15 min

格安simはどこで契約する?初心者にもわかるおすすめ料金プランを総まとめ!

家計にひびく高い通信料を安くしようと、格安SIMへの切り替えを検討する方が増えています。

「多くの格安SIMやプランから自分にあうものを探すには、具体的にどこから見ていけばいいのかわからない。」

「プランだけでなく複雑な割引サービスもあり、説明を聞いているうちに訳が分からなくなった。」

上記のような体験をお持ちの方もいるでしょう。

この記事では、キャリアから格安SIMへ2回乗り換えした筆者が、格安SIMの選び方について解説します。

最後まで読めば、基本的な格安SIMの選び方についてわかるようになります。ぜひ参考にしてください。

初めての格安SIMの選び方、私に合ってるのはどれ?

総務省の資料「モバイル市場の最近の動向について」によると、20GB以上のプランを利用している人は、全体の加入者の約4割を占めています。

しかし、実際に使用するデータ量は、2GBに満たない人が5割近くに上っているのが実態です。

反対に1か月20GB以上のデータ量を使う人は、実際には1割程度しかいません。多くの人が「通信料を払いすぎている」のが実情と言えるでしょう。

筆者自身も実は格安SIMに切替える前は、ソフトバンクの使い放題のプランを利用していました。

下記の表は、以前加入していたプランと同等の料金を比較しています。とくにキャリアから格安SIMへ切り替えた時の差が大きいですね。

1年間での差額に換算すると、60,456円です。ご夫婦・ご家族でキャリアに加入しているなら、この差額はもっと大きくなりますね。

個人的な感想ですが、無制限のプランから格安SIMのプランへ切り替えて、不満や不便を感じたことはありません。むしろ「もっと早くに変えればよかった」と後悔しているくらい節約効果を実感しています。

電話会社名利用プラン支払額以前との差額
ソフトバンクメリハリ無制限プラン/家族割併用6,028円
Ymobile家族割シンプルS 5GB990円5,038円
UQモバイルくりこしプラン 5GB990円0円

今使っているデータ量がどのくらいか調べる

キャリア各社のサイトから、データ使用量の確認ができます。ご自分がどのくらい使っているのか、調べたことがないという方は、ぜひ確認してみましょう。

  • ソフトバンクMy SoftBankへログイン「データ使用量の管理」から確認
  • ドコモMy docomoからログインし「データ量」をタップする
  • auMy auへログイン「データ利用量」をタップ、月間のデータ利用料合計で確認
  • 楽天モバイルmy楽天モバイルから、画面下の利用状況をタップ「データ」から確認

 普段の使用状況から、どのくらいのデータ量を使っているかを、おおまかに把握できる図も用意しました。節約できるイメージを付けやすくなると思います。

通信回線の種類はどれにする?(ドコモ・ソフトバンク・au)

現在使っているキャリア回線の格安SIMをそのまま使うのが最も簡単な切り替え方法です。

使っているスマホがSIMフリーの場合は、ほとんどの回線がSIMカードを差し替えるだけで使えます。

中には対応していない機種もあるため、申込前に使えるか確認しておきましょう。対応機種は、格安SIM会社のホームページで確認できます。

または近くに店舗があれば、そちらでも調べてもらえます。

筆者は、ソフトバンク→Ymobile→UQモバイルと乗り換えて使っています。

ちなみに使用しているのは、iPhone11です。家族は、Pixel4a(5G)を乗り換えて使っていますが、どちらも不具合が出たことはありません。

使用するデータ量の決め方は?

格安SIMは会社によって、データ容量プランが細かく設定されているところもあります。1GBごとに細かくプランが分かれていたり、0.5GBから用意されていたりするものもあります。

時には、以下のような使い方をする方もいるかもしれません。

普段はいいけど、旅行や出張でたまに使うからデータ容量が少ないと不安。

そんな方は、必要な時だけ申し込める「オプションのデータチャージ」を利用してみましょう。1GB単位で申し込めるため、必要な時だけチャージすれば、普段は必要最小限の料金プランのまま。これなら、むだなく使えますね。

申し込み方法は「店舗orオンライン」どっち?

格安SIM会社は、通話料金を安く抑えるために設備や実店舗を持たないところも多いです。格安SIMの申込や料金プラン変更は、基本的にインターネットでおこないます。

「携帯料金やプランはよくわからないし、インターネットから申し込みなんて失敗するかもしれないから不安。」

オンラインだけの申込では、ハードルが高すぎると感じる方もいるかもしれません。そんな方は、店舗を持つ格安SIMを利用してみましょう。

インターネットが不安なら、実店舗のある格安SIMで相談しよう

実店舗を持つ、格安SIMの会社も複数あります。専門家に相談しながらプランを決められるのは、安心できますね。

一方オンラインは、申し込んでから開通までの時間が短くてすむため、実店舗のように、何時間も拘束されることがありません。

インターネットに慣れているなら、オンラインの申込に挑戦するのもいいですね。

切り替えるとどうなる?速度や使いやすさは大丈夫?

格安SIMに切替える大きなメリットは、毎月の料金が安くなることです。

筆者は3人家族分、年間18万円近く節約できました。

食費や光熱費より、格安SIMに切替えるだけとストレスなく節約ができ、効果も大きいです。

肝心な使い心地も、キャリアと若干速度が違うものの、違和感が出ることはありません。

ぜひ格安SIMに切替えて、家計節約効果を実感してみてください。

速度や使いやすさは、キャリアより劣ることも

格安SIMは、速度が遅くなることがあります。遅くなる理由は、キャリアのアンテナを借りているためです。

混み合う時間帯になると、格安SIMの回線よりキャリア回線が優先されやすくなります。とくに回線速度が遅くなりやすいのは、以下の時間帯です。

  • 朝の出勤時間:7~9時
  • お昼休みの時間:12~14時
  • 夜の時間帯:17~19時

上記の時間帯でもLINEやTwitterなどSNSやメールを見る程度なら、あまり影響はありません。しかしインターネットの閲覧や動画視聴は、遅いと感じることもあるようです。

昼休みの時間に動画やゲームを楽しむ習慣のある方は、速度が落ちにくいキャリア系の格安SIMを利用するのがおすすめです。

おすすめ格安SIM10選

オススメの格安SIMを10社ご紹介します。

格安SIMLINEMO
[PR]
楽天モバイルahamomineoUQモバイルIIJmioY!mobileOCNモバイルONEイオンモバイルBIGLOBEモバイル
楽天モバイルロゴahamo
データ容量3GB・20GB3GB~無制限20GB1GB~無制限3GB~25GB2~20GB3GB~25GB500MB~10GB0.5~50GB1~50GB
月額料金990円~2,728円1,078円~3,278円2,970円1,298円~2,178円1,628円~3,828円850円~2,000円2,148円~4,158円550円~1,760円803円~5,258円1,078円~2,728円
使用回線ソフトバンク楽天(au)ドコモドコモ・au・ソフトバンクauドコモ・auソフトバンクドコモドコモ・auドコモ・au
支払方法口座振替・クレジット口座振替・クレジット・デビットカード・楽天ポイント口座振替・クレジットクレジット口座振替・クレジットクレジット口座振替・クレジットクレジット口座振替・クレジットクレジット
申込方法オンライン店舗・オンラインオンライン店舗・オンライン店舗・オンラインオンライン店舗・オンライン店舗・オンライン 店舗・オンライン オンライン
公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ 公式サイトへ

1. LINEMO

[PR]

LINEMOのプランは、3GBのミニプラン(990円)と20GB(2,728円)のスマホプランの2つだけです。実施されているキャンペーンを利用すれば、さらに節約ができます。

現在おこなわれているのは「ミニプラン基本料最大半年間が実質無料になるキャンペーン」です。

キャンペーン期間中にミニプランを契約すれば、最大8ヶ月分の基本料をPayPayポイントで還元してもらえます。

また割引サービスを利用しなくても安い料金プランになっています。同じソフトバンク系列のY!mobileで割引サービスが利用できない場合は、LINEMOで申込がおすすめです。

対象者新しい番号または他社から乗り換えした方
※ソフトバンク・ワイモバイル・LINEモバイルから乗り換えは対象外
内容ミニプランの基本料(990円)が最大8か月間実質0円で利用できる
※990円分がPayPayポイントで還元される
期間2023年1月末まで

オススメな人は【3GB未満・3GB~20GB未満】

  •  ふだんはLINEでの通話やメッセージがメイン
  • ソフトバンクやYmobileから乗り換えを検討している
  • 家族割などの割引サービスが対象外

LINEをよく使う方にうれしいサービスが、LINEギガフリーサービスです。

契約データ量は、LINE使用時(通話・トーク・ビデオ通話)にいくら使っても消費されません。普段スマホはLINEでのやり取りがメイン、インターネットをあまり使わないなら、3GBで充分使えます。

LINEMOのデメリット

LINMOのデメリットは以下の4つです。

  • スマホの購入ができない
  • 選べるプランは2つだけ
  • 翌月への繰り越しができない
  • 申し込みやプラン変更はオンラインのみ

LINMO には、スマホを同時購入できるプランがありません。今までお使いのスマホへSIMカードを差し替えて使うか、他で機種本体を購入して用意する必要があります。

Googleやアップルストアなどで、最新機種を分割で購入できますので、オンラインショップを利用して新しい本体を用意するのもいいでしょう。

また中古のスマホを利用する場合には、公式ホームページの動作確認できている機種なら利用できます。

動作確認済み機種は、こちらから確認可能です。

使う端末が、必ずSIMフリーになっているのを確認してから利用するようにしましょう。

2. 楽天モバイル

楽天モバイルのプランは、Rakuten UN-LIMIT VIIのみ。ひとつのプランで、さまざまなデータ通信量に対応しています。

Rakuten UN-LIMIT VIIは、毎月のデータ利用量次第で、料金が自動的に変わるシステムです。

  • 3GB未満:1,078円
  • 3GB~20GB未満:2,178円
  • 20GB以上:3,278円

データ利用量に応じて自動で計算されるため、自分で不足分を追加購入したり、プラン変更したりする手間がいりません。

キャリアのため、通信設備はすべて自社管理となり、格安SIMにつきものの速度制限の心配などが不要です。

また、オンラインでの申込のほかに店舗もあるため、相談しながら申込ができます

オススメな人は【3GB未満・3GB~20GB・20GB以上】

  • 毎月のデータ使用量が変わる人
  • 家でもスマホの回線を使用している
  • ふだんのデータ使用量が多くて不足がち
  • 最新機種を一緒に購入したい人
  • 楽天経済圏を利用している

楽天モバイルは、一つのプランでさまざまな使い方に対応しています。またデータ無制限の料金はキャリアの中で、もっとも安く設定されています。

ほかのキャリアでの無制限プランは、割引が適用される前では税込みで7,000円以上。楽天モバイルなら半額以下の3,278円で利用が可能です。

仮にキャリアのプランで、割引がすべて適用されたとしても5,000円近くの月額料金がかかります。

また楽天モバイルでは、最新機種の購入とプラン加入も一緒にできます。

新しい機種も購入したいなら、楽天モバイルを利用するのもいいでしょう。

楽天モバイルのデメリット

楽天モバイルのデメリットは以下の2つです。

  • エリアによってはつながりにくい地域がある
  • エリア外はパートナー回線(au)利用となり、5GBまでしか使えない

キャリアとしての歴史が浅く、他と比べると中継局が少ないため、山間部などではつながりにくいところもあるようです。

楽天モバイルは申込む前に、お住いの地域で使えるか、店舗やホームページで確認をするようにしましょう。

また周囲で楽天モバイルを使っている人がいたら、通信状況を聞いて見るのもいいですね。

3. ahamo

ahamoは、ドコモが提供する料金プランです。プランは20GBのみとなります。また、20GBへ追加できる大盛オプションがあり、利用すると最大100GBまで使えるようになります。

  • 20GB:2,970円
  • ahamo大盛り(オプション)80GB:1,980円

回線はドコモ回線のため、通信速度も品質も安定しています。

オススメな人【3GB~20GB・20GB以上】

  • ドコモ回線を安く使いたい人
  • ふだんのデータ使用量が多い人
  • 動画やオンラインゲームを外出先でも利用する人

12月まで大盛りオプションを初めて申し込んだ人限定で、オプション料金1,980円相当分をdポイントで還元するキャンペーンをしています。

日常的に、データ通信料を沢山使う方は、この機会にオプションと一緒に申し込むのがいいですね。

ahamoのデメリット

 ahamoのデメリットは以下の3つです。

  • 申し込みはオンラインのみ
  • ドコモ光割やファミリー割の利用ができない
  • データ容量の繰り越しができない

ドコモの新しい料金プランですが、通常なら併用できる割引サービスには未対応です。また申し込みはオンライン専用となるため、自分でインターネットからおこなわなくてはなりません。

ファミリー割やドコモ光割などのサービスが対象外の方は、ドコモより ahamo を利用したほうが、むしろ月額料金を安く抑えることができます。

データはオプション利用で100GBまでと上限があるため、無制限というわけにはいきませんが、同じドコモ回線を2,000円以上節約できるのは大きなメリットでしょう。

プラン名利用可能データ量月額料金
ドコモの5Gギガホプレミア無制限7,315円
 ahamo +大盛りオプション最大100GB4,960 円

4. mineo

mineoは、格安SIMの老舗的な通信業者です。ドコモ・au・ソフトバンクの回線に対応してます。

またプランが豊富で、必要に応じて選択が可能です。

音声付きの基本データ容量プラン「マイピタ」は、以下の4つから選べます。

  • 1GB:1,298円
  • 5GB:1,518円
  • 10GB:1,958円
  • 20GB:2,178円

上記のプランに加えて2022年9月から、格安のデータ使い放題プラン「マイそく」も新しく登場しました。

「マイそく」はデータ使い放題が月額660円からと、かなり安く利用できます。

  • スタンダード(最大1.5Mbps):990円
  • プレミアム(最大3Mbps):2,200円
  • ライト(最大300kbps):660円

データ使い放題が上記の金額で利用できるのは、かなりうれしいですね。ただし時間帯により速度制限がある点には気を付けなくてはなりません。

制限がかかるのは、平日の月曜日から金曜日までの12~13時で、速度は最大でも32kbpsに落ちます。

SNSのやり取り程度なら問題ない速度ですが、動画視聴は難しいでしょう。

(動画視聴をするなら「マイそく」よりも「マイピタ」にパケット放題Plus(月額385円)を付けた方がオススメです)

また最安値のライトプランは、おもに通信速度を求めない使い方をする方向けのプランとなります。

ライトプランは具体的には、メッセージのやり取りや電話がメインの方向けです。

動画視聴やインターネットを閲覧することが多いなら、スタンダードまたはプレミアムプラン。

もしくは「マイピタ」にパケット放題Plusを付けるプランを検討してみましょう。

おすすめな人【3GB未満・3GB~20GB・20GB以上】

  • キャリア回線を安く乗り換えしたい
  • できるだけ安い料金がいい人
  • 余ったデータ量をくりこし・シェアしたい
  • 外出先でスマホをあまり使わない

毎月のデータが余る方には、mineoのくりこしプランがいいかもしれません。データくりこしプランは他にもありますが、ほとんどのくりこし期限は翌月末まで。対してmineoでは、さまざまなくりこしサービスを用意しています。

中でも、オプションの「パスケット」を利用すると、残ったパケットを無期限でくしこしが可能(月額110円)。パスケットに貯められる上限は10PBまでとなっています。

デメリット

mineoのデメリットは以下の3つです。

  • 速度制限時が遅い(マイそく利用時)
  • 最新のスマホ購入はできない
  • 昼休みの動画視聴やゲームは難しい

新しいデータ使い放題「マイそく」プランの通信速度は、1.5Mbpsまたは3Mbpsです。

mineoの公式サイトでは、1.5Mbpsでも「Webサイトの閲覧や音楽ストリーミング、YouTubeの視聴はできる」としています。しかしキャリアの高速通信に慣れている人には、遅すぎると感じてしまう、かもしれません。

速度が気になるなら、マイピタプランのほうを利用するといいでしょう。

5. UQモバイル

UQモバイル

au系列の格安SIMを探しているなら、UQモバイルがとくにおすすめです。

同じKDDI系列でau回線を使っていることと、安定した速度でデータ通信が利用できるからです。

UQモバイルのプランは3つから選べます。

  • 3GB(5GB):1,628円
  • 15GB(20GB):2,728円
  • 25GB(30GB):3,828円

オプションのくりこしプラン+5Gを利用すると、月ごとに利用できるデータ量を増やすことができます。()内はくりこしプランを利用した場合のデータ容量です。

2022年11月30日までに増量オプションⅡ(月額550円)を申し込むと、適用月から最大13ヶ月間、オプション料金が無料で利用できます。

また新たに始まった、UQ親子応援割では、5歳以上18歳以下の方がいる家族の料金が、2回線目から割引されるようになりました。適用対象プランは、くりこしプランM+5G(15GB)とくりこしプランL+5G(25GB)の2つとなります。値引は、以下の金額分が月額料金から差し引かれます。

  • 1回線目の割引額:プランM-550円/プランL-770円
  • 2回線目以降:プランM-1,738円/プランL-1,958円

おすすめな人【3GB未満・3GB以上20GB未満】

  • au回線から乗り換えを検討している
  • 速度の速い格安SIMへ乗り換えたい
  • お得なセット割を利用したい人
  • 5~18歳までの子供のスマホも契約する人

auユーザーでお得な格安SIMに乗り換えを検討しているなら、まずUQモバイルを検討してみるといいでしょう。

申し込みは、実店舗とオンラインどちらでもできます。auショップに併設されていることもあるため、そちらを利用するのも便利です。

デメリット

UQモバイルのデメリットは以下の3つです。

  • 大容量プランの用意はない
  • 割引サービスを利用できないと料金が割高になる
  • 家族がいないと割引のメリットが少ない

安定した高速回線が魅力ですが、大容量のプランは用意されていません。また、家族割や自宅セット割などを併用しないと料金が割引になりにくいため、高いと思うかもしれません。

6. IIJmio

IIJmioも、格安SIMの通信業者の老舗として知られるところです。プランは2GBから選べるようになっています。また通話オプションも複数用意されています。電話をかける機会の多い方は、IIJmioのプランもチェックしてみるといいかもしれません。

回線は、ドコモとauの回線に対応しています。

  • 2GB:850円(410円)
  • 4GB:990円(550円)
  • 8GB:1,500円(1,060円)
  • 15GB:1,800円(1,360円)
  • 20GB:2,000円(1,560円)

2022年11月30日まで、音声SIMを月額440円×6か月分割引するキャンペーンをおこなっています。()内は割引後の金額です。

IIJmioは、音声通話プランもしっかり選べるのが特長です。

ちょっとだけ電話を掛けたい人、電話をしっかり使う人どちらにも対応したものが用意されています。

たとえば、通常の音声SIMに追加できる「みおフォンプラン」は3つ。自宅に固定電話がないけれど、LINEの通話だけでは不便。そんな時に利用できると便利ですね。

  • 通話定額5分かけ放題+:500円(90円)
  • 通話定額10分かけ放題+:700円(290円)
  • 時間無制限かけ放題+:1,400円(990円)

2022年11月30日まで、通話定額オプションが7ヶ月間410円割引されるキャンペーンがおこなわれています。()内は割引後の金額となります。

インターネットだけでなく、電話もよく使うならIIJminoも検討してみるといいですね。

おすすめな人【3GB未満・3GB~20GB未満】

  • ドコモまたはauユーザーで格安SIMのプランを検討
  • シンプルに安い料金プランがいい人
  • インターネットのほかに電話機能も使いたい人
  • 余ったデータをくりこしたい人

IIJmino がオススメなのは、上記4つに該当する方です。

また顧客満足度の点でも高い評価を受けている会社のため、キャンペーンを利用して切替えて通話品質や通信速度を確認するのもいいかもしれません。

特に普段から電話をよく使う職業の方は、「みおフォン」の使い放題を利用すれば通話料金を安く抑えられるでしょう。

デメリット

  • 大容量のデータプランがない
  • 申し込みはオンライン専用
  • 支払にクレジットが必要
  • 最新のスマホは購入できない

IIJminoには大容量のプランが用意されていないため、外出先でインターネットをよく利用する方にはデータ容量が足りなくなるかもしれません。

また申し込みはオンラインがメインとなります。支払方法もクレジットカードが必要です。

少ないですが、一部の家電量販店でも、音声SIMの即日開通をおこなっている店舗があります。お近くにあるようでしたら、こちらを利用するのもおすすめです。

取扱っている機種も少ないため、今お使いのスマホへSIMカードを差し替えて使うか、新しい機種を自分で用意する必要がある点に気を付けましょう。

7. Y!mobile

ワイモバ Y!mobile

Y!mobileは、ソフトバンク系列の格安SIM会社です。ソフトバンク系列のため、データ高速通信を安定して利用できます。

料金プランは3つ用意されています。

  • 3GB(5GB):2,178円
  • 15GB(20GB):3,278円
  • 25GB(30GB):4,158円

データ増量オプション(月額550)を申し込むと、最長1年間無料で()内のデータ容量へ増やせます。

また、離れて暮らす家族も一緒に割引きできる「家族割引サービス」で最大9回線分まで安くできます(2回線目より割引)。対象プランは3つのプランどれでもOKで、2台目以降毎月550円または1,188円割引できます。

一人で複数の回線を契約していても適用が可能です。ただし、おうち割との併用はできないので、どちらかを選択することになります。

おすすめな人

  • ソフトバンクまたはLINMOから乗り換えを考えている人
  • キャリア系の高速通信で使える格安SIMに乗り換えたい人
  • 家族でまとめて乗り換えを検討している人
  • ネット回線も一緒に乗り換えようと思っている人
  • 5~18歳までの子供のスマホも一緒に契約する人
  • 店舗で相談しながら申込できる

新しいキャンペーン「ワイモバ親子割」が、はじまりました。対象プラン(シンプルM/L)を申し込むと2回線目以降を-1,100円最長1年割引してもらえます。

ワイモバ親子割は家族割引とあわせて使えるため、シンプルM(15GB)3,278円が、1年間990円で使えます。データ増量キャンペーンもあわせて使えば15GBが20GBになりますね。

申し込みはオンラインと実店舗どちらでもできます。中にはソフトバンク内でY!mobileのショップを併設しているところもあります。

筆者もソフトバンクショップに併設されたところを利用しました。

料金を安くするための相談ができて助かったのを覚えています。

ソフトバンクユーザーなら、安くする方法について一度相談してみるといいでしょう。

デメリット

  • 割引適用前の料金が高い
  • データ無制限のプランはない
  • 最新スマホの購入はできない

複数台の契約がないと割引の適用が少ないため、料金が高くなりがちです。Y!mobileの家族割は、離れて暮らしていてもまとめて割引できるため、できれば家族一緒に契約できるほうがいいでしょう。

ソフトバンクユーザーで、Y!mobileへお得に切替える方法などをショップで相談してみるのもいいかもしれません。

また家族割など料金を安くできる方法がないなら、同じソフトバンク系のLINMOのプランを利用するのもおすすめです。

家族割が適用されなくても安く利用できます。速度についても同じソフトバンクのため、高速で安定しています。

8. OCNモバイルONE

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。ドコモ回線を利用するMVNO6社の中でも、特に評価の高いことで知られています。

音声に対応したプランは5つ用意されています。

  • 500MB:550円/1ヶ月最大10分の無料通話がついている(500MBのみ)
  • 1GB:770円
  • 3GB:990円
  • 6GB:1,320円
  • 10GB:1,760円

おすすめな人【3GB未満・3GB~20GB未満】

  • ドコモを使っている人
  • スマホをほとんど使わない人
  • 余ったデータをくりこししたい人
  • 店舗で申込たい人
  • 電話をよくする人

安くドコモ回線を利用したいと考えてる人にオススメです。全国のドコモショップで受け付けているため、インターネットが苦手な人でも店舗で安心して申込できます。

データ容量が500MBから10GBまでと、あまり使わない人に合うプランを中心として用意されています。

追加できるオプションは、4つあります。

  • データ容量を1GBから追加できる:550円/1GBごと
  • 10分/回かけ放題:935円
  • トップかけ放題(通話料金上位3番号が無料になる):935円
  • 完全かけ放題(国内通話が無料):1,430円

デメリット

  • 10GBまでのデータプランしかない
  • 最新機種の購入ができない
  • 支払はクレジットカードのみ

OCNモバイルONEは、データプランが10GBまでと少なめです。普段スマホをあまり使わないなら、検討してみるといいかもしれません。

またドコモショップで申込できますが、支払い方法はクレジットカードのみとなります。ドコモのように口座振替が利用できないため、注意が必要です。

データ大容量のドコモ回線を利用したいのなら、ahamoの方がおすすめです。オプション込みで最大100GBまで使えるahamoを検討してみましょう。

9. イオンモバイル

イオンモバイルはイオンモールに店舗があり、申し込みやプラン変更の相談などができます。対応している回線は、ドコモとauです。

プランはデータ容量が少ない「さいてきプラン」とデータ容量の多い「さいてきプランMORIMORI」の2種類に大別されます。

使用状況に応じて、ひと月に何度でもデータ変更が可能です。また余ったデータのくりこしもできます。

「さいてきプラン(音声プラン)」は、0.5GBから10GBまでの11個が用意されています。

  • 0.5GB:803円
  • 1GB:858円
  • 2GB:968円
  • 3GB:1,078円
  • 4GB:1,188円
  • 5GB:1,298円
  • 6GB:1,408円
  • 7GB:1,518円
  • 8GB:1,628円
  • 9GB:1,738円
  • 10GB:1,848円

データ容量を多く使う人に向けた「さいてきプランMORIMORI」も4つ用意されています。

  • 20GB:1,958円
  • 30GB:3,058円
  • 40GB:4,158円
  • 50GB:5,258円

また、60歳以上のお客様限定で「やさしいプラン」も4つ用意されています。

  • 0.2GB:748円
  • 3GB:858円
  • 6GB:1,188円
  • 8GB:1,408円

電話を使う人に向けたオプション「定額かけ放題」もあります。

  • 5分かけ放題:550円
  • 10分かけ放題:935円
  • フルかけ放題:1,650円

 たとえば「SNSのやり取りは苦手、電話をよくする」ご年配の方なら以下のようなプランもいいでしょう。

やさしいプラン0.2GB(748円)+フルかけ放題(1,650円)

オススメな人

  • スマホをほとんど使わない
  • 店舗で申込したい人
  • 電話をよくかける人
  • 家族でデータをシェアしたい人
  • イオンをよく利用する人

申込はオンラインのほか、全国のイオン200店舗以上でできます。買い物のついでに立ち寄って相談ができるため、気軽に相談でき手間もかからずに便利です。

また、ご年配の方に向けた「やさしいプラン」も用意されています。

初めてのスマホに向けたサポートサービスもおこなっているため、安心して相談しやすいでしょう。

デメリット

  • 無制限プランはない
  • 最新機種の取り扱いがない

イオンモバイルのデータ容量プランは、最大で50GBまでです。大容量のデータプランの料金は、他と比べてもあまり料金に差はないため、ほかの格安SIMのプランも調べてみた方がいいでしょう。

たとえば、ドコモの新プランのahamoなら、オプションを追加すると最大100GBまで使えて料金は4,950円です。

さいてきプランMORIMORI:50GB(5,258円)よりも安く、使えるデータ容量も多くなります。内容によっては、ahamoの方が安くなるかもしれません。

申込む前に、利用するデータ容量と同じ他社のプランを比較してから検討するようにしましょう。

10. BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、インターネットプロバイダ大手のビッグローブが運営する格安SIMです。ドコモとauの回線に対応しています。

プランは1GBから6GBまでの3つが用意されています。

  • 1GB:1,078円
  • 3GB:1,320円
  • 6GB:1,870円

オプションのエンタメフリープランを追加すると、上記のデータ容量を使わずにさまざまな動画や音楽を外出先で楽しめます。

利用できる動画や音楽サイトは、YouTubeをはじめとして全部で21サービスあります。これらの通信料がノーカウントになります(利用状況によって一部通信料が発生)。

  • 音声通話SIM:308円
  • データSIM:1,078円

また、契約2回線目以降が毎月200円引きになる「BIGLOBE家族割」も利用できます。

オススメな人【3GB未満・3GB~20GB未満・20GB以上】

  • よく利用する動画や音楽サービスがある人
  • 家族でお得に利用したい人

動画や音楽サービスが、エンタメフリーオプションに含まれているものなら、データを消費せずに使えるようになるサービスです。

大容量のデータ通信料を払わなくても楽しめるため、月額料金の節約ができます。

またau回線限定で、月額2,728円で50GBまで利用できる「donedone」というプランも用意されています。

donedone は混雑する昼休みや夕方の時間帯でも3Mbpsの速度がでます。3Mbsは動画やインターネットの閲覧に問題ない速度のため、データ容量の多い格安SIMを探しているなら、donedoneも検討するといいでしょう。

デメリット

  • 最新機種は購入できない
  • 申し込みできる店舗が少ない

BIGLOBEモバイルの申込は、基本的にオンラインです。少ないですが、一部の家電量販店などでも申し込みができます。お近くに対応店舗がある場合は、利用してみるといいでしょう。

こちらから、即日対応可能な店舗が確認できます。

まとめ

自分に合う格安SIMを選ぶには、毎月使うデータ容量がどのくらいか調べるところから始めましょう。

データ容量がわかれば、自分に合うデータプランを選択するだけで、確実に月額料金の節約ができます。

筆者も年間18万円近くの節約に成功しています。この記事を参考にご自分に合った格安SIMを選んでください。

関連記事