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【mineo】ガラケー・ガラホでもSIMは使える?対応機種や注意点を解説

関西電力グループが運営する格安SIM・mineo(マイネオ)。リーズナブルな価格と、多様なプランで多くのユーザーから愛されているサービスです。

mineoは対応している機種が豊富で、その中にはガラケー・ガラホも含まれます。そこでこの記事では、mineoが使える機種についてご紹介します。

mineoでガラケー用に契約をするメリット・デメリットも併せてご説明しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読んでわかること
  • mineoのSIMはガラケーでも使えるか
  • mineoで使えるガラケー・ガラホの機種
  • ガラケーでmineoを使うデメリット
  • mineo以外に契約できる格安SIM

mineoはガラケー・ガラホでも使える?

出典:mineo.jp

結論から言うと、mineoはガラケーやガラホでも利用可能です。しかし、一部の機能が制限されたりと、mineoの良さを十分に活用できない可能性が高いです。

思い切って端末ごと乗り換えることも視野に入れて、検討することをおすすめします。

mineoで対応しているガラケー・ガラホ

mineoで対応しているガラケー・ガラホについてご紹介します。年々、対応しているガラケーの種類は減っています。特に、メーカー側が動作保証をしている機種はごく僅かであることをご理解のうえご覧ください。

2022年現在に対応しているガラケー・ガラホ一覧

現在、mineoで対応確認がとれているガラケー・ガラホは以下の通りです。

mineo対応のガラケー・ガラホ
  • らくらくホン(F-01M)
  • かんたんケータイ(KYF38、KYF36)
  • AQUOS K(SHF34、SHF33、SHF32)
  • AQUOSケータイ(SH-01J)
  • P-smart(P-01J)
  • GRATINA 4G
  • GRATINA(KYF37)
  • TORQUE X01
  • MARVERA(KYF35)

らくらくホンなどのシニア向け端末・au端末をメインにドコモ端末も少々、といったラインナップです。

2021年2月よりAプランの「nano SIM」「microSIM」の新規契約が終了

2021月2月には、Aプランで提供していた「nanoSIM」「microSIM」の新規契約が終了しました。

それに伴い、上記のSIMタイプの端末への契約は完全に不可能となりました。具体的には、シャープから販売されているAQUOS K・SHF31などが挙げられます。

mineoでガラケー・ガラホを契約する際の注意点

mineoでガラケー・ガラホ用にSIMを契約する際の注意点をご紹介します。注意点は大別して、以下の4点。

mineoを契約する際の注意点
  • 専用アプリが使えないのでmineoのメリットを使いきれない
  • 機種によってキャリアの提供するメールが使えない
  • SIMロックの解除が必要な機種がある
  • 機種と回線の会社が一致しないと繋がらないことがある

次の見出しでは、契約する際の注意点について詳しくご紹介していきます。

専用アプリが使えないのでmineoのメリットを使いきれない

まず、ガラケーの場合はアプリを入れることができません。mineoにはユーザー向けの専用アプリが用意されています。

「mineoアプリ」内ではmineoユーザーがパケットを分け合う機能や、データ通信量の調整機能などがあり活用すれば非常にお得に利用が可能。

また、「mineoでんわ」アプリから電話をかけると、通常22円/30秒のところ10円/30秒と国内通話を54%OFFでお使いいただけます。

しかしアプリに非対応のガラケーの場合には、追加機能の恩恵は一切受けられません。mineoの良さが損なわれる、惜しいポイントです。

機種によってキャリアの提供するメールが使えない

mineoに契約をすると、「@mineo.jp」というメールアドレスが1つ発行されます。しかし、このメールアドレスはPCメールと同等の扱いです。

ガラケーの場合には、本体のメールボックスから直接確認することはできないのでご注意下さい。先程ご紹介した端末は全てmineoメールは全て非対応の端末です。

もし、ガラケーからメールを確認するとなると、Gメールにmineoのメールを登録→ブラウザからメールボックスを確認…という手順になります。

SIMロックの解除が必要な機種がある

ドコモで購入した機種をドコモ以外の回線で使用するには、SIMロックの解除が必要な場合があります。

SIMフリー端末でない限り、端末を購入した会社以外が提供する回線には繋がりません。mineo契約前に、キャリアからSIMロックの解除を行いましょう。

また、APN設定ができない機種の場合はmineo自体が使えない可能性があります。契約前には必ず対応端末を確認し、動作確認済みの端末を用意しましょう。

機種と回線の会社が一致しないと繋がらないことがある

電波には周波数帯が存在し、大手3キャリアはそれぞれ違う周波数に対応をしています。

例えば、ソフトバンクで購入した端末にドコモのSIMを挿入するなど、本来とは異なる方法で使うとしっかりと電波をキャッチできず通信が不安定になることがあります。

mineoでは、大手3キャリアの回線の中から1つを選んで契約することが可能です。よって、購入した会社と同じ会社の回線を選択するようにしましょう。

ガラケーでも使える格安SIMは他になにがある?

mineo以外にもガラケーで使える格安SIM会社は存在します。ここではおすすめの格安SIM会社を2社ご紹介。料金プランなども比較して検討してみてください。

UQモバイル

出典:uqwimax.jp

UQモバイルでは、複数のケータイ端末の動作確認が行われています。現在、公式に発表している対応端末は以下の通りです。

UQモバイルで対応しているガラケー・ガラホ
  • KYOCERA DIGNO Phone
  • FCNT らくらくホン F-01M
  • KYOCERA カードケータイ KY-01L
  • KYOCERA GRATINA 4G KYF31
  • SHARP AQUOS K SHF33/SHF32

UQモバイルのSIMのみを契約した場合の、料金表は以下の通りです。

くりこしプランS +5GくりこしプランM +5GくりこしプランL +5G
月額基本料1,628円2,728円3,828円
通信データ/月3GB15GB/月25GB/月
データ容量超過時最大300Kbps最大1Mbps最大1Mbps

上記のプランにプラスして、ユーザーにあった通話オプションをつけることも可能です。つけられる通話のオプションは以下の通り。

通話パック(60分)かけ放題(10分/回)かけ放題(24時間いつでも)
オプション料金550円/月770円/月1,870円/月
おすすめな人時々長電話をする方短時間の通話が多い方たっぷり通話をしたい方

また、2021年9月から終了日未定で、「増量オプションⅡ」が1年間無料になるキャンペーンを行っています。くりこしプランSでは通常より+2GB、くりこしプランM・Lでは+5GBが追加されます。

キャンペーン期間終了後には、月々550円が基本料金に上乗せされます。

Yモバイル

出典:ymobile.jp

Yモバイルでは、現在もガラケーの端末販売を行なっております。ただし、Yモバイルの提供するSIMは、販売しているガラケー以外での動作確認が行われていません。端末とSIMをセットで購入することをおすすめします。

Yモバイルで取り扱っているガラケーは以下の3種です。

Yモバイルで対応しているガラケー・ガラホ
  • KYOCERA DIGNO® ケータイ3
  • SHARP AQUOS ケータイ3
  • セイコーソリューションズ Simply

Yモバイルのプラン料金表は以下の通りです。

シンプルSシンプルMシンプルL
月額基本料2,178円3,278円4,158円
通信データ/月3GB
(データ増量オプション時5GB)
15GB
(データ増量オプション時20GB)
25GB
(データ増量オプション時30GB)
データ容量超過時最大300Kbps最大1Mbps最大1Mbps

上記の料金にプラスして、機種代金が10,800〜18,000円(機種による)が月々分割で上乗せされます。分割回数は一括・24回払い・36回払いの中から選択可能。

追加オプションとして「データ増量オプション」というものが用意されています。このサービスは、いま契約すれば1年間無料で利用でき、1年経過後以降は月々550円で利用いただけます

mineoのガラケーまとめ

mineoでは一部ガラケー・ガラホには対応しているものの、サービスを十分に使いきることはできません。

特に格安SIMならではの専用通話アプリなどが使えないという点では、あまりおすすめできません。今後ガラケーの需要は減り、スマホ向けのサービスが充実していくことが予想されます。

ガラケーを選ぶ理由が安いから、ということであれば思い切ってスマホに機種変更をする方がお得になるかもしれません。

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