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【povoのeSIMについて解説!】契約方法やメリット、使う際の注意点などを紹介!

「povoでeSIMを契約する方法が分からない」「メリットや使う際の注意点について知りたい」

上記のような疑問を持っている方も多いでしょう。

この記事では、povoでeSIMを利用するメリットや注意点、契約の流れなどについて紹介します。

この記事を読むことで、povoでeSIMを契約するかどうかの判断に役立ちます。これから利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

povoで使るeSIMとは?

eSIMとは、データを端末本体にインストールすることで使用できるSIMカードのことです。povoはauが提供している格安プランで、通常のSIMカードの他にeSIMも利用できます。

通常のSIMカードは、端末本体にカードを差し込む必要がありますが、eSIMは差し込こむ必要がありません。

インストールするだけで使るので、申し込みから利用開始までの時間が速いです。

eSIMは今までデータ通信専用のIIJmio、楽天モバイルなどでしかサービス提供されていませんでした。しかし、povoやLINEMOなどの大手キャリアでもサービス提供を始めたので、徐々に普及していくと考えられます。

povoが使えるesim対応端末を紹介

povoが使えるeSIMに対応した機種は、以下になります。

  • iPhone 13 シリーズ
  • iPhone 12 シリーズ
  • iPhone 11 シリーズ
  • iPhone 11 シリーズ
  • iPhone SE第2世代
  • iPhone XS・XS Max
  • iPhone XR
  • Pixel 5

povoでは今のところ端末を販売する予定がなく自分で用意する必要があります。以下、自分で端末を用意する方法です。

  • auでpovoに対応する端末を新しく購入する
  • au以外でpovoに対応する新しい端末を購入する
  • 今使っているスマホをそのまま使う
  • 他のキャリアで購入したスマホを使う

おすすめは、auの店舗またはオンラインショップでpovoに対応する端末を購入する方法です。auで購入してpovoに乗り換えてる場合は、分割払いのまま支払いを継続できます。

また SIMロック解除が不要なので、面倒な手続きをせずに利用できます。au以外のキャリアでpovo対応の端末を購入する場合は、SIMフリーに対応している端末をApple Store・Amazon・メルカリ・ヤフオクなどで購入しましょう。

これからpovoを利用検討している方は、上記で紹介した4つの方法から購入しましょう。

povoでeSIMを使う3つのメリット

ここからは、povoでeSIMを利用すると得られるメリットについて見ていきましょう。メリットは以下の3つです。

  • SIMカードを差し替えなくも使える
  • 2つの回線から利用できる
  • 購入から利用開始までの時間が速い

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

メリット①:SIMカードを差し替えなくても使える

eSIMはスマホ本体に個人の契約情報が登録されるので、SIMカードを差し替えなくても使えます。機種変更や電話番号を変えずに会社を乗り換える場合も同じです。

従来では、SIMカードの差し替えに手間がかかります。差し込み方向を間違えSIMカードが壊れたり、スマホ自体が壊れたりする場合もありました。

しかし、eSIMではQRコードを読み取るだけで簡単に契約情報の書き換えができます。

SIMカードの差し替えする手間が省け、破損のリスクを回避できることは大きなメリットだと言えます。

メリット②:2つの回線から利用できる

eSIM対応端末では、1つで2回線契約できます。eSIMに対応しているスマホには、SIMカードを挿入できるスロットがあります。

つまり、2回線同時に利用することが可能です。例えば1回線をeSIM、別の回線をSIMカードで契約します。

2回線契約するメリットとしては、スマホの使い分けができたり、プランの良いとこ取りができる点です。

メリット③:購入から利用開始までの時間が速い

eSIMは、購入から利用開始までの時間が速いです。SIMカードの場合、オンラインで申し込みをして自宅にカードが届くまで待つ必要があります。

一方、eSIMの場合は、契約後にQRコードを読み込むだけ利用できるので、利用開始までの時間が圧倒的に速いです。

申し込みをしてから、すぐにスマホを利用したい方にはメリットがあると言えます。

povoでeSIMを使う際のデメリット

povoでeSIMを利用する際のデメリットも頭に入れておきましょう。デメリットは以下の2つになります。

  • 自分で端末を用意する必要がある
  • eSIM対応端末が少ない

以下で詳しく解説しているので、利用を検討している方は参考にしてください。

デメリット①:自分で端末を用意する必要がある

povoではスマホの販売は行っておらず、新しく利用する際は自分で端末を用意する必要があります。購入する場合は、以下から探しましょう。

  • auオンラインショップ
  • 本体の公式オンラインショップ
  • 家電量販店
  • インターネットショッピングサイト(Amazon・楽天・メルカリ)
  • 中古スマートフォンショップ など…

なお、auオンラインショップでスマホを購入すると、povoを契約する際のSIMロック解除の手続きが不要になります。

デメリット②:eSIM対応端末が少ない

povoのeSIMに対応している端末は、iPhoneのXS・XR以降かPixel 5など少数に限られます。人によってはスマートフォンを買い替える必要があるでしょう。

povoでeSIMを利用までの流れ

ここからは、povoでeSIMを利用するまでの流れについて見ていきましょう。povoでeSIMを使う場合の、利用開始までの流れは以下のようになります。

  1. STEP

    povo公式サイトを開いてeSIMを発行(PCからの申し込みは不可)

  2. STEP

    MNPの場合、電話かWebサイトで回線を切り替え手続きを行う

  3. STEP

    指示に従い、PCや別のデバイスからプロファイル用URLにアクセス

  4. STEP

    au IDを入力し、QRコードを表示させる

  5. STEP

    スマホの設定アプリから、iPhoneは「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」、Androidは「モバイルネットワーク」→「SIMカードをお持ちでない場合」からSIMのQRコードを読み取る

  6. STEP

    キャリア端末・SIMフリー端末のAndroidを使う人は使うキャリアを設定

  7. STEP

    111へ電話をかけガイダンスを聞き手続き終了

途中でQRコードを表示する必要があるので、上記の作業にはもう1台端末が必要です。また、au以外で購入したAndroidを使う場合は、設定方法が違うので事前に調べておきましょう。

なお申し込む際は、事前に必要書類や情報などを準備しておく必要があります。必要なものは以下になります。

  • SIMロック解除済みの端末
  • 上記以外のスマートフォンやパソコン・タブレット
  • Wi-Fiなどのインターネット環境
  • 本人確認書類
  • povo料金を支払うクレジットカード情報
  • MNP予約番号(他社の電話番号を引き継ぐ場合)

手続きする際は、時間短縮のため事前に用意しましょう。

povoでeSIMを使う際の注意点

povoでeSIMを使う際は、eSIMに端末が対応しているかや事前にSIMロックを解除しておくなどの注意点があります。詳しくは、以下で見ていきましょう。

eSIMに対応している端末か確認

povoでeSIMを使う場合は、その機種がeSIMに対応しているか確認する必要があります。eSIM対応端末はまだ少なく、最新の対応状況をpovo公式サイトの対応端末ページで確認できます。

SIMロック解除してスマホを使いたい人や、中古ショップなどでSIMフリーのスマホを準備する人も必ずeSIMに対応している機種か必ず確認しましょう。

povoのeSIM対応機種は事前にSIMロック解除する必要がある

povoが使えるeSIM対応機種は、事前にSIMロックを解除する必要があります。SIMロックの解除はpovoではなく、乗り換え元のキャリアで手続きできます。

各キャリアでは、Webサイトや店舗での解除の手続きに対応しています。以下、SIMロック解除をする際の問い合わせ窓口になります。

キャリア サイト 受付時間 電話番号 受付時間
ドコモMy docomo24時間ドコモ携帯:151(無料)
一般電話:0120-800-000
9:00~20:00
auMy au9:00~21:30
ソフトバンクMy SoftBank9:00~21:00

docomoは電話からのSIMロック解除ができます。しかし、電話でSIMロック解除ができるのは、「契約者本人が購入した端末のみ」です。家族名義であっても契約者本人が電話をしないとSIMロック解除ができません。

また電話や店舗でSIMロック解除の手続きをすると、手数料3,300円が発生します。無料でSIMロックを解除したい方は、Webサイトで手続きをしましょう。

povoでeSIMを利用したい人におすすめのスマートフォン

povoでeSIMを利用したい方にとって疑問となるのが、どの機種を選択するべきかという点でしょう。ここからは、povoでeSIMを利用できるおすすめスマートフォンを2つご紹介します。

iPhone13・iPhone13 Pro

出典:NTT docomo

iPhone 13およびiPhone 13 Proは、2021年9月に発売開始したiPhoneの最新モデルです。iPhone12から5Gに移行しており、本格的なマルチプレイゲームやARビデオの共有など、様々なことが超高速で対応できます。

端末名iPhone13iPhone13 Pro
CPUA15 BionicA15 Bionic
メモリ4GB6GB

ストレージ容量と価格
128GB:62,100円256GB:69,690円512GB:84,755円128GB:77,280円256GB:84,755円512GB:99,935円1TB:115,000円
画面6.1インチ6.1インチ
バッテリー容量最大19時間のビデオ再生最大22時間のビデオ再生
カメラ広角:12MP(1.6)超広角:12MP(2.4)望遠:12MP(2.8)広角:12MP(1.5)超広角:12MP(1.8)

CPUはいずれも「A15 Basic」になっており、従来のモデルより処理能力がさらに速くなりました。iPhone13は最大512GB、iPhone13 Proは1TBの容量があり、たくさん写真を撮ってもストレージがいっぱいになることがありません。

カメラの性能やバッテリー容量に優れているので、長時間使用したい人や、写真撮影にこだわりたい人にはおすすめです。

pixel5

出典:Softbank

pixel5はAndroidでeSIMに対応している公式端末です。Googleが発売するpixelシリーズの最新作で5Gにも対応しています。動作確認済みで、安全性に優れている点が魅力です。

CPUSnapdragon 765G
価格(Android Store)74,800円
メモリ8GB
ストレージ容量128GB
画面6インチ、2,340×1,080
バッテリー容量4,000mAh
カメラアウトカメラ1,220万画素+超広角レンズ1,600万画素/インカメラ800万画素

pixel5は、自動調整バッテリーを内臓しており、AIが普段ユーザーが携帯をどう使っているかを学習して、効率的に電力を使いバッテリーを長持ちさせます。

また、緊急時に便利な「スーパーバッテリーセーバー」機能を使うと、1回の充電でバッテリーが48時間も保ちます。価格は抑えながらもスペックが高く、ゲームや映像を快適に楽しみたい方にはおすすめであえると言えるでしょう。

povoで使えるesimのまとめ

本記事では、povoでeismを利用する際のメリット・デメリットや契約方法などについて解説しました。

povoでeSIMを使う場合は、データを端末に直接インストールするだけなので、申し込みから利用開始まで早くて1時間ほどで切り替えることが可能です。さらに2回線を1つのスマートフォンで利用できるなど便利な使い分けもできます。

他にもさまざまなメリットを得られるので、ぜひ利用を検討してみてください。

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