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【2023年最新】中学生におすすめのスマホ携帯会社を5社紹介

「子供が中学生になったからスマホを持たせたい」

「中学生に持たせるスマホはどのような機能があればいいのだろう」スマホ使用の低年齢化が起きている現代において、自分の子供にもスマホを持たせようと考えている人は多いでしょう。

しかし、SNSを発端とした犯罪に巻き込まれる危険性もあり、中学生のスマホ選びは大人以上に慎重に行うべきなのです。

そこでこの記事では、中学生に最適なスマホやおすすめの携帯会社についてご紹介します。ぜひ、中学生のスマホ選びの参考にしてください。

中学生におすすめの人気格安スマホ5選

ここからは、中学生におすすめの人気格安スマホについて紹介します。料金プランや中学生におすすめのポイントについても解説しているので、ぜひスマホ選びの参考にしてみてください。

  • UQモバイル
  • IIJmio
  • 楽天Mobile
  • Y!Mobile
  • BIGLOBEモバイル

続いての見出しで、それぞれの製品について詳しく解説します。

UQモバイル

出典:UQモバイル

auのサブブランドとして格安SIMを提供している『UQモバイル』。auの回線を借りているため、格安SIMでありながらデータ通信速度が早いのが特徴です。

また、単月でデータを使わなければ、余った分を翌月に繰り越しもできます。無駄なく利用できるのが嬉しいポイントと言えるでしょう。

料金プラン

UQモバイルの料金プランは下記の通りです。

くりこしプランS+5GくりこしプランM+5GくりこしプランL+5G
基本月額料金1,480円(税込1,628円)2,480円(税込2,728円)3,480円(税込3,828円)
基本データ料金3GB15GB25GB
国内通話料税込22円/30秒税込22円/30秒税込22円/30秒

UQモバイルは、U18&家族応援割を実施しています。この表に記載の金額より、さらに安く契約できるので、ぜひご利用ください。

中学生におすすめのポイント

UQモバイルでは、2021年9月2日以降に契約した人に「あんしんフィルターfor au」を提供。こちらは、auが提供しているフィルタリングサービスで、以下のような機能があります。

  • 有害情報から守るフィルタリング機能
  • 利用時間帯の設定
  • 居場所が分かるエリア検索

さらに管理者登録をしておけば、お子様のスマホを遠隔管理することもできます。

IIJmio

出典: IIJmio

ギガ数や用途に応じて5つのプランから最適なプランを選択できる『IIJmio』

スマホ代を安くしたい方や、データ量を気にせず使いたい方など幅広いニーズに対応ができます。最初に契約した料金が継続していく点も魅力と言えるでしょう。

詳しい料金形態は続いての見出しでご覧ください。

料金プラン

IIJmioの料金プランは下記の通りです。

2ギガプラン4ギガプラン8ギガプラン15ギガプラン20ギガプラン
音声税込858円税込1,078円税込1,518円税込1,848円税込2,068円
SMS税込825円税込1,045円税込1,485円税込1,815円税込2,035円
データ税込748円税込968円税込1,408円税込1,738円税込1,958円
eSIM税込440円税込660円税込1,100円税込1,430円税込1,650円

多くのプランがある中でも、電話ができる音声通話SIMを選ぶといいでしょう。残りはデータ量との相談になります。

万が一、データ量に過不足が生じた場合にも、後からギガ数を変更できるのでご安心してください。

中学生におすすめのポイント

IIJmioは、未成年者で契約する方に向けて「i-フィルター for マルチデバイス」を提供。

AndroidとiPhone、Windows PCの3つのOSに対応しており、好みの製品を使うことができるでしょう。初期費用は無料で、以降月額税込396円がかってきます。主な機能は下記の通りです。

  • 自由度と精度の高いウェブフィルタリング
  • 保護者が使いこなせるアプリフィルタリング
  • 外出先でもお子様の安全を見守れる

さらにIIJmioは、「みまもりパック」としてウイルスバスターと、i-フィルターがセットになったプランも用意しています。2重の制限でお子様の安心と安全を守れるでしょう。

楽天Mobile

出典: 楽天Mobile

独自回線を持ち、大手キャリア3社に続く第4のキャリアと呼ばれている『楽天Mobile』。

最大の特徴は、データ使用量に応じて支払額が決まる明瞭な料金システムで、月1GBまでならなんと0円です。楽天回線エリアは全人口の約94%をカバーしているため、通信が遅くなりにくいメリットも嬉しいポイント。

料金プラン

前述した通り、楽天Mobileはデータ使用量に応じた料金システムになっています。

データ使用量1GBまで3GBまで20GBまで無制限
料金無料980円(税込1,078円)1,980円(税込2,178円)2,980円(税込3,278円)

事務手数料や契約解除料、俗にいう2年縛りなどは一切ありません。まさに、お子様の最初のスマホにはピッタリといえるでしょう。

中学生におすすめのポイント

楽天Mobileでは、未成年で契約する方に「あんしんコントロール by i-フィルター」を提供。このサービスは下記のような機能があります。

  • 外出先でもペアレンタルコントロールで、お子様を見守れる
  • WEBとアプリをフィルタリングして、不要なSNSや掲示板をブロック
  • 曜日ごとに利用時間を制限

月額330円(税込)の利用料がかかりますが、お子様を外的要因から守って快適なスマホライフを送らせてあげましょう。

Y!Mobile

出典: Y!Mobile

Softbankのサブブランドとして格安SIMを提供している『Y!Mobile』。こちらも、auの回線を借りているUQモバイルと同様に、Softbankの回線を利用しているため、通信速度が安定しています。

また、店舗数が多いため困ったことがあれば、直ぐに対面で相談できる点も魅力と言えるでしょう。スマホ契約で不安がある方は店舗が多い、ワイモバイルがおすすめです。

料金プラン

Y!Mobileの料金プランは下記の通りです。

SプランMプランLプラン
月額基本料1,980円(税込2,178円)2,980円(税込3,278円)3,780円(税込4,158円)
データ通信料3GB15GB25GB
通話料税込22円/30秒税込22円/30秒税込22円/30秒

他社と比べると少し割高ですが、Softbankの高品質な回線を利用できるので通信に時間がかかりません

お子様にストレスなくスマホを使わせたい方は、Y!Mobileの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

中学生におすすめのポイント

Y!Mobileでは、未成年で契約する方に「あんしんフィルター」を提供。こちらは、元々ダウンロードされているアプリで以下のような機能があります。

  • 電話の発着信履歴の確認
  • 有害サイト、SNSなどの制限
  • 外出先でお子様のインターネット利用状況の確認

また、あんしんフィルターはお子様の年齢に応じて設定の変更が可能です。そのため、高校生に上がって制限を減らしたい場合も容易に対応できます。

BIGLOBEモバイル

出典: BIGLOBEモバイル

月額料金が月550円(税込)~と料金の安さが売りの『BIGLOBEモバイル』。BIGLOBEモバイル最大の特徴が、「エンタメフリー・オプション」と呼ばれる動画や音楽を楽しめるオプションサービスです。

有料になりますが、YouTubeなどの21サービスの通信料がカウントされないので、通信料を気にせずに動画や音楽を楽しめます。

料金プラン

BIGLOBEモバイルの料金プランは下記の通りです。

月額料金プランS(1ギガ)プランR(3ギガ)プランM(6ギガ)
音声通話SIM(1年目)500円(税込500円)700円(税込770円)1,200円(税込1,320円)
音声通話SIM(2年目)980円(税込1,078円)1,200円(税込1,320円)1,700円(税込1,870円)
BIGLOBE家族割毎月200円(税込220円相当)安く使える

エンタメフリー・オプションを追加する方は、月額280円(税込308円)が追加でかかります。さらに、6GBで物足りなければ50GBで2,480円(税込2,728円)のプランもあるので、ぜひ検討してみてください。

中学生におすすめのポイント

BIGLOBEモバイルでは、未成年者で契約する方のために「i-フィルターfor Android」を提供。初月は無料で、それ以降月額200円(税込220円)かかってきます。主な機能は以下の通りです。

  • 危険なアプリを起動する際は警告が発令
  • 年齢に適したアプリのフィルタリング
  • 端末の利用時間制限

このアプリは、お子様が勝手にアンインストールできない設計になっており、「気付かない所でアプリを削除していた」という心配もありません。フィルタリングを長く使っていくのに適した機能といえるでしょう。

iPhoneとAndroidメリット・デメリットは?

中学生にスマホを持たせるとして、iPhoneとAndroidどちらがいいのでしょうか?次項から、iPhoneとAndroidを持たせるメリットとデメリットについて解説していきます。

iPhoneにする4つのメリット

iPhoneにするメリットは以下の4つです。

  • iosアプリはサンドボックス機能でセキュリティが高い
  • Appleの厳しい審査を受けたアプリのみで安心
  • データの暗号化
  • ペアレンタルコントロールが使える

順番に解説していきます。

①iosアプリはサンドボックス機能でセキュリティが高い

iosアプリとはiPhoneで起動するアプリのことをいいます。iosアプリには、サンドボックスと呼ばれる外部とは遮断された空間でアプリを起動できる機能があり、その機能が高いセキュリティを発揮するのです。

サンドボックス機能は外部から悪意のあるプログラムが導入されたり、不正なシステム変更がされたりするのを防ぎます。

LINEやInstagramなどのアプリを開く機会が多いからこそ、高度なセキュリティを用意しておく必要があるのです。

②Appleの厳しい審査を受けたアプリのみで安心

iPhoneに入っているiosアプリは、Appleの厳しい審査を受けており安心して使えます。Appleには5つのガイドラインがあり、これらをすべてクリアしなければアプリを世に出すことはできません。

特に、安全性や子供に関する配慮については内容が細かく記載されています。iPhoneを使えば、良質なアプリのみを使えるのです。

③データの暗号化

iPhoneは、連絡先やメールなどのデータを暗号化して保護しています。Appleは、iCloudと呼ばれるクラウドサービスを提供しており、このiCloudの中で膨大なデータを暗号化しているのです。

データの暗号化によって、お子様のプライバシーや個人情報が守られています。

④ペアレンタルコントロールが使える

ペアレンタルコントロールとは、スマホを使える時間や一部のサイト閲覧を制限する機能です。iPhoneでは、「スクリーンタイム機能」でペアレンタルコントールを施します。

例えば、夜10時以降はスマホを使えなくさせたり、課金のあるサイトを閲覧できなくさせられるのです。中学生という多感な時期だからこそ、スマホ依存の回避や危ないサイトに踏み込ませない配慮が大切となるでしょう。

iPhoneにする2つのデメリット

iPhoneするのはメリットばかりではなく、デメリットもあります。

  • 端末が高い
  • 購入後は容量の変更ができない

次項からは、iPhoneにする2つのデメリットについて紹介します。

①端末が高い

iPhoneのデメリットとして、端末料金が高い点があげられます。バージョンやモデルを選べば安いものもありますが、最新機種となると10万円以上することも。

例として、2021年9月に発売されたiPhone13シリーズの料金を見てみましょう。

機種名価格
iPhone13 Pro Max134,800円
iPhone13 Pro 122,800円
iPhone13 98,800円

性能が良くなるほど料金は高くなります。スマホ料金は月々の固定費になるので、慎重に選びましょう。

②購入後は容量の変更ができない

iPhoneの購入後は、容量の変更ができません。スマホの端末料金は、容量の多さによって変わります。固定費を安くしようと容量が少ないiPhoneを選ぶと、すぐに容量不足に陥いることも。

購入後に容量不足にならないよう、iPhoneを購入する際はどのぐらいの容量を使うのか把握しておきましょう。

Androidにする4つのメリット

続いては、Androidにするメリットについて紹介します。Androidにするメリットは以下の4つです。

  • 機種が豊富
  • 端末が安い
  • ホーム画面のカスタマイズができる
  • microSDで容量を増やせる

それぞれ順番に解説していきます。

①機種が豊富

Androidは、iPhoneに比べて機種が豊富です。Androidはソニーやシャープ、富士通などの国内メーカーからHUAWEIやサムスンなどの国外メーカーまで約20社が販売しています。そのため、必然的に機種も多くなります。

機種数が多いと、それだけ機能やデザインを比較して選べます。お子様にとって初めてのスマホだからこそ、選ぶ楽しさもあると良いでしょう。

②端末が安い

Androidの特徴に、端末料金が安いことが挙げられます。iPhoneの場合、機種によっては10万円を超えるものもありますが、Androidは高くて6万円ほどです。

下記の表で携帯会社から出されている端末料金を比較してみてください。

会社名楽天mobileUQモバイルY!MobileBIGLOBEモバイルIIJmio
商品名Rakuten BIG sRedmi Note10 JEXperia 10 IIIOPPO Rento5 AAQUOS sense 5G
価格(税込)一括50,980円24分割2,124円一括12,265円24分割511円から一括54,000円24分割1,500円一括36,960円24分割1,540円一括38,280円24分割1,606円
内臓メモリ6GB/128GB4GB/64GB6GB/128GB6GB/128GB4GB/64GB

一括はもちろん、24分割すれば月1,000円台でスマホが手に入ります。少しでも機種代金を抑えたい方は、Androidを選択しましょう。

③ホーム画面のカスタマイズができる

Androidは、ホーム画面に「ウィジェット」と呼ばれるアプリを開かずにショートカットできる機能を置くことも可能です。

例えば電卓やメール、電話など直ぐに使いたいアプリを設定しておくと普段の生活が効率的になります。

④microSDで容量を増やせる

Androidは、microSDに対応している機種が多いのも特徴です。有名機種だと、ソニーのXperia、シャープのAQUOSなどが対応しています。

iPhoneは、容量が一杯になってしまうとアプリや不要なファイルを削除して対処するしかありません。しかし、Androidなら容量オーバーになっても、写真やファイルをmicroSDに移すだけで対応可能。

microSDを使用できるのは、Androidの大きな魅力の一つとも言えるでしょう。

Androidにする3つのデメリット

iPhoneと同様にAndroidもメリットが多い一方で、デメリットも3つあります。

  • 機種によって性能や操作性が異なる
  • アプリのセキュリティが不安
  • ウイルス対策が必要

それぞれ詳しくみていきましょう。

①機種によって性能や操作性が異なる

Androidは機種が多い分、機種ごとに性能や操作性が異なります。OSによって性能が異なるのはもちろん、同じ機種でも発売された時期によって操作性が変わってくるのです。

例えば、ボタンの位置が変わっていたりスワイプする場所が違ったりします。Androidは、店頭で操作性を確認してから選ぶと良いでしょう。

②アプリのセキュリティが不安

Androidでダウンロードできるアプリは、セキュリティ面が弱い傾向にあります。iPhoneは、Appleの審査が通ったアプリのみダウンロード可能です。

しかしAndroidは、さまざまなアプリがダウンロードできるため、自ずと不審なアプリをダウンロードする危険性も上がります。

Androidは、iPhone以上のセキュリティ対策を取る必要という点を覚えておきましょう。

③ウイルス対策が必要

前述した通り、不審なアプリをダウンロードしやすい環境にあるAndroidでは、ウイルス対策が必須になります。

iPhoneに比べて購入後の手間はかかりますが、お子様の安全のためにも確実に行っておきましょう。具体的な対策方法は、下記の通りです。

  • 不審なアプリはダウンロードしない
  • 公衆のWi-Fiを使用しない
  • セキュリティソフトをダウンロードする

Androidを購入する際は、セキュリティやウイルス対策を確実に行って、お子様が安心してスマホを使えるようにしましょう。

中学生にスマホを持たせる際に大切な3つの機能

スマホは持つと便利な反面、情報が多すぎたり怪しいサイトに入ってしまうなどの危険も伴います。中学生は良い悪いの分別が付きにくい時期でもあるので、特に注意が必要です。

ここからは、中学生にスマホを持たせる際に大切にしたい3つの機能について解説します。

  • フィルタリング機能
  • 利用制限
  • 位置情報の確認

上記の機能について詳しくみていきましょう。

フィルタリング機能

フィルタリング機能とは、未成年者の違法なサイトへのアクセスを制限し、安全にインターネットを利用できる機能のことです。

2018年2月に総務省は、青少年の安心・安全なインターネット利用環境設備の推進の一環として、未成年者がスマホを契約するときに携帯電話事業者に対して、フィルタリングサービスの提供を義務付けました。

これによって、中学生がスマホを契約するときにはフィルタリングサービスが付くことになります。お子様を犯罪から守るためにも、フィルタリング機能の内容を事前に理解しておきましょう。

利用制限

中学生のスマホには、利用制限を設けましょう。利用制限があれば使用できるアプリやWEBコンテンツの閲覧を制限できます。

iPhoneは前述したスクリーンタイム、AndroidはGoogleが提供する「ファミリーリンク」をダウンロードすれば、利用制限を設定可能です。さまざまなコンテンツに利用制限をかけて、勉強時間の確保を促しましょう。

位置情報の確認

購入するスマホが位置情報を確認できるかもチェックしておきましょう。位置情報をオンにしておけば、家に居なくても門限の時間に家にいるか瞬時に分かります。

お子様の安全のために、位置情報を確認できるスマホを選ぶと良いでしょう。

中学生のスマホ所持率ってどのくらい?

まず、中学生のスマホ所持率について紹介します。2020年度の内閣府調査の令和2年度青少年のインターネット利用環境実態調査において「インターネットを利用している中学生で、自分専用のスマホを持っている」と答えた方は84.3%にも上りました。

10人中8人は自分専用のスマホを持っていることになります。

ここまで普及した要因として、2020年7月に文部科学省が中学校へのスマホ持ち込みを条件付きで容認したことがあげられます。もはや中学生のスマホ所持は、当たり前になってきているといえるでしょう。

まとめ:中学生のスマホ選びは特に慎重に行おう!

今回は、中学生におすすめのスマホについて解説してきました。中学生のスマホ所持率は80%を超えており、それに伴って犯罪に巻き込まれるケースも増加しています。

お子様の安心と安全を守るためにも、フィルタリング機能がしっかりしたスマホを持つようにしましょう。

それと同時に、「不審なサイトは見ない」「SNSをしない」など、家庭内でのスマホ利用のルールも決めることも大切です。ぜひ、今回の記事を参考に、安全に使用できるスマホを選んでみてください。

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