「IIJmioで名義変更はできる?」「名義を変えたいときはどうすれば良い?」「名義を変えられるおすすめの格安SIMは?」
IIJmioの利用者の中には、上記のように名義変更のことで疑問を持つ方もいるでしょう。
結論としては、IIJmioでは基本的に名義変更をすることはできません。ただし、特定の場合には名義変更が可能となります。
今回の記事では、名義変更ができる場合とその方法について解説します。名義変更に対応しているおすすめの格安サービスも紹介するのでぜひ参考にしてください。
- IIjimoで名義変更はできるのか
- IIjimoで名義変更ができる場合
- IIjimoで名義変更したい場合の対策方法
- 名義変更が可能なおすすめ格安サービス
目次
IIJmioで名義変更は原則として不可
IIJmioでは、原則として名義変更は不可能となっています。親御さんが契約したスマホを自分の名義に変えたい場合や、結婚を機に家族で契約をまとめたい場合など、スマホを利用していて名義変更が必要な場面は少なくありません。
しかし、契約者の変更には対応していないので注意が必要となります。親が支払っていたスマホを自立後に自分の名義に変更することはできません。また、結婚後に配偶者名義で一括の契約をすることも不可です。
ただし、特定の場合であれば名義変更ができます。名義を変えるための方法も存在するので、どうしても変えたい方は試してみるのも良いでしょう。
IIJmioで名義変更ができる場合
IIJmioで名義が変えられる場合としては、以下の2つが挙げられます。
- 氏名変更された場合
- 契約者に不幸があった場合
原則として変更には対応していませんが、この2つの場合については名義を変えることが可能です。
以下では、上記の2つの場合の変更手続きについて解説するので参考にしてください。
①:氏名変更された場合
契約している本人の氏名が変わった場合は名義を変えられます。契約者を変更するのではなく、結婚などの理由で同一人物の氏名が変わったのであれば手続きが可能です。
注意点として、結婚したからといって配偶者の名義を使うことはできません。あくまでも、契約者本人の氏名が変更できる点は忘れないようにしましょう。
実際の変更の手続きはマイページから行います。オンラインで簡単に手続きできますが、変更には本人確認のための書類の提出が必要です。手続きをする際は、本人確認書類としてマイナンバーカードや運転免許証を前もって用意しておくと良いでしょう。
マイページで新しい氏名を登録し、本人確認書類をアップロードすると変更の手続きは完了です。名義が切り替わっているかマイページで確認できるので、手続きを終えたらチェックしておきましょう。
②:契約者に不幸があった場合
契約者に不幸があった場合についても、名義を変えることができます。契約している本人が亡くなった場合、解約するか契約を継続するかの選択が可能です。
継続してサービスを利用したい方は、遺族が新しい契約者となって契約を承継できます。サービスを必要としないならそのまま解約することも可能です。
契約を承継したい場合は手続きが必要となりますが、マイページからの申し込みはできません。承継の手続きについては、サポートセンターに直接電話で連絡を取る必要があります。
電話で承継の手続きを依頼した上で、死亡を証明する戸籍謄本や新しい契約者の本人確認書類などを提出しましょう。新しい契約者が相続できると認められた場合のみ契約を承継することが可能です。
IIJmioで名義変更したい場合の対策方法
名義を切り替えたい場合の対策としては、以下の2つの方法があります。
- 解約して新規契約をする
- 名義変更可能な他社に乗り換えてIIJmioへ再契約
具体的にどのような手順で変更ができるのかみていきましょう。
①:解約して新規契約をする
名義を変えたい場合の対策のひとつが、一度解約した後で新規契約をすることです。現在の名義を解約してしまえば新規契約ができるので、そのときに新しい名義で契約できます。解約と新規契約の手間はかかりますが、確実に名義を変えることが可能です。
ただし、現在契約している名義を解約することになるので、今の電話番号が使えなくなる点には注意が必要です。それまでと同じ電話番号を続けて使いたい方にはこの方法はおすすめできません。また、一旦解約をするのでアプリなどの引き継ぎの設定もきちんとしておく必要があります。
電話番号が変わっても困らない方は、この方法を使って名義を変更するのがおすすめです。
②:名義変更可能な他社に乗り換えてIIJmioへ再契約
名義変更に対応している他社に乗り換えてから再度契約する方法もあります。ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアや、特定の格安SIMでは変更可能です。
方法としては、まず名義を変えられる他社に乗り換えます。他社で名義を変えることができたら、次はIIJmioに乗り換える形で再度契約をしましょう。この方法であれば電話番号を継続して使うことが可能です。
ただし、一時的とはいえ他社に契約を切り替えることになるので、契約事務手数料などさまざまな費用がかかることになります。
多少費用がかかっても構わない方や、現在利用している電話番号を引き継ぎたい方はこちらの方法を選択すると良いでしょう。
名義変更が可能なおすすめ格安サービス
上述した通り、IIJmioは契約したままでは名義を変えることはできません。しかし、変更に対応している他社に一度乗り換えることで名義を変えられます。
名義を変えることができる格安サービスの中で、おすすめとして挙げられるのが以下の2つです。
- 楽天モバイル
- mineo
ここからは、この2つのサービス概要や変更にかかる手数料について解説します。
楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天モバイル株式会社が提供する格安SIMサービスです。格安SIM会社のように大手通信会社の回線を利用するのではなく、自社独自の回線を用意しています。
独自の回線ではあるものの、現在では日本全域の96%で利用することが可能です。容量が制限されていないことも利点で、データ通信の利用頻度が高い方も使用しやすいでしょう。
また、楽天モバイルでは名義を変えることが可能です。そのため、名義を変えるための乗り換え先の候補として考えられます。
ただし、名義変更の際に手数料として3,300円がかかることを覚えておきましょう。
mineo
mineoは、株式会社オプテージが提供する格安SIMサービスです。サービス開始時はau回線のみを利用していましたが、現在はドコモ回線及びソフトバンク回線も選択できます。
そのため、どのキャリアの端末を利用していても乗り換えやすいのが特徴です。料金面で見ても使いやすく、データ通信のみであれば月880円から利用できます。
また、mineoも名義を変えることができる会社のひとつです。他人名義に変える場合は3,300円の手数料が必要ですが、家族間で変えるのであれば変更の手数料がかかりません。
iijimoの名義変更まとめ
この記事ではIIJmioの名義変更について解説しました。基本的にIIJmioでは名義変更はできませんが、以下の場合は可能です。
- 氏名が変更された場合
- 契約者に不幸あった場合
上記に当てはまらない方は、以下の方法で対策できます。
- 解約して新規契約をする
- 名義変更可能な他社に乗り換えてIIJmioへ再契約
①の場合は最小限の手間で名義を変更できますが、今の電話番号が使えなくなります。電話番号を変えたくない場合は②の方法で対策しましょう。
名義変更のための乗り換え先には以下の2社がおすすめです。
- 楽天モバイル
- mineo
上記の2社を利用して名義変更をしましょう。