皆さんはmineo(マイネオ)を利用している時、電波が遅いと感じた事はありませんか？

また、これからmieno(マイネオ)を利用したいと検討しているけど速度が遅いのかなと気になっている方もいらっしゃると思います。

この記事ではそのような悩みを解決するべく、以下の事について詳しく解説していきますので是非最後までご覧ください。

それでは早速、mineo(マイネオ)の速度が遅くなる原因から見ていきましょう。

mineo(マイネオ)の速度が遅い原因を5つ紹介

mineo(マイネオ)の通信速度が遅くなる原因として、次のような事が考えられます。

原因をそれぞれ詳しく解説していきますので、是非参考にしてみてください。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

1.回線が込み合いやすい時間帯に使用している

まず考えられる原因として、昼や夕方など電波が混雑しやすい時間帯に使用している事が考えられます。

特にお昼休憩の時間帯である12時～13時の間は、サラリーマンの方や学生さんなどたくさんの方がスマートフォンを使用しますので回線の使用率が高くなり、電波が込み合って速度が遅くなってしまう場合があります。

また、朝や夕方の通勤・通学の時間帯でも同様に回線が混みやすくなってしまいます。

もしの時間帯で利用していて速度が遅い場合は、Wi-Fiなど別の通信環境に接続するか時間帯をずらして利用しましょう。

このように皆が電波を使いやすい時間帯は、回線が混み速度が遅くなるかもしれないという事を認識しておきましょう。

2.mineoスイッチ (低速・節約モード)がオンになっている

2つめに考えられる原因は、mineoスイッチがオンになっている事です。

このmineoスイッチとは、データ容量(ギガ数)を消費しないでデータ通信できるようにする機能の事です。
このスイッチをオンにする事で、データ通信量がカウントされなくなりますが通信速度が最大200kbpsにまで制限されてしまいます。

この200kbpsという速度は、メールの送受信やLINEなどのメッセージのやり取りは行えますが、YouTubeの動画視聴やウェブサイトの閲覧・SNSを利用するには厳しい速度帯です。

ですので、通信速度が遅くなったなと感じたらこのmineoスイッチがオンになっていないか確認してみましょう。

mineoスイッチは、mineo(マイネオ)の公式アプリから操作できます。

アプリを開くとホーム画面に「mineoスイッチ節約」の項目がありますので、確認して変更してください。
少しややこしいのですが、「ON」になっているとデータ量を消費しないように通信速度が抑えられている状態であり「OFF」は速度制限がかかっていない通常の状態です。

また、mineo(マイネオ)の公式アプリは、スマートフォンのホーム画面にウィジェットを設定できます。

ウィジェットは、アプリを開かなくてもホーム画面から直接タップするだけで操作ができる便利な機能です。
ですが、誤タップや無意識に触れてしまいスイッチがオンになって速度が遅くなる可能性もありますのでウィジェット設定している方は注意してください。

このようにmineoスイッチがオンになっていると、常時速度制限がかかる状態になってしまいますので速度が遅いと感じたら確認するようにしましょう。

3.速度制限がかかっている

3つめの原因は、速度制限がかかってしまっている事です。

mineo(マイネオ)では、「マイピタ」と「マイそく」の2つのプランがありそれぞれ速度制限がかかる条件が異なります。

月に使用するギガ数を選択する「マイピタ」プランを契約している方は、選択したコースのギガ数以上のデータ通信を行うと月末まで速度制限がかかります。
例えば、最安値の1GBのコースを契約した方は月に高速通信できるデータ量は1GBまでで、1ギガを超過すると月末まで通信速度が最大200kbpsに制限されます。

最大通信速度を選択する「マイそく」プランでは、月に使用できるギガ数に制限はありませんのでマイピタのようにデータ量の超過による速度制限はありません。

ですがマイそくプランでは、祝日を含む月曜～金曜日の12時から13時の間は混雑回避のために通信速度が32kbpsまで制限されてしまいます。
また、連続する3日間で10GB以上データ通信を行うと速度が32kbpsまで抑えられる場合があります。

このように、契約しているプランにより条件は異なりますが速度制限がかかる事があります。

mineo(マイネオ)を利用していて速度が遅くなった場合は、上記の事を確認して速度制限がかかっていないか確かめてみてください。

4.屋内や地下では電波が届きづらい場合がある

通信速度が遅い４つめの原因は屋内や地下など電波環境が悪い状況下で使用している事です。

特に地下鉄や地下施設の中は、遮蔽物や壁に電波が遮られ地上より電波が届きにくく速度が遅くなってしまう事が多いです。

また電波の性質上、地上の家の中や屋内でも電波が入りにくい可能性があります。

なぜなら、電波は基地局の最上部から地面に向けて発信されているからです。
マンションやアパート等の上層部より、地面に近い階の方が電波が届く距離が遠くなりますのでその分電波が安定しない事があります。

また、電波は壁や障害物を超える事はできませんので基本的に窓から屋内へ電波は入ります。
ですので窓の数が少なかったり、窓の大きさが大きくないと電波が家の中の奥まで届かない可能性があります。

さらに、窓ガラスに使用されている材質が電波に影響する事があり、鋼鉄入りのガラスやUVカットガラス、スモークガラスといったような加工されたガラスは通常のガラスに比べ電波が通りにくい傾向があります。

このように、地下や屋内では電波が届きづらく速度が遅くなってしまう場合があるのです。

5.選択したキャリアで通信障害が発生している

5つめに考えられる原因は、契約した回線のキャリアで通信障害が発生している事です。

mineo(マイネオ)は、ドコモ･au･ソフトバンクの回線を使用できるのが大きな特徴です。
契約時にどこのキャリアの回線を使用するかを選択し、選んだキャリアの回線を利用できます。

つまり回線品質や通信状況は選択したキャリア先に依存しますので、これらのキャリアで通信障害が発生した場合は影響を受けてしまいます。

また、mineo(マイネオ)自体の障害や不具合も起こる可能性もあります。
ですので、これまで紹介してきた事も確認しても問題がないのに速度が遅い場合はmineo(マイネオ)やキャリアで通信障害などが発生している可能性がありますので確認しましょう。

以上5つ、mineo(マイネオ)の速度が遅くなる原因を紹介しました。

速度が遅いと感じた時はこれらの事象が発生していないか確認してみてください。

次は、通信速度が遅い場合の解決方法を解説します。

速度が遅い場合にはこの解決方法を試してみよう

mineo(マイネオ)の通信速度が遅い場合には、以下の事を試してみましょう。

これらの事を試す事で、通信速度を改善させる事ができます。

それでは、1つずつ一緒に見ていきましょう！

1.速度が遅くなるならパケット放題Plusオプションに加入する

mineo(マイネオ)を利用していて頻繁に速度制限がかかってしまう方は、「パケット放題Plus」オプションを契約する事を検討してみましょう。

パケット放題とは、データ量の消費なしで常時最大1.5Mbpsの速度通信を利用できるオプションです。
また、高速通信できるギガ数を超過した場合でも最大1.5mbpsの速度で通信できます。

この1.5Mbpsという通信速度は、webブラウザの閲覧やSNSの利用はもちろん、標準画質ならYouTube等の動画も充分楽しむことができる速度です。

このオプションは月額385円(税込み)で契約する事ができ、10GB以上のコースを契約している方はこのオプション契約料が無料になります。

パケット放題Plusオプションを契約した場合の料金は次のようになっています。

このようにマイピタの各コースに385円(税込)を追加する事でパケット放題Plusを契約できます。

よく、パケット通信が使い放題になるのなら10GBのコースを契約するより安い1GBのコースを契約してオプション付けた方がいいのでは？という意見をよく見かけます。

ですが、あくまでもこのオプションは速度制限後の速度が最大1.5Mbpsになるというものです。

例えば通常、1GBのコースの場合は1ギガまでは高速通信を行えますが超過した後は速度制限がかかり通信速度が最大200kbpsまで抑えられてしまいます。
ですがこのオプションに加入していると速度制限後の速度が最大200Kbpsから最大1.5Mbpsになるのです。

同様に10GBのコースの場合は10ギガまでは高速通信を行え、このオプションに加入していれば超過後も最大1.5Mpbsの速度を利用できるという事なのです。

このように、契約したコースのデータ量は高速通信を行え、使い切った後も最大1.5Mbpsの速度で利用できるというオプションです。

注意点として、連続する3日間で10ギガ以上の通信を行った場合は混雑回避のため速度制限がかかる場合があります。
また、マイピタでシングルタイプの1GBのプランを契約している方や、「マイそく」プランを契約している方はこのパケット放題Plusオプションを利用する事はできませんので注意してください。

パケット放題Plusオプションは、速度制限がかかってしまった場合の速度を200kbpsから最大1.5Mbpsまで上げられるオプションです。
また、10GB以上のコースを契約している方は無料でこのオプションを付ける事ができます。

mineo(マイネオ)を利用していて頻繁に速度制限がかかってしまう方や、10GB以上のコースを契約している方にはとてもおすすめなオプションですので是非オプション契約を検討してみてください。

2.フリータンクを活用する

契約したギガ数を使い切ってしまい、通信速度が遅くなった場合はフリータンクを利用してみましょう。

このフリータンクとは、全国のmineo(マイネオ)ユーザーとパケットを共有できる画期的なシステムです。
mineo(マイネオ)の公式サイトでは、「みんなの共有パケット貯蔵庫」と定義されています。

このシステムでは、自分の余った使い切らないパケットをタンクに入れると、パケット不足に困っている全国の誰かがそのパケットを使う事ができます。
反対に、自分がパケットが無くなった場合は誰かが共有してくれたパケットを使えるとても便利なサービスです。

このフリータンクを利用するには、マイネ王への登録とログイン、およびmineo(マイネオ)のeoIDが必要になります。

それでは、このタンクの利用方法を紹介していきます。
まずは、パケットをタンクに入れる(共有する)方法を見てみましょう。

フリータンクにパケットを入れる方法

パケットが使い切らずに余っている方は、フリータンクへパケットを入れてみましょう。

タンクに入れるにはmineo(マイネオ)の公式アプリ内の「フリータンクに入れる」ボタン、またはマイネ王のサイトの「フリータンク」ページにある「フリータンクに入れる」ボタンからパケットを共有できます。

共有したいデータ容量(MB単位)を入力し、パケットを必要としている仲間へメッセージを残したい方はメッセージを記入し「パケットを入れる」を選択してください。

パケットは即時フリータンクに反映されこの段階で、使用できる残データ量から減少します。

次は逆にタンクからパケットを取り出す方法を紹介します。

フリータンクからパケットを取り出す方法

パケットが足りなくなった場合は、フリータンクからパケットを取り出してみましょう。

ただしフリータンクを利用するには以下の条件があります。

上記の条件を確認しましたらmineo(マイネオ)の公式アプリ、もしくはマイネ王のサイトからパケットを取り出しましょう。

パケットを入れる時と同様に、引き出したいパケット量（MB単位）とメッセージを入力して「パケットを引き出す」を選択するとパケットを取り出せます。

このようにパケットを他のユーザーと共有できるシステムはとても珍しく他社のサービスではあまり見かけません。
このサービスはmineo(マイネオ)を利用するメリットの1つですので、速度制限がかかり速度が遅くなった場合はこのフリータンクを活用してみましょう。

次に通信の最適化を行ってみましょう。

3.通信の最適化を行う

速度が遅い場合は、通信の最適化設定をしてみましょう。

最適化とは、画像や動画などのファイルデータを容量圧縮する機能の事です。

この最適化の設定をオンにする事でファイルのサイズ容量を小さくしてデータの送受信を行いますので、非圧縮時よりデータやWebページ等を早く表示する事ができます。

ですので、ページの読み込みが遅いと感じたら通信の最適化を行ってみましょう。

最適化設定は次のような手順で行う事ができます。

注意点として、通信の最適化を行うとファイルのデータを圧縮しますので画像や動画の表示画質が悪くなる場合があります。

また、通信の最適化が適用される時間は平日の「7:30～9:00」、「12:00～13:00」、「17:30～20:00」の間となっています。この時間帯以外は最適化は適用されないことを覚えておきましょう。

最後に契約しているプランやコースを見直してみましょう。

4.契約しているプランやコースを見直す

これまで紹介してきた事を試しても通信の速度が遅い場合は、契約しているプランやコースがご自身のライフスタイルに合っていない可能性があります。

契約しているプランやコースを見直してみましょう。

マイピタプランを契約している方は、月に使用できるデータ量を1GB･5GB･10GB･20GBの中から選択できます。もし今契約しているギガ数では足りていない時は1つ上のコースに変更してみましょう。

マイそくプランを契約している方は、通信速度を32kbps･300kbps･1.5Mbps･3Mbpsの中から選択できます。
通信速度が遅いと感じる場合は、今契約しているコースより上のコースを契約しましょう。

以上、速度が遅い場合の解決方法を紹介してきました。
是非参考にしてみてくださいね。

次は、お昼の時間帯の速度が遅い原因を解説します。

お昼の12時ごろは遅すぎる？通信速度が遅いのは何故？

mineo(マイネオ)は、お昼の12時頃は速度が遅すぎるという意見をよく聞きます。

何故12時ごろは通信速度が遅くなってしまうのか原因を調査してみたところ、次のような原因がある事が分かりました。

それぞれどういった事なのでしょうか。

原因を1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.お昼の時間帯は電波の使用率が高く回線が混雑してしまう

まず第一に考えられる原因として、12時という時間帯は回線の電波が込み合いやすいという事が挙げられます。

それはサラリーマンや学生さん等多くの方が、12時からお昼休憩に入るからです。

お昼休憩の時間はスマートフォンでwebブラウザやSNSを閲覧したり、動画を見たりと皆さんそれぞれ過ごしています。
ですが、皆さんがスマートフォンを集中して利用する事により回線の使用率が高くなり電波が混雑してしまい通信速度が遅くなる可能性がとても高くなります。

また、マイそくプランを利用している方はこの時間帯は速度が遅くなってしまいます。

2.マイそくプランだと速度制限がかかる

マイそくプランを契約している方は12時から13時の間は速度制限がかかります。

マイそくプランは、月の最大通信速度を選ぶプランですので月に利用できるデータ量は無制限です。

ですが、祝日含む月曜から金曜日の12～13時の間は速度制限がかかり速度が最大32kbpsまで抑えられてしまいます。

この32kbpsという速度はメールやLINEといったテキストのやり取りは行えますが、webブラウザやSNSアプリの利用や音楽ストリーミングを使用する事は難しいスピードです。

マイそくはどのコースでもこの時間帯は速度制限がかかりますので、時間帯をずらして利用するかマイピタのプランに変更する事を検討してみましょう。

速度が改善できない場合はプランの見直しをしよう

これまで紹介してきた事を試しても通信の速度が遅い場合は、契約しているプランやコースがご自身のライフスタイルに合っていない可能性があります。

その場合は、契約しているプランやコースを見直してみましょう。

マイピタプランを契約している方は、月に使用できるデータ量を1GB･5GB･10GB･20GBの中から選択できます。

高速通信できるギガ数が多ければ多い程、速度制限にひっかかる可能性は低くなります。
もし今契約しているギガ数では足りていない時は1つ上のコースに変更してみましょう。

マイそくプランを契約している方は、通信速度を32kbps･300kbps･1.5Mbps･3Mbpsの中から選択できます。

マイそくプランは、コースにより最大通信速度が異なります。
通信速度が遅いと感じたら現在契約しているコースより上のコースに変更してみましょう。

mineo(マイネオ)が遅い原因についてのまとめ

mineo(マイネオ)は、特にお昼や夕方などの時間帯は回線が混雑し繋がりにくくなる場合があります。

また、「マイピタ」プランは契約したギガ数を超過した時、「マイそく」プランは月曜～金曜の12時から13時の間は速度制限がかかってしまいます。

速度制限後も最大1.5Mbpsの速度で通信する事ができるパケット放題オプションの加入や、 パケットを全国のユーザーで共有できるフリータンクなどを活用してみましょう。