LINEギガフリー」とワイモバイルの「Yahoo!プレミアム特典」は特に注目すべきサービス。ここからはその内容についてご紹介します。

LINEギガフリー|LINEアプリが使い放題

LINEギガフリーとは、LINEアプリ使用中の高速データ容量が使い放題になるLINEMO専用のサービス。「連絡手段はほとんどLINE」というユーザーが増えている昨今、実用的で嬉しい機能です。

ミニプランとスマホプランの両方に追加料金なしで付属します。ただし、以下のサービスは「LINEギガフリー」の対象外となっているので注意しましょう。

LINEギガフリー対象外のサービス

・他社サイトへの接続(URLなどをクリック)
・他社アプリへの遷移
・ニュース記事詳細の閲覧
・トークでの位置情報の共有・OpenChatの利用
・スタンプショップの利用
・着せかえショップの利用
・LINEファミリーサービスの利用(LINEマンガやLINEゲーム、LINE MUSIC、ポイントクラブなど)

LINEギガフリーは特にミニプランとの相性が良く、貴重なデータ容量を節約するのに頼もしいサービスといえるでしょう。

Yahoo!プレミアム特典|月額508円の特典が無料

ワイモバイルを契約していれば、本来は月額508円である「Yahoo!プレミアム」の会員特典を追加料金なしで受けられます。

特典内容は以下のとおり。これが無料で付いてくるのはかなり嬉しいポイントです。

Yahoo!プレミアムの特典内容

・雑誌110誌が読み放題
・電子書籍がお得に買える
・PayPayポイントの還元率アップ
・ヤフオクの機能制限がない
・プロ野球やプロバスケットが見放題

現在有料でYahoo!プレミアムに加入している人は、それだけでワイモバイルの優先順位が高まるでしょう。

Enjoyパック|PayPay経済圏におすすめ

ワイモバイルユーザーのみ月額550円で加入できる「Enjoyパック」は、Yahoo!ショッピングにおけるPayPayポイントの獲得倍率が上がったりYahoo!ショッピングで使えるクーポンがもらえたりするサービスのこと。

具体的な内容は以下のとおりです。

Enjoyパックの特典内容

・Yahoo!ショッピングでいつでも12%のポイントバック
・Yahoo!ショッピングで利用できる500円OFFクーポンを毎月配布
・データ通信量が毎月0.5GB追加でもらえる

月額550円で毎月500円OFFクーポンがもらえるので、Yahoo!ショッピングを日常的に使っている人はほぼ実質0円で上記のサービスを受けられます。

PayPay経済圏で生活している人にとっては、かなりお得な月額サービスではないでしょうか。

LINEMOとワイモバイルの支払い方法を比較

LINEMOとワイモバイルは、どちらも以下の支払い方法に対応しています。

・クレジットカード
・口座振替
・PayPay残高払い

両者とも支払い方法に差はないため、特に気にするポイントではないでしょう。ちなみに両者ともデビットカードは対応不可なので注意してください。

LINEMOがおすすめな人の特徴3選

ここまで比較してきたポイントを踏まえたうえで、LINEMOのほうがおすすめな人の特徴は以下の2つです。

・スマホに関する知識がある程度ある人
・ワイモバイルの割引が受けられない人

「結局どっちを選べばいいのかよくわからなかった」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

スマホに関する知識がある程度ある人

LINEMOは、申し込みから設定までユーザー自身で完結してもらうことを前提にしているプラン。わからないことがあっても店舗や電話でサポートを受けることはできません。

そのためわからないことはネットで調べたりチャットでオペレーターに尋ねたりできるような、スマホに関する最低限の知識がある人におすすめです。

少しの知識さえ持っていれば、ソフトバンク回線を格安で利用できる魅力的なブランドです。

ワイモバイルの割引が受けられない人

本文中でも紹介したとおり、ワイモバイルは割引ありきの料金設定。割引前の通常料金は格段にコストパフォーマンスが悪くなります。

そのためワイモバイルにおける以下の割引制度に該当しない人は、元々の基本料金が安いLINEMOをおすすめします。

・家族割:家族(血縁・婚姻)もしくは同住所の複数人で契約すると、2回線目から割引料金が適用。
・おうち割 光セット(A):「SoftBank Air」もしくは「SoftBank 光」を契約している場合、1回線目から割引料金が適用。

また家族割については家族の人数でコスパが変化します。詳しくは「LINEMOとワイモバイルの料金プランを比較」からご確認ください。

ワイモバイルがおすすめな人特徴4選

ここまで比較してきたポイントを踏まえたうえで、ワイモバイルのほうがおすすめな人の特徴は以下の4つです。

・スマホの操作や知識に自信がない人
・割引制度の対象となる人
・端末をお得に購入したい人
・PayPay経済圏で生活している人

どんな人におすすめか簡潔に紹介しているので、ぜひ選ぶ際の参考にしてみてください。

スマホの操作や知識に自信がない人

LINEMOの相談窓口は公式サイトのチャットサポートのみ。最低限の知識がある人だからこそ利用できる格安プランです。

一方でワイモバイルの場合はサポートが充実しており、電話やチャットサポートはもちろん、全国約4000の店舗で対面サポートを受けられます。

スマホの操作や知識に自信がない人は、迷わずワイモバイルを選ぶべきでしょう。

割引制度の対象となる人

ワイモバイルの基本料金が割引となる以下のような人には、ワイモバイルがおすすめです。

・SoftBank AirもしくはSoftBank 光を利用している
・家族全員で乗り換えようと思っている

ワイモバイルは割引を適用できれば基本料金がLINEMOと同等。それでいて手厚いサポートが受けられるというのは、かなりコスパが良いといえるでしょう。

端末をお得に購入したい人

乗り換えを機に機種変更したい人はワイモバイルの「オンラインストア厳選!大特価スマホ」というキャンペーンがおすすめ。

以下の条件を満たすことで6種類のAndroid端末が一括1円で購入できるお得なキャンペーンです。

・他社回線からのりかえ
・シンプルM以上のプランへ加入
・オンラインサイトからの申し込み

こんなにもたくさんの1円端末が選べるのは業界全体でもワイモバイルだけ。ぜひこの機会に機種変更を検討してみてはいかがでしょうか。

ワイモバイルで買える1円端末

AQUOS wish:一括1円(定価21,960円)
AQUOS wish2:一括1円(定価21,960円)
Xperia Ace III:一括1円(定価31,680円)
Xperia 8:一括1円(定価36,000円)
Libero 5G II:一括1円(定価21,960円)
Android One S9:一括1円(定価31,680円)

PayPay経済圏で生活している人

生活におけるさまざまなサービスをソフトバンクグループに集約させてPayPayポイントを稼ぐ「PayPay経済圏」で生活している人は、ぜひLINEMOよりワイモバイルを選んでください。

なぜならワイモバイルを契約していることで、以下のようなメリットがあるからです。

・Yahoo!プレミアム会員特典でポイント還元率アップ
・「Enjoyパック」加入で還元率+10%以上にアップ
・超PayPay祭がさらにお得になる

同じソフトバンクグループのサービスですが、LINEMOの場合は上記のようなPayPay関連のメリットが何もありません。

PayPay経済圏に身を置く以上ポイント還元率は何よりも重要。PayPay経済圏が気になっているという人は、まずワイモバイルの契約から始めてみてはいかがでしょうか。

LINEMO・ワイモバイルへの乗り換え方法

手順を書き出す画像

どのブランドかに限らず、スマホ会社を乗り換える際の手順は基本的に以下の4ステップです。

STEP1.SIMロックの解除(必要な人のみ)
STEP2.乗り換え元でMNP予約番号の取得
STEP3.乗り換え先へ申し込み
STEP4.乗り換え先で開通手続き

上記のステップを基本として、以下の2つのパターンで解説していきます。

・他社(ソフトバンクグループ以外)からLINEMO / ワイモバイルへの乗り換え
・ソフトバンクグループ(SoftBank、ワイモバイル、LINEMO)間の乗り換え

他社(ソフトバンクグループ以外)からLINEMO / ワイモバイルへの乗り換え

ソフトバンクグループ以外からの乗り換えの場合、基本的には前述した4ステップの手順を踏まなければなりません。

ワイモバイルの場合、手続きは直接店舗を訪れても良いのですが、ここではオンラインストアを利用する方法をお伝えします。

STEP1.SIMロックの解除(必要な人のみ)

お使いの端末にドコモやauのSIMロックが掛かっており、かつその端末をLINEMO / ワイモバイルで使う予定の場合はSIMロックの解除が必要です。

SIMフリーの端末もしくはソフトバンクのSIMロック端末の場合、SIMロックの解除は不要なのでSTEP2まで飛ばしてください。

SIMロックを解除する方法は以下の2つ。ショップでの手続きには手数料がかかるので、可能であればWebで解除するのがおすすめです。

・ショップで解除する(3,300円)
・Webで解除する(無料)

ショップで解除する場合

SIMロックが掛かっているキャリアのショップへ行けば、スタッフがSIMロックの解除手続きをしてくれます。自身ですることはほぼありませんが、手数料3,300円が発生します。

Webで解除する場合

WebでSIMロックを解除する手順は以下のとおり。手数料が掛からないのでおすすめです。

キャリア手順
ドコモマイドコモにログイン→メニューの中から「サービス一覧」を選択→「SIMロック解除」→必要項目の入力→手続き完了
auMy auにログイン→メニューの中から「契約内容手続き」を選択→「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択→必要項目の入力→手続き完了

STEP2.MNP予約番号の取得

電話番号をそのままでスマホ会社を乗り換える手続きを「MNP」と呼び、MNPを利用するには以下の手順を踏まなければなりません。

①乗り換え元でMNP予約番号を取得
②乗り換え先の申し込み画面でMNP予約番号を入力

ドコモ / auでMNP予約番号を取得するには以下の2つの方法があります。

・電話での手続き
・Webでの手続き

電話で取得する場合

電話でMNP予約番号を取得する際の連絡先と受付時間は以下のとおり。受付時間内でしか手続きできないので注意しましょう。

キャリア連絡先受付時間
ドコモ一般電話から:0120-800-000
ドコモの携帯電話から:151
9:00~20:00
au0077-754709:00~20:00

Webで取得する場合

WebでMNP予約番号を取得する際の手順は以下のとおり。24時間いつでも手続きできるのでおすすめです。

スマホ会社手順
ドコモマイドコモにログイン→「その他のお手続きはこちらから」→「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」
auMy auににログイン→「スマートフォン・携帯電話」→「お問い合わせ / お手続き」を選択→「MNPご予約」

STEP3.LINEMO/ワイモバイルへ申し込み

MNP予約番号が取得できたらLINEMO / ワイモバイルの申し込みに進みます。手順は以下のような流れです。

1.LINEMO / ワイモバイルの申し込みページにアクセス
2.「今の番号をそのまま利用する」を選択
3.プランを選択
4.MNP予約番号を入力
5.契約者情報を入力
6.支払い情報を入力
7.本人確認書類をアップロードして申込完了

審査に通り次第SIMカードが発送されるので、到着まで2〜3日待ちましょう。

STEP4.乗り換え先で開通手続き

LINEMO / ワイモバイルのSIMカードが手元に届いたら、電話もしくはWebで回線切替の手続きを行います。

同梱の冊子に記載されている手順が最新かつ正確なので、そちらを参考に行ってください。

LINEMO / ワイモバイルの開通手続きが完了した時点で乗り換え元の解約が完了。これで乗り換え手続きは完了です。

ソフトバンクグループ(SoftBank、ワイモバイル、LINEMO)間の乗り換え

ソフトバンクグループ(SoftBank、ワイモバイル、LINEMO)間で乗り換えする場合、SIMロックの解除は不要。またMNP予約番号も不要なので、手続きはとても簡単です。

乗り換え先がソフトバンク / ワイモバイルの場合

乗り換え先がソフトバンク / ワイモバイルの場合は、直接店舗に行くことにより窓口での乗り換え手続きが可能です。

店舗は混雑し待ち時間が長くなりがちですが、事前に来店予約をすることで待ち時間を短縮できます。

もちろんWebからの申し込みも可能。手順はそれぞれ以下のとおりです。

ソフトバンクオンラインショップの場合

ソフトバンクのオンラインショップメニューバーから「製品情報」を選択
②下にスクロールし「その他の商品をみる」から「SIM」選択
③「iPhone、Google Pixel、スマートフォン向けSIM」を選択
④「購入する」を選択
⑤「今の電話番号をそのまま利用する」を選択
⑥現在契約中の携帯会社から「ワイモバイル / LINEMO」を選択
⑦契約者の年齢を選択し「利用するSIMを確認する」を選択
⑧使用機種もしくは使用予定の機種の購入先を選択し、IMEI(15桁の端末識別番号)を入力
⑨契約プランを選択後、支払い方法や契約者情報を入力する
⑩同意事項を確認して手続き完了

ワイモバイルオンラインストアの場合

ワイモバイルのオンラインストアメニューバーから「SIM」を選択
②「製品を探す」の契約方法は「のりかえ(MNP)」を選択し、SIMカードかeSIMを選択
③「ご利用予定の端末」から該当する端末を選択
④「ご利用中の携帯電話会社を選択してください」で「ソフトバンク / LINEMO」を選択
⑤「My SoftBank(ソフトバンク)/ My Menu(LINEMO)」にログイン
⑥「料金プラン」と「オプション」を選択し「次へ」をタップ
⑦必要事項を入力して手続き完了

Webでの申し込みの場合、店舗のように待ち時間はなく自分の好きなタイミングで手続きできますが、SIMカードが手元に届くまでの2〜3日間は開通できないのがデメリットです。

乗り換え先がLINEMOの場合

LINEMOには店舗がないため、Webから以下の手順で乗り換え手続きを行いましょう。

ソフトバンク/ワイモバイルからLINEMOに乗り換える手順

LINEMOの申し込みページにアクセスする
②「現在利用中の携帯電話会社」から「ソフトバンク/ワイモバイル」を選択
③SIMの種類を選択
④利用予定の端末を選択
⑤My SoftBank / My Y!mobileにログインして申込完了

LINEMOとワイモバイルの比較に関するよくある質問

Q&Aの画像

LINEMOとワイモバイルの比較に関するよくある質問は下記のとおりです。

Q1:LINEMOとワイモバイルの違いって?
Q2:LINEMOにワイモバイルのような家族割はある?
Q3:LINEMO〜ワイモバイル間の乗り換えで違約金は発生する?
Q4:LINEMOでもPayPay経済圏はお得になる?

よくある質問に先に目を通してくことで、スムーズにLINEMO/ワイモバイルの契約に進めるでしょう。

Q1:LINEMOとワイモバイルの違いって?

LINEMOとワイモバイルにはさまざまな違いがありますが、一言でいうと「サポートと料金プラン」が違います。

LINEMOはサポートを必要としない人が携帯料金を抑えるために選ぶブランド。ワイモバイルは携帯料金は安くしたいけど手厚いサポートを受けたいという人が選ぶブランドです。

その他の細かい違いは「LINEMOとワイモバイルの比較一覧表」からご確認ください。

Q2:LINEMOにワイモバイルのような家族割はある?

LINEMOにはワイモバイルのような割引が一切ない代わりに、元から料金プランが格安です。

ややこしい割引制度がないため、携帯料金をよりシンプルに考えられるでしょう。

Q3:LINEMO〜ワイモバイル間の乗り換えで違約金は発生する?

LINEMOもワイモバイルも最低契約期間がないので、解約違約金が発生することはありません。

したがって、LINEMO〜ワイモバイル間の乗り換えにおいても解約違約金は発生しません。

Q4:LINEMOでもPayPay経済圏はお得になる?

LINEMOはソフトバンクグループのサービス。ソフトバンクやワイモバイルと同じくPayPay経済圏で活用できるお得な制度があると思いきや、一切ありません。

よってPayPay経済圏を強化するという意味ではLINEMOよりワイモバイルがおすすめです。

LINEMOとワイモバイルはそれぞれの特徴を把握して契約しよう

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LINEMOとワイモバイルは同じソフトバンクグループのサービスで、似ているようですが全く違うブランドといって過言ではありません。

本記事を読み込んで両者の特徴を把握し、自分にはどちらが適しているかイメージしてみましょう。

まだLINEMOとワイモバイルどちらにするか決めかねている人のために、もう一度比較一覧表を載せておきます。是非じっくり悩んで決めてください。

項目LINEMOワイモバイル
データ容量(料金プラン)3GB(ミニプラン)
20GB(スマホプラン)
3GB(シンプルS)
15GB(シンプルM)
25GB(シンプルL)
月額料金(税込)3GB:990円
20GB:2,970円
3GB:2,178円(2回線目以降990円)
15GB:3,278円(2回線目以降2,090円)
25GB:4,158円(2回線目以降2,970円)
通話料金とかけ放題オプション22円/30秒(税込)
5分以内かけ放題:550円/月(税込)
無制限かけ放題:1,650円/月(税込)
22円/30秒(税込)
10分以内かけ放題:770円/月(税込)
無制限かけ放題:1,870円/月(税込)
使用回線ソフトバンクソフトバンク
通信速度高速(5G通信あり)高速(5G通信あり)
店舗とサポート店舗なし約4000店舗
端末販売なしあり
主なキャンペーン・ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン
・PayPayポイントあげちゃうキャンペーン
・オンラインストア厳選!大特価スマホ
・PayPayポイントプレゼントキャンペーン
各種割引なし・家族割・おうち割 光セット(A)
各種手数料なし契約事務手数料:3,300円
契約中の特典・LINEギガフリー(無料)・Yahoo!プレミアム(無料)
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支払方法クレジットカード、口座振替、PayPay残高払いクレジットカード、口座振替、PayPay残高払い
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