通話のみ利用の格安SIMおすすめ8選を比較｜無制限かけ放題で通話料最安はどこ？

「スマホの利用料を節約したい」「電話しか使わないけど、格安SIMは利用できる？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

通話のみの利用であっても、格安SIMはおすすめです。

音声通話機能がついたSIMカードを契約すれば、通話目的で格安SIMを利用できます。

ただし、できるだけ安くかけ放題を利用したい場合、自分の使用スタイルにあわせた格安SIM選びが重要です。

そこで本記事では、通話のみの利用でおすすめの格安SIMを8社紹介します。

その8社を徹底比較し、5分・10分・無制限かけ放題を最安で利用できる格安SIMや、専用のアプリを経由しなくてもいい格安SIM、ガラケーが使える格安SIMなどもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

【結論】通話のみの利用でおすすめの格安SIMは楽天モバイル

通話のみの利用でおすすめの格安SIMは、楽天モバイルです。

「Rakuten Link」を経由する必要はありますが、国内通話・メッセージを無制限で利用できます。

楽天モバイルは使用したデータ容量分、月額料金を支払うワンプランですが、国内通話で消費するデータ容量はカウントされないため通話のみの利用なら1,078円で済みます。

利用料金を節約したい方にぴったりの格安SIMです。

通話のみの利用におすすめの格安SIM比較表

通話のみの利用におすすめの格安SIM7社を一覧表にまとめました。

格安SIM選びの参考にしてください。

※15分かけ放題

通話のみの利用におすすめの格安SIM8社

ここからは、通話のみの利用におすすめの格安SIMを8社紹介します。

それぞれの特徴やおすすめの人についても紹介しているので、ぜひ格安SIM会社選びの参考にしてください。

楽天モバイル

楽天モバイルは専用の通話アプリである「Rakuten Link」を経由すると、国内通話・メッセージを無料かつ無制限で利用できるのが魅力です。

楽天モバイルは音声プランとデータプランに分かれておらず、使用したデータ容量の分だけ請求されるワンプランを提供しています。

月間のデータ利用量に応じた、月額料金は以下のとおりです。

楽天モバイルでの通話はインターネット回線を利用したものですが、Rakuten Linkアプリを利用した通話やメッセージはデータ容量を消費しません。

そのため、通話のみの利用であれば月額1,078円で使い放題できますよ。

「専用のアプリを経由して使うのは…」という方には「15分かけ放題オプション」がおすすめです。

15分以内の電話であれば、Rakuten Linkアプリを経由しなくても通話料は無料になります。

また、国内SMSの送受信が使い放題で利用できるのも特徴です。

15分かけ放題オプションは通話中の音質が安定します。

聞き逃したくないビジネスでの利用でも、音質が安定するのでおすすめです。

exciteモバイル

exciteモバイルは専用アプリからの発信で、国内・国際通話が半額で利用できる格安SIMです。

exciteモバイルは「3分かけ放題X」のかけ放題オプションを提供しています。

この3分かけ放題オプションXは、同月内の超過合計時間が10分は無料で利用できるのが特徴です。

たとえば、2分超過しても同月の超過時間が10分以内であれば、3分かけ放題Xの月額料金のみが請求されます。

また、exciteモバイルは電話回線を使用して通話できるのも特徴です。

ほとんどの格安SIMはIP電話といったパケット通信を使用した通話のため、インターネット回線が乱れると音声が途切れたり、音質が下がったりする可能性があります。

しかし、exciteモバイルは電話回線のため安定した通信品質で通話相手とやり取りできるのも魅力です。

NUROモバイル

NUROモバイルでは専用の通話アプリを使用すると、通話料が半額で利用可能です。

NUROモバイルで提供しているかけ放題のオプションは、5分・10分かけ放題の2種類を提供していますが、通話の利用に関しては契約する回線によって使い方が異なるので注意しましょう。

NUROモバイルはdocomo・au・Softbankの大手キャリア3社から使用回線が選べます。

docomo回線・Softbank回線を契約する場合は、専用のアプリを経由しなくてもかけ放題のオプション・通話の割引が適用されるのが特徴です。

しかし、au回線のみ電話を掛ける際に、発信先の電話番号の前に「0037-692」を付けることでかけ放題のオプション・割引通話が適用される仕組みになっています。

そのため、au回線を契約する場合はやや手間がかかるので注意しましょう。

大手3社のキャリア回線を利用できるため、大手キャリアから乗り換え時も同じキャリアの回線で契約すれば、SIMロック解除せずに乗り換えが可能です。

そのため、大手キャリアからの乗り換えを検討している方に、おすすめの格安SIMといえます。

ワイモバイル

ワイモバイルは、家族全員で利用すると、お得な割引を受けられるのが特徴の格安SIMです。

2回線目以降の契約は基本料金から月1,188円、割引を受けられます。

2回線目以降の契約にかけ放題オプションを付加するのであれば、10分かけ放題は1,760円、スーパーだれとでも定額（S）は2,860円で利用可能です。

家族で利用したい方・節約したい方におすすめの格安SIMといえます。

また、ワイモバイルでは60歳以上にお得な「60歳以上通話ずーっと割引キャンペーン」を実施中です。

契約時の使用者の年齢が60歳以上、かつ「シンプルS/M/L」に契約すると、「スーパーだれとでも定額（S）」の月額料が1,100円割引になります。

さらに2回線目以降であれば、家族割も適用されるため、通話無制限のオプションつきの利用料を770円で利用可能です。

ワイモバイルは、60歳以上のシニアの方にもおすすめできる格安SIMといえます。

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONEは、3種類のかけ放題を提供しています。

どのかけ放題オプションも、専用のアプリを経由せず通話できるのが魅力です。

端末にもともとある通話アプリでかけ放題の内容が適用されます。

OCN モバイル ONEのかけ放題オプションで特徴的なのが「トップ3かけ放題」。

トップ3かけ放題とは、その月で利用上位3位の電話番号で発生した通話料が無料になるオプションです。

完全かけ放題よりオプション料金は安価なので、毎月電話をかける相手が3番号以内の方におすすめです。

また、OCN モバイル ONEの使用回線はdocomoのため、山間部でも繋がりやすくなっています。

使用する場所が都市部じゃないという方でも、使い勝手に支障がないのがOCN モバイル ONEの魅力です。

HIS Mobile

HIS Mobileとは、旅行会社であるエイチ・アイ・エスが提供している格安SIMです。

通話のみの利用で安くかけ放題を利用したいなら、HIS Mobileがおすすめです。

データ利用料が月間100MB未満の場合、月額1,770円で通話し放題を利用できます。

HIS Mobileは専用のアプリを使用する必要がないため、使い方を変える必要もありません。

かけ放題のオプションに加入しなくても、30秒9円で利用できるので、他社格安SIMより安く利用できます。

また、HIS Mobileは通話の回線にVoLTE HD＋を使用しているので、高音質で通話できるのも魅力です。

ガラケーでも利用できるので、ビジネス目的での使用にもおすすめできる格安SIMといえます。

II Jmio

II Jmioは日本で初めてインターネットプロバイダのサービスを提供した、格安SIMの老舗会社です。

サービスの安定感は格安SIMの中でもピカイチで、なにかトラブルがあっても迅速に対応してくれます。

通話をよく利用する方は、使い方にあわせて5分・10分・無制限のかけ放題オプションに加入するのがおすすめです。

どのオプションも「みおふぉんダイヤル」アプリを経由する必要がありますが、オプション利用料が他社格安SIMと比較しても安く利用できます。

かけ放題オプションの上限時間を超えた場合、超過分の通話料は30秒ごとに11円（税込）かかるため、5分・10分以上通話を利用するなら「みおふぉんダイアルかけ放題」を利用するのがおすすめです。

また、II Jmioは家族間での通話料の割引を受けられます。

通常30秒11円のところ、家族間で通話すると30秒で8.8円まで割引されるので家族間での通話が多い方にもおすすめです。

日本通信SIM

日本通信SIMでは、契約するプランによってかけ放題のオプション料金が異なるのが特徴です。

そのなかでも通話のみの利用におすすめなのが、「合理的シンプル290プラン」。

データ通信の基本料金は最低290円で利用できます。

また、日本通信SIMの「70分無料かけ放題」は1回70分ではなく、月間70分まで通話が無料になるオプションです。

ただし、月間70分となると1日2〜3分ほどなので、電話をよく利用する人は物足りない可能性があります。

1日2分〜3分以上電話をする方は、かけ放題のオプションか「合理的かけほプラン」の加入がおすすめです。

利用条件別で選ぶおすすめの格安SIM

ここまで通話のみの利用におすすめの格安SIMを紹介しましたが、「結局安く使えるのはどこ？」「ガラケーでも使いたい」など、使用するうえの条件ごとに比較したい方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、利用条件別におすすめの格安SIMを紹介していきます。

【プラン別】かけ放題のオプション料金込みで最安の格安SIM

格安SIMに多い5分・10分・無制限のかけ放題オプションを、基本料金込みで最安利用できる格安SIMをみていきましょう。

また、記事前半でも紹介したように、10分と無制限かけ放題ではRakuten Linkアプリを使用した楽天モバイルが最安となっていますが、ここでは楽天モバイル以外の通話オプションがある格安SIMを紹介します。

楽天モバイルの料金についても比較表に記載しているので、ぜひ参考にしてください。

5分以内のかけ放題オプション込みで料金が最安なのはexciteモバイル

5分以内のかけ放題プランで最安なのは、exciteモバイルでした。

3分以内の通話であれば、月額495円で利用できます。

オプション料金も無料のため、短い電話をなんどもかける人におすすめです。

10分かけ放題オプションこみの料金が最安なのはOCN モバイル ONE

10分以内のかけ放題を月額料金込みで最安利用できるのは、OCN モバイル ONEです。

オプション料金込みで月額1,400円で利用できます。

また、10分かけ放題であれば、楽天モバイルもおすすめ。

Rakuten Linkアプリを使用すれば、月額1,078円で無制限利用できます。

通話し放題オプション込みで料金が最安なのはOCN モバイル ONE

かけ放題を最安で利用できるのも、OCN モバイル ONEでした。

月額1,980円で完全かけ放題を利用できます。

また、無制限でかけ放題を利用したいのであれば、楽天モバイルもおすすめです。

Rakuten Linkアプリを使用すれば、月額1,078円で無制限利用できます。

ガラケーでも使える格安SIMはIIJmio・ワイモバイル・楽天モバイル・HIS Mobile

公式でガラケーに対応していると公表している格安SIMはIIJmio・ワイモバイル・楽天モバイル・HIS Mobileの4つでした。

なかでも楽天モバイル・ HIS Mobile であれば専用のプランを選択しなくても利用できます。

ただし、ここに記載していない格安SIMであっても対応している機種であれば、ガラケーでも利用は可能です。

各格安SIM会社の公式サイトにある、「端末情報」から使いたいガラケーが対応しているか確認してみてください。

アプリなしで使える格安SIMはここ！

アプリなしでかけ放題のオプションを利用できる格安SIMは以下のとおりです。

上記の格安SIMを選べばアプリを経由する必要がないので、いままでの使い方を変える必要もありませんよ。

スマホの利用に慣れていない人にとって、いままでの使い方で通話できるのは嬉しいポイントですね。

通話のみなら格安SIMよりauのガラホのほうが安い？

ガラホとは、見た目や使い勝手はガラケーですが中身の機能はスマホの携帯のことです。

auの「ケータイプラン」を利用すれば、基本料金は月額1,078円のため、格安SIM並みの価格で利用できます。

auのかけ放題オプションは以下のとおりです。

格安SIMの月額料金と比較すると、5分・無制限かけ放題ともに格安SIMの方が安価で利用できることがわかります。

とにかく安く利用したい方は、格安SIMの方がおすすめでしょう。

ただし、auは電話回線を利用できるので通話音質が安定しているのが魅力です。

まとめ

通話のみの利用でおすすめの格安SIMを紹介しました。

通話メインで格安SIMを選ぶ場合は、自分の利用スタイルに合ったプランを提供している格安SIMを選ぶことが重要です。

格安SIMによって、かけ放題のオプションや通話料金は異なるため、よく確認しておきましょう。