皆さんの中に、携帯会社の乗り換えを検討している方はいらっしゃいませんか?
特にその中でもmieno(マイネオ)が乗り換え先の候補に入っている方も多くいらっしゃると思います。
せっかく携帯会社を乗り換えるなら、後悔のないベストな選択をしたいですよね。
後悔しないようにするには、mineo(マイネオ)は実際にどうなのか、mineo(マイネオ)の悪い点・デメリットをしっかりと把握する必要があります。
そこでこの記事では、mineo(マイネオ)のデメリットをはじめ次の事について詳しく解説していきます。
乗り換え後のトラブルを防いだり後悔をしない為にも是非最後までお読みいただき、mineo(マイネオ)について詳しく知っていきましょう。
デメリットをきちんと把握する為にはmineo(マイネオ)の特徴をきちんと抑える必要がありますので、早速基本情報から一緒に見ていきましょう。
目次
mineo(マイネオ)とは?デメリットを知る前に特徴を把握しよう
サービス名 | mineo(マイネオ) |
運営会社 | オプテージ |
店舗数 | 約190店舗 |
料金プラン | ・ギガ数を選択するマイピタ:880円~ ・通信速度を選択するマイそく:250円~ |
通信回線 | ・Dプラン(ドコモ回線) ・Aプラン(au回線) ・Sプラン(ソフトバンク回線) |
通話料金 | ・通常30秒で22円 ・mineo電話を利用した場合30秒10円 |
解約金 | なし |
支払方法 | クレジットカード |
かけ放題 | あり ・10分かけ放題:550円 ・時間無制限かけ放題:1,210円 |
パケット放題 | あり ・月額385円※10GB以上のコースの方無料 |
mineo(マイネオ)とは、 MNVO(仮想移動体通信事業者)の1つであり関西電力グループである株式会社オプテージが運営している格安SIMです。
最大の特徴は、ドコモやau・ソフトバンクの3大キャリアの好きな回線を使用できる事です。
これにより同じキャリア回線を選択する事で、3大キャリアと同じような使用感で利用する事ができ別途SIMロックを解除する必要がありません。
また、ドコモやauといった大手携帯会社に比べて月々の通信費が圧倒的に安く、さらに格安SIMでは珍しいギガ数が無制限なプランが用意されていて利用者のニーズに合ったプランを選べる事も大きな特徴となっています。
mineo(マイネオ)のデメリットや特徴を把握するには料金プランについての情報がとても大事になりますので、詳しく解説していきます。
mineo(マイネオ)の2つの料金プランを紹介
mineo(マイネオ)では、「マイピタプラン」と「マイそくプラン」の2つの料金プランが用意されています。
まずはこの2つのプランの違いや料金、特徴について解説します。
それぞれ特徴が大きく異なりますので、しっかりと把握して自分にあったプランを選択しましょう。
それでは、まずはマイピタプランについて解説します。
使えるギガ数から選ぶマイピタプランの料金と特徴
使えるデータ容量 | 音声通話+データ通信 (デュアルタイプ) | データ通信のみ (シングルタイプ) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
マイピタプランは、従来の様に1カ月に利用できるギガ数を選択するシンプルなプランとなっています。
このマイピタプランでは、5GBでも税込1,518円(音声通話+データ通信タイプ)と大手キャリアに比べ料金がとても安い事が大きな特徴です。
データ量も1ギガから20ギガまで選べますので、ご自身のライフスタイルに適した料金コースが選べます。
また使い切らなかったデータ量は翌月に繰り越しできますので、来月は旅行に出かけるから今月はギガ数を節約して来月にとっておこう、といったような融通が利きやすく使いやすい事も特徴です。
マイピタプランは、毎月使用しているデータ量(ギガ数)がある程度決まっている方や、決まったギガ数を使いたい方におすすめなプランとなっています。
次はマイそくプランについて見ていきましょう。
通信速度で選ぶマイそくプランの料金と特徴
コース名 | 料金(税込) | 最大通信速度 | おすすめな方 |
---|---|---|---|
スーパーライト | 250円 | 最大32kbps | 電話専用の回線を持ちたい方 |
ライト | 660円 | 最大300kbps | ほとんどデータ通信をしない方 |
スタンダード | 990円 | 最大1.5Mbps | 日常使い程度しかデータ通信しない方 |
プレミアム | 2,200円 | 最大3Mbps | 動画視聴やブラウジング等を快適に利用したい方 |
マイそくプランは、マイピタプランとは異なり最大通信速度からコースを選ぶプランです。
通信データ量に制限はありませんので、実質的にギガ数が無制限であることが最大の魅力なプランです。
また、最安250円(税込)から契約できるコースも用意されていますので、電話用の回線やサブ回線用としての運用もできる為とても人気なプランとなっています。
ただし、月曜から金曜日の12時から13時の間と、3日間で10ギガ以上データ通信を行った場合は速度制限がかかってしまいますので注意してください。
マイそくプランは、ギガ数を気にしないで多く利用したい方やコスパを求める方、電話用回線などサブ回線として利用したい方にとてもおすすめなプランとなっています。
以上、mineo(マイネオ)の基本情報や料金プランについて解説してきました。
mineo(マイネオ)はドコモやau等の回線が使用出来たり料金が安かったりと良い点がとても多くありますが、実はデメリットや弱みも多く存在します。
mineo(マイネオ)はやばい?後悔しない為にもデメリットを把握しよう
mineo(マイネオ)は料金が安く使い勝手がとても良い格安SIMなのですが、実は次のようなデメリットがあります。
もちろん人それぞれで使い方やライフスタイルが異なりますので全員にこれらが当てはまるとは限りません。
ですが、mineo(マイネオ)をトラブルなく利用していくにはこれらの弱みをしっかりと把握する事がとても大事になってきます。
ですので、一緒に1つずつこれらの点を詳しく見ていきましょう。
通信速度は他社の格安SIMよりやや遅め
1つめのデメリットは、mineo(マイネオ)の通信速度は他社の格安SIMより遅いという事です。
ある調査結果によると、mineo(マイネオ)と他社の回線度の比較結果は次の通りになったようです。
格安SIMサービス | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
---|---|---|---|
mineo(マイネオ) | 40.2Mbps | 9.01Mbps | 73.26ms |
UQモバイル | 53.56Mbps | 10.29Mbps | 47.83ms |
ワイモバイル | 65.01Mbps | 16.11Mbps | 38.86ms |
イオンモバイル | 53.52Mbps | 14.24Mpbs | 80.66ms |
楽天モバイル速度 | 47.96Mbps | 23.9Mbps | 50.1ms |
II Jmio | 48.3Mbps | 11.23Mbps | 90.51ms |
NUROモバイル | 47.54Mbps | 11.69Mbps | 51.05ms |
BIGLOBE mobile | 15.13Mbps | 7.84Mbps | 55.05ms |
OCN モバイル ONE | 68.66Mbps | 11.56Mbps | 53.93ms |
QTモバイル | 8.77Mbps | 4.85Mbps | 98.47ms |
このように、mineo(マイネオ)の通信速度は他社の格安SIMと比較してもあまり良くない結果が出たようです。
スマートフォンで重視させる通信速度はダウンロード速度で、快適に利用できるダウンロード速度の基準は、5Mbps〜30Mbps程度だと言われています。
mineo(マイネオ)の平均ダウンロード速度は40.2Mbpsと、他社の格安SIMの速度平均値より遅い事が分かりました。
40.2Mbpsという通信速度は、極端に早くも遅くもないスピードですので問題なくデータ通信を行えますが、他社より遅くなる可能性があると考えておきましょう。
また、インターネットの応答速度を表すPing値は数値が低い程速度が速いのですが、mineo(マイネオ)の平均Ping値は73.26msとの事でした。
一般的にPing値は50ms以下だと快適にインターネットを楽しめると言われていますので、こちらの方もmineo(マイネオ)はあまり良くないという結果が出ました。
通信環境などにより速度は異なりますので一概とは言えませんが、 このようにダウンロード速度やアップロード速度、Ping値が他社の格安SIMより悪い調査結果がある為、回線の速さを最重視する方には、mineo(マイネオ)はあまり向いていないと言えるでしょう。
また、mineo(マイネオ)は速度制限時の速度もかなり遅いです。
速度制限時の速度が遅い
2つめのデメリットは、mineo(マイネオ)は速度制限が適用されると使い物にならない位速度が落とされてしまう事です。
mineo(マイネオ)では、次のように「マイピタ」プランと「マイそく」プランでそれぞれ速度制限が適用される条件と制限後の速度が異なります。
コース名 | 速度制限の条件 | 速度制限時の速度 |
---|---|---|
マイピタ | 契約しているギガ数を使い切った場合 | 最大200kbps |
マイそく | ・月曜~金曜の12時から13時の間 ・3日間で10ギガ以上のデータ通信を行った場合 | 最大32kbps |
マイピタプランを契約している方は、月に利用できるデータ量を超過すると月末まで速度が最大200kbpsに制限されてしまいます。
この200kbpsという速度は、メールやLINEなどのメッセージの送受信は問題なく行えますがYouTubeの動画も低画質でも視聴は厳しく、音楽ストリーミングも途切れやすくなります。
一方、マイそくプランではマイピタプランのように月に利用できるデータ量に制限はありませんので1か月でどれほどデータ通信を行っても速度制限はかかりません。
ですがマイそくプランでは、月曜~金曜のお昼12時から13時の間と、連続する3日間で10ギガ以上のデータ通信を行った場合に通信速度が最大32kbpsまで制限されてしまいます。
32kbpsという速度は動画視聴や音楽ストリーミングはもちろん、メールやメッセージの送受信も厳しい速度となっています。
また、他社の格安SIMよりも速度制限が厳しい場合があります。
例えば同じ格安SIMのIIJmioではデータ量を超過した場合の速度は最大300kbpsとなっていますのでmineo(マイネオ)の制限速度は他社よりも遅い事が分かります。
このように、mineo(マイネオ)では速度制限がかかると通信速度がとても遅くなってしまうのです。
大容量プランがなく20GBまでしか使用できない
3つめのデメリットは、mineo(マイネオ)には大容量のデータ通信プランがない事です。
mineo(マイネオ)では高速通信できるギガ数を選択する「マイピタ」プランがありますが、1GB・5GB・10GB・20GBの4つのコースしか設定されておらず最大で20ギガまでしか契約する事ができません。
ですので安い料金で大容量のデータ通信を行いたいとお考えの方は注意しましょう。
ですが、mineo(マイネオ)には速度制限を選択する実質ギガ数が使い放題な「マイそく」プランがあります。
毎月のギガ数が気になる方や無制限で利用したい方にとてもおすすめなプランとなっていますので、是非ご検討ください。
実店舗が少なくサポートが受けづらい
mineo(マイネオの)4つめのデメリットは、実店舗が少なく直接サポートを受けづらい事です。
mineo(マイネオ)の実店舗は2023年7月現在、全国47都道府県に193店舗しかありません。
都心部の東京でも28店舗しかなく、地方には県に店舗数が1店舗しかない所や全くない県もあります。
大手キャリアのドコモの場合、実店舗数は2,000軒以上となっていますのでmineo(マイネオ)の店舗数はとても少ない事が分かります。
店舗が少ない理由としては、購入時の各種設定や手続きを各自で行ってもらう事で人件費や諸経費をコストカットし料金を抑えているシステムになっているからです。
ですので、ドコモやauといった3大キャリと比べると全国的に店舗数が少なめなのです。
店舗数が限られていますのでトラブル時や問い合わせをしたい時に店舗が遠方にありなかなか行きづらくサポートを受けづらいという難点がありますので、注意しましょう。
キャリアメールが利用できない
5つめのデメリットとして、mineo(マイネオ)ではキャリアメールが使用できない事が挙げられます。
キャリアメールとは、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアで利用できたメールアドレスの事を指します。
ドコモは「~@docomo.ne.jp」、auは「~@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクは「~@i.softbank.jp」のメールアドレスが1人1人に割り当てられていますがこれらのメールアドレスはmineo(マイネオ)では利用できません。
mineo(マイネオ)は、3大キャリアの回線を利用する事が出来ますがあくまでもこれらは回線を借りているだけで、各キャリアで提供されているメールアドレス含む各サービスは利用できません。
3大キャリアの回線を利用できるからキャリアメールも使用できると勘違いしやすく、トラブルを起こしがちですので注意しましょう。
ですがmineo(マイネオ)を契約するとキャリアメールのように「~@mineo.jp」のメールアドレスが発行されますので、メールを利用する方はこのmineo(マイネオ)のアドレスを使用するか別途Gmail等のフリーメールアドレスを利用するようにしましょう。
併せて、キャリア決済も利用する事ができません。
キャリア決済ができない
6つめのデメリットは、キャリア決済がmineo(マイネオ)では利用できない事です。
キャリア決済とは、ネット通販の支払いや動画サイトの利用料等を携帯料金と合算できるサービスです。
これもキャリアメールと同様に、ドコモなどの3大キャリアでは使用できますがmineo(マイネオ)では利用できませんので注意してください。
さらに、mineo(マイネオ)ではGoogle Playの購入料金を月々の請求に合算できる独自の「mineoキャリア決済」サービスもありますが2023年8月現在は新規の受付を停止しています。
ですので、キャリア決済はmineo(マイネオ)では利用できませんので、よく利用する方は注意するようにしましょう。
また、mineo(マイネオ)では原則的にクレジットカード決済のみとなっています。
決済方法はクレジットカードのみ
最後に紹介するmineo(マイネオ)のデメリットは、クレジットカードでしか料金を支払えない事です。
mineo(マイネオ)の利用料金の支払い方法は現在クレジットカードの1つのみとなっています。
他社には、銀行振替などの支払い方法が用意されているところもありクレジットカードを持っていなくても利用できる格安SIMがありますがmineo(マイネオ)にはありません。
ですので、クレジットカードをお持ちでない方はmineo(マイネオ)を利用する事が難しい事を覚えておきましょう。
以上、mineo(マイネオ)のデメリットを解説してきました。参考になりましたか?
トラブルを無くす為にも、それぞれしっかりと把握するようにしましょう。
mineo(マイネオ)はデメリットだけではなく、良い点もたくさんありますので紹介していきます。
悪い点だけではなくメリットもたくさん紹介
次にmineo(マイネオ)を利用する事で得られるメリットを紹介します。
mineo(マイネオ)には先ほど紹介したようなデメリットや悪い点だけでなく、次のようなたくさんの利点もあるのです。
どれも嬉しい事ばかりですよね。
それではmineo(マイネオ)を最大限活用する為にもそれぞれ詳しく1つずつみていきましょう。
3大キャリアの回線に対応している
mineo(マイネオ)の最大のメリットは、ドコモやau・ソフトバンクの3大キャリアの回線を使える事です。
これにより各キャリアからの乗り換えの場合でも端末のSIMロックを解除する必要もなく、これまでと同じような使用感で利用できるのです。
特に何もこだわりがない方は、これまでと同じキャリアの回線を選ぶことをおすすめします。
mineo(マイネオ)は、3大キャリアの回線を使用できますのでSIMロック解除や面倒な設定をする必要がなく、簡単に乗り換え手続きができるのが大きなメリットとなっています。
次にmineo(マイネオ)には最低利用期間や解約金がない事を紹介します。
最低利用期間や解約金がない
2つめの大きなメリットは、最低利用期間や解約金がない事です。
携帯会社によっては、契約してから数カ月は必ず利用するような契約がありその期間内に解約すると罰金が発生する事があります。
携帯会社を乗り換えたけど合わなかった、やっぱり他の格安SIMにしたいと思っても、最低利用期間や解約金があると諦めるしかありませんよね。
ですが、mineo(マイネオ)では最低利用期間や解約に伴う罰金も設定されていませんので、気兼ねなく利用する事ができるのです。
ですが最低利用期間は設定されていませんが、MNP特典目的等で短期間で転出入を繰り返すとブラックリストに載る恐れがありますので注意しましょう。
続いてmineo(マイネオ)にはデータ無制限プランがある事について解説します。
データ無制限プランがある
3つめのメリットは、mineo(マイネオ)は格安SIMなのにギガ数が使い放題のプランがある事です。
mineo(マイネオ)には、マイそくプランと呼ばれるプランがあります。
このプランは、従来の様な1か月に使えるギガ数から選択するプランではなく、最大通信速度から選択できるプランとなっています。
マイそくには通信速度から選べるコースが4つ設定されており、各コースの料金と通信速度は次のようになっています。
コース名 | 料金(税込) | 最大通信速度 | おすすめな方 |
---|---|---|---|
スーパーライト | 250円 | 最大32kbps | 電話専用の回線を持ちたい方 |
ライト | 660円 | 最大300kbps | ほとんどデータ通信をしない方 |
スタンダード | 990円 | 最大1.5Mbps | 日常使い程度しかデータ通信しない方 |
プレミアム | 2,200円 | 最大3Mbps | 動画視聴やブラウジング等を快適に利用したい方 |
マイそくプランは使えるギガ数に制限はありません。選択したコースの通信速度で通信を行う為、実質的に利用できるギガ数が無制限なプランです。
このようなギガ数が実質使い放題なプランは業界全体を通してもあまり無く、用意されていても月額料金が高くなっています。また、特に格安SIMの中ではこのような使い放題プランはほどんどありません。
ですが、mineo(マイネオ)にはデータ容量無制限のプランがあり、最も安いコースだと月額税込250円で利用する事ができます。
このように、mineo(マイネオ)では格安SIMなのにデータ容量が無制限なマイそくプランがある事が大きな特徴でありメリットとなっています。
利用できるギガ数を無料で増やせる
mineo(マイネオ)の4つめのメリットは、パケットを無料で増やせることができる事です。
mineo(マイネオ)では、「パケットシェア」や「フリータンク」といった使い切らなかったパケットを他のユーザーと共有できるシステムが用意されています。
これらのシステムを活用するとギガ数が足りなくなった場合は他のユーザーからパケットを分けてもらえ、逆にギガ数を使い切らず溢れてしまう方は他のユーザーへ共有する事ができるのです。
通常、契約したギガ数を使い切ってしまったら月末まで速度制限がかかってしまいます。
利用するギガ数を増やすには課金したりプランを変更しないといけないのですが、パケットシェアやフリータンクを活用する事で他のユーザーから共有されたパケットを使用できます。
これにより無料で利用できるパケット・ギガ数を増やすことができるのです。
ギガ数を使い切ってしまったけど月末までまだ日数があって困っている方や、使い切らなかったデータ容量を友人や家族に分けたい方にとてもおすすめです。
このようにパケットを他のユーザーと共有できるシステムが用意されている格安SIMはあまりありません。
無料でギガ数を増やせる方法があるのは、mineo(マイネオ)メリットの1つです。
次はパケット放題オプションが使いやすい事を解説します。
パケット放題オプションがお得で使いやすい
5つめに紹介するメリットは、パケット放題オプションがお得で使いやすい事についてです。
mineo(マイネオ)には、 データ量の消費なしで常時最大1.5Mbpsの速度通信を利用できる「パケット放題Plus」オプションが用意されています。
このオプションは月額385円(税込み)で契約する事ができ、10GB以上のコースを契約している方はこのオプション契約料が無料になります。
パケット放題Plusはマイピタプランのみ付帯する事ができ、契約した場合の料金は次のようになっています。
音声通話&データ通信 | 音声通話&データ通信 + パケット放題Plus | データ通信のみ | データ通信のみ + パケット放題Plus | |
---|---|---|---|---|
1GB | 1,298円 | 1,683円 | 880円 | 契約できません |
5GB | 1,518円 | 1,903円 | 1,265円 | 1,650円 |
10GB | 1,958円 | 1,958円 | 1,705円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 2,178円 | 1,925円 | 1,925円 |
このようにマイピタの各コースにわずか385円(税込)を追加するだけで、パケット放題Plusオプションを契約できます。
よく、パケット通信が使い放題になるのなら10GBのコースを契約するより安い1GBのコースを契約してオプション付けた方がいいのでは?という意見をよく見かけます。
ですが、あくまでもこのオプションは速度制限後の速度が最大1.5Mbpsになるというものです。
例えば通常、1GBのコースの場合は1ギガまでは高速通信を行えますが超過した後は速度制限がかかり通信速度が最大200kbpsまで抑えられてしまいます。
ですがこのオプションに加入していると速度制限後の速度が最大200Kbpsから最大1.5Mbpsになるのです。
同様に10GBのコースの場合は10ギガまでは高速通信を行え、このオプションに加入していれば超過後も最大1.5Mpbsの速度を利用できるという事なのです。
つまりパケット放題Plusとは、契約したコースのデータ量は高速通信を行え使い切った後も最大1.5Mbpsの速度で利用できるというオプションなのです。
このように、実質的に常時高速通信が可能になるパケット放題Plusオプションが月額385円(税込)で契約できることがmineo(マイネオ)の5つめのメリットです。
LINEの年齢認証ができる
mineo(マイネオ)の6つめのメリットは、LINEの年齢認証が行える事です。
LINEではID検索で友達を追加する際、年齢認証を行い18歳以上だと証明する必要があります。
これは18歳以下の未成年のトラブルや犯罪を防ぐ為です。
実はこの年齢認証は誰でも行えるのではなく、利用している携帯会社により年齢認証をする事ができません。
対応している携帯会社はドコモやau・ソフトバンクの大手キャリアとごく一部の格安SIMとなっています。
格安SIMの中でも限られた携帯会社でしか対応していませんが、mineo(マイネオ)はこの年齢認証に対応していますので乗り換えた後でもLINEを問題なく利用する事ができます。
乗り換えた後に年齢認証が出来なく困っているという方もいらっしゃいますが、mineo(マイネオ)だと年齢認証を行うなう事ができますのでこのような心配をする必要がありません。
以上、mieno(マイネオ)の良い点・メリットを解説してきました。
ドコモやソフトバンクといった大手の回線を使用できる事や、パケットシェア機能があるので使い勝手がとても良い事がmineo(マイネオ)の特徴です。
悪い点だけではなく良い点も把握してmineo(マイネオ)を利用していきましょう。
それでは、これまで紹介してきた事を踏まえてmineo(マイネオ)はどのような人におすすめなのかまとめました。
mineo(マイネオ)がおすすめな人について
ここまでmineoのメリット・デメリットや特徴ついて紹介していきました。
これらの事を踏まえ総合的に見ると、以下のような人にはmineoがおすすめです。
- とにかく月額料金を安くしたい人
- 動画視聴やオンラインゲームをしない人
- 月によってデータ容量が異なる人
もしここまでお読みいただいても「自分に合っているかどうかわからない」と感じていましたら、ぜひ以下で紹介する特徴についても確認してみてください。
とにかく月額料金を安くしたい人
今よりもとにかく月額料金を安くしたいという方にはmineoは最適です。
例えば、以下のようなプランを利用すれば月額料金が1,000円未満になります。
プラン とコース名 | 料金 |
---|---|
マイピタシングルタイプ・1GB | 880円 |
マイそく・ライト | 660円 |
マイそく・スタンダード | 990円 |
データ容量が不足した場合は速度制限がかかってしまいますが、インターネットが使えなくなるという訳ではありません。
ですのでこうした点から、節約に徹したい方には最適なプランだと言えるでしょう。
動画視聴やオンラインゲームが少ない人
普段から動画視聴やオンラインゲームの利用が少ない人にはおすすめです。
mineoの通信速度はプランにもよりますが、パケット放題 Plusを利用する場合は最大1.5Mbpsとなっています。
この速度は高画質での動画再生やオンラインゲームにはあまり向いていません。
反対に、動画視聴やオンラインゲームをする機会が少ない人にとっては、特に気にならない速度だと言えるでしょう。
月によってデータ容量が異なる人
mineo(マイネオ)はパケットサービスが充実しているので月によってデータ容量が異なる人にもおすすめです。
例えばデータ容量が余ってしまった場合はフリータンクに寄付することで、他のmineoユーザーに利用してもらうことができます。
反対にデータ容量が足りなくなった際はフリータンクやパケットギフトを活用することで、速度制限を回避できます。
このようにパケットサービスによってデータ容量を無駄なく利用できるため、その月ごとに使いたい分のデータ容量を利用することもできます。
以上、mineo(マイネオ)がおすすめな人についての紹介でした。
次に乗り換え方法を紹介していきますので、mineo(マイネオ)への乗り換えをしたい方は是非参考にしてみてください。
他社からの乗り換え方法を解説
最後に、mineo(マイネオ)への乗り換え方法を解説します。
mineo(マイネオ)に限らず、携帯会社を乗り換える場合MNP制度を利用する事で電話番号を変更する事なくそのまま乗り換える事ができます。
乗り換えに必要なもの
MNPでmineo(マイネオ)に乗り換える為には、次のものが手続きの際に必要になります。
- MNP予約番号
- 本人情報を確認できる書類
- 本人名義のクレジットカード
- 連絡用の電話番号とメールアドレス
MNPで携帯会社を乗り換える場合は、現在利用している携帯会社でMNP予約番号を取得しなければいけません。
MNP予約番号は携帯会社により発行方法が異なっています。
mineo(公式サイト)で各キャリアでの発行方法が紹介されていますので、是非こちらを参考にしてみてください。
同時に本人確認できる書類も用意しておきましょう。
本人が確認できる書類は、運転免許証もしくは運転経歴証明書、パスポート、マイナンバーカード、在留カード、外交官等住居証明書となっていますのでこの中からどれか1つ用意しておきましょう。
また、mineo(マイネオ)では、利用料金の支払いは原則クレジットカード払いのみとなっていますので、本人名義のクレジットカードを用意しましょう。
最後に連絡用の電話番号とメールアドレスを用意してください。
基本的には手続きはオンラインで全て済ませられますが、手続きに不備があった時などにmineo(マイネオ)の担当者から確認の電話がくる場合があります。
MNPする予定の電話番号でも登録できますので、なるべく日中でも電話に出られる電話番号を用意しましょう。
以上の4つのものが用意できましたら、乗り換え手続きをしていきます。
mineo(マイネオ)への乗り換え方法
乗り換え手続きに必要なものを揃えましたたら、実際に手続きをしていきましょう。
まずはMNP転入の手続きをする為にmineo(マイネオ)の公式サイトへアクセスします。
公式サイトの上部に「お申込み」のアイコンがありますので選択してください。
手続きに必要なものが表示されますので、クレジットカード、本人確認書類、MNP予約番号、連絡用の電話番号もしくはメールアドレスが用意できましたら、 「お申し込み手続きへ」をタップします。
サービス申し込み画面が表示され以下の事を聞かれますので、契約する内容を選択していきます。
- 回線(SIM)とセットでスマートフォンも契約するか
- SIMの形状(物理SIMカードもしくはeSIM)
- プラン選択(ドコモプラン、auプラン、ソフトブランクプラン)
- 5G通信オプションの利用有無(月額無料で申し込めます)
- 通信タイプ(データ通信のみか、データ通信と音声通話)
- コース選択(月に利用するデータ容量)
- 通信速度コース
- データ使い放題サービス
- 夜間フリーサービス(22時半~7時半までの間パケットが消費されなくなります)
- 広告フリーサービス(月額無料で申し込めます)
- 通話サービス(かけ放題など)
契約したいプランを選択したら「次に進む」をタップします。
2.オプションサービスを選ぶ画面が表示されますので、契約したいオプションがありましたらタップして選択します。
3.次にmineo(マイネオ)で利用する「eoID」を発行するページが表示されます。
アカウントをお持ちでない方は「新規登録」をタップします。
すでにお持ちの方は「eoIDでログイン」を選択してください。
4.次にMNPを利用するか確認する画面が表示されます。
mineo(マイネオ)を契約する際に、新しく電話番号を発行するか今現在利用している電話番号をそのまま使用(MNP)するか選択してください。
MNPを利用して乗り換える場合は、ここであらかじめ発行していたMNP予約番号と電話番号を入力します。
5.次に個人情報入力画面が表示されますので、氏名や生年月日など画面の指示に従い入力していきます。
6.個人情報の入力が終わると支払情報入力画面に移動し、契約にかかる初期費用や月額費用が表示されます。
入力した情報に間違いがなければ支払いに利用するクレジットカードの情報を入力します。
7.クレジットカードの情報を入力しますと本人確認書類アップロード画面が表示されます。
あらかじめ用意しておいた本人確認書類を写真で撮りアップロードしてください。
全ての入力が完了すると、最終確認画面が表示されます。
今まで入力した情報に間違いがないかを再度確認し、問題なければmineo(マイネオ)への転入手続きが完了します。
デメリットやメリットを把握してmineo(マイネオ)を利用しよう
この記事では、mineo(マイネオ)のデメリットを紹介してきました。
mineo(マイネオ)は他社の格安SIMより速度が遅く感じる事があったり、大容量プランがない事で人によっては使いづらいと感じる事もあると思います。
ですが、mineo(マイネオ)は他のユーザーとパケットを共有できたり、ギガ数が無制限のプランがある等利点が多くあります。
契約後のトラブルを防いだり後悔しない為にもこれらのデメリットやメリットをしっかりと把握し、自分に合うか判断するようにしましょう。