mineo格安スマホの料金体系を解説｜マイネオの2種類のプラン・オプション・割引サービスも紹介

mineoの利用を検討している方には「mineoの料金は高いの？」「料金体系はどうなっているの？」といった疑問があるのではないでしょうか。mineoの月額料金が分かれば、契約手続きもスムーズに進められますよね。

この記事では、mineoの料金体系について解説していきます。この記事を読むことで、以下のようなことが分かります。

この記事を読むことで、ご自身のライフスタイルに適したプランを選べるようになるでしょう。これからmineoを利用する方は、ぜひ参考にしてみてください。

mineoの料金体系って？

mineoの料金体系は、基本的に以下のように構成されています。

上記の合計金額によって毎月発生する料金が決定するのです。また、場合によってはキャンペーン割引が発生してそれよりも安くなる場合もあります。

月額料金の例

例えば、以下のようなプランに加入すると月額料金はこちらの通りになります。

上記の場合、合計で5,511円となります。料金は選択したプランによって安くなったり、オプションを増やすことで高くなったりしますが、基本的な構成は上記のようになります。

mineoの料金プラン

mineoの料金プランは、下記プランのいずれかを選択します。

ここからは、それぞれのプランの特徴や料金について紹介しましょう。

マイピタ

マイピタとは、毎月利用できるデータ容量を選択し、それに応じて料金が決定するプランのことです。各プランの月額料金は以下の通りです。

少量の1GBプランから、たっぷり使える20GBプランまで幅広く展開されています。

インターネットのみ利用できるシングルタイプなら、1GBで月額880円（税込）と格安です。また、音声通話もできるデュアルタイプで20GBプランを選んでも、月額2,178円（税込）なので比較的お得だと言えるでしょう。

マイそく

マイそくは、通信速度を基準にして料金が定められているプランです。マイピタとは異なり、データ容量が決まっていないので気にせず利用できます。

各プランの料金は以下のように設定されています。

マイそくではシングルタイプとデュアルタイプの料金設定は均一となっています。

最大300kbpsのライトプランを選択すると月額660円（税込）となり、mineoの料金プランの中で最も安い料金となります。

一方最大3Mbpsのプレミアムは、mineoの料金プランの中で最も高い料金設定です。とはいえ、その他の格安SIMのプランと比較してもお得であることは変わりません。

mineoの通話料金

ここではmineoの通話料金について、国内通話と海外への国際通話とそれぞれ解説していきます。

通常の通話料金と、お得に電話をかけられる方法も紹介していきますので是非参考にしてみてくださいね。
それでは、まずは国内の通話料金から見ていきましょう。

国内の通話料金

mineoの国内の通話料金は以下の通りとなっています。

mineoの電話料金は、通常料金で30秒あたり22円（税込）となっています。ただし、「mineoでんわ」を利用すると、30秒あたり10円（税込）となります。

mineoでんわとは、mineoから展開されている通話専用アプリのことです。mineoでんわを利用することで、通常よりもお得に通話を利用できるようになります。

もし毎月1時間電話するとすれば、通常では2,640円（税込）かかります。一方で、mineoでんわを利用していれば1,320円（税込）と半額となるのです。

申し込みが必要なオプションにはなりますが、アプリをインストールするだけで利用できるため、お得に通話したい方には必見のサービスです。

次に海外への国際電話の通話料金を解説します。

海外への通話料金

mineo(マイネオ)は、国内だけでなく海外へ国際電話をかける事もできます。

ですが、海外への通話料金は国内通話のように一定で決まってはいません。
それは契約したキャリアプランと国や地域により通話料金が異なるからです。

mineo(マイネオ)の国際電話の通話料金は、選択したキャリア元の料金が適用されます。

例えばドコモの回線を使えるDプランを契約ている方は、ドコモの国際通話料金が適用されます。
この場合アメリカへ国際電話を掛けようとした場合、平日の8時から19時の間は30秒毎に34円の通話料金がかかります。

auの回線を利用するAプランを契約した方は、アメリカへの通話料金は30秒毎に20円となっていますのでDプランより通話料金が安くなります。

このように、国際通話の通話料金は選択したキャリア回線プランと国により異なります。
国や地域ごとの通話料金の情報については、mineo(マイネオ)の公式サイトで紹介されていますのでこちらから確認してみてください。

mineoのオプション

mineoにはいくつかのオプションが用意されており、オプションを利用することでよりお得にスマホを利用することが可能になります。

この章では、「通信オプション」と「通話オプション」についてそれぞれ紹介していきましょう。

通信オプション

インターネットの利用に関する通信オプションには、以下のようなオプションが用意されています。

これらのオプションを活用することで、データ容量を増やしたり、データ容量を気にしないでインターネットが利用できたりします。

ここからは、それぞれのオプションについて紹介していきます。

パケット放題 Plus

パケット放題 Plusは、最大1.5Mbpsでデータ容量を気にせずインターネットを利用できるオプションです。

月額料金は385円（税込）となっており、以下のようなコースを利用している場合は無料で使うことができます。

こちらのオプションを利用すればインターネット検索や動画視聴が快適になるため、「データ容量を気にしたくない」という方にはおすすめです。

ただし、パケット放題 Plusには2つ注意点があります。

パケット放題 Plusで利用できるデータ容量は、3日間で10GBまでです。これ以上利用してしまうと、通信速度が最大200kbpsに制限されてしまいます。「使い放題」ではありますが、制限があるので注意が必要です。

またシングルタイプの1GBプランではパケット放題 Plusが利用できません。シングルタイプで利用したい場合は5GB以上のプランに乗り換える必要があります。

パスケット

パスケットとは、その月に余ったデータ容量を貯められるオプションのことです。無制限で繰り越しできるため、データ容量が余っても月額料金が無駄になりません。

月額料金が110円（税込）なので、気軽に利用できるでしょう。なお、パスケットには「パスケットボーナス」と「ルーレット」といった2つの機能があります。

パスケットボーナス

パスケットボーナスとは、貯まったパケット容量に応じてボーナスがもらえる機能です。もらえるボーナスは以下の通りです。

増えれば増えるほどボーナスが多くなる仕組みなので、計画的に利用するといいでしょう。

ルーレット

ルーレットとは、1日1回mineoアプリでルーレットを回すことでパケットを獲得することができる機能です。毎日ルーレットを回すことで、少しづつパケットを増やしていけるでしょう。

パケットチャージ

データ容量が不足した場合は、パケットチャージを利用してデータ容量を追加することが可能です。

mineoでは100MBあたり55円（税込）でチャージすることが可能です。例えば1GBチャージするなら、550円（税込）で追加することができます。

速度制限が発生してもパケットチャージで解除できるので、インターネットもサクサク利用できます。

24時間データ使い放題

24時間データ使い放題は、マイそく専用のオプションです。マイそくはデータ容量を気にせず利用できるプランなのですが、月曜～金曜の12～13時には速度制限が発生することが決まっています。

こうした制限を避けたい場合、24時間データ使い放題を利用することで1日インターネットが使い放題になるのです。

1回あたり330円（税込）となっているため、「どうしても高速で使いたい」という場合には最適です。

通話オプション

mineoのデュアルタイプ（音声通話＋データ通信）を利用している場合は、通話に関するオプションを利用することも可能です。mineoの通話オプションは以下の通りです。

これらの通話オプションは有料ですが、通話する機会が多い方にとっては便利な機能もたくさんあります。ここからは、それぞれのオプションについて紹介していきます。

かけ放題サービス

mineoには国内通話がかけ放題になるサービスがあります。かけ放題サービスには「10分かけ放題」と「時間無制限かけ放題」といった2つのプランが用意されています。

10分かけ放題は、10分以内の通話が何回でもかけ放題になるものです。月額料金が550円なので、10分程度の通話が1ヵ月に2回以上ある場合はお得になります。

時間無制限かけ放題は、時間制限がなく何回でもかけ放題になるオプションです。月額料金が1,210円（税込）となっているため、1ヵ月に合計1時間以上通話する方にはお得なオプションです。

スマート留守電®

mineoには「スマート留守電®」というオプションがあります。これは留守電に入っているメッセージを音声で再生するだけでなく、テキストとして読むこともできる機能です。

mineoにも留守番電話の機能はあるのですが、利用できるのはSプラン（ソフトバンク回線）のみとなっています。そのため、留守番電話を利用したい方にもおすすめのオプションだと言えるでしょう。

月額料金は319円（税込）となっているので、気軽に利用できるでしょう。メッセージはテキストで読めるので、音声再生に必要な通話料金もかかりません。

三者通話サービス・グループ通話

mineoには複数人で通話ができる「三者通話サービス」や「グループ通話」といったオプションがあります。

三者通話サービスは、通話の途中で別の人を呼び出して3人で同時に会話ができるサービスです。月額料金は220円（税込）で、利用できるのはAプラン（au回線）のみとなっています。

グループ通話は、通話の途中で別の人を呼び出し、最大6⼈で同時に会話ができるサービスです。月額料金は220円（税込）で、Sプラン（ソフトバンク回線）のみとなっています。

なお、複数人で通話するオプションはDプラン（ドコモ回線）にはございません。もし利用したい場合は、Aプラン（au回線）またはSプラン（ソフトバンク回線）を選択しましょう。

迷惑電話撃退サービス・迷惑電話ストップサービス・ナンバーブロック

mineoには迷惑電話やいたずら電話に対し、音声ガイダンスで応答できるサービスがあります。

それぞれ名前は違いますが、すべての通信プランで利用可能なサービスです。ただし、Dプラン（ドコモ回線）の「迷惑電話ストップサービス」のみ無料で利用可能となっています。

割引サービス

割引サービスを利用すれば、通常の月額料金がお得になります。mineoにある割引サービスは「複数回線割引」と「家族割引」の2つです。この章では、割引価格や適用条件について紹介していきましょう。

複数回線割引

複数の回線でmineoに申し込むと、複数回線割引が適用されます。

1回線につき55円（税込）の割引となるので、2回線申し込むと110円（税込）の割引となります。

家族割引

mineoで家族で加入すると、家族割が適用されるようになります。

1回線あたり55円（税込）の割引なので、4人家族で加入すれば220円（税込）の割引になります。この割引サービスは住所が同一の家族だけでなく、離れて暮らす家族や姓が異なる家族にも適用されます。

mineoの料金プランの選び方

mineoで料金プランを選ぶ際は、以下の手順で選んでいくといいでしょう。

以下では、それぞれのステップにおける選び方のポイントを紹介しましょう。

端末を選択する

はじめにmineoで端末を購入するかどうかを決定します。現在使用している端末を継続する場合は端末料金はかかりません。機種変更したい場合は月額料金に端末の分割料金が追加されます。

mineoで使用できる端末については「動作確認済み端末検索」、販売機種については「使える端末いろいろ」をご確認ください。

通話の有無を選択する

mineoで通話サービスを利用するかどうかを決定します。

通話しない場合は「シングルタイプ」を選択します。シングルタイプはデュアルタイプに比べて月額料金が安い場合があり（マイピタの場合）、タブレット端末で契約する場合におすすめです。

通話する場合は、「デュアルタイプ」を選択します。デュアルタイプを選べば「mineoでんわ」のようなお得なオプションを利用できるようになります。

回線を選択する

mineoで利用する回線を選択します。mineoには以下のように大手通信キャリアを利用できる通信プランが用意されています。

一番安心なのは、これまで利用していた回線を引き続き利用することです。馴染みのある回線なので、使い心地が大きく変わることがないでしょう。

また、現在使用している端末を引き継ぐ場合、端末によっては他の回線が利用できない場合もあります。もしこれまでとは違う回線を利用する場合は、「動作確認済み端末検索」をご確認ください。

データ容量を選択する

毎月どれくらいのデータ容量を使用するか決めます。

データ容量ごとに料金が決まっているのは「マイピタ」です。データ容量ごとの利用イメージは以下の通りです。

一方、データ容量無制限で通信速度ごとに料金が決まっているのは「マイそく」です。通信速度ごとの利用イメージは以下の通りです。

ご自身のインターネットの使い方に合わせて最適なプランを選びましょう。

オプションを選択する

最後に利用したいオプションを選択します。オプションには大きく分けて「通信オプション」と「通話オプション」の2種類があることをお伝えしました。

シングルタイプの場合

シングルタイプ（データ通信のみ）を選んだ方は、通信オプションから利用したいオプションを選びます。

マイピタを選び、データ容量を気にせず利用したい方には、「パケット放題 Plus」がおすすめです。パケット放題 Plusは385円（税込）でデータ容量を消費せずインターネットを利用できます。

マイそくを選んだ方には、「24時間データ使い放題」がおすすめです。24時間データ使い放題はマイそく専用のオプションで、1回あたり330円（税込）で速度制限を気にせずインターネットを利用できます。

デュアルタイプの場合

デュアルタイプ（データ通信＋音声通話）を選んだ方は、通信オプションと通話オプションの中から選択します。通信オプションの選び方は、シングルタイプの場合と同じです。

通話オプションについては、「mineoでんわ」または「かけ放題サービス」のどちらを利用するか考えてみましょう。この2つのオプションは併用できないため、以下の観点から選ぶことをおすすめします。

上記のポイントで選ぶことで、損することが少なく、お得にオプションを利用できるでしょう。

mineoの申し込みに必要な手数料

mineoを申し込む際に必要になる手数料は「契約事務手数料」と「SIMカード発行手数料（eSIMプロファイル発行料）」の2つです。ただし、条件によって料金が変わる場合があります。

ここからは、それぞれの手数料について解説します。

契約事務手数料

契約事務手数料は3,300円です。

エントリーパッケージを利用することで、契約事務手数料が無料になります。エントリーパッケージとは、16桁のエントリーコードが記載されたパッケージのことです。エントリーパッケージはオンラインショップや実店舗で購入ができます。

ただし、店舗で申し込み手続きを行うと契約事務手数料が別途1,100円（税込）かかります。例えばエントリーパッケージを利用しても、店舗で契約すれば1,100円（税込）必要になるのです。エントリーパッケージなしで店舗で申し込むと、4,400円（税込）になります。

SIMカード発行手数料・eSIMプロファイル発行料

SIMカードの発行には440円（税込）が必要です。eSIMを利用した場合も、同じく440円（税込）がかかります。

まとめ

この記事では、mineoの料金体系について解説していきました。mineoの料金プランは他の格安SIMに比べても安く設定されています。そのため、「なるべくスマホ料金を安くしたい」と考えている方には適しているでしょう。

また、mineoにはさまざまなオプションが用意されています。ご自身のライフスタイルに適したオプションを利用することで、より快適にスマホを使えるようになるでしょう。

これからmineoを利用する方は、ぜひこの記事でご紹介した料金プランやオプションを利用してみてください。