7 min

【UQモバイル解約方法を徹底解説!】注意点や違約金、おすすめタイミングを紹介!

「UQモバイルを解約したいけど方法が分からない」「UQモバイルを解約すると違約金がかかるの?」このような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。

UQモバイルの解約手続きは、電話番号を引き継ぐか否かによって異なったり、オンラインでの手続きができなかったりします。

この記事では、UQモバイルの解約におすすめのタイミングや解約方法などについて解説します。違約金や追加でかかる費用を抑えるためにもぜひ参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • UQモバイルを解約するための2つの方法
  • UQモバイルを解約するときの8つの注意点
  • UQモバイルの解約で発生する可能性がある違約金
  • UQモバイルの解約後におすすめの格安SIM

UQモバイルの解約方法

UQモバイルの解約方法は1つだけではありません。具体的には、電話番号を変更せずに他の携帯会社との契約に引継ぐMNPの「転出あり」と「転出なし」の2つです。

それでは詳しく解説していきます。

MNP転出で他社へ乗り換える場合

MNP転出(電話番号を引き継ぐ)で他社へ乗り換えるときは、UQモバイルからMNP予約番号の取得が必要です。電話で手続きする際はUQモバイルお客様センターから問い合わせましょう。

音声ガイダンスの指示通りに番号を押すとオペレーターにつながるので、「MNPの転出をしたい」と伝えてください。問題がなければMNP予約番号が発行されます。

MNP予約番号は発行してからの期限が15日間なので、その間に乗り換え先に持っていきましょう。(16日目以降でも再発行は可)

オンラインの場合は会員ページ「my UQ mobile」から取得できます。その際に以下4つに答えられるように準備しておきましょう。

準備しておくもの
  • 解約予定の電話番号
  • 名義である契約者の詳細
  • 契約の際に設定した4桁の暗証番号
  • 解約理由

MNP転出なしで解約する場合

MNP転出なしの場合は電話でのみ受付可能となっています。転出ありの場合と同じく、UQモバイルお客様センターに連絡をしましょう。

音声ガイダンスの指示通りにボタンを押すとオペレーターにつながります。電話口で解約手続きを進めてもらえたら、その電話をもってUQモバイルの解約が完了です。

契約者が亡くなった場合

契約者が亡くなったことが解約理由のときは、代理人がUQモバイルお客様センターに電話することで手続きを進められます。

音声ガイダンスに従って番号を押して、オペレーターにつながったら契約者が亡くなった旨を伝えましょう。

後日「UQ通信サービス解約届」が登録されている住所宛に届くので、必要事項を記入するとともに以下で紹介する書類を同封して返送します。

同封する書類
  • 契約者死亡の確認ができる書類
  • 代理人の本人確認書類のコピー

UQモバイルを解約するおすすめのタイミング

UQモバイルでは、解約に違約金が発生するタイミングとしない場合があります。できれば違約金が発生しないほうがいいはずです。

違約金が発生するタイミングは、現在のプラン・契約時の購入サポートオプションによって変わってきます。

まずは、以下の手順でmy UQ mobileで契約情報を確認しましょう。

  1. STEP

    「スマートフォン・携帯電話」をクリック

  2. STEP

    「ご契約内容/手続き」をクリック

  3. STEP

    「ご契約情報」をクリック

新プランの場合

新プラン(2019年10月1日より提供されたスマホプラン)の場合は、契約期間の縛りと契約解除料がないのでいつ解約しても違約金はかかりません。好きなタイミングで解約しましょう。

旧プランの場合

一方、旧プランの場合は違約金がかからない期間が異なるので注意が必要です。

以下のプランの場合は約2年に1度来る「更新月」の1ヶ月間に解約しましょう。

更新月の1ヶ月間なら違約金がかからないプラン
  • ぴったりプランS/M/L
  • ぴったりプランS/M/L(V)
  • おしゃべりプランS/M/L
  • おしゃべりプランS/M/L(V)

次に、以下のプランの場合は「最低24ヶ月間使ってください」という最低利用期間が設定されています。25ヶ月目から違約金が無料になることを覚えておきましょう。

24ヶ月間の最低利用期間が設定されているプラン
  • データ高速+音声通話プラン
  • データ無制限+音声通話プラン
  • データ高速+音声通話プラン(V)
  • データ無制限+音声通話プラン(V)

最後に、以下のプランの場合は新プランと同様に縛りがありません

縛りがないプラン
  • データ高速プラン
  • データ無制限プラン
  • データ高速プラン(V)
  • データ無制限プラン(V)

UQ購入サポートプランに加入していた場合

「UQ購入サポートプラン」というオプションに加入していた場合は、こちらの違約金にも注意が必要です。

このオプションは、「対象機種購入+指定料金プラン」の条件を満たすと端末の購入代金が最大21,600円割引されるというサービスになります。

UQ購入サポートプランを利用して端末を購入してから12ヶ月以内に、指定プラン以外のプランに変更・機種変更・UQモバイルを解約等をすると以下のような料金が発生します。

購入してから経過した月 「ZenFone Go」「ZenFone2Laser」 左記以外の機種
1ヶ月目5,400円10,800円
2ヶ月目5,175円10,350円
3ヶ月目4,950円9,900円
4ヶ月目4,725円9,450円
5ヶ月目4,500円9,000円
6ヶ月目4,275円8,550円
7ヶ月目4,050円8,100円
8ヶ月目3,825円7,650円
9ヶ月目3,600円7,200円
10ヶ月目3,375円6,750円
11ヶ月目3,150円6,300円
12ヶ月目2,975円5,850円
13ヶ月目0円0円
購入してから経過した月 「ZenFone Go」「ZenFone2Laser」 左記以外の機種
1ヶ月目10,800円21,600円
2ヶ月目10,350円20,700円
3ヶ月目9,900円19,800円
4ヶ月目9,450円18,900円
5ヶ月目9,000円18,000円
6ヶ月目8,550円17,100円
7ヶ月目8,100円16,200円
8ヶ月目7,650円15,300円
9ヶ月目7,200円14,400円
10ヶ月目6,750円13,500円
11ヶ月目6,300円12,600円
12ヶ月目5,850円11,700円
13ヶ月目0円0円

1年以上使用していれば解除料金がかかりません。解約の際にこのサポートサービスを受けていたかどうか確認しましょう。

UQモバイルを解約するときの8つの注意点

ここからは、UQモバイルを解約する際の注意点・気を付けたいポイントを8つ紹介します。「取り返しがつかなくなってしまった」と後悔ないように一通り確認しましょう。

契約者本人でないと解約不可

8つの中でも重視したいポイントの1つが「本人以外解約不可」なことです。解約の手続きをする方は契約者でなければいけないので、特に親名義で契約をしている人は注意しましょう。

他社では委任状等があれば契約者以外でも手続きが可能な場合がありますが、UQモバイルではできません。契約者本人のみとなっています。

MNP予約番号は15日間の有効期限あり

MNP予約番号には発行してもらってから15日間という有効期限があります。

15日以上たってしまっても追加料金なしで再発行することも可能ですが、発行するための時間がかかります。極力15日以内に新規乗り換えの契約まで済ませておきましょう。

端末を分割購入した場合の支払い

端末を分割購入した際の残額が残っている場合は、UQモバイルの解約をしても支払いが続きます。新しい端末代金と2重で支払うことになるので注意しましょう。

申し出をしなければ今まで通り支払いが続きますが、UQ mobileお客様センター(0120-929-818)で一括支払いに変更可能です。

SIMロック解除した場合データ紛失の可能性あり

SIMロックを解除すると、端末に保存されているデータが紛失する恐れがあります。UQモバイル側ではこの責任は負ってはくれないので、あらかじめ外部記憶媒体にコピーしておくと安心でしょう。

具体的には、クラウドに保存する方法やSDカードを利用してバックアップする方法があります。

UQモバイル専用メールアドレスは使用できない

解約後はUQモバイル専用メールアドレスの使用ができなくなるので、そのアドレスで連絡をとっている方がいる場合は注意が必要です。

また、今後は解約すると使用できなくなる携帯会社のアドレスは基本的に使わない方が無難でしょう。現在ではGoogleやYahoo、Outlookでフリーメールアドレスが使用できます。あらゆる端末からログインして使用できるのでぜひ検討しましょう。

解約月の料金は日割りで計算

解約月の請求は日割りでの計算となります。使った日数分請求されるので無理に長く使わないといけないということは避けられるでしょう。

しかし、以下のオプション以外は日割りされないので注意してください。

日割りされるオプション
  • 電話基本パック
  • 通話オプション
  • 割込電話サービス
  • メールサービス
  • 端末保証サービス

解約してから100日以内はSIMロック解除が可能

解約してから100日以内であればSIMロック解除ができます。そもそも、SIMロックとは「ロックした携帯会社以外の回線を使えなくすること」です。つまり、SIMロックを解除しなければUQモバイルを解約しても同じ端末で別の会社への契約ができません。解約してから100日以内しか解除できないので注意しましょう。

UQモバイルのSIMロック解除に関してはUQお客様センターで聞くことも可能です。MNP予約番号取得や解約の電話の時に併せて聞いてみましょう。

SIMカードの返却は不要

SIMカードの返却は不要です。「お客様自身で破棄していただきますよう」と公式ホームページにも記載があるので、解約後のSIMカードは捨てましょう。

捨てる際のポイントは最低でも2つに割ることです。そのまま捨ててしまうと悪用される可能性があるので注意してください。

UQモバイルを解約するときの違約金

「どうしても今解約しなければいけない」という場合、違約金がかかってしまうこともあります。そこで気になるのは違約金の価格。

少々今までの内容と被る部分もありますが、違約金について詳しくみていきましょう。

新プランの場合

新プランの場合は違約金はかかりません。機種代金の残債やUQ購入サポートプラン加入の有無に注意しつつ、解約手続きを行いましょう。

旧プランの場合

旧プランの場合、どのプランに加入しているかによって違約金が変わってきます。

以下の4つの旧プランでは「24ヶ月おきの契約期間」が定められています。更新月ではない月に解約をすると10,450円の違約金がかかるので注意してください

更新月ではない月に解約をすると10,450円の違約金がかかるプラン
  • ぴったりプランS/M/L
  • ぴったりプランS/M/L(V)
  • おしゃべりプランS/M/L
  • おしゃべりプランS/M/L(V)

以下の4つのプランは「24ヶ月の最低利用期間」が定められており、契約から24ヶ月以内に解約をしたら10,450円の違約金が発生します。

契約から24ヶ月以内に解約をしたら10,450円の違約金がかかるプラン
  • データ高速+音声通話プラン
  • データ無制限+音声通話プラン
  • データ高速+音声通話プラン(V)
  • データ無制限+音声通話プラン(V)

以下のプランはいつ解約しても違約金が発生しません

違約金が発生しないプラン
  • データ高速プラン
  • データ無制限プラン
  • データ高速プラン(V)
  • データ無制限プラン(V)

UQモバイル解約後におすすめの格安SIM3選

「UQモバイルを解約したけど、次に利用する格安SIMが決まっていない…」という方のために、おすすめできる格安携帯会社を紹介します。

価格競争で激烈しているなか、比較的安価で速度が安定している「楽天モバイル」「ahamo」「povo」の3社について解説します。

楽天モバイル | 使ったデータ分だけの支払いでお得に利用可能!

楽天モバイルは、立ち上げ当初に1年間無料のキャンペーンが話題となっていました。

楽天モバイル最大のポイントは、使用したデータ量に応じて料金が決まるプランです。さらに、以下のように最大料金が決して高いわけではないのも嬉しいポイント。

データ使用量料金(税込)
〜1GB0円
1〜3GB1,078円
3〜20GB2,178円
20〜GB3,278円

通話料金は「楽天リンク」アプリを使用すれば0円。一部電話番号を除けば国内通話料はほぼかかりません。

唯一のデメリットは、楽天回線エリアではない場所において5GBを超えた後の通信速度が1Mbpsになってしまうことです。数年前と比べると格段にエリアが拡大されてきているので、自宅や職場などが対象エリア内か1度調べてみましょう。

ahamo | プランは1つだけだから迷わない!

出典:ahamo

ahamoはdocomoが提供している格安料金プランです。ahamoのメリットは「プランが1つだけで迷わずに済む」ことで、契約すると以下のサービスを受けられます。

受けられるサービス
  • データ使用料20GB
  • 5分まで通話し放題
  • 海外80か国以上でも20GBまで無料

5分以上の電話をする方には追加オプションでかけ放題にできます。使い方に合わせてアレンジが可能です。

ahamoのデメリットは、docomoの提供でありながら「みんなどこも割」「ドコモ光のセット割」の各種割引が適用不可なことです。しかし、長年大手キャリアとして業界を走ってきた信頼でこの料金はとても良心的なサービスといえるでしょう。

povo | 自分の使い方に合わせて選べる「オールトッピング型」

出典:povo

最後はオールトッピング型と呼ばれるシステムを採用しているpovoです。オールトッピング型では、通話・データ使用量・オプションを個人に合ったトッピング(使用量)で決めます。

基本料は0円なので、実質使用量だけの支払いとなります。そしてこのトッピングは「60GB/90日間」のように、月単位ではなく回数単位なことも特徴です。

povoは課金制なので「月でこれだけの支払いが来る」と決まっていないのがデメリットです。くれぐれも使い過ぎには注意しましょう。

UQモバイルの解約についてまとめ

この記事では、UQモバイルの解約方法やベストなタイミング、注意点などについて徹底解説しました。最後に解約方法を簡単にまとめると以下のようになります。

解約方法のまとめ
  • MNP転出か転出しないかを決め
  • 転出の場合は電話かオンラインでMNP予約番号を取得し、新規契約の携帯会社に提示(番号発行から15日以内)して乗り換える
  • 転出をせずに解約をしたい場合は電話での手続き
  • 契約者が亡くなってしまった場合はお客様センターに電話し、必要書類を用意して郵送の段取りが必要

UQモバイルの解約は、申し込んだプランによって違約金が発生したり方法が複数個あったりするのでかなり複雑です。

しかし、1つ1つ確認しながら手続きを進めていくだけで思わぬ出費を減らせます。解約手続きを進めるときにはぜひ本記事を参考にしてください。


関連記事