格安SIM大容量プランおすすめ10社を比較｜最安はいくら？20GB～50GB使える？テザリング対応？

「安い大容量プランを知りたい」「格安SIMには無制限プランはあるの？」

スマートフォンの月額料金をより安くしたいと考えている方の中には、このような悩みがあるかもしれません。

この記事では、大容量プランがある格安SIMについて紹介します。格安SIMに乗り換えることで、よりお得にスマホを使えるようになります。気になる方は、ぜひ最後までお読みください。

大容量プランがあるおすすめの格安SIM10社

今回ご紹介する格安SIMは以下の通りです。

ここからは、それぞれの格安SIMやプランについて紹介していきます。

なお、この章でご紹介する回線速度は「みんなのネット回線速度」を参考にしています。

UQモバイル

UQモバイルはauで知られるKDDIから展開されている格安SIMブランドです。そのため、回線はau回線となります。

大容量プラン

UQモバイルの大容量プランは以下の通りです。

UQモバイルには「くりこしプランS+5G」「くりこしプランM+5G」「くりこしプランL+5G」といった3種類のプランがあり、そのうち「くりこしプランL+5G」が大容量プランにあたります。

25GB利用できて、月額料金は3,828円（税込）です。

なお、UQモバイルには月額550円（税込）の「増量オプション」というオプションがあり、適用されると以下のようになります。

「25GBだと少ない」と感じる方は、増量オプションも利用してみてください。増量オプションは適用月から7カ月間無料です。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

UQモバイルは契約事務手数料として3,300円（税込）が発生します。

Y!mobile

Y!mobileは、ソフトバンクの自社回線を利用している格安SIMです。ソフトバンクからの乗り換えが簡単で、通信回線が安定していると評判があります。

ショップも全国各地にあるので、対面でのサポートも期待できます。

大容量プラン

Y!mobileにある大容量プランは以下の通りです。

Y!mobileは「シンプルS」「シンプルM」「シンプルL」といった3種類のプランがあり、そのうちの「シンプルL」で25GB利用できます。

通常の月額料金は4,158円（税込）ですが、家族割サービスが適用されると2,970円（税込）とお得に利用できます。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

Y!mobileでは契約事務手数料が3,300円（税込）かかります。

IIJmio

IIJmioには、セット販売されているスマホの機種が充実しているのが特徴的です。

大容量プラン

IIJmioの月額料金プランには、「音声SIM・音声eSIM」「SMS」「データ」「データeSIM」の4種類があり、それぞれ以下のような大容量プランがあります。

音声通話ができる「音声SIM・音声eSIM」は2,000円（税込）ですが、それ以外のプランは1,000円（税込）台で利用できます。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

IIJmioでは契約事務手数料が3,300円（税込）かかります。

mineo

mineoは「パケット放題 Plus」や「時間無制限かけ放題」といった豊富なオプションが用意されているのが特徴的です。

大容量プラン

mineoには「マイピタ」と「マイそく」といったプランがあります。mineoで利用できる大容量プランは以下の通りです。

マイピタ

マイピタはデータ容量ごとに料金が決まっているプランです。データ通信のみの場合は1,925円（税込）、通話もできるデュアルタイプなら2,178円（税込）となっています。

マイそく

マイそくは通信速度で選べる料金プランです。大容量プランではありませんが、データ容量に縛られないといったメリットがあります。

ただし、 混雑回避のため月曜～金曜の12時台は最大32kbpsとなり、3日間で10GB以上利用した場合に速度制限が発生するため注意が必要です。

パケット放題 Plus

料金プランではありませんが、「パケット放題 Plus」というオプションも効果的です。こちらは月額385円（税込）でデータ通信が使い放題になるオプションです。10GBコース以上のプランなら無料で利用できます。

ただし、 混雑回避のために3日間で10GB以上利用した場合に速度制限が発生するため注意が必要です。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

契約事務手数料は3,300円（税込）かかりますが、エントリーパッケージを利用することで無料になります。

エキサイトモバイル

エキサイトモバイルは、大手プロバイダーのBBエキサイト系列が運営している格安SIMです。

大容量プラン

エキサイトモバイルには「段階料金プラン」と「定額料金プラン」の2種類があり、それぞれに大容量プランがあります。

段階料金プラン

段階料金プランは、データ容量を使った分だけ月額料金を支払うプランです。17GB～25GB使用した場合、月額料金は3,000円ほどになります。

定額料金プラン

定額料金プランは、毎月利用したいデータ容量を決めて利用するプランです。定額料金プランの場合、20～50GBまで幅広くプランが展開されています。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

エキサイトモバイルは契約事務手数料がかかりません。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBE モバイルは大手インターネットプロバイダーのビッグローブ株式会社が運営する格安SIMです。「エンタメフリーオプション」というオプションが目玉となっています。

大容量プラン

BIGLOBE モバイルの月額料金プランには、「音声通話SIM」と「データプラン」があり、データプランに以下のような大容量プランが用意されています。

20GBと30GBのプランがあり、他の格安SIMと比べるとやや月額料金は高い傾向にあります。

エンタメフリーオプション

料金プランではありませんが、BIGLOBE モバイルには「エンタメフリーオプション」というオプションがあります。これは対象サービスで消費したデータ容量はカウントされないというオプションです。

動画視聴や音楽再生に向いているオプションなので、大容量プランと同じような効果を期待できるでしょう。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

BIGLOBE モバイルは契約事務手数料が3,000円（税込）かかりますが、エントリーパッケージを利用すれば0円になります。

楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天市場などで知られる楽天グループが展開している通信サービスのブランドです。

大容量プラン

楽天モバイルには、以下のような大容量プランがあります。

20GBまで利用できるプランなら2,178円（税込）で利用できます。さらに、格安SIMには珍しく、無制限プランもあり3,278円（税込）と安く設定されています。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

楽天モバイルの場合、契約事務手数料はかかりません。

povo

povoはauで知られるKDDIから展開されている格安SIMブランドです。

大容量トッピング

povoでは基本料金が無料で、「トッピング」と呼ばれるメニューを自由に選択するというシステムになっています。

大容量のデータ容量を使用できるトッピングは以下の通りです。

それぞれ利用期限が異なりますが、60GBのトッピングを2ヵ月かけて使うといった方法も可能です。使い方によってはお得に利用できるでしょう。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

povoでは契約事務手数料が発生しません。ただし、6回線目以降は3,300円（税込）の手数料がかかります。

イオンモバイル

イオンモバイルは大型ショッピングモールで知られるイオングループから展開されている格安SIMブランドです。

大容量プラン

イオンモバイルには「音声プラン」「シェアプラン」「データプラン」の3種類があり、それぞれ以下のように大容量プランがあります。

音声プラン

音声プランは、電話もインターネットも利用できるプランです。20GB～50GBまで10GB刻みで選べるので、予算や消費量に合わせて選ぶことができます。

シェアプラン

シェアプランは毎月のデータ容量を最大5人でシェアできるプランで、家族におすすめのプランです。

データプラン

データプランは、インターネットのみ利用できるプランです。音声通話ができない分、ほかのプランよりも安く設定されています。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

イオンモバイルでは、契約事務手数料が3,300円（税込）かかります。

donedone

donedoneはビッグローブ株式会社から展開されている格安SIMで、大容量プランなのに月額料金が安いと注目を集めています。

大容量プラン

donedoneの料金プランは、下記のみとなっています。

その他の格安SIMの50GBプランと比較すると、破格の安さです。

さらに、donedoneでは通信速度について、以下2つのプランから選択することができます。

これらは1日1回まで切り替えることができるため、柔軟に使い分けられるでしょう。

初期費用・回線速度

初期費用・回線速度については以下の通りです。

donedoneでは契約事務手数料がかかりません。

20GB～50GB使える格安SIMは？

ここまで大容量で利用できる格安SIMについて紹介していきました。ここからは、データ容量ごとに料金を比較できるように大容量プランを紹介していきます。

20GB使える格安SIM

20GB使える格安SIMとプランは以下の通りです。

20GB利用できるプランの中で、最も安いのはIIJmioの「データeSIM」で、月額1,650円（税込）となっています。

また25GB利用できるプランなら、エキサイトモバイルの「定額料金プラン（データ）」の2,860円（税込）が最も安いです。

30GB使える格安SIM

30GB使える格安SIMとプランは以下の通りです。

30GB利用できるプランの中で最も安いのは、イオンモバイルの「データプラン」です。3,000円台もしくはそれ以上のプランが多い中、2,838円（税込）で利用できます。

40GB使える格安SIM

40GB使える格安SIMとプランは以下の通りです。

40GBの場合、一番安いのはイオンモバイルの「データプラン」です。4000円以上のプランが多い中、3,938円（税込）となっています。

50GB使える格安SIM

50GB使える格安SIMとプランは以下の通りです。

50GB使える格安SIMの中では、圧倒的にdonedoneが安いです。2,728円（税込）なので、気軽に試せるでしょう。

50GB以上使える格安SIM

50GB以上使える格安SIMは以下の通りです。

この中で最もデータ容量が多いのが、楽天モバイルです。上記のように比べると、楽天モバイルの無制限プランがかなり安いことが分かるでしょう。

大容量プランの最安はいくらなの？

では、大容量プランの中で一番安いプランはどれなのでしょうか？

安さで言うと、最も安いのは月額1,650円（税込）のIIJmioの「データeSIM」です。しかしデータ容量を踏まえると、楽天モバイルの無制限プランも非常に安いです。

とはいえ、格安SIM選びで大切なのは月額料金だけでなく、ライフスタイルにあっているかどうかです。料金を確認しつつ、オプションなどについてもチェックしておきましょう。

テザリング対応できる格安SIMはある？

大容量プランの格安SIMでテザリングをすれば、パソコンやタブレットも利用できるようになります。Wi-Fi代わりとして活用できるため、効果的です。

テザリング対応できる格安SIMは以下の通りです。

今回ピックアップした格安SIMは、全てテザリングが可能です。申し込みは不要で料金もかからないので、簡単に利用できます。

格安SIMで大容量プランを選ぶメリット

ここまで格安SIMの大容量プランについて紹介していきました。では、格安SIMで大容量プランを選ぶと、どのようなメリットがあるのでしょうか？

主なメリットは、以下の通りです。

これらのメリットを理解することで、効果的に大容量プランを活用できるようになるでしょう。ここからは、それぞれのメリットについて解説します。

大手通信キャリアよりも料金プランが安い

格安SIMの大容量プランは、大手通信キャリアよりも安く利用することができます。たとえば、ソフトバンクの無制限プランから楽天モバイルの無制限プランに乗り換えると、以下のようになります。

このようにソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えることで、3,960円安くなります。また割引が適用されていても、1,650円安いです。

速度制限を気にしないで使える

大容量プランを利用すれば、速度制限を気にしないで利用できます。20～50GBもあれば動画もスムーズに視聴できるでしょう。普段からスマートフォンで動画を見たり、オンラインゲームをプレイしたりする方でも、快適に利用できるでしょう。

テザリングすればWi-Fi代わりになる

テザリングを使用すれば、Wi-Fi代わりとして利用できます。タブレットやパソコンを外で利用する際は、ポケットWi-Fiを使用する方も多いでしょう。

とはいえ、スマートフォンの月額料金と合わせると料金が高くなります。また、それほど頻繁にパソコンを使わないというかたもいるかもしれません。

このような場合、スマートフォンでテザリングすることでお得に利用できます。テザリングは無料でできることもあるので、余計な費用はかかりません。

格安SIMで大容量プランを選ぶデメリット

メリットが多い一方で、以下のようなデメリットもあります。

これらのデメリットを知っておくことで、大容量プランにするかどうかの判断になるでしょう。ここからは、それぞれのデメリットについて解説します。

通信速度が遅くなることがある

格安SIMを利用することで、通信速度が遅くなってしまうことがあります。それは格安SIMが大手通信キャリアから回線設備を借りているからです。

回線が混雑する平日の昼の時間などは読み込みが遅くなりやすいので、ストレスを感じる人もいるかもしれません。

ただ、SNSを閲覧したりメールを送受信したりする程度には問題ありません。

テザリングができない場合もある

場合によっては、テザリングができない場合もあります。それは機種によってテザリングに対応していないこともあるからです。もしテザリングを使いたい場合は、対応している機種に変更するなどの対応が必要になるでしょう。

使い放題でも制限がかかることもある

使いたい放題のプランやオプションを利用していても、制限がかかることもあります。たとえば、mineoの「パケット放題 Plus」は「混雑回避のため3日間で10GB以上利用した場合に速度制限が発生する」といった制限があります。

こうした条件を理解しすればお得に利用できるので、大容量プランや無制限プランを使用する際は、必ず条件を確認しておきましょう。

まとめ

この記事では、大容量プランがある格安SIMについて紹介していきました。格安SIMは月額料金が安いことが特徴でありながら、20GB以上利用できる大容量プランも用意されています。大手通信キャリアよりも月額料金が安いので、乗り換えることで通信費を抑えることができるでしょう。

格安SIMを選ぶ際は、月額料金だけでなく、オプションなどについても確認することが大切です。また、プランによって条件が異なるので、確認が必要です。ご自身の優先事項やライフスタイルに合わせて、最適なキャリアを見つけてみてください。