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格安SIMのデメリットとは?やめとけと言われる理由・格安スマホへの乗り換えで後悔しないために知っておきたいことを大調査

家計の節約に大きく貢献する格安SIMは、最近の物価高騰による影響で益々注目を浴びています。

大手キャリアから格安SIMへ乗り換えることで、通信費が大幅に削減できるのはご存知のとおりです。

ところが初めて格安SIMを契約する人が気になるのは、むしろ「格安SIMのデメリット」のほうではないでしょうか。

そこで本記事では、「格安SIMに興味があるけど心配」という人に向けて格安SIMのデメリットを詳しく解説しています。

大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討している人は、ぜひ最後まで目を通してみてください。

目次

「やめとけ」と言われる格安SIMのデメリット9選

Comparison of merit and demerit

ネット上では「やめとけ」というクチコミも見られる格安SIMですが、具体的な理由を把握しなければ判断ができません。

ここでは格安SIMのデメリットとして、以下の9つをピックアップしています。

・大手キャリアに比べて通信速度が不安定
・店舗が少ないもしくは一つもない
・端末のラインナップが少ない
・キャリアメールが使えない格安SIMがある
・クレジットカード決済限定の格安SIMが多い
・LINEの年齢認証ができない場合が多い
・SIMロックの確認や解除が必要な場合がある
・開通手続きを自分で行わなければならない
・キャリアの災害用伝言板サービスが使えない

乗り換えてから後悔しないように、しっかりと把握しておきましょう。

大手キャリアに比べて通信速度が不安定

格安SIMの最大のデメリットとして、「大手キャリアに比べて通信速度が不安定であること」が挙げられます

格安SIMは大手キャリアのレンタル回線を利用しているため回線が混雑しやすく、多くの人が利用する時間帯は通信速度が低下する可能性が高いのです。

レンタル回線のおかげで格安プランを提供できている一方で、通信品質では大手キャリアに劣るといえるでしょう。

解決法としては、以下のような大手キャリアの格安プランやサブブランドを契約することです。

・ahamo
・LINEMO
・UQモバイル
・ワイモバイル

これらは格安SIMでありながら大手キャリアの回線をそのまま使っているため、回線品質が良く通信速度が安定しているのでおすすめです。

またデータ容量を超過した場合には大手キャリア・格安SIMともに速度制限がかかりますが、速度制限下での通信速度には差がみられます。

大手キャリアの大容量プランは速度制限下でも中速程度の通信速度が出るのに対し、格安SIMはほとんど何もできないほどに速度が低下してしまうのです。

ただし、格安SIMにおいてもプランやオプション次第で、通信制限下の通信速度を維持できることを知っておきましょう。

格安SIMは通信速度で大手キャリアに劣る面があるものの、選ぶ格安SIMやプラン、オプションによっては十分な通信速度を維持できます。

店舗が少ないもしくは一つもない

多くの格安SIMには店舗がなく、オンラインでのやり取りに限定されていることもデメリットのひとつです。

格安SIMは自社で回線を持たず、広告にお金をかけず、店舗を持たないことで経費を最小限に抑えています。

そのおかげで格安料金による通信サービスを提供できている一方、対面によるサポートを受けられません。

チャットや電話、メールでのサポートには対応しているものの「今までスタッフに全て任せていた」という人には抵抗があるでしょう。

とはいえ、ネットで検索したりサポートに問い合わせたりすれば必要な情報は全て手に入るので、普段からネット検索やスマホを扱っている人にとって、難易度は低いといえるでしょう。

逆に「ネットは使えないし問い合わせも面倒だ」という人は、格安SIMの選択肢が狭まります。

以下の格安SIMは店舗があり対面でのサポートが受けられるので、スマホ初心者にもおすすめです。

・楽天モバイル
・UQモバイル
・ワイモバイル

端末のラインナップが少ない

格安SIMでは購入できる端末のラインナップが大手キャリアほど多くはありません。

特に最新の機種は取り扱っておらず、いまだにiPhone12をメイン商品として販売している格安SIMが多い印象です。

とはいえ、端末は「携帯キャリアで購入しない」のが主流になりつつあるので、致命的なデメリットとまではいえないでしょう。

メーカーの公式サイトや直営店、フリマサイトや通販サイトなど、端末はさまざまな場所で買える時代なのです。

それでも、どうしても最新端末をセットで契約したい場合は端末のラインナップが豊富な楽天モバイルがおすすめ。

楽天モバイルにはiPhone14シリーズをはじめ最新端末が揃っており、かつポイントバックが大きいためとてもお得です。

一方で最新端末にこだわらないのなら、数種類の1円端末がお得なワイモバイルがおすすめ。

以下の3種類の端末が一括1円なので、「端末にお金をかけたくない」という人には嬉しいポイントでしょう。

・Libero 5G II
・Libero 5G III
・かんたんスマホ2+

キャリアメールが使えない格安SIMがある

大手キャリアで(〇〇@docomo.ne.jp)などのキャリアメールを使用している人は、格安SIMへ乗り換えると使用できなくなります。

各サイト等の登録アドレスを変更したり、知人や仕事上のアドレス変更の旨を知らせたりしなければならないのはデメリットのひとつです。

どうしても元のメールアドレスを使いたいという人は、大手キャリアが提供している「メール持ち運びサービス」がおすすめ。

以下に各社が提供している「メール持ち運びサービス」の料金を記載しておくので、参考にしてみてください。

キャリアドコモauソフトバンク
利用料金330円/月330円/月330円/月
3,300円/年

また、格安SIMにはキャリアメールがない場合が多いですが、以下の格安SIMではキャリアメールが利用できます。

・楽天モバイル
・UQモバイル
・ワイモバイル
・OCNモバイルONE
・mineo

ただしキャリアメールに依存していると、乗り換えのたびに面倒な手続きが発生するという根本的な問題があります。

またメールアドレス持ち運びサービスは便利ですが、半永久的に固定費が発生してしまうのがデメリット。

キャリアに依存しない無料メールアドレスを取得すればこれらの問題は解決するので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

クレジットカード決済限定の格安SIMが多い

多くの格安SIMでは決済方法がクレジットカードに限定されており、口座振替やデビットカードによる支払いができません。

格安SIMはコスト削減のため店舗を持っていないことが多く、手続きを簡略化していることが原因です。

格安SIMを希望する人のなかには現金派の人もいるため、決済方法が限られているのはデメリットのひとつといえます。

ただし、一部の格安SIMでは口座振替やデビットカードによる決済にも対応しているので、現金派の人はそのような格安SIMを選ぶとよいでしょう。

たとえば、以下の格安SIMは「クレジットカード・デビットカード・口座振替」と決済方法が豊富です。

・楽天モバイル
・ahamo
・LINEMO
・UQモバイル
・ワイモバイル
・OCNモバイルONE

LINEの年齢認証ができない場合が多い

一部のブランドを除いて、格安SIMではLINEの年齢認証ができないことがあります。

年齢認証が行えないと、LINE IDでの「ID検索」や電話番号でアカウントを検索する「電話番号検索」を利用できません。

「ID検索」や「電話番号検索」はふとした時に使いどきが来るので、なるべく年齢認証は済ませておきたいところです。

現在大手キャリアを使っているのなら、格安SIMに乗り換える前に年齢認証だけは済ませておきましょう。

ちなみに以下の格安SIMは年齢認証に対応しているため、まだ年齢認証を済ませていない人におすすめです。

・ahamo
・LINEMO
・UQモバイル
・ワイモバイル
・IIJmio
・mineo

SIMロックの確認や解除が必要な場合がある

お持ちのスマホにSIMロックがかかっている場合、SIMロックを解除するかロック中キャリアと格安SIMの回線を揃える必要があります。

SIMロックとは、販売キャリア以外の回線を使った通信を不能にする端末の制限機能です。

たとえば「ドコモで買った端末はドコモ回線でしか使えない」のような、ユーザーにとっては何のメリットもない機能。

2021年10月1日以前に発売されたスマホに搭載されている可能性が高い本機能は、解除することで別の回線でも利用できるようになります。

SIMロックの有無を確認したり必要に応じて解除したりする必要があるので、スマホやネットに関する最低限の知識が必要です。

このように何も知らずに格安SIMを契約した場合、端末によっては使用できない場合があるのはデメリットのひとつでしょう。

ちなみに、ユーザーに優しくないこの「SIMロック機能」は、2021年10月1日以降に発売する端末には搭載してはいけないことが義務付けられています。

開通手続きを自分で行わなければならない

格安SIMは申し込みから開通手続きまで、ユーザー自身が行うことを前提に料金プランが組まれています。

できる限りのことをセルフで行ってもらう代わりに、格安で通信サービスを提供できているのです。

格安SIMとの契約が完了し自宅にSIMカードが届いたら、端末にSIMカードを挿入し開通手続きをしなければなりません。

開通手続きと聞くと何だか難しそうですが、手順は同梱のパンフレットに記載があり、公式サイトを含めWEBにはたくさんの情報があります。

難易度的にはとても簡単ですが、スマホやネットに関して全くの無知である場合は難しいでしょう。

そんな人には店舗でのサポートが受けられる以下の格安SIMをおすすめします。

・楽天モバイル
・UQモバイル
・ワイモバイル

キャリアの災害用伝言板サービスが使えない

格安SIMでは、大規模な災害時に役立つ音声伝言サービスの一部が使えません。

災害時に「171」に発信することで音声を録音できる機能は大手キャリアが提供しているため、格安SIMでは利用できないのです。

ただしインターネットを利用して文字を残せる「web171」は利用できるので、頭の片隅に入れておきましょう。

「web171」と「171」には互換性があるので、どちらで登録された情報をどちらでも再生できます。

災害時のサービスが一部使えないことは格安SIMのデメリットとして把握しておくべきですが、有事の際に第一選択となるのは使い慣れたLINEやTwitterなどのSNSではないでしょうか。

そのため「171」による音声登録ができないことは、格安SIMの致命的なデメリットとまではいえないでしょう。

ちなみに「格安SIMだと災害時に電話が繋がらない」といった情報を目にすることがありますが、これは間違いです。

格安SIMは大手キャリアと回線を共有しているので、電話の繋がりやすさで大手キャリアとの差はありません。

後悔しない格安SIMの選び方

格安SIMを選ぶ際に後悔しないコツは、自分がなにを重視するのかを明確にしておくことです。

たとえば重視するポイントとしては、以下のようなものが予想されます。

・月額料金を安くしたい
・通信速度は高速じゃなければいけない
・データ容量は使い放題がいい
・電波の繋がりやすさを重視したい
・最新の端末を購入したい
・とにかく安い端末がほしい
・対面でのサポートを受けたい

残念ながら、大手キャリアか格安SIMかに関わらず全ての希望を叶えるブランドはありません。

そのため自分がどのポイントを重視するのか、優先順位を付けてイメージしておきましょう。

後悔したくない!おすすめの格安SIM10選

さまざまなニーズに応えるため、特色のある格安SIMを10社ピックアップしました。

格安SIM楽天モバイルahamoLINEMO
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UQモバイルワイモバイルOCNモバイルONEmineoHISモバイルIIJmioNUROモバイル
月間データ容量使った分だけ20GB3GB
20GB
3GB
15GB
25GB
3GB
15GB
25GB
500MB
1GB
3GB
6GB
10GB
1GB
5GB
10GB
20GB
1GB
3GB
7GB
20GB
2GB
5GB
10GB
15GB
20GB
3GB
5GB
10GB
20GB
月額料金(税込)3GBまで:1,078円
20GBまで:2,178円
20GB以上:3,278円
2,970円3GB:990円
20GB:2,970円
3GB:990円〜
15GB:2,090円〜
25GB:2,970円〜
3GB:990円〜
15GB:2,090円〜
25GB:2,970円〜
500MB:550円
1GB:770円
3GB:990円
6GB:1,320円
10GB:1,760円
1GB:1,298円
5GB:1,518円
10GB:1,958円
20GB:2,178円
1GB:550円
3GB:770円
7GB:990円
20GB:2,190円
2GB:850円
5GB:990円
10GB:1,500円
15GB:1,800円
20GB:2,000円






3GB:792円
5GB:990円
10GB:1,485円
20GB:2,090円or2,699円
使用回線楽天モバイルドコモソフトバンクauソフトバンクドコモドコモauソフトバンクドコモドコモauドコモauソフトバンク
支払方法クレジットカード
デビットカード
口座振替
クレジットカード
デビットカード
口座振替
クレジットカード
デビットカード
口座振替
クレジットカード
デビットカード
口座振替
クレジットカード
デビットカード
口座振替
クレジットカード
デビットカード
口座振替
クレジットカード
デビットカード
口座振替
クレジットカードクレジットカードクレジットカード
主なキャンペーン「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」ほか「じゃじゃんとじゃんじゃんもらえちゃう祭り」ほか「ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン」ほか「最大13,000円ポイント還元キャンペーン」ほか「乗り換えで最大11,000円分還元」ほか「端末購入で最大17,000ポイント還元キャンペーン」ほか「端末大特化セール」ほか

「複数回線同時申込で最大8,250円キャッシュバック」ほか
「スマホ大特価セール」ほか「現金18,000円キャッシュバック」ほか

各社の詳しい特徴については以下で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

楽天モバイル|最新のiPhoneをお得に買える

出典:楽天モバイル
データ容量3GBまで20GBまで20GB以上
基本料金(税込)1,078円2,178円3,278円
使用回線楽天モバイル
通話料金22円/30秒(税込)※「Rakuten Link」アプリ利用で無料
オプション「故障紛失保証 with AppleCare Services」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM
実店舗1000店舗以上
支払方法クレジットカード・デビットカード、口座振替
主なキャンペーン「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」ほか

楽天モバイルは第4のキャリアとしてサービスを提供しており、専用アプリによる無料通話やどれだけ使っても3,278円という料金プランが魅力的です。

「建物内の電波が悪い」という自社回線特有のデメリットはあるものの、他社には真似できないサービス内容です。

また楽天モバイルはiPhoneの販売に力を入れており、最新機種が全キャリアのなかで最安価格で販売されています。

さらに「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」を利用すれば、実質2.4万円引きで購入できるのでおすすめです。

「使い放題のプランがいい」「最新のiPhoneを使いたい」というユーザーにぴったりの格安SIMでしょう。

ahamo|ドコモの高速回線をたっぷり使いたい人向け

出典:ahamo
基本料金(税込)データ容量かけ放題
2,970円20GB5分以内のかけ放題
使用回線docomo
速度制限時の通信速度1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「大盛りオプション(+80GB):1,980円」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM
実店舗なし
支払方法クレジットカード・デビットカード、口座振替
主なキャンペーン「じゃじゃんとじゃんじゃんもらえちゃう祭り」ほか

ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」は、ドコモの高品質な回線をそのまま利用できる安心の格安SIMです。

料金プランはデータ容量20GB、5分以内かけ放題付きで月額2,970円(税込)とリーズナブル。

20GBで足りないユーザーには、データ容量を100GBに増量できる「大盛りオプション(1,980円)」がおすすめです。

動画やゲームをたっぷり楽しみたい人におすすめできる格安SIMといえるでしょう。

LIMEMO|LINEの年齢認証に対応

出典:LINEMO

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プラン名基本料金(税込)データ容量LINEギガフリー
ミニプラン990円3GB
スマホプラン2,970円20GB
使用回線ソフトバンク
速度制限時の通信速度スマホプラン:1Mbps、ミニプラン:300kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「5分以内かけ放題:550円」ほか
5G通信あり(無料)
キャンペーン「ミニプランの基本料金8ヶ月実質無料」ほか
eSIM
実店舗なし
支払方法クレジットカード・デビットカード、口座振替
主なキャンペーン「ミニプラン基本料最大半年間実質無料キャンペーン」ほか

LINEMOは、ヘビーユーザー向けの「スマホプラン(20GB)」とライトユーザー向けの「ミニプラン(3GB)」の2つから選べるのが特徴的な格安SIM。

ahamoにはないライトユーザー向けのプランは「データ通信はあまり使わない」というユーザーにぴったりです。

また、LINEMOはキャンペーンによるポイント還元額の大きさが嬉しいポイント。

両プランともに高額なポイントバックキャンペーンが用意されており、契約後の実質料金が安くなるのでおすすめです。

UQモバイル|通信速度と店舗サポートが好評

出典:UQmobile
プランSML
データ容量3GB15GB25GB
基本料金(税込)1,628円2,728円3,828円
割引後(税込)990円2,090円2,970円
使用回線au
速度制限時の通信速度プランS:300kbps、プランM or L:1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「データ増量オプションⅡ:550円」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM
実店舗2700店舗以上
支払方法クレジットカード・デビットカード、口座振替
主なキャンペーン「最大13,000円ポイント還元キャンペーン」ほか

UQモバイルはauサブブランドで、高品質な回線と充実の店舗数による手厚いサポートが魅力の格安SIMです。

光回線やホームルーターなどの固定回線と同時契約することで基本料金が大幅にお得になります。

ただし、割引前の料金は格安SIMにしては割高なので事前の確認が必須です。

「月額料金を安くしたいけど店舗がないのは不安」という人はUQモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。

ワイモバイル|激安セット端末が魅力的

出典:ワイモバイル
プランSML
基本料金(税込)2,178円3,278円4,158円
2回線目以降(家族割)990円2,090円2,970円
データ容量3GB15GB25GB
使用回線SoftBank
速度制限時の通信速度プランS:300kbps、プランM or L:1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「データ増量オプション:550円」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM
実店舗2700店舗以上
支払方法クレジットカード・デビットカード、口座振替
キャンペーン「乗り換えで最大11,000円分還元」ほか

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、前述したUQモバイルに料金プランが似ています。

ただしUQモバイルでは固定回線サービスの同時契約が条件だったのに対し、ワイモバイルは複数人の同時契約で適用される家族割を採用。

UQモバイルと同じく割引前の料金は格安SIMとしては割高なので、単身での契約の場合は慎重に検討しましょう。

またオンラインストア限定で購入できる、以下の一括1円端末が魅力的です。

・Libero 5G II
・Libero 5G III
・かんたんスマホ2+

「最新端末はいらない」「端末にお金をかけたくない」という人におすすめできる格安SIMです。

OCNモバイルONE|ライトユーザー向け格安SIM

出典:OCNモバイルONE
データ容量500MB1GB3GB6GB10GB
基本料金(税込)550円770円990円1,320円1,760円
使用回線ドコモ
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「完全かけ放題:1,430円」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM×
実店舗100店舗以上
支払方法クレジットカード
主なキャンペーン「端末購入で最大17,000ポイントキャンペーン」ほか

OCNモバイルONEはNTTドコモのグループ会社「エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社」が運営している格安SIMブランドです。

データ容量は最大でも10GBなので、スマホライトユーザー向けの格安SIMといえるでしょう。

ドコモの安定した回線を使いたいけど、ahamoではデータ容量が余りすぎるという人におすすめです。

またOCNモバイルONEは取り扱い端末の種類が豊富で、端末セットキャンペーンも頻繁に行われています。

mineo|複数の使い放題プランが魅力的

出典:mineo
データ容量1GB5GB10GB20GB
基本料金(税込)1,298円1,518円1,958円2,178円
パケット放題 Plus+385円+385円無料無料
使用回線ドコモ、au、ソフトバンク
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「パケット放題 Plus:385円」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM
実店舗195店舗
支払方法クレジットカード・デビットカード、口座振替
口座振替のWEB申し込み
主なキャンペーン「端末大特化セール」ほか

株式会社オプテージが提供するMVNOキャリア「mineo」は、選べる3つの回線と「パケット放題 Plus」によるデータ使い放題が魅力です。

基本プラン「マイピタ」に月額385円の「パケット放題 Plus」をオプションとして追加すると、1.5Gbpsと中速であるもののデータ通信が使い放題になります。

また平日12時台の通信速度が制限される代わりに使い放題となる「マイそく」は、他社にはないユニークなプランです。

毎月多くのデータ容量を消費している人は、mineoの使い放題プランを利用することで月額料金を大幅に抑えられる可能性があります。

さらに、mineoではドコモ・au・ソフトバンクの3回線から好きな回線を選んで契約できるので、SIMロック端末のロック解除は必須ではありません。

初心者が最初に越えなければならない「キャリアロックの解除」というハードルを無視できるのは大きなメリットでしょう。

HISモバイル|7GB990円は業界最安値

出典:HISモバイル
データ容量1GB3GB7GB20GB
月額料金(税込)550円770円990円2,190円
使用回線ドコモ
速度制限時の通信速度128kbps
通話料金9円/30秒(税込)
オプション「5分かけ放題:500円」ほか
5G通信なし
eSIM
実店舗111店舗
支払方法クレジットカード
主なキャンペーン「複数回線同時申込で最大8,250円キャッシュバック」ほか

HISモバイルは、認知度は高くないもののデータ通信料と通話料のコスパが抜群の格安SIMです。

特におすすめできるのは7GBで月額990円のプランで、すべての携帯キャリアのなかでもダントツのコストパフォーマンスとなっています。

以下の表は、HISモバイルの7GBプランと他社の同価格帯プランを比較したものですが、HISモバイルのコスパの良さが一目瞭然です。

スマホ会社HISモバイルNUROモバイルLINEMOpovo2.0楽天モバイルイオンモバイル
データ容量7GB5GB3GB3GB3GB3GB
基本料金990円990円990円990円1,078円1,078円

さらに通話料金9円/30秒(税込)というのも業界最安値のため、「とにかく携帯代を抑えたい」という人におすすめです。

IIJmio|最安値プランを2つ保有の良コスパブランド

出典:IIJmio
データ容量2GB4GB8GB15GB20GB
データ容量(2023/4/1以降)2GB5GB10GB15GB20GB
基本料金(税込)850円990円1,500円1,800円2,000円
使用回線ドコモ、au
速度制限時の通信速度200kbps
通話料金11円/30秒(税込)
オプション「5分以内かけ放題:500円」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM
実店舗あり
支払方法クレジットカード
主なキャンペーン「スマホ大特価セール」ほか

株式会社インターネットイニシアティブが提供する「IJmio」は、料金プラン全体のコストパフォーマンスに優れた格安SIM。

その証拠に15GBの基本料金はすべての携帯キャリアのなかで最安値です。

さらに2023年4月1日からは、価格はそのままで基本データ容量4GBプランが5GBに、8GBプランが10GBに増量します。

これによって5GBプランにおいてもすべての携帯キャリアのなかで最安値となる予定です。

小容量から大容量まで満遍なくコスパが良いので、毎月のデータ使用量がわからないという人も安心して利用できます。

NUROモバイル|大手キャリア並みの回線品質

出典:NUROモバイル
プラン名VSプランVMプランVLプランNEOプラン LiteNEOプラン
データ容量3GB5GB10GB20GB20GB
基本料金(税込)792円990円1,485円2,090円2,699円
使用回線ドコモ、au、ソフトバンク
速度制限時の通信速度200kbps ※NEOプランは1Mbps
通話料金22円/30秒(税込)
オプション「5分以内かけ放題:490円」ほか
5G通信あり(無料)
eSIM×
実店舗なし
支払方法クレジットカード
主なキャンペーン「現金18,000円キャッシュバック」ほか

SONYグループが提供する「NUROモバイル」は、ライトユーザーからヘビーユーザーに向けた幅広いプランを低価格で提供している格安SIM。

特に注目したいのは、月間20GBが使える「NEOプラン」と「NEOプラン Lite」です。

NEOプラン専用回線とSONYのAI技術によって、格安SIMにありがちな通信速度の不安定さを解消しています。

「月額料金は抑えたいけど通信速度は妥協したくない」という人にピッタリのプランです。

また、今なら「NEOプラン」への申し込みで現金18,000円がキャッシュバックされるので、是非この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

格安SIMのデメリットに関するよくある質問

Questions and answers. Q & A

格安SIMのデメリットに関するよくある質問は以下の通りです。

Q1:格安SIMにすると何が変わるの?
Q2:格安SIMの電波が悪いのはなぜ?
Q3:SIMのみ契約するデメリットはある?
Q4:格安SIMのメリットを簡単に説明してほしい

申し込みの前に目を通しておくことで、自分に適切な格安SIMを選択できるでしょう。

Q1:格安SIMにすると何が変わるの?

大手キャリアから格安SIMにすると、月額料金を大幅に削減できます。

使用するデータ容量や契約中のプランにもよりますが、月額料金は大手キャリアの半額以下になることも珍しくありません。

通信費の節約目的で格安SIMを検討している人は、大いに期待していいポイントといえます。

Q2:格安SIMの電波が悪いのはなぜ?

勘違いしている人が多いですが、大手キャリアと格安SIMの回線は同じなので電波の良し悪しに差はありません。

ただし、格安SIMは混雑する時間帯の通信速度が不安定であることは事実です。

ちなみに楽天モバイルだけは自社の回線を使用しているため、「建物内の電波が悪い」というデメリットがあります。

Q3:SIMのみ契約するデメリットはある?

端末を購入せずにSIMのみ契約することは経済的であり、特にデメリットはありません。

ただし「使用予定の端末にSIMロックは掛かっていないか」「格安SIMで使える端末なのか」などの確認は必須です。

Q4:格安SIMのメリットを簡単に説明してほしい

なんと言っても格安SIMの最大のメリットは月額料金の安さです。

使用するデータ容量や契約中のプランにもよりますが、大手キャリアの半額以下になることは珍しくありません。

場合によっては、月額料金が大手キャリアの3分の1以下になる人もいるでしょう。

その一方で、使い心地に関しては大手キャリアとほとんど変わらないのが格安SIMの魅力です。

デメリットを理解して自分に適した格安SIMを選ぼう

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格安SIMにはさまざまなデメリットがありますが、それが実際にユーザーに悪影響を及ぼすかどうかは別の話です。

たとえば「端末は中古派」という人にとって「端末のラインナップが少ない」という格安SIMのデメリットは気になりません。

「スマホは電話さえできればいい」という人にとって「通信速度の不安定さ」は気にならないでしょう。

各ブランドごとにメリットやデメリットは異なるので、自分がなにを重視するかで適切に選んでいけばよいのです。

そうすれば、格安SIMのデメリットで後悔する可能性は低くなるでしょう。

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