メールが使えるおすすめ格安SIM会社を紹介！キャリアメールの引継ぎ方法も解説

キャリアメールが使えなくなるという理由で、格安SIMへの乗り換えをためらっている人はいませんか？

たしかに、各種サイトの登録情報や仕事関係の連絡先など、メールアドレスの変更手続きはかなり面倒ですよね。

しかし「メール引き継ぎサービス」を使えば、その問題を解決できるのをご存知でしょうか。

また、本記事では格安SIMにおけるメールアドレス問題の解決策として、以下の方法を提案しています。

キャリアメール引継ぎサービスを利用する
無料メールアドレスを取得する
独自のメールアドレスが使える格安SIMを契約する

メールの問題だけで格安SIMを諦めるのは非常にもったいないので、ぜひ最後まで読んで自分に合った解決法を見つけてください。

格安SIMに乗り換えたらキャリアメールは使えない

格安SIMに乗り換えたらキャリアメールは使用できないため、別の方法でメールアドレスを取得する必要があります。

原則として、キャリアメールはそのキャリアを契約している期間しか利用できないサービスです。

たとえば以下のようなメールアドレスは、格安SIMへの乗り換え完了と同時に利用ができなくなります。

・ドコモ（@docomo.ne.jp）
・au（@ezweb.ne.jp）
・ソフトバンク（@softbank.ne.jp）

今までキャリアメールしか使ってこなかった人にとっては、これが格安SIMへの乗り換えに対するハードルのひとつだと考えます。

しかし大手キャリアメールに頼らずとも、格安SIMでメールを使う方法はいくつかあるのでご紹介します。

格安SIMでメールを使う3つの方法

格安SIMへの乗り換え後もメールサービスを利用する方法として、以下の3つをご紹介します。

キャリアメール引継ぎサービスを利用する
無料メールアドレスを取得する
独自のメールアドレスが使える格安SIMを契約する

メールアドレスの問題で格安SIMを躊躇している人は、ぜひ参考にしてみてください。

キャリアメール引継ぎサービスを利用する

「格安SIMに乗り換えると原則キャリアメールは使用できなくなる」とお伝えしましたが、キャリアメール引き継ぎサービスを使うことで解決します。

キャリアメール引き継ぎサービスとは解約後もお金を払い続けることで、キャリアメールを使い続けられるサービスです。

各キャリアのメール引き継ぎサービス利用料金は以下に記載しておきます。

メール引き継ぎサービスを利用するには、ドコモならMy docomo、auならMy au、ソフトバンクならMy SoftBankから申し込みを行います。

結果的に手続きの際にはドコモのdアカウント、auのau ID、ソフトバンクのSoftBank IDが必須なので注意してください。

また、メール引き継ぎサービスは解約後31日以内の申し込みが条件のため、余裕を持って手続きすることをおすすめします。

メール引き継ぎサービスはスマホ初心者にとって嬉しいサービスですが、半永久的に固定費が発生し続けるというデメリットは無視できないでしょう。

携帯料金を少しでも抑えるために格安SIMに乗り換えるわけなので、月々330円の固定費は見逃せません。

そのため、お金がかかるキャリアメール引き継ぎサービスではなく、なるべく後述する方法の利用をおすすめします。

無料メールアドレスを取得する

ネットにはメールアドレスを無料で取得できるサービスがあり、これを使用するのがもっともおすすめです。

有名な無料メールサービスには以下のようなものがあり、見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。

・Gmail
・Yahoo! メール
・iCloudメール

無料メールアドレスのメリットは、キャリアやデバイスに関わらず利用できるということ。

どの携帯会社に乗り換えても、スマホでもパソコンからでもネットに繋がってさえいれば利用できる便利なサービスです。

デメリットはアカウントの登録からメールアドレスの取得まで、自分自身で行わなければならないということ。

たとえばGmailの場合はGoogleアカウントの作成が、Yahoo! メールの場合はYahoo! JAPAN IDの作成が必須です。

ネットに疎い人にとってはハードルが高いかもしれませんが、無料メールアドレスは経済的かつ合理的な方法だといえます。

独自のメールアドレスが使える格安SIMを契約する

格安SIMのなかには、大手キャリアと同じように独自のメールサービスを提供しているブランドもあります。

「携帯会社のメールサービスが安心」と考える人は、このようなサービスを提供している格安SIMを選ぶとよいでしょう。

また、これらのほとんどは無料で利用することができ、また実店舗がある格安SIMばかりなのでスマホ初心者には嬉しいメリットです。

独自のメールアドレスが使える格安SIM6選

以下の格安SIMでは、大手キャリアと同じように独自のメールアドレスサービスを提供しています。

無料メールアドレスを利用できない人は、これらの格安SIMへ乗り換えることをおすすめします。

楽天モバイル

第4のキャリアとして携帯事業に参入した楽天モバイルは、無料通話や従量課金制のワンプランが魅力の格安SIM。

特にどれだけ使っても3,278円というコスパは、へビーユーザーに嬉しい価格設定です。

楽天モバイルでは「@rakumail.jp」のメールアドレスを利用でき、月額料金もかかりません。

また楽天モバイルは店舗も豊富なので、スマホ初心者の人も店頭でスタッフに尋ねながらメールの設定ができるのは嬉しいポイント。

さらに楽天モバイルから乗り換える際は、引き継ぎサービス(330円/月)も用意されているので安心です。

UQモバイル

UQモバイルは、安定した回線と豊富な店舗数によるサポートが魅力的なauのサブブランドです。

基本料金が割高であるものの、光回線やホームルーターなどとセット契約することで、他社の格安SIMと同等のコスパとなります。

UQモバイルでは「@uqmobile.jp」のメールアドレスが利用できますが、月額220円が発生するので注意してください。

UQモバイルは多くのau店舗に併設されているので、スマホ初心者の人もサポートを受けながらメールアドレスを設定できます。

すでに「auひかり」などのセット割対象サービスを利用中の人は、UQモバイルを検討してはいかがでしょうか。

ワイモバイル

ワイモバイルは、高品質な回線と豊富な店舗窓口でのサポートが魅力的なソフトバンクのサブブランドです。

他社の基本料金と比べて割高ではあるものの複数人の同時契約による「家族割」適用で、他社の格安SIMと同等のコスパとなります。

ワイモバイルでは「@ymobile.ne.jp」のメールアドレスが無料で利用でき、さらに引き継ぎサービス(330円/月)も利用できる優れものです。

また、ワイモバイルは全国に2700店舗以上を展開しているので、店頭でサポートを受けながらメールアドレスを設定できるのも嬉しいポイント。

家族割の条件を満たせそうな人は、ワイモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみにワイモバイルは正規代理店から申し込むことにより、現金キャッシュバックが受けられるのでおすすめです。

OCN モバイル ONE

OCNモバイルONEは、NTTドコモのグループ会社「エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社」が運営する高品質な回線と低価格の料金プランが魅力の格安SIMブランド。

データ容量は最大10GBと少なくライトユーザー向けのサービスであるものの、格安SIMのシェアNO.1を記録している大人気の格安SIMです。

OCNモバイルONEの契約中は「@ocn.ne.jp」のメールアドレスを無料で利用できますが、迷惑メールのブロック機能が有料オプション(220円/月)であることはデメリット。

月々のデータ使用量が10GB未満のライトユーザーは、OCNモバイルONEを検討してみてはいかがでしょうか。

mineo

株式会社オプテージが提供するmineoは、「ドコモ・au・ソフトバンク」の3つから選べる回線と複数のデータ使い放題プランが魅力の格安SIMです。

mineoの契約中は「@mineo.jp」のメールアドレスを無料で利用できますが、基本容量は200MBで保存期間が60日だけなのがデメリット。

しかし、マイページから申し込みを行うことで基本用量を最大5GBに、保存期間は無制限にアップグレードできるので必ず手続きを行いたいところです。

スマホの使用頻度が高いヘビーユーザーや自分で好きな回線を選びたいという人は、ぜひmineoの公式サイトをチェックしてみてください。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、YouTubeやU-NEXT、音楽アプリなどのデータ通信が使い放題になる「エンタメフリー・オプション」が魅力の格安SIM。

対象アプリは全21種と豊富なので、興味がある人は公式サイトから対象アプリをチェックしてみてはいかがでしょうか。

BIGLOBEモバイルの契約中は「＠***.biglobe.ne.jp」のメールアドレスが無料で使えるため、大手のキャリアメールが使えなくなっても安心です。

BIGLOBEモバイルは全国の家電量販店に店舗を展開していますが、メールアドレスを含めた各種設定はサポート外なので注意しましょう。

メール引き継ぎサービスは有料なのでメールが使える格安SIMがおすすめ！

メール引き継ぎサービスはとても便利ですが、そのためだけに年間約3千円を支払うのは勿体ないと考えます。

「少しでも安く」という意図で格安SIMに乗り換える以上、わずかな出費でもシビアに対応したいところです。

代わりの手段としては無料メールサービスが一番おすすめですが、ネットに疎い人にとってはハードルが高いかもしれません。

そんな人には、独自のメールアドレスが使える以下の格安SIM6社をおすすめします。

UQモバイル以外は無料で利用できるので、大手キャリアの引き継ぎサービスを利用するより経済的です。