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ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順は?デメリットはある?

物価上昇や、長引く不景気で節約を意識する人はとても多いですよね。

その中で、通信費を節約したいと格安SIMに乗り換える人が増えています。

今回は、ソフトバンクからUQモバイルへの乗り換えの手順や、乗り換えることで生まれるデメリットについてまとめていきます。

乗り換えに迷っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

UQモバイル基本情報

まずはUQモバイルの基本情報から見ていきましょう。

月額くりこしプランS +5G :1,628円(3GB)
くりこしプランM+5G :2,728円(15GB)
くりこしプランL+5G:3,828円 (25GB)
データ通信容量の
追加
200円/100MB
データ容量
超過後速度
300kbp
1Mbps
通話料金22円/30秒
月60分までかけ放題:550円
1回10分かけ放題:770円
かけ放題:1,870円
海外利用
対応機種のみ可能
事務手数料3,300円
詳細 公式サイト
※税込み価格※機種代除く

テレビのコマーシャルでもおなじみとなった、UQモバイルは人口カバー率はなんと99.9%と言われています。

安さから注目が高まり、今や認知度もかなり高い格安SIMですね。

UQモバイルのおすすめポイント

人気の高まっているUQモバイルの、どんなところがおすすめポイントなのか?をまとめてみましょう。

  • 月額料金がかなり安くなる
  • 自宅セット割が使える
  • データくりこし&節約モードで無駄に消費しない
  • データ容量を使い切っても最大1Mbpsで利用できる

まず、大きなポイントは『月額料金がかなり安くなる』という点ですね。

ソフトバンクの月額料金と比較すると、大きく違うことがわかります。

データ容量/月額料金
Softbank1GB~3GB:3,278円~5,478円
無制限:7,238円
UQモバイル3GB:1,628円
15GB:2,728円
25GB:3,828円
※増量オプションⅡ利用なし
※税込み価格

UQモバイルは、25GBまでとなっていてソフトバンクで無制限を利用していた人からすると物足りなさがあるかもしれません。

ですが、UQモバイルでは余ったデータ容量は繰り越しされる上に節約モードだと、無駄にデータ容量を消費することはありません。

また、データ容量を使い切っても速度制限(最大1Mbps)がかかるだけで、ネット利用ができなくなるわけではありません。

格安SIMではまだあまり例が少ない、『自宅セット割』があるのもUQモバイルの魅力。

auでんきなど、対象のサービスを利用していると月額料金が割引になる仕組みです。

\自宅セット割について詳しくはこちら/

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える手順

ソフトバンクからUQモバイル 乗り換え 手順

ソフトバンクからUQモバイルの乗り換えるための、手順を見ていきましょう。

①動作確認済み機種であるかの確認

まずは、ご自身が使用する予定の機種が動作確認済の機種であるかを確認しましょう。

特に、現在使用している端末を引き続きUQモバイルで使用する予定の人は、必ず確認しておいてください。

②SIMロックを解除する

①と同じように、現在使用している端末を引き続きUQモバイルで使用する予定の人は、特に必要となるケースが多いですね。

新しい機種を購入する人、eSIMを利用する人、SIMフリー端末を利用している人、などSIMロック解除の手間が必要ない場合もあります。

eSIMとは?

端末の中に組み込まれたSIMカードで、物理的に抜き差しする必要がありません。

データをダウンロードすることで利用でき、通常のSIMカードのように到着を待たず即日回線を開通させることも可能となっています。

③MNP予約番号を取得する

MNP予約番号は、下記の4か所から取得できます。

電話ソフトバンク携帯電話から:*5533
フリーコール:0800-100-5533
受付時間:午前9時から午後8時まで
チャット専用ページから
受付時間:午前9時から午後8時まで
(土日祝日・年末年始を除く)
ショップ店舗を探す
受付時間:店舗による
web
(My SoftBank)
受付時間:24時間
※予約番号発行は午前9時から午後8時まで

取得しやすい場所を選んで、取得してください。

ショップで行う際は、本人確認書類が必要ですので持参するようにしてください。

④必要なものを用意する

乗り換えに必要なものを用意します。

  • 本人確認書類
  • 連絡の取れるメールアドレス
  • クレジットカードもしくはキャッシュカード 

申し込みが完了した際に、メールが送られてくるのでメールアドレスはきちんと届くものを用意しておきましょう。

⑤UQモバイルに申し込む

必要なものが揃ったら、UQモバイルの公式サイトより申し込みを行います。

指示に従って入力していくだけなので、そんなに難しい点はありません。

オンラインでの契約が苦手な人は、UQモバイルの店舗に行って契約することも可能です。

⑥回線切り替え・初期設定を行う

SIMカードが届いたら、回線の切り替えや初期設定を行います。

SIMカードの場合
  1. 回線を切り替える
  2. SIMカードを端末に差し込む
  3. 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
eSIMの場合
  1. ウェブサイトまたは電話で電話回線の切り替えを実施
  2. eSIMプロファイルをダウンロード
  3. 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける

どのタイミングでも良いのですが、回線切り替えの前にデータのバックアップは行っておきましょう!

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えるデメリットとは

ソフトバンクからUQモバイル 乗り換え デメリット

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えると、どんなデメリットがあるのでしょうか?

考えられるデメリットは、以下のようなものです。

  • 通信速度が遅くなる
  • キャリアメールが有料になる
  • ソフトバンク光・NURO光利用者はセット割がなくなる

通信速度が遅くなる

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際に、よく言われるのが『通信速度の低下』です。

キャリアから格安SIMに乗り換えるため、速度の低下はほぼ起こるのですが実際の数字を比較してみると意外にも大きな低下が起こっているわけではないのがわかります。

また、UQモバイルは他社の格安SIMと比較して十分な速度が出ていることもわかりますね。

平均Ping値平均
ダウンロード速度
平均
アップロード速度
Softbank36.27ms89.55Mbps19.49Mbps
UQモバイル48.55ms78.66Mbps14.81Mbps
Y!mobile40.19ms67.18Mbps16.2Mbps
mineo71.87ms40.54Mbps9.05Mbps
LINEMO40.64ms52.62Mbps14.85Mbps
参考:みんなの速度回線※2023年1月調査

キャリアメールが有料になる

UQモバイルに乗り換えると、ソフトバンクのメールアドレスは基本的に利用できなくなります。

ただ、持ち運びのシステムを利用すると、有料でソフトバンクのメールアドレスをそのまま使うことができるようになります。

月額330円と、安く見えますが年間だと3,000円を超えるので継続して使用する必要のない人は、GmailやYahooメールなどに移行しておくと良いでしょう。

ソフトバンク光・NURO光利用者はセット割がなくなる

自宅のインターネットがソフトバンク光、NURO光を利用している人はセット割の対象から外れてしまうこととなります。

UQモバイルでは、auひかりやeo光などがセット割の対象となるので一緒に光回線も乗り換えを検討してみるのも良いでしょう。

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える注意点とは

ソフトバンクからUQモバイル 乗り換え 注意点

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際に、注意して欲しい点についてまとめていきます。

MNP予約番号の有効期限に注意

MNP予約番号は、取得してから15日間の有効期限があります。

この期間内に乗り換えを完了しないと、再取得する手間がかかってしまうのでMNP予約番号は取得後すぐに乗り換えを行う事をおすすめします。

UQモバイルでは、web上で手続きするなら取得日を含め5日以内に乗り換えるよう記載されています。

貯まっているポイントは消費しておこう

ソフトバンクの通話料金の支払いなどで、ポイントが貯まっていることがあります。

乗り換えの際に、解約状態になると貯まったポイントは失効してしまいますのでその前に消費しておくと良いでしょう。

または、Tポイントの場合はTカードと連携を行っておくなど貯まっているポイントが無駄に失効してしまうことのないように対策しておきましょう。

回線切替のタイミングは通話ができない

乗り換えを行う際は、新しい通信会社に回線が切り替わったタイミングで、それまで契約していた通信会社が自動的に解約となります。

回線切替が切り替わるのには、10~30分程度時間がかかりその間は通話などができなくなってしまいます

電話がかかってきやすい時間帯は避けて、回線の切り替えを行うと良いでしょう。

乗り換えるタイミングは?

現在、ソフトバンクには契約期間がないため、違約金は発生しません

ですので基本的にはいつでも乗り換えやすくなっています。

ただ、乗り換え時にソフトバンクの料金が日割り計算できないため請求締め日の近くで乗り換えるのがおすすめです。

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換えでよくある質問

ソフトバンクからUQモバイル 乗り換え Q&A

ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際に、よくある質問を集めました。

ソフトバンクで購入した機種代が残っていますが乗り換えできる?

機種代の残金が残っていても、UQモバイルに乗り換えることは可能です。

引き続き、分割で請求がかかる状態となります。

ただ、ソフトバンクの端末割引のプログラムなどに加入している場合は、解約と同時に解除されてしまう可能性があるので事前に確認しておきましょう。

MNP予約番号の有効期限が切れてしまったら?

MNP予約番号の有効期限が切れてしまったら、再度取得することとなります。

有効期限が切れても、特にペナルティはないのですが再取得の手間がかかるので有効期限は切れないようにする方が良いですね。

未成年でも契約できるの?

親権者の本人確認書類などが必要となりますが、未成年者でも契約が可能です。

電話の転送はできますか?

格安SIMでは、転送サービスを行っているところは少ないのですが、UQモバイルでは音声通話プランを申し込んでいると着信転送サービスを無料で利用することができます。

まとめ

まとめ

今回は、ソフトバンクからUQモバイルに乗り換える際の手順やデメリットについて、まとめてきましたがいかがでしたか?

格安SIMが多くある中、どれを選べば良いかわからなかったり、乗り換えの手間が面倒でなかなか乗り換えを実行に移すことのできないまま悩んでいる人も多いかと思います。

乗り換えは思っているよりも手間がかかりませんし、スムーズに行えることがほとんどです。

一人でweb上で乗り換えるのが不安な人は、UQモバイルですと実店舗でサポートを受けることができるためハードルもぐっと下がりますね。

本当に通信費を節約したい!そう思っている人はめんどくさがらずにぜひ、乗り換えを検討してください。

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